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2016年3月19日(土)

新フィアット500ミニインプレ

今日、パーソナルトレーナーのYちゃんに見てもらっているセッションが、ついに上半身の領域に大きく踏み込んだ。
無論、まだまだ下半身も整えていかなければならないが、新たなステップであることは間違いない。
直近の課題は、スイム時に上手く広背筋を使えるようにすること。
おそらく遅筋繊維が少ない、という生来の特性はあるにせよ、改善すべき余地は残されているはずだ。
さすがに明日のマスターズ水泳の大会には間に合わんが!

実は一月ほど前にオートバイに追突されるという災難に遭っており、修理のために入院していたアルファ156SWが3週間ぶりにようやく戻ってきた。
その間、代車としてまさに下ろしたての新車である、新型フィアット500を借りていたのだが、デュアロジックなるミッションがなかなか曲者であった。

フィアット500

以下、あくまで個人的な感覚、感想ですのであしからずご了承ください。

かつてのアルファのセレスピードと同じく、クラッチ1枚の2ペダルMTに当たるわけだが、ATモードだと低速時の変速ショックが大き過ぎて使い難い。
少なくとも同乗者の快適性を守るためには、MTモードでアクセルを抜いたタイミングでシフトアップするのが選択し得る最良の方法。
また、普通のMTと違ってシフトノブの位置で今何速に入っているか確認することはできず、いちいちメーターパネルに視線を移さねばならないから、危険度が上がる。
あとは、うちの周りは急坂が多いので、絶対的なエンジンパワーの不足が多少心許なかったし、些細なことだが、2ドアだと荷物の出し入れもなかなか骨が折れる。
一番のメリットはボディの小ささ。
視界の見切りはいいし、常に1~2人で近距離を動き回るだけなら至便だろう。
ただその場合でも、やっぱりこのクラスのエンジンだと3ペダルのMTの方が圧倒的に敏捷性が増すと思うが...。
アバルトは別として、フィアット500の正規輸入車にはこのデュアロジックしか設定はないみたいだし、今やアルファですら日本仕様では全車種からMTが消えてしまっているのが寂しく、また信じ難い事態である。
日本法人は正気か?
却ってマツダとかホンダとか国内メーカーの方がドライヴィングプレジャーを大事にしているように感じる、少なくとも日本では。


♪ Que Sera, Sera (Whatever Will Be, Will Be) - Sly & The Family Stone