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2019年9月25日(水)

そらみとキャンプ敢行記

ついに念願の、そらみとキャンプを実行した。
これまでグランピングスタイルのテント泊や自宅デッキテラスでのなんちゃってキャンプはあるが、そらみにとってガッチリ野営は初めて。
場所は、今時のキャンプ場としては素朴の極みにあるフリーサイト(でありながらテント持込料は1張3000円とお高め)、ちいさな森キャンプ村にした。
ちなみに妻には「私はベッドで寝るから行ってらっしゃい」と送り出され、そらみと2人旅。


2019年9月24日(火)

世間の3連休が明け、心配していた雨も過ぎ去った様子。
14時過ぎに家を出て、わずか45分ほどでちいさな森キャンプ村に到着。
近い。

到着

これまた究極的にシンプルな説明を管理人のおじさんに受けてから、まずは車でグルリと回って設営場所探し。
管理等上の開けた砂地スペースには既に大人数のファミリー客が入っていたので、下方、川の近くで少し奥まったところにある森林サイトを選択。
テント設営中に気付いたが、やや暗めの林間エリアなので蚊が多いじゃないか。
しまった、蚊取線香の用意は頭になかった。
セッティング後、そらみを連れてサイト内を一回りするついでにスタッフの方に蚊取線香の販売はないかと尋ねたところ、売ってないけど手持ちのやつをどうぞと、袋入りの束をそのままくれた。
ありがたや~。
キャンプ場の脇には東条湖に注ぎ込む鴨川が流れており、その岸辺が広大な草原になっていてめっちゃ気持ち良い。
そらみも非常に楽しそうに駆け回っていた。

設営完了早速川に浸かる落ちるなよ~河畔の草原を駆け回る 大自然のスケールがデカい

そろそろ火の準備に取り掛かるか、と薪拾いをしてみるが、やはり前日までの雨の影響か、乾いたものがほとんど見当たらず、この状況で火を起こせるスキルはないし、まあ薪を買ってまではいいか、と焚火は早々に諦め、購入したばかりの新兵器、ジェットボイルの高速湯沸かし機能の恩恵に与って、アルファ化米の野菜ピラフとコーンスープの夕食を済ませる。
1人でグリルで肉や野菜を焼くのもいいんだが、そらみがいるのでちょっとすべての制御は無理か。
コンビニで買ったドリップコーヒーも外で飲むと美味い。

チェアでパピー座りとても便利なジェットボイル

辺りはもう恐ろしいぐらい真っ暗だし、21時前には寝る準備を整えてテントに潜り込んだが、少し離れたところで時折犬が吠え、そらみも神経を尖らせて反応する。
おまけに、何やらブンブンと威勢のいい羽音を轟かせて結構なサイズの虫がテントにアタックを繰り返してくるじゃないか。
とても開ける勇気はなく、姿は確かめられなかったが、ハチやアブは夜には飛ばないはずだし、だいぶ長い時間飛んでいたから甲虫でもなさそうなんだけど、一体あれは何だったのか?
小動物的な足音がテントの近くを通り過ぎる音は2度ほど聞こえたが、懸念していた獣の襲撃はなし。
そらみはなんやかんやで1時間おきぐらいに何かに反応していたけど...。
太古の人々や今も文明と隔絶された社会で暮らす人たちは、どんな思いで朝の訪れを待っていたのかなあ...などと妄想したり、ベッドや布団のありがたみを再認識したり!
夜半までは暖かく感じたが、日付が変わってからグッと気温が下がってきたようで、途中でメリノウールのベースレイヤーとウィンドブレイカー上下に着替えた。

夜のパトロール 首元のライトがないとどこにいるか分からない巨大な蛾に遭遇してちょっとビビる


2019年9月25日(水)

テントを出たのは7時前かな、素晴らしい秋晴れ、快晴。
昨日はやはり交感神経が働き過ぎていたか、排泄をしなかったそらみだが、朝の散歩では盛大に健康な大小便をして安心だ。
やっぱり河原が気持ち良い。
きのこのパスタの朝飯を喰い、8時45分、現地を後にして西宮の自宅へ帰る。
やっぱり近いなあ。

川の向こうに朝陽が昇るやっぱり駆け回る管理棟上の砂地エリア美味いか?こっちは人間の朝ごはんテント内に吊ったLEDランタンに頭をぶつける

そらみは「やっぱり家が一番」と言っているとかいないとか...。

帰宅直後、母ちゃんの膝の上で落ちる


♪ That's How Strong My Love Is - Otis Redding