海洋空間バンコク随感録




 第10回 ウキウキプーケット   2004.8.24


8月初めにプーケット島へ行ってきました。
プーケットの雨期は6月〜10月。
現在は雨期の真っ只中、
ちょうど今がベストシーズンのサムイ島とは雨期と乾期が逆です。
同じ雨期でもバンコクとプーケットは雨の降り方が違い、
バンコクの雨が短期集中型とすれば、プーケットは長期シトシト型です。

バンコク〜プーケットまでの移動手段には飛行機やバスがあり、
バスで約10時間、飛行機なら約1時間で行けます。
なんと航空券がプロモーション中の時は
バンコク〜プーケット間が片道500バーツ(約1500円)で行けます。
プーケット空港にはお店の情報や地図が載っている
日本語フリーペーパーが数種類あるので確保しておくと便利です。

私たちはプーケットに到着後、島内最大の寺院、ワット・シャロンへ行きました。
境内にはタイ人の参拝者が絶えず訪れ、線香の香りが漂っています。
敷地内の建物には金色の仏像が所狭しと並んでいて不思議な光景です。

ワット・シャロン寺院
金色の仏像がたくさん ワット・シャロン寺院

プーケットの人々は仏教徒が7割、イスラム教徒が2割、
その他の教徒が1割と言われています。
次は島の最南端、プロン・テップ岬へ。
風が強いけど景色がよくて、特に夕暮れ時が人気です。
そしてもう一つの夕日スポットであるカタ・ビュー・ポイントへ。
ホテルが集中している西海岸側のカタノイ・ビーチ、
カタヤ・イビーチ、カロン・ビーチが一望できます。

プーケット観光で一番有名なのがプーケット・ファンタシーのショー&ディナー。
夕方からオープンするテーマパーク?で、
入場券は「ショー」か「ショー+ディナー」のどちらかを予約します。
予約はツアーがお得。
平日のファンタシー・ショーは一日1回、週末は一日2回行われます。
ただしショー会場内へはカメラ持ち込み禁止なので一度会場入口で預け、
ショーが終わったら出口で受け取ります。
座席はゴールド席と普通席があります。
タイの歴史や伝統を演出したものやマジック・アクロバットなどがあり、
なかでもゾウのショーは見所です。
他にもトラ、ニワトリetc…、動物ネタが笑えます。
私はディナーには参加していませんが
ディナー会場のレストランはキンキラキンに輝き目立ちます。
ファンタシー内はお土産物屋、実演コーナー、ゲームコーナーが多く、
人気があるのはゾウ乗りやタイ衣装で記念写真ができるお店です。
現地ガイドに「ディズニーランドみたいだよ」と言われ、かなり期待したのに…。
一回行けば充分かな(笑)。

泊まったタイ様式のホテル
私たちが泊まったタイ様式のホテル

翌日は朝からザーザー降りだったので、遅めの朝食を済ませ、
部屋でまったり過ごし、昼からレンタカーを借りドライブ
まずは私たちの泊まったカマラ・ビーチの隣のパトン・ビーチへ。
パトンはホテルやお土産物屋、レストランがたくさんあるので、
どこのビーチよりも賑わってます。
そしてカロン・ビーチ、カタヤイ・ビーチ沿いを走り、
島の中心地のプーケット・タウンへ。
プーケット・タウンは日本の温泉街っぽいこぢんまりした街並みです。
タウンから走ること40分、
高級ホテルが5つ入っているラグーナ・ビーチリゾートに到着。
私たちの乗ったオンボロジープは場違いだったので(←別に入ってもいいけど)
Uターンしてしまった(泣)。
ドライブ途中、トレッキング中のゾウに出会ったり、
ゾウ横断注意の標識を見つけたり、とっても楽しかったけど、
運転マナーが悪いのが困りモン。
軽トラを改造したタクシーで島内の移動ができますが、
バンコクの物価に慣れてしまった私たちはタクシー代の高さに驚愕。
実はタイで一番物価が高いのがプーケットなのです。
近距離なら乗り合いバスのソンテウが安く、行き先を言ってから値段交渉します。
行き先によってはダメな場合があります。

忘れちゃいけないのがプーケットのシーフード料理。
地元タイ人お勧めの店はかなり遠かったので、パトンのサヴォイ・シーフードへ。

サヴォイ・シーフード・レストラン
サヴォイ・シーフード・レストラン

観光客が多いので値段は高めですが、とても人気があるのでネタが新鮮。
店先にいろんな魚介類や野菜が並び、
その場でネタを選んで希望の調理法を注文します。
座席でメニューを見て注文もできます。
やっぱりエビ料理が人気があり、焼きエビは食べごたえがあります。
南国では遠慮しがちな隠れた人気の生ガキも美味!!
量が多いので注文し過ぎに注意。
シーフード三昧の後に夜のパトンを散歩して
一日の締めくくりにフットマッサージなんていかがです?
ただしアルコールを飲んだ後や、食後30分はマッサージを避けてください。

私が行った時はあいにく波が高く濁っていたのでビーチで泳いでる人は少なく、
サーファーが数人いる程度でしたが、雨期でもコーラル・アイランド
レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」の舞台となったピピ島まで行けば
シュノーケリングはできるようです。
ただし波が高いので船酔いする人は要注意!
私もクラビからピピ島へ渡りましたが最高!

ピピ・レ島
実はピピ島は諸島 これはピピ・レ島

プーケットに行ったことのある友人A子は
「10月に行ったけどビーチもキレイで天気も良くて特にピピ島は最高だったね〜、
綺麗さに見とれて魚の餌のパン持ってプカプカ浮んでたら魚に噛まれて血が出て、
血のニオイでますます魚が寄ってきて必死で泳いで逃げたよ」

って…面白すぎ!
くれぐれもシュノーケリング時は気をつけて。

9月に友人Y子の妹さんがプーケットで挙式されます。
南国での挙式って最高のロケーションですね。






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