海洋空間水槽日誌


2005年9月3日(土)
レオパードトリムを再び60cm水槽Aへ
4つの全水槽、約半分の水量ずつ換水。
明日から3泊4日の旅行なので確実にやっとかねばならない。

ブラックモーリーの稚魚が誕生して産卵箱をセットしてから初めての水換えなので少し大変だ。
そしてさらに、35cm水槽に入れておいたウィローモスにメダカが産卵している。
まだ尻に卵を付けている個体も。
予想通りというか何というか、
子供の頃にも飼っていたメダカが次々に産卵して増えた経験があるから
そんなには驚かなかったけど、思ったよりも早かった、水草を入れてから。
卵の付いているあたりをちぎってモーリー稚魚のいる産卵箱に一緒に入れてみた。

昨晩妻から、60cm水槽Aにスネークヘッドと同居させていた最後のメダカが
ついに姿を消したという報告を受けていたので、この機会に再び3尾入れておく。

そして、ここ数日考えていたオレンジフィンレオパードトリム問題であるが、
スネークヘッドをなめていたという可能性が薄まり、
さらに120cm水槽に戻したら途端にまた背ビレが切れてしまっていたので、再び60cm水槽Aに戻す。
コロコロ引越しさせてすまんな。
今日見た時もスネークヘッドの頭部は擦れたように白くなっていたから、
ますますレオパードの仕業が濡れ衣である見方が強くなったかも。
まさかパラオトシンがなめて攻撃しているということもないと思うが…。

ナイフが体長を計測しやすい位置にいたから測ってみたら、約19cmだった。
デカくなったな。

購入時の倍近くのサイズに成長したナイフフィッシュ

ガーは約34cmだった。

デルヘジに寄り添うショートノーズガー

晩ご飯を食べて帰ってきたら、60cm水槽Aに3尾入れたメダカがもう2尾になっていた。
やるなスネーク。
行った主な作業
・120cm水槽換水(約50%)
・60cm水槽A換水(約50%)
・60cm水槽B換水(約50%)
・35cm水槽換水(約50%)
・オレンジフィンレオパードトリムプレコを120m水槽→60cm水槽Aに移送

2005年9月7日(水)
ショートノーズガーが飛び出し死…
3泊4日の沖縄旅行から帰宅、さて?

部屋に入って電気を点け、
僕がまずは一番心配な小型魚たちの水槽の中を確認しつつよしよしと安心していたら、
遅れて入ってきた妻がわあっと驚きの声を上げた。
何事かと思いきや見ると、なんとショートノーズガーが飛び出し事故死…!
パルマスに引き続きまたもや…。

120cm水槽のガラスぶたの角の隙間には、
握力を強化するエクササイズ用のラバーグリップを置いているのだが、
それがものの見事に吹き飛ばされていた。
たかだか30数センチの魚と思ってバカにしてはいけない、ものすごいパワーなのだな…。
干からび具合から判断するに、飛び出しはおそらく僕たちが出発した当日か翌日ぐらい、
少なくとも2日以上は経っていただろう。
いつもの時間に餌が落ちてこない、
それどころかいつも餌を落としている人間の姿そのものが見えないという状況に、
誰よりも貪欲なヤツはあらん限りのパワーを発揮してジャンプを繰り返していたのだろうか…?

見方によっては一番なついていたとも言えるガーの飛び出し死は、
病気で死に至ることはほぼないと言える頑健な魚なだけに、非常にショッキングな出来事だ…。

これで120cm水槽にいるのはデルヘジ、ナイフ、ブラックアーマード、ホーリーの4尾と、
ちょっと寂しくなってしまった。

他の魚たちはみな無事だった。
一番懸念されていたブラックモーリーの赤ちゃんも元気そうで一安心。

産卵箱の底をつつくブラックモーリーの稚魚

ただ、彼らと一緒に入れていたメダカの卵はみなカビてしまっていた。
ちょっと水の流れが悪かったのかな…。
あるいは無精卵が相当数混じっていて、そこからカビが伝染していったのかもしれない。
死亡した主な生体
・ショートノーズガー×1

2005年9月10日(土)
メダカの卵は放っとこう
全水槽水換えを行う。
120cm、60cmAは約40%、60cmBと35cmは約半分。
異常なし。

35cmメダカ水槽ではまたウィローモスに順調に卵が着き始めているが、
若干面倒なのもあって繁殖はしばらく控えておこうと思う。
行った主な作業
・120cm水槽換水(約40%)
・60cm水槽A換水(約40%)
・60cm水槽B換水(約50%)
・35cm水槽換水(約50%)

2005年9月11日(日)
ブラックモーリー、白点病?
大人のブラックモーリーのうち1尾が白点病っぽい。
うーむ、どうするか…。

白点病を患ったらしいブラックモーリー

2005年9月12日(月)
今しばらく様子見
薬浴用のプラケースは用意したが、
今日見たらブラックモーリーの白点症状はほぼ治まっているではないか。
もうしばらく様子を見てみよう。

2005年9月13日(火)
今度は稚魚のモーリーがおかしい…?
白点気味のモーリーは何だかすっかり元気になったような。
代わり、というわけではないが、モーリー稚魚のうち1尾が少し様子がおかしく見えた。
産卵箱の底に沈んだまま動かず、泳ぎだしても平衡感覚を失した錐もみのような状態になっている。
ああ、死んでしまうのかな…、と思いながら今朝はそんな様子を見ていたのだが、
夜、帰宅して見てみると正常じゃないか。
寝ぼけてたのかな?

2005年9月15日(木)
稚魚が1尾死んでしまった…
調子の悪かったモーリー稚魚1尾はやっぱり死んでしまい、これで4尾になってしまった。
南無。
他の魚たちは食欲もありすこぶる順調に感じられる。
死亡した主な生体
・ライアーテールブラックモーリー(稚魚)×1

2005年9月18日(日)
白点気味のブラックモーリーを隔離、薬浴
すでに20cmオーヴァーとだいぶ巨大化したスポッテッドナイフフィッシュは、
今まで定位置だった水槽右奥のストレーナーパイプとヒーターコードの間には体が収まらなくなり、
最近は水槽左側に置かれている流木の陰がお気に入りのようだ。

換水を行う。
換えた水量は120cm水槽は約25%、60cm水槽A、Bは約40%、35cm水槽は約50%。
特に120cm水槽なんかは、糞などのゴミさえ取り除けば換える水の量はこれぐらいで充分なのだろう。
35cm水槽の「水作エイト」のカートリッジを交換する。

例の白点気味モーリーだが、やっぱり完全に復調とは言えず、
少し症状が残っているようで各ヒレもちょっと荒れてきているように見受けられるので、
プラケースに隔離して薬浴させてみる。
使った薬は「アグテン」。
頼むよ。

病のブラックモーリーをプラケースに隔離、薬浴
行った主な作業
・120cm水槽換水(約25%)
・60cm水槽A換水(約40%)
・60cm水槽B換水(約40%)
・35cm水槽換水(約50%)
・35cm水槽の水作エイトSのカートリッジを交換
・ライアーテールブラックモーリー×1を60cm水槽B→プラケースに移送、薬浴

2005年9月19日(月)
ナイフvsホーリー、120cm水槽の覇王争い?
薬浴中のブラックモーリーは順調に回復しているように感じられる。
体表面の白い斑点もほぼ消え、ヒレもだいぶきれいになってきた。
もう1日ぐらい隔離してから戻そうかな。
水を40%ほど換えて薬を追加。

120cm水槽を支配していたショートノーズガーが不慮の事故で亡くなってから約2週間が経過したが、
どうやら新しい王を決める覇権争いが勃発しつつあるようだ。
それはスポッテッドナイフフィッシュとレッドフィンホーリーの戦争。
ガーが存命中はあまり表立った動きを見せなかったホーリーがここのところよく泳ぎ回るようになり、
そしてナイフもまたさらに大きくなってそれとともに性格も凶暴さを増してきているように感じられる
(ブラックアーマードはかわいそうに、よくナイフにつつかれてジタバタしている)。
そして今日は、この2尾の対決シーンを目の当たりにした!
まさに大相撲の「見合って見合って」状態よろしく
水槽中央でジッと目を合わせたままお互い正面を向けてにらみ合うナイフとホーリー。
その時は何事もなかったが、
別の機会にはまるで魚雷のごとくナイフに向かって突進していくホーリーを見たし、
昨日は妻がホーリーに噛み付くナイフを見たと言っていた。
にわかに緊張が高まってきたのか…!?
よく見るとナイフの右胸ビレはボロボロだ…。

右胸が傷ついているナイフフィッシュ
行った主な作業
・プラケース換水

2005年9月20日(火)
また1尾、稚魚が死亡…
チビモーリーがまた1尾、死んでしまった…。
これで3尾…。
合掌。

白点モーリーはまだもうちょっと症状が残っているみたいなので、水槽に戻すのは延長しよう。
とりあえず水を40%ほど換えておく。
死亡した主な生体
・ライアーテールブラックモーリー(稚魚)×1
行った主な作業
・プラケース換水

2005年9月21日(水)
貪欲で獰猛になってきたナイフフィッシュ
魚は総員異常なし。
今日もプラケースの薬水を約40%換水。
底に溜まった糞など、目に見えるゴミはスポイトで吸い出しているので結構大変。

スポッテッドナイフフィッシュがとにかくよく食べる。
今日も「キャット」を瞬く間に5粒、10粒と…。
今朝も会社行く前に見てたらデルヘジに噛み付こうとしてたし、空腹で気が立ってんのかな?
あるいは体が大きくなり過ぎて水槽内に身を隠すところが激減し、
必然的に縄張り争いが激化しているのか。
行った主な作業
・プラケース換水

2005年9月22日(木)
変わりなし
引き続き薬浴中のモーリーが棲むプラケースの水を約40%換水。

引き続き薬浴中のブラックモーリー
行った主な作業
・プラケース換水

2005年9月24日(土)
モーリーを戻す
薬浴中のブラックモーリー、欠けてしまったヒレはまだ若干痛々しいが、
症状の進行はようやく止まったようなので、元々いた60cm水槽Bに戻す。
様子見だな。

それにしてもナイフフィッシュの食欲はここのところものすごい。
「キャット」を投下したら、まだ底に落ちる前にバクバクと立て続けに5粒ほども口に収めたり。
深夜に追加投入したらしたでそれもあっという間。
つられてか、ブラックアーマードプレコとデルヘジも最近餌喰いが活発だ。

すっかり太って長い糞もくっつけているブラックアーマードプレコ…!

デルヘジ(左)とホーリー(右)

ホーリーもガー亡き後、以前よりも遊泳頻度が増したし。
行った主な作業
・ライアーテールブラックモーリー×1をプラケース→60cm水槽Bに移送

2005年9月25日(水)
デカシャークが飛び出していた! 助かってよかった
昨日薬浴から戻したブラックモーリーは元気に餌を喰っていた。
症状も出ていないみたいだし、このままいってくれ。

夕方、妻と2人で買い物から帰ってきてリヴィングに足を踏み入れた僕の目に、
床の上でピチピチと跳ねている小さな生命体が飛び込んできたではないか!
ん? 小アジみたいだな、とかアホなことを考えている場合ではない、
デカい方のシルヴァーシャークだった!
慌てて拾い上げて水槽に戻したら、何事もなかったかのように泳いでいるのでホッと一安心。
まだ飛び出してから数分間以内だったのだろう、
ちょっとだけ体表は乾いていたけど運よく早期発見できたというわけか。
これで帰ってくるのがあと10分でも遅かったら…。
恐ろしい。

2つの60cm水槽には冷却ファンをセットしているので付属のガラス蓋は載せられない。
それで、スネークヘッドのいる60cm水槽Aには手作りの金網ネット製蓋をビッチリしているが、
シルヴァーシャークの棲む60cm水槽Bの方は今までは、大丈夫だろう、と高を括ってオープン状態。
そろそろファンを外せる頃合いだから今晩にでも蓋を載せるか…。

そして今日のナイフは餌の時間、ものの5秒ほどで投下した「キャット」をなんと8粒も食べた!
すごい。
そしてホーリーもなんと今日は僕が水槽に張り付いて見ている前で「キャット」を2粒ほど食べた!
変わってきた。

2005年9月26日(月)
60cm水槽に手製金網蓋を付け、旺盛な食欲に喜びを覚える
昨日のシルヴァーシャーク飛び出しを受けて、60cm水槽Bにも金網蓋をすべく、
ホームセンターで工作用金網を買ってきてチマチマ細工する。
ひとまずできた。

それはそうと、ついに今週、
これまで毎週1度欠かさず励行してきた水換え&掃除をスキップしてしまった。
来週こそ…。
あるいは2週間に1度でも大丈夫?

そして今夜も、120cm水槽に規定量の餌を早い時間に与えた後、
深夜に「キャット」を15粒ほど追加投入したのだが、
ナイフとデルヘジを始めすさまじい勢いで胃袋に収めていく。
でも魚飼ってて何がうれしいかって、
旺盛な食欲で餌をバクバク食べている姿を見る瞬間が一番だったりするね。

2005年9月28日(水)
スネークヘッド完全復活?
「グレートアマゾン」に会社帰りに立ち寄り、在庫を切らしていた「冷凍淡水エビ」を5つ、まとめて購入。
デルヘジやナイフ、ホーリーが好むので。

夜の給餌時、60cm水槽Aのスネークヘッドがポキャッというものすごい音とともに、
水面に浮かんでいた冷凍赤虫の塊をくわえ込んで水底に帰っていったではないか!
これだけの食欲を見せたのは本当に久しぶり。
赤虫はまだ半ば凍っていたはずなので体温の低下が心配といえば心配ではあるが、
今はそれよりも復活した食欲を喜ぼう。
ちょうど今日、「グレートアマゾン」でも店員のUくんに、
スネークヘッドの調子どうですか、餌食べてますか、なんて訊かれて話をしていたばかりだ。


2005年9月終了時点
120cm水槽
・スポッテッドナイフフィッシュ×1
・ポリプテルス デルヘジ×1
・レッドフィンホーリー×1
・ブラックアーマードプレコ×1
60cm水槽A
・レインボースネークヘッド×1
・オレンジフィンレオパードトリムプレコ×1
・パラオトシンクルスマクリカウダ×2
・ヤマトヌマエビ×2
60cm水槽B
・クラウンローチ×3
・シルヴァーシャーク×3
・ライアーテールブラックモーリー×6(うち稚魚×3)
・オトシンクルス×2
・ヤマトヌマエビ×5
35cm水槽
・ヒメダカ×相当数
・オトシンクルス×1
・ヤマトヌマエビ×2

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