海洋空間ヤップ旅行記



第1日
2010年9月11日(土) 「闇の中、ヤップ島に到着」
     2010.10.10 公開


7:10迎えのタクシーに乗り、阪神西宮駅へ。
そこから7:25発のリムジンバスで関西国際空港へと移動した。
出発ロビーフロアのチェックインカウンター界隈をウロウロしていたら、
なんと同じ日から海外旅行に出掛ける会社の同期に遭遇した。
これは驚いた。
荷物を預けた後、空港内で朝食を採り、11:00CO978に乗ってまずはグアムへと離陸。
真ん中の通路を挟んで両側3席ずつと、比較的小さな飛行機だったが、機内は8〜9割ほどの埋まり具合。
途中30分ほどウトウトし、機内食を1回消化。

15:20グアム国際空港へ到着した。
時差は1時間なので、実質的な飛行時間は3時間20分ほど。
トランジットの手続きを行い、空港内で時間を潰すが、外は激しいスコール

グアム国際空港の外はスコール
グアムはスコールに見舞われていた

南の島に来たという実感を抱く。
ヤップに向かう便は19:35発なので、4時間ほどの待ち時間がある。
結構長いな。
18時頃、空港内のフードコートでなぜかお茶漬けチキンの丼サラダ夕食を済ませる。

フードコートで晩飯
空港のフードコートで晩飯を喰う

定刻の19:35CO953が離陸。
ヤップを経由し、パラオを目指す便だが、関空グアムと同じタイプの機ながら客はそれより多く、ほぼ満席。
日本人観光客も含め、パラオへ向かう人が多いようだ。
再び機内食が供され、ちょっと食べすぎ。

21時前ヤップ国際空港へと降り立った。
大体想像通りの、素朴な空港である。

ヤップ国際空港に到着
シンボルの石貨が出迎えるヤップ国際空港に到着

入国審査後、上半身裸で腰蓑のようなスカートを穿いた、正装姿の少女にレイを掛けてもらった。
迎えのガイド氏と合流、新婚旅行だという日本人夫妻のYさん夫妻とヴァンに同乗し、
真っ暗な田舎道を10〜15分ほど走っただろうか、宿泊するパスウェイズホテルに到着した。
これまた素朴な、まるでジャングルに現出した茅葺小屋のような風合い。
プリ・コモドか、あるいはレッド・マングローヴ・インか。
結果的にはそれらをも上回るプリミティヴさだったのだが…。
周囲は真っ暗なのでよく分からぬまま、とりあえずコテージタイプの部屋へと入る。

宿泊した部屋の入り口
真っ暗な中、辛うじてコテージタイプの部屋の入口であることが判別できる

シンプルな造りの部屋
左奥にバスルーム、クローゼットがある

予想通り茅葺屋根で覆われた天井のない板張りの空間にシングルベッドが2台並べられており、
脇に簡単なクローゼットとバスルーム。
いきなり日本では見かけない類の巨大グモの出迎えを受ける。

巨大グモ
巨大グモの洗礼を浴びる

なかなかにスリリングじゃないか。
標準的な日本人女性にとっては、なかなかタフな環境かもね?

ちゃんと温かい湯の出るシャワーを浴び、23時過ぎにベッドに入る。
ちなみに水道水は若干の塩味がした。
これもガラパゴスレッド・マングローヴ・インを思い起こさせる。




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