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2006年8月13日(日)

「あわれ彼女は娼婦」観劇

OBPにある「シアターBRAVA!」へ、芝居「あわれ彼女は娼婦」の千秋楽公演を観に妻と行った。
主演 三上博史、深津絵里。
共演に谷原章介、瑳川哲朗、鍛冶直人ら。
演出 蜷川幸雄。

期待を裏切らぬレヴェルの高い演劇に、概ね大満足。
物語序盤の三上博史と深津絵里による互いの愛の告白のシーン、第2幕開けてまもなくの深津絵里と谷原章介の鬼気迫る諍いのシーン、そして悲劇を終末へ導く凄惨なクライマックスにただただ圧倒された。
15分間の休憩を挟んで、都合2時間40分ほどは賞味演っていたと思うが、この濃密な話を描ききるのにはそれほどは必要だったろう。
長尺モノドンとこい。
上演後のカーテンコールの時も、主演の2人は役からまったく抜け切っていないようで、ニコニコと愛想を振りまいている周囲の役者たちから完全に浮遊していたぞ…。
浮世離れして狂気に憑かれた男を演じさせたらやっぱり超一流だ、三上博史。
また、確か舞台出身ではないと思うが、谷原章介の、舞台一筋の俳優をも凌駕する堂々たる演技と発声、そしてカリスマ性に目を瞠った。
深津絵里も然り。
蜷川演出に外れなし。

シアターーBRAVA! 「あわれ彼女は娼婦」公式パンフレットより

観劇後、同じくOBP内にあるスープカレーの店、「心」でちょっと早めの夕食を食べて帰る。
期間限定、「大麦豚と揚げナスのスープカレー」にモッツァレラチーズをトッピングして食べたけど、すこぶる美味かった。

そして先程は、「情熱大陸」で水中写真家 鍵井靖章氏が巨大ホオジロザメの接写に挑む様を視聴し、我がことのように興奮した。


♪ コシカ - 宮沢和史


コメント

蜷川演出にハズレなしか~。
1度しか見た事ありませんが、ヨカッタ。藤原達也さんと白石加代子さんの・・・・題名の漢字がわからない・・・シントクマル
キャストも豪華ですね~。谷原さん、TVだと爽やかな役の多い人だけど、「英語でしゃべらナイト」で英語で外国の俳優さんにインタビューしていたり、テディベアを集めるのが趣味というのを見て、変わった人だな~と思っていたけど、カリスマ性のある人なんですね~。機会があれば見てみたい。やっぱり舞台はいいですね~。生だもんね~。
スープカレー「心」。名古屋でも食べれます、が、ご飯の普通盛りが多すぎて、おいしかったけど苦しかった思い出が。。。。

「身毒丸」でしたか。
藤原竜也も蜷川幸雄に見出されて道を見つけましたね。
僕も今度、「オレステス」行きます。
谷原章介はテレビで観るよりも生で観た方が栄える俳優でした。
スタイルもよく。
そうそう、「心」のスープカレーはライスの量、多いですよね!
僕もこの時大盛りを頼んでしまい、必死の思いで完食しました。

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