« 料理 | メイン | 映画・演劇 »

2017年5月28日(日)

福島にて

金曜から東北に入り、出張3日目。
初日は宮城県の女川原発を視察させていただくという貴重な機会を与えていただき、翌日は女川駅前に完成した"にぎわい拠点"なる施設群を訪れ、詳細な解説を伺ってきた。

女川駅前の復興施設群

町を一から作り直しているかのような大規模な造成工事が行われている横に造られたオシャレな商店街や新しい駅舎、日帰り温泉等。
定住する人と観光で訪れる人の双方の存在をちゃんと視野に入れ、そして行政と民業が上手く手を組んで地域をリードした好例という印象を受けた。
また、女川町がいわゆる"原発の町"であり、あの平成の大合併の時にも、この一帯で唯一存続を保った自治体だった、ということも無関係ではないだろう...。

その後、単身福島に入り、今日の午前は予定が空いていたので、当てもなく福島の街を走ってみた。
福島駅から北上し、松川という川沿いに西進、その後南に折れ、浄楽園という日本庭園が途上にあったのでせっかくだから寄ってみて、それから中心部に戻ってくるというルートを採った。

このような表示が随所に浄楽園

距離感がイマイチ分からなかったので予定よりも大幅に長くなってしまい、23km程に達した。
それにしてもこれだけの距離を走り、途中にはランニングにうってつけの川沿いも相当含まれていたにも拘わらず、なんと行き交ったランナーはたったの1人!
そもそも駅から離れてしまうと、外を出歩いている人すらほとんど見かけないのだが、日曜の昼前だというのに、これには少し驚いた。

あとは、駅周辺といえども1人で飯を喰う場所が少ないのにも参った。


2017年2月19日(日)

「京都マラソン2017」参戦記

幸運にも去年に引き続き2年連続で当選し、京都マラソンを走ってきた。


2017年2月18日(土)

12時過ぎ、西宮を出て車で向かい、京都へ。
京都南インターを降りてからの市内が結構混んでおり、宿泊するホテル平安の森京都に着いたのは13時半頃か。
大学時代にバンドの練習でよく行っていたスタジオが宿のすぐ近くで、非常に懐かしいロケーションだ。
ちなみにYくんのかつての下宿も至近。

平安神宮境内 向こうに東山が見える

まだチェックインには早いので、まずは疎水沿いの和食の店に立ち寄り、精進料理的な御膳で腹ごしらえをしてから、みやこめっせでのランナー受付に向かう。
抹茶も頂いといた。

裏千家の茶席も設えられていた

16時過ぎ、ホテルの部屋に落ち着いたはいいが、部屋の窓の外にあるブロック塀のようなフェンスの意匠として開けられた穴がハトの巣にちょうどいいみたいで、出たり入ったりしながらクルックー、クルックーと言っているではないか。
どうやらつがいで子育てか卵の世話でもしているっぽい。
早朝から叩き起こされそうな予感...。

19時過ぎ、白川通にあるとろとろという個性的な店で夕飯。
私はライスピザという、レース前夜にいかにもふさわしそうな一品を頂いた。
余談ながら20数年前、この店の並びには一休軒という、それはそれは美味い豚骨ラーメンを喰わせてくれる店があったが、既になくなってしまい久しい。

ホテルにある大浴場に浸かってから、床に就いた。


2017年2月19日(日)

どうも部屋の環境があまり合わなかったみたいで、珍しく熟睡できなかった。
もちろんハトも時折クルクル鳴いた。

7時オープンのレストランの開店と同時に入店し、急ぎ朝食ブッフェをかき込んでいると、迎車の予約をしていたタクシー会社から電話が。
「お客様の予約の時間に向かえるタクシーが手配できておりません」。
はい?
もう出発の10分前なんですけど。
もちろん当日や前日などではなく、前もって数日前に予約の電話を入れている。
聞けば、「当社は事前配車ではなく予約の時間の10分前に車が決まるシステムです」。
当然、予約時にそんな説明は一切受けていないし、知っていたら頼むわけがない。
幸い、急ぎホテルのフロントが手配してくれたタクシーが15分ほどで来てくれて事なきを得たが、もう二度と使うまいよ、京都MKタクシーは。

おかげで予定より遅れてしまったが、8時少し前にスタート地点の西京極総合運動公園に到着。
バタバタとウォーミングアップ、荷物預け、小用などを済ませ、整列へ。
天気予報によるとこの日は曇りがちで、気温も低そうだったが、蓋を開けてみると陽射しは出ているし、気温も走るにはちょうど良さそうではないか。
あるいは晴れたら少し暑いぐらいかも。

西京極に到着

9時、号砲が鳴り、4分少々のロスタイムの後、スタートラインを通過して京都の街へと走り出した。
京都マラソンはコース序盤が特に走路が狭いため、自分のペースではなかなか走れない。
スタートとゴールの標高差も40mほどあるみたいだし、タイムが出ないレースと言われる由縁だろう。

さすがに2年連続だし、元々土地勘もあるのでコースはほぼ覚えている。
広沢池から竜安寺へかけて断続的に続く急勾配は相変わらず厳しかったが、黙々と越える。
かつての私の下宿の近くなども通りながら、27kmぐらいで府立植物園に入るが、スタートを見送ってくれた妻が今年はここでも応援してくれた。
無事見つけられてよかった。

去年は35kmの市役所ぐらいまでは粘れた記憶があるが、今年はそれよりきっちり5km早く、賀茂川河川敷で既に電池が切れた。
やはり練習不足、そして体調は正直だ。
30kmまでの5kmラップはほぼ29分台を刻めていたが、30~35kmは34分台に、35~40kmは40分台にまで落ち込んでしまった。
もう早歩きの領域。
我が青春の百万遍界隈も、ゾンビと化してフラフラと進むのみ。
ゴール手前でも無事に妻と出会うことができ、速報ネットタイム4時間31分23秒でフィニッシュ。

とにかく脚が疲れたが、今回はなぜかハムストリングと臀部、そしてふくらはぎばかりにダメージを感じ、腿の前部、大腿四頭筋は元気なまま。
腹筋もそれほど痛まず、体幹の疲れも少ない。
体の使い方が変わってきたか?

この大会は本当に高いレヴェルでオーガナイズされており、最初から最後まで無駄なストレスを感じることなく参加できる。
素晴らしいイヴェントだ。

完走メダル

幸運なのかそうでないのか分からないが、なんと来週の東京マラソンも初応募にして当選してしまい、無謀にも2週連続のフルマラソンとなる。
この地獄が来週も待っているのかと思うと、なぜ安くない金を払ってこんなことをしているのか、本当に首を傾げたくなる...。

動物園近くの蕎麦屋さんで鴨なんばを喰い、平安湯という銭湯まで歩いていって、風呂で少し筋肉をほぐしてから、西宮への帰路に就いた。


♪ Monkey On My Back - Aerosmith


2017年1月 6日(金)

郡上高原スキー旅行

2017年1月1日(日祝)

9時半過ぎ、母親宅で妻と義兄、姪、甥と合流し、岐阜の郡上方面へ向かう。
義兄のマツダ車を交代で運転しながら行ったが、今の国産車は本当にたくさんの快適&安全装備が整い過ぎており、2004年登録のシンプルな輸入車に未だ乗っている身からすると、魂消る。
しかしこれだけ機械にいろいろ助けてもらっていると、どんどん人間がバカになっていくんじゃないだろうかね...。

郡上高原ホテルに到着したが、雪はこの通り

昼前に目的地の郡上高原に到着したが、雪は日陰に僅かに残っている程度で、全然積もってなどいない。
スタッドレスタイヤもまったく不要な状況。
宿泊予定のホテルで昼食を摂った後、早速スキー場に出掛けたわけだが、ホテルに隣接する郡上高原スキー場が雪不足でオープンできぬままだったので、車で20分ほどのところにあるホワイトピアたかすへ行った。
他の4人はスキー、私はスノーボードを楽しむ。
一昨年、裏磐梯に行った時は吹雪いてかなり寒かった記憶があるが、今年は本当に天気が良く、開いているコースが限定的ということを除けば、とても快適に滑ることができた。

ホワイトピアたかすもこんな感じ天気は快晴

それにしても足腰の貧弱ぶりに我ながら驚いた。
末席とはいえ、曲がりなりにも一応はトライアスロンなどを嗜んでいるはずなのだが、もう恥ずかしくて金輪際そんなこと外では言えないぐらい、使う筋肉及び体の使い方が異なる故かそれとも単に肉体が脆弱なためか、嘘みたいにすぐ疲れてしまい、途中で休憩を挟まなければとても山頂からのロングコースなど滑りきれるものではない。
あな情けなや。
これが加齢というものなのか...。
2年ぶりのゲレンデだったので、慣れによって多少の改善は見られたが、普通に滑り降りるのがいっぱいいっぱいで、若い頃のようにギャップで跳んだりグラトリの真似事を試みたりという気などはもうまったく起こらない。

私はスノーボード

17時半頃、ホテルに戻り、ゆっくり露天の温泉に浸かってから、皆で夕飯。
正月仕様の会席メニューとなっており、腹いっぱい堪能した。

さすが元日、めでたい一品も


2017年1月2日(月)

8時に朝食ブッフェを頂いてから、今日は高鷲スノーパークへ。
昨日と同じく、車で20分ほどの道程だ。
規模はやや大きくなり、一部コースしか開いていないのは変わらないが、ゴンドラもあって動いていた。

この日はたかすスノーパークへ

この日は少し気分を変え、前半の時間帯、私はショートスキーセットをレンタルして滑ってみた。
初めて使ったが、ストックのない状態にしばし戸惑い、比較的急な斜面で何度か転倒。
脚の左右差も、ボードの時以上に感じる。
昼頃にようやく慣れてきたが、後半は自前のスノーボードに切り替えて遊ぶ。
昨日滑ったせいか、勘はある程度戻っていた。

前半はショートスキーをレンタル後半はボード

ちなみに子供たちは目に見えて上達しており、ほとんどコケることもなく、スイスイと下っていく。
もちろん体も大きく成長しているし、着実に運動能力は向上しているようだ。
この日も概ね好天に恵まれた。

子供たちも上達滑走後はクレープ

16時半、宿に戻り、風呂を浴びてリラックス。
そして夕食時、ちょうどこの日が誕生日の姪を、オーダーしていたバースデイケーキでお祝いした。
いやー、ホンマに腹はち切れそうや。

13歳の誕生日


2017年1月3日(火)

10時、ホテルを出て帰路に就くが、諸々ルートを検討した結果、義兄の車で高山駅まで移動してから、列車で帰阪することにした。
1時間ちょい走って高山市街へ入る。
せっかくなので、"古い町並"と名付けられたあたりを歩いてみるが、観光客がものすごく多くて驚いた。
外国人も大勢。
小京都という言葉を連想してしまう、味のある風景であった。

混み合う高山の古い町並小京都の趣

坂口屋という店に滑り込み、飛騨牛やそばなど郷土色に溢れた昼食を頂く。
どれも美味かったし、古民家造りの構えも風情があった。

飛騨牛とそばのセット飛騨牛のにぎり店内の一角にはこのような展示スペースも

JR高山駅で義兄ファミリーと別れ、早くから並んで何とか自由席を確保したワイドビューひだ、新幹線と乗り継いで新大阪へ。
ここから京阪の古川橋に電車で移動し、ショップに預けていたペットのリクガメをピックアップして、西宮へと帰った。


♪ 陽炎のくに、鉛のうた - SOUL FLOWER UNION


2016年11月20日(日)

鞆の浦・尾道・大三島・生口島旅行記

11月17日(木)~19日(土)の日程で、広島の福山→尾道→宮島→愛媛に入って瀬戸内海の大三島→生口島と巡る小旅行に出た。
当初、もう1泊加えてしまなみ海道を自転車で走ろうと計画していたのだが、天気予報によると週末に雨が降る確率が高かったので、宿等のキャンセル料が極力掛からない範囲で急ぎ予定を変更し、車で回ってきた。


2016年11月17日(木)

9時過ぎに家を出て、まずは山陽自動車道を一路西へ、大学時代の友人・Aくんが住む福山を目指す。
Aくん夫妻は元々、京都で器や雑貨をプロデュースするショップを営んでいたが、今は拠点を夫妻それぞれの出身地である福山と長野の上田に移し、引き続き雑貨の展示会を催したりカフェの運営を手掛けたりしている。
昼過ぎに無事、Aくんが店長を務める鞆の浦のカフェで合流し、目の前に瀬戸内海の素晴らしい眺望が開ける店で早速、一休みしながら互いの近況報告等。
たまたまカフェの定休日だったので、ゆっくりさせていただいた。

素晴らしいロケーションにある潮音

近所の鯛亭という店で鯛尽くしの昼食を味わってから、Aくんの案内で鞆の浦をグルリと歩いてみる。
鞆の浦は小説や映画等、数多くの作品の舞台となっているが、なるほど、歩いてみるととても風情のある小さな港町だ。
この地にまつわる歴史的な逸話もたくさんあるし。
坂本龍馬の隠れ部屋が残る桝屋清右衛門の屋敷も、こちらも定休日ながら開けて見せてもらった。

常夜燈医王寺にて四ッ角龍馬の隠れ部屋

また、自分のようなサラリーマンとは違い、一国一城の主として前を向いて、それでいながら肩肘張らずに自然体で臨んでいる友人と話をするといつも刺激を受けるし、素直に凄いと思う。
旧交を温めつつ、楽しい街歩きだった。
休みなのにわざわざ淹れてくれたコーヒーに、手土産までどうもありがとう!

潮音で頂いたコーヒーとケーキ

Aくんと別れて尾道へ移動。
40~50分ほどで市街に到着し、宿泊する尾道第一ホテルにチェックイン。
駅近の、これぞビジネスホテルといった感じのリーズナブルな施設だ。

ONOMICHI U2

しばし尾道の中心部をブラブラして、お約束のONOMICHI U2なんかを覗いてみてから、海沿いの尾道WHARFという店で夕食を摂った。
牡蠣に連子鯛といった海の幸や、メキシカンピザ等に舌鼓を打つ。

生牡蠣

この尾道地域は、昨今のサイクリングブームも相まって、もちろん従来から文人ゆかりの地等として名は高いとしても、急速に観光価値を高めているように感じられる。
店等をチラチラ見てみても、若い層に元気があるイメージも受けた。
仕掛けが上手くいっているんだろうね...。


2016年11月18日(金)

7時半に起き、小さなレストランスペースで和食のブッフェを頂いてから、まずは尾道を少々観光すべく、千光寺公園へと行ってみた。
坂と階段の街、尾道。
規模は違うが、構造的には神戸とも少し似ている。
余談だが千光寺公園駐車場のボランティアスタッフらしきおじさんの案内や対応もハイレヴェルで、尾道が観光地として熟成している感がこういったところにも。
高所から尾道水道を望むと、海の向こうに島、さらにその向こうに幾重にも島が見え、瀬戸内海独特の景色を堪能することができる。
志賀直哉の旧居などにも立ち寄りながら、文学のこみちを下り、ロープウェイに乗って再び公園まで戻ってきた。

千光寺公園から尾道水道を望むこれぞ尾道の景色

続いてはここより少し東にある西國寺へ。
この寺は、妻がお世話になっているAさんの実家で、自転車旅を止めたことにより余裕ができたので、是非にと立ち寄ってみた。
真言宗醍醐寺派に属する西國寺は、行ってみるとかなり大きな寺で、非常に格式も高いであろうことが窺える。
ちょうどいらっしゃったAさんの義妹が諸々おもてなしをしてくれ、またAさんの弟である副住職や、体調が万全ではないというご母堂まで出てこられて、ご挨拶させていただいた。
突然の訪問にも拘わらず、茶と菓子をご馳走になり、本堂をご案内していただいた上、お土産まで頂戴してしまい、誠にありがとうございました。

大草鞋が下がった西國寺の仁王門本堂をご案内いただく

昼前、宮島へ向けて出発。
広島のほぼ端から端への移動になり、1時間40分ほど掛かったかな。
妻は初めての厳島神社、私は大学時代以来、22~3年ぶりぐらいの再訪になる。
金曜だが観光客は多く、また外国人の姿も非常に目立つ。
さすが。
社殿を歩いてみると、改めてここに神社を建立するという行為の凄さを思い知る。
そして、どこからどう見ても、至るところがフォトジェニック。

宮島へ渡る社殿から宮島名物、鹿

心なしか、昔よりも鹿は減った?
また道中、牡蠣入りカレーパンやお好み焼き、フローズンクリームパンを買い喰いしたり、休憩に入ったカフェでみやじまんじゅうなる逸品を味わったり。
少しだけ雨がパラついてきた。
しかし目抜き通りは本当に凄い賑わいだった。

みやじまんじゅうはメチャウマかった金曜なのに凄まじい賑わい

15時半過ぎ、宮島を後にして宿泊予定の大三島へ向かう。
再び尾道まで戻ってからのしまなみ海道、ということになるが、やむなし。
この日の宿、富士見園到着は18時、既にあたりは真っ暗だ。
部屋に荷物を置いて少しだけ休んでから夕食を頂いたが、いきなりの豪勢な造り盛りに驚かされ、その後もサザエのつぼ焼きやメバルの揚げ煮、カレイの唐揚げに締めの鯛めし等々、さすが料理旅館と謳うだけのことはあり、どれもとても美味で、腹いっぱいに膨れた。

肉眼で見ると本当に凄かった造り盛りサザエカレイの唐揚げは丸ごと平らげた

食後、風呂に行ったが、温泉はないものの、海水を汲み上げて沸かした潮風呂がこちらの名物だそうで、そちらを堪能した。
確かに、温泉のように体の芯からしっかり温まり、出てからしばらくしてもポカポカだった。


2016年11月19日(土)

7時に起きて朝風呂を浴び、朝食。
これまた豪華な内容だった。
9時過ぎにチェックアウトし、まずはこの大三島にある大山祇神社に行ってみる。
日本総鎮守と呼ばれているんだとか。
数多くの国宝や重要文化財に指定されている刀剣や鎧などが展示されている宝物館にも入った。
源頼朝や義経の鎧に、武蔵坊弁慶の薙刀とか!
もちろん村上水軍ゆかりの品も多い。

大山祇神社樹齢2600年と言われる大楠宝物館の中は写真撮影禁止

神社近隣の土産物店や道の駅等を覗いてから、多々羅しまなみ公園にある道の駅にも立ち寄って柑橘のジュースやらみかん大福等を味わい、それから生口島へと渡る。
心配されていた雨は、どうやら朝までに大方上がったようで、これならなんとか自転車旅も強行できたかも...? いやいや、ウェットな路面は危険だったので止めて正解だった、としておこう...。

多々羅大橋

紅葉が美しいと評判の耕三寺へ行ってみた。
何の予備知識もなく、フラリと拝観のチケット売場にて「大人2人」と言ったら、「はい2800円です」って!
びっくりしたわ。
ここで引き返すわけにはいかないので、平静を装ってチケットを買い、境内へ。
こう言っちゃなんだが怪しさプンプンの寺ではないか...。
中国か東南アジアの寺院かと思うような色遣いを始め、全国各地の仏閣を"手本にした""原作にした""原型とした"という各建物、極めつけは大理石が敷き詰められた謎の真っ白い丘...。
なかなか貴重な経験だった。

紅葉は美しかったが...紅葉は美しかったが...2紅葉は美しかったが...3なかなかサイケな山門ド派手な巨大観音謎の白い丘

寺を出て、近くのカフェで丸ごとオレンジをくり抜いたジュースを飲んだり、和菓子店でレモン大福なるものを買い求めたり。
この旅はチョイチョイ喰いが実に多かった。

カジュッタ

帰りは淡河PAで早めの晩飯を軽く食べ、19時頃に西宮の自宅に帰着したか。


♪ Rock With You - Michael Jackson


2016年10月 2日(日)

黒部見学

9月30日(金)~10月1日(土)と、関西電力主催の黒部ダム&黒部川第4発電所等の見学会に参加してきた。
過去に参加された先達や関係者は皆、口を揃えて「あれは見ておくといい」と言ったが、果たしてその通りの、大変貴重な経験となった。


2016年9月30日(金)

13:03 新大阪発ののぞみ、名古屋からワイドビューしなの、松本からバスと乗り継ぎ、宿泊予定のくろよんロイヤルホテルに到着したのが17:20。
2016年になってもこれだけアクセスが悪いという事実が、往時の秘境ぶりを物語っている。
移動の車中では黒部ダム建設を扱った「プロジェクトX」も見せていただき、気分は高まる。

一風呂浴びてさっぱりしてから、総勢19名が宴会場に集って夕食。
手の込んだ懐石に舌鼓を打ちながら、シャンパンやワイン、美味い地酒などを私は舐めるほどだが、頂いた。
さらに2次会、3次会と、古き佳き時代を思い起こさせるおもてなしは続き、日付が変わって少し経った頃に楽しい宴はお開きとなった。


2016年10月1日(土)

7時に起床し、朝風呂へ。
温泉に浸かると目が覚める。
朝食を済ませ、8:20、バスでホテルを出発。
天気は生憎の雨だ。
途中、道端に座り込んでいるニホンザルの姿があった。

関電トンネル

扇沢からトロリーバスに乗り換え、関電トンネルを通ってまずは黒部ダムへ。
到着した時は残念ながら濃い霧がかかっていたが、一般の方は入れない堰堤中腹のキャットウォークに案内していただく頃には、少し晴れてきた。
それにしても間近で見る放水はド迫力だ。
カラビナがまさに命綱、下に落っこちれば命はない。
カメラやスマートフォンも絶対に落としてはいけないので緊張したが、これはテンションが上がるイヴェントだった。

ド迫力の放水

ここからも一般の見学コースとは違い、バスでトンネルを走って作廊まで行き、そこからインクラインという、登山鉄道のように斜めに上下するゴンドラ様の乗り物で黒四発電所に移動した。
トンネル内の気温計を見ると6℃を示しており、鼻水は止まらないし、小水も近くなるではないか。
最初の関電トンネルもそうだが、「黒部の太陽」を読んでいると、おおこれが、あそこが、といちいちイメージが湧いて興味深い。

インクラインで34度の勾配を下りてきた

巨大な空間にポツリポツリと4つの発電機が鎮座している

黒四でも色々と案内いただいたが、発電機本体が意外に小さくてちょっと驚いた。
発電所内で豪華な弁当の昼食を頂き、ここからは上部専用鉄道、バッテリーカーに乗り、あの「高熱隧道」を行く。
おっさん9人が乗ったらギュウギュウの客車で、係の方の説明を聞きながら欅平の竪坑を目指す。
まずは中島みゆきが紅白で「地上の星」を歌った現場を通り過ぎ、しばらく行くと高熱隧道がやってくる。
ドアを開けると硫黄の匂いが強く、岩肌に手を伸ばすと熱さを感じる。
当時の160℃ということはもはやないそうだが、それでも40℃ほど。
水路等、これと平行したトンネルも複数あることを考えると本当にドエラい工事だ。

高熱隧道では熱気でレンズも曇る

欅平では、なんと高低差200mの竪坑エレヴェーターで地上へ出る。
もちろん箱等の設備は適宜交換されているが、最初にこのエレヴェーターが作られたのはもう80年近くも前だという。
巨大なダムも然り、文字通り山をブチ抜き、よくもこれだけの施設群を建設したものだ...。

欅平からは、トロッコ列車で有名な黒部峡谷鉄道で宇奈月へ。
といっても我々が乗せられたのは一般観光客とは別、主に労働従事者が使う便だったが。
峡谷の眺めは絶景だった。

黒部峡谷鉄道から見る黒部川 ここからまた空が曇ってきた

宇奈月からは北陸新幹線のはくたかで金沢まで出て、そこからサンダーバードで帰阪。
やっぱり黒部は遠かった。
そして、私は高校の時の修学旅行で立山黒部アルペンルートに行っているはずなんだが、そこらへんの記憶はすでにまったくなかった。

黒部ダムの威容

小説や映画にもなるようなドラマティックな物語が色々と生まれた黒部の舞台をこの目で見させていただき、当時の関係者の思いやいかばかりかと僭越ながら共感するとともに、それを成し遂げた事実そのものに感動した。
まさしく偉業と形容するにふさわしい。
しかしそれとは別に、戦後の高度経済成長を支えるために不足していた電力事情を賄うため、という大義名分はその当時は疑いなく成立していたはずだが、これからはそういった価値観に従って生きるのが是か非か、という議論は改めて必要であろう、とも感じた。
一通りの工業化を終えた今、かけがえのない自然の形を変えてまで大エネルギー社会を持続すべきなのか、そうではない社会の構築を進めるべきなのか。
私個人としては、一人一人の意識の変革こそが何より必要だと思う。

このたびはホスト側の関西電力社員の方々に何から何までお世話になり、代えがたい経験をたくさんさせていただいた。
誠にありがとうございました。


♪ Starface - White Zombie


2016年9月 5日(月)

道東旅行記

中標津町在住の妻の友達に会いに行く、というのがそもそものきっかけとなり、夏季休暇を利用して8月23日~27日の日程で、北海道は東部の阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖界隈、そして知床を訪れてきた。


2016年8月23日(火)

10:55伊丹発のJALで女満別へ。
台風の影響で前日などは欠航が相次いでいたが、ちょうど通過した時分で本当に良かった。
13時、人生初の道東に降り立つ。

まずは空港内のレストランでジンギスカンの昼飯を喰ってから、予約していたレンタカーを借り、いざ最初の目的地である阿寒湖を目指して出発。
道中、道の駅 あいおいで鯛焼きならぬクマヤキなど買い喰いしつつ。

これがクマヤキだ

信号はほとんどなく、ひたすら真っ直ぐな道を辿っていく、いかにも北海道らしいルートが続く。
約1時間半で阿寒湖温泉街に到着し、宿泊する阿寒の森鶴雅リゾート花ゆう香にチェックイン。
部屋から阿寒湖面が一望でき、素晴らしい眺めだ。

部屋からは阿寒湖が一望できる

16時発で阿寒観光汽船の遊覧船が出るというので、荷物だけ置いて早速ホテルの真裏にある乗り場に向かう。
右岸にそびえる雄阿寒岳を見上げつつ、船は途中、チュウルイ島にあるマリモ展示センターに少し寄ってマリモの見学などをする時間もあり、全行程は1時間25分ほど。
前日までの台風による風雨の爪痕がそこかしこに残っている。
ちなみに中国人観光客はここにもいた。

奥に見えるのが雄阿寒岳岩から直接生えているようにも見える木は根が浅いため、強風でいくつも倒れているチュウルイ島に上陸し、マリモ展示センターを見学するマリモ

湖上の遊覧から戻り、温泉街の店などを少々覗いてブラブラしてから、宿に戻って夕食ブッフェ。
阿寒湖特産のワカサギなどを始め、デザートを含めメニューは豊富だった。
食事中、ちょうど阿寒湖を染めるきれいな夕焼けも見ることができた。

阿寒湖に沈む夕陽

早めに夕飯を片付け、19時、温泉街の反対側の端にあるアイヌコタンへと向かう。
コタンとはアイヌの言葉で集落を意味するらしく、この阿寒アイヌコタンは土産物店や飲食店、アイヌ古式舞踊が観られるシアターなどが集まった観光向けエリアであるようだ。
すっかり陽が落ちてライトアップされた様子は、規模こそ小さいがガラパゴスのサンタクルス島にある中心地、プエルトアヨラに雰囲気が少し似ている。

店が立ち並ぶアイヌコタン

20時からアイヌシアター イコロで催されるアイヌ古式舞踊を観劇した。
こちらも比較をすると造りは少々小さめだが(といいながら充分に大きい)、ケニアのナイロビで民族舞踊を観た劇場、ボーマスオブケニアを思い出す半円形構造のシアターだ。

大きなフクロウが守るシアターの入口シアター内部

舞踊は約30分ほど、独特な手拍子と不思議な雰囲気の歌、そしてムックリというアイヌの伝統楽器の面白い音色とともにいくつかの演目が披露された。
踊り子さんたちの中には、いかにもアイヌといった彫りの深い顔立ちの方もいれば、色白で内地の人と見分けがつかない人もいる。
最後、輪になって踊る曲では客の参加も促され、もちろん私もステージに上がらせていただいてぎこちない踊りを舞ってきた。

ダイナミックな舞踊の一幕ムックリを演奏する

舞踊観賞後、ポロンノという小さなアイヌ料理店に入り、ラタスケップという炭水化物系の郷土料理と、シカのスープであるユックオハウを味わった。
どちらも美味い。
他、シケレベ茶というハーブティーも優しく沁みた。

ラタスケップユックオハウ

アイヌコタンを後にし、宿泊しているホテルグループの本館であるあかん遊久の里 鶴雅の温泉に入りに行く。
湯船の種類がたくさんあるとてもゴージャスな施設で、全部入ったら確実にのぼせてしまう、一大エンターテインメントパークであった。

部屋に戻り、23:30頃には就寝。


2016年8月24日(水)

7時起床、朝食ブッフェへ。
天気は快晴で、湖面も非常に美しく映えている。

部屋からの朝の阿寒湖

8時半過ぎ、チェックアウトし、この日は屈斜路を目指し移動する。
双湖台、双岳台といった展望スポットに寄り道しつつ、屈斜路コタンにあるアイヌ民族資料館へとやってきた。

双湖台から双岳台から

ここで、待ち合わせをしていた妻の友人・Tちゃんと、その友人であるKさんと合流。
今日は道東に住むこの2人が案内をしてくれることになっている。
特にKさんはまさにここ屈斜路在住で、ガイドの仕事もしているいわばプロだ。

屈斜路湖畔にて

湖畔を少し歩いて見てから、民俗資料館で展示を見学したりヴィデオ上映を観たり。
同じところを歩き同じものを見ても、当然説明つきだとより具体的に深く理解することができ、非常に有意義になる。
アイヌの民族衣装も着させてもらった。

民族衣装を着させてもらった

それから和琴半島へと移動。
半島というともちろん、普通は海に向かって突き出しているものだが、この和琴半島は屈斜路湖にある珍しい半島。
売店でじゃがいもだんごという腹に溜まる名物を買い喰いしてから、遊歩道を少し案内してもらう。

和琴半島でじゃがいもだんごを食す

この半島だけに生息しているという和琴ミンミンゼミやジムグリの仲間の幼体と思われる黒いヘビの姿を確認することができ、また植物に関する解説などを聞いた。
いつもこの湖を観察しているKさんによると、これまでの大雨で相当水位が上がっているとのことで、こんな姿は見たことがないそう。
ある意味レア。

小さな黒いヘビ遊歩道の一角には屈斜路湖の水面がとてもきれいに見えるところが大量の漂着物が溜まっている

続いて屈斜路湖の東に位置する摩周湖を見に行く。
私は恥ずかしながら現地に来るまで知らなかったが、摩周湖は通常立ち入ることができず、展望台などから眺めるだけの観光地である。
第1展望台、第3展望台と回って、これまた普段はあまり見られないよという美しい摩周湖の姿を拝むことができた。
余談ながら、第2展望台というものは存在していないらしい。

第1展望台からの摩周湖こちらは第3展望台から

この後は、今なお熱気が地中より吹き出す硫黄山へと案内していただいた。
あたりには硫黄の匂いが立ち込め、地表は黄色く染まり、熱い水蒸気を含んだ煙がもうもうと吹き出る様は、まさしくこの世の地獄風景だ。

硫黄山の地獄風景

移動中の砂湯では、ちょっと小型だったがクッシーともご対面が叶った。
かれこれ23年ほど前、大学2回生の時の夏に池田湖のイッシーとは見えているので、これで南北両UMA制覇だ。

これがクッシー キャスター付きで、夜間早朝はしまわれているようだ...

誠にありがとうございました、すっかりお世話になったKさんと別れ、別ホテルだがこちらに宿泊するTちゃんと3人で川湯温泉に移動、我々はKKRかわゆにチェックイン。

リーズナブルなKKRかわゆ

風呂に入ってから食事を頂き、腹いっぱいになった。
ブッフェだと自分で調整できるが、こちらは会席だったので、頑張って完食するとつい食べ過ぎになる。
ただ値段相応というか、サーヴィスその他全般、リーズナブルな価格に見合う内容の宿だったように思う。

この先に足湯が設置されている

夕食後、少し夜の温泉街を歩き、Tちゃんとも合流して足湯などを楽しんでから、部屋に戻って床に入る。
ちなみに客室にはエアコンが設置されておらず、普段も寝る時は点けないのでそれはいいのだが、入浴と足湯で体が芯からしっかり温まってしまったようで、メチャクチャ暑くて寝苦しかった。


2016年8月25日(木)

この日は早朝にカヌーに乗る予定なので、5時起床、Tちゃんと落ち合い、お世話になるそもくやを目指す。
2人のガイドの先導で2艇に分かれてカヌーに乗り込み、屈斜路湖の雰囲気を少しだけ味わってから、釧路川源流コースを行く。

まずは湖の上で雰囲気を味わうその後、釧路川に繰り出す

本流の流れに手を入れてみると意外と冷たくなく、15℃以上はありそうな感じ。
しかし水が湧き出ているエリアに行って触れてみると、非常にヒンヤリと、いかにも源流といった趣だ。
そしてもちろん、透明度はとてつもなく高い。
この川も大雨の名残で、かつてないほどの水位になっているそうだが、雨の後でもこの美しさとは。
休憩ポイントでは、川の上でコーヒーとパンケーキもご馳走になり、とても贅沢な気分になる。
操船のコツも短い時間ながら少々教えていただいたが、カヌーはスポーツとしても奥が深く、面白いものだということがよく分かった。
この日は台風の爪痕の影響で、長めのレギュラーコースを行くことができず1時間余りのショートコースで終了となったが、ぜひまた機会を改めて経験してみたいと思う。

マングローヴ林のような間を行く湧水ポイント 泳ぐマスの仲間の魚もよく見えたカヌーのパドルでコーヒーや菓子を受け渡し

7時半、宿に戻り、朝食を風呂を済ませ、チェックアウト後、9時半にTちゃんと再び合流。
これから彼女の案内でこの界隈を回る。
まずはJR川湯温泉駅へ行き、今はカフェも併設している味のある木造駅舎を見学してから、駅前の森のホールというパティスリー&カフェでケーキタイム。
桃を丸ごと使った豪快な一品や、コーヒー味のロールケーキなど、どれもハイレヴェル。
店内の雰囲気も良かった。

駅舎のカフェスペーススウィーツを頂く明るくて温かみのある店内

カフェを出て、昨日お世話になったKさんのメインの職場である川湯エコミュージアムセンターという施設を訪ねたが、生憎Kさんは外回り中で会えず。
施設内を一回り見学したが、とても立派なハコモノだ。

川湯エコミュージアムセンターへ展示も充実している

その後、Tちゃんの友人姉妹が営むすずめ食堂という店でちょっと早めの昼食。
地の野菜などをふんだんに使った体に優しいランチだ。
こちらも温かい内装に包まれて居心地がいい。

体に優しいランチを頂いた

続いては川湯パーク牧場というところに行き、乗馬体験を楽しんだ。
普通、こうした観光牧場で我々のようなド素人が乗馬をする場合、スタッフの方がずっと引き綱を持って歩いてくれるものだが、こちらでは馬の腹を蹴ってスタート、手綱を引いてストップ、片方を引くと曲がる...、などと簡単な操作レクチャーの後、ほぼ放ったらかしで馬場を一周させてくれた。
それだけ馬が落ち着いているということか。
しかしこれはとても楽しい経験だった。
乗馬中、硫黄山もきれいに見えた。

馬に乗ります引き綱なしで歩かせてくれる馬上から山を望む馬に乗りました

次は標茶町まで少し車を走らせて、手作りクレヨンを中心に扱うTuna-Kaiという雑貨店へ。
道中、雨が降り出した。
広大な大地にポツンとこうした店が佇んでいるのが、いかにも北海道という感じで面白い。

Tuna-Kai工房

札幌や函館といった都市部とはまたまったく雰囲気が異なり、北海道出身の知人や今回お世話になっているTちゃん、Kさんたちが異口同音に「道東が一番北海道らしい」と言っている意味もよく分かってきた。

さらにTちゃんの導きで山本牧場というところを訪れ、養老牛放牧牛乳と名付けられた搾りたての牛乳と、ソフトクリームを堪能した。
牛乳は、蓋を開けるともう天然の生クリームが浮いているじゃないか。
この牧場は代々引き継いだものではなく、東京から脱サラしてやってきたご夫妻が営んでいるとのことだった。

右奥のコンテナがショップスペース濃厚な養老牛放牧牛乳

阿寒国立公園エリアに戻り、裏摩周近くにある神の子池という絶景スポットへ。
雨も止んできた。
摩周湖の伏流水が流れ込んでできたとされているこの池は、初めて見た時に思わず声を上げてしまったほど鮮やかなコバルトブルーをしている。
まさに神秘の風景だ。

世にも不思議な神の子池魚もこんなにハッキリ見える

これにてTちゃんとお別れ、2日間お相手していただき本当に多謝。
我々は一路、次の目的地である知床を目指す。
道の駅などにも寄りつつ2時間弱走り、ちょうどオホーツク海に夕陽が沈む頃に知床半島に辿り着き、その景色に見とれるとともに、迫力あるオシンコシンの滝という知床八景の一つにもいきなり圧倒の出迎えをされたのであった。

オホーツク海に沈む夕陽轟音響くオシンコシンの滝

18時半、知床グランドホテル北こぶしにチェックイン。
これはメチャメチャデカい宿だな、おそらく知床エリアでもかなり規模の大きな宿泊施設だろう。

知床グランドホテル北こぶし かなり大規模な宿

まずは風呂へ。
阿寒湖の鶴雅ほど娯楽性に富んではいないが、それが却って落ち着いて入れる感じで、まさにちょうどいい寛ぎ具合。
露天も気持ち良く、快適な温泉だ。

ブッフェレストランもデカい

19時半、巨大レストランでブッフェディナーを頂く。
うーん、とても全種類は食べきれないほどの料理数、海沿いに来ただけに海産物も増えた。
たっぷり堪能して、心地よい眠りに落ちた。


2016年8月26日(金)

7時あたりからうつらうつらと目覚める。
朝食ブッフェの後、9時に宿を出て、知床クルーズへと向かった。
クルーズ船で街があるウトロを出港し、岸沿いを知床岬まで行ってからまた戻ってくるという、約3時間のツアーに参加する。
今にも雨粒が落ちてきそうな空模様、ショップで雨具を借り、酔い止めも飲んで10時、船が出航した。
ちなみに希望者先着10名限定で、船首の特等席に座れるということで、そちらを所望し乗った。
特等席といっても、景色や動物を見るには、というだけで、吹きっさらし、椅子もない箇所なので体力的にはなかなか厳しいが...。

ここがちょっと危険な特等席

オオセグロカモメ

出航直後から、知床ならではの自然の造形美や飛び交うオオセグロカモメの群れなどにテンションが上がっていたが、なんとクルーズ序盤でコンタクトレンズを片方落として紛失してしまった。
しかもこの旅行には予備のレンズも持参していない。
ガーン。
まあ仕方あるまい、クルーズの残りは片目で凌ぐしかない。

奥に見える2本の滝がフレペの滝 別名 乙女の涙カムイワッカの滝 温かい温泉であるという漁師が寝泊まりに使う番屋

フレペの滝やカムイワッカの滝を始めとする数々の滝や、漁師が使う番屋などを説明を聞きながら見た後、ついに主目的であるヒグマもしかと観察することができた。
ルシャというヒグマの生息密度が最も濃いエリアに入ったあたりの水際に大人が1頭、もう少し進み、ルシャ川の河口でサケかマスを獲っている母仔が1組。
船からは距離があったので小さな姿ではあったが、大満足だ。

最初に見えたヒグマ続いて見られた母仔

風と波が強くなってきた。
約1時間半で知床半島の先端、知床岬に辿り着いた。
しかし空には暗い雲が大きく掛かっており、残念ながら北方領土の影はまったく見えなかった。
これからさらに風雨の勢いが増してくるということで、帰途は船内のキャビンに避難。
外を覗くと確かに視界はほぼ利かなくなっており、あのまま船首席に座っていたら落ちて死んだのでは?

知床岬には暗雲が垂れ込め、向こうにあるはずの北方領土は見えなかった帰りはこんな感じ

12:40、ウトロ港に帰還。
上陸したら雨は降っていなかったが、いつ崩れてもおかしくなさそうだ。
ランチは旅の駅という店で、ウニとカニとイクラの三色丼を食した。
これは贅沢だ、もちろん美味い。

三色丼 カスベの唐揚げやホタテの稚貝の味噌汁なども付く

宿に戻り、要らない荷物を置いてコンタクトレンズの代わりにメガネを装着してから、車で知床五湖まで行ってみたが、すでに降り出した雨と立ち込める濃い霧で、景色はまったく見ることができず。
道の駅で買い物などしてから、おとなしくホテルに帰ってきて部屋で休むことにした。

街中をうろつくキタキツネを発見

18時、夕食ブッフェを頂き、この日予約していた20時からの夜の動物ウォッチングツアーに備えるが、雨のためツアーは中止という連絡が入った。
無念、天候の問題なので仕方ない。

代わりといってはなんだが、20時半からホテルのロビーで開かれる、ネイチャーまさこの知床レクチャーというイヴェントに参加してみた。
ホテルの観光案内デスクであるまさこさんというスタッフが自ら撮った写真のスライドを写しながら、知床の自然や生物などについて解説してくれる、という内容だが、これが本当にメチャクチャよくできていて面白かった。
彼女が若かりし頃に羅臼側の海岸をキャンプしながら歩いて知床岬まで行った話、ヒグマやシマフクロウ、オオワシなどを収めた貴重な写真の数々、臆面なく全力で行う鳥やシカの声真似...、レクチャーは予定の30分を大きくオーヴァーして45分ほどに及んだが、話芸として非常に高いレヴェルで完成していた。
天晴。

素晴らしかったネイチャーまさこの知床レクチャー

風呂入って、就寝。


2016年8月27日(土)

6時半起床。
早朝はまだ雲が多いが、空は明るい。
この後晴れそうだ。

朝食、チェックアウトを済ませ、フレペの滝の遊歩道へ向かってみる。
駐車場の入口で、大きなオスのエゾジカに遭遇した。
やっぱり本州のニホンジカよりもだいぶデカいな、種としては同じらしいが...。
立派な角をひけらかしながら、脇を通る車などには目もくれず、食事に勤しんでいた。

大きなオスのエゾシカ

いい天気になってきた。
フレペの滝の断崖上まで、往復1kmののどかなハイキングを楽しんだ。
ここの草原ではよくエゾシカに出遭うらしいが、この時は1頭もおらず、さっき見といてよかった。

フレペの滝までのハイクを楽しむ

次に、昨日断念した知床五湖へリヴェンジ。
帰りの飛行機までそれほど時間がないので、一の湖まで行く木道だけにしておく。
湖というよりも、なんだか沼みたいな見た目だ。
知床連山の上にはまだ少しだけ雲が掛かっているが、オホーツクの海上はもうすっかり晴れ上がっている。

知床五湖の木道を歩く一の湖と知床連山海の上が晴れ、山の上に雲が掛かっている様がよく分かる

快晴の天気に後ろ髪を引かれながら、女満別空港を目指して知床五湖を出たところで、今度はメスジカに出遭った。
いやあ雌雄見られて何より。

こちらを見るメスジカ

今回の道東旅では、とにかく何かにつけてスケールが大きいことがやはり強く印象に残った。
大地の広さ、空の大きさ、海の迫力、自然の造形。
日本じゃないみたいだ、と感じる光景に出遭ったのも一度や二度ではない。
4泊5日ごときではとても味わい尽くすことはできない、デッカいところだ。
出会った皆さん、「今度はぜひ冬に来てさらなる魅力を味わって!」とおっしゃってくれたが、いつかその勇気が出るだろうか...。

また、オートバイでツーリングしている人が多く、さらには大学生と思しき、ランドナーにテントを積み込んで走っている自転車集団もたくさん目にした。
本当に気持ち良さそうだった。

予定より少し早めに空港に到着、レンタカーを返し、来た時に入った方とは別の空港内の店で昼食を摂り、13:30のJALで伊丹空港へ。
夏休みは終わった。


♪ Sleep Together - Garbage


2016年7月24日(日)

グランピング体験記

友人の2家族と共に、昨日から1泊で淡路島にあるキャンプサイト、FBI AWAJIに行ってきた。
少し前に仕事でお邪魔したところで、これはいい、とプライヴェートで再訪相成った。


2016年7月23日(土)

11時前に家を出て向かうが、阪神高速神戸線が事故処理のため、月見山を先頭に大渋滞。
通常より30分ほど余計に時間が掛かって、淡路島に入った。
淡路SAも下りは満車で大盛況だったが、ハイウェイオアシス側に行くとまだまだ余裕があり、特に端の方の店はまさかの閑古鳥状態。
鯛料理の大富でちょっと贅沢な昼飯を済ませ、少しゆっくりしてから再出発し、津名一宮IC経由で船瀬ビーチ、FBI AWAJIを目指した。

14時半頃に辿り着き、前後して到着していた友人たちとも合流。
さすがハイシーズンの週末、天気もいいし、グランピングで名が知られるサイトは賑わっている。
取材時にお世話になった方々とも再会を祝す。

ビリーティピー No.3

荷物を置いてから、再び車を出してシーパというショッピングセンターに赴き、夕飯の食材等を買い出し。
その間に子供たちは海水浴を楽しんでいたようで、我々も一段落してから、スタンドアップパドルをレンタルして乗ったりして遊ぶ。

スタンドアップパドル初挑戦かなり大きなボード

私は海に入るつもりはなかったのでスイムウェアを持参しておらず、絶対に海に落ちてはならない状況だったが、借りたのが非常に安定感のあるタイプのボードだったようで、初体験ながら事なきを得た。
でも濡れた板の上に座ったので、結局はビショビショになったが...。

キャビンとティピーを1つずつ借りており、夜のバーベキューはビーチサイドにあるティピーの方で催した。
肉、野菜等の他、なかなかのヒットはホイルで包み焼きにしたサーモンや炊きたての米で作ったおにぎりとか。
押さえていたキャビンにキッチンと冷蔵庫があってよかった。
子供たちは花火をして遊んだり。

バーベキュー開始花火も楽しむ

20時過ぎ、有志一同で日帰り温泉へ。
夕方に買い出しに行ったショッピングセンターの真横にあった。
残念ながら露天風呂はなかったが、ヌルヌルの湯でリラックスし、キャンプ場に戻る。

マーヴィン持参のシャンパン

大人たちはもうしばらく夜のビーチサイドでシャンパンなどを味わいながら語らい、翌1時近くの就寝となった。
女性陣と子供はキャビン、おっさん3人はテントのティピーで寝る。


2016年7月24日(日)

夜寝る時は、長袖長ズボンにブランケットを羽織ってちょうどいいぐらいだったが、朝7時にもなるとテントの中はもう暑くて眠っていられなくなる。
漁港があるので5時あたりから船の音も聞こえてきたり。

朝の船瀬ビーチ

キャビンの女性陣たちもビーチに集い、パン、おにぎり、フルーツ、そして昨日の残り物等で朝食。
虫捕りなんかもしたが、基本的にはのんびり過ごしてから、11時過ぎにチェックアウト、来シーズンの再訪を誓いサイトを後にする。
午前中から新しい客も続々車で乗り入れてきており、レセプション前の狭い道路はちょっとしたカオスと化していた。

昼飯を喰いに、津名にある金太郎という回転寿司店に皆で移動し、30分ほど待ってから、地元のネタをふんだんに使った品々を堪能した。

帰りは時刻も早めだったこともあり、事故も渋滞もなくスムーズに西宮に帰り着いた。
久々の遠出で疲れたけど、夏休みらしいことやって楽しんだ。
皆さん、また遊びましょう~!


♪ Blood Money - Jon Bon Jovi


2016年4月 2日(土)

丹波一泊小旅行記

もう先週末になるが、3月中の牡丹鍋があるうちに、そしてイチゴ狩りのシーズンにも合わせ、心のふるさと・丹波へ一泊で赴いた。


2016年3月26日(土)

行楽日和だが、舞鶴若狭自動車道はいつものように順調に流れ、家を出てから1時間20分ほどで、昼食を予約していた柏原の無鹿へ到着した。
鹿料理と言えば、の如くすっかり人気店として定着され、この日も店内は活況を呈していた。
ワインで蒸し焼きにされた真っ赤なロースは口中で旨みがとろけ、低温で2時間焼かれたというもも肉のステーキは淡白で粒マスタードがよく合う。
好意で出していただいたフィレのしゃぶしゃぶもあっさりして歯触りも美味く、またネックの方は対照的にいかにもジビエといった野趣があってこれもまたいい。
来るたびに進化を遂げている。
ご多忙の隙を縫い、店主のKさんとも旧交を温めることができたし、鹿の脂で作ったというクリームまで頂いてしまった。
毎度ありがとうございます!

鹿ロースの赤身は実に美味い

午後からは、前もってお願いしていた「ふれあいガイドひかみ」のボランティアガイドの方の案内により、水分れ資料館と清住かたくりの里を観光で回った。
ここ丹波市氷上には、日本一標高の低い分水界があり、まずその予備知識を教えていただいてから、資料館の展示を見ながら係の方の解説を伺った。
客は我々だけで、非常に贅沢な見学だ、これは。

水分れの交差点

かたくりは丹波市の花ということで、一大群生地へと連れていってもらったが、まだ少し早いけど、というガイドさんの言葉通り、ほとんどは開花前であったものの、陽当たりのいいところを中心にいくつか、花びらをグンと反らせて咲き誇っているものを観ることができた。

かたくりの花

やはり勝手に観て回るより、こうして解説を添えていただくだけでその価値は格段に増す。
また、ガイドさんには町村合併時の事情や篠山市との関係、あるいは丹波という言葉が指す意味合いなども教えていただいたが、そういった機微なんかも決してガイドブックから得られるものではなく、地元の方に聞いて初めて知ることができる意義ある情報だ。
ありがとうございました。

宿泊は春日にある国領温泉 助七。
意外や、丹波には温泉施設がとても少なく、ここは中でも非常に限られた温泉旅館である。
近所を少し歩いてから風呂に浸かって、夕飯は牡丹鍋。
出汁は味噌仕立てで山椒が効かされており、すき焼きのように生卵をくぐらせて食べる。
煮込めば煮込むほど柔らかくなる、という言葉の通り、たっぷり味を沁み込ませたイノシシの肉は抜群の美味さだ。
野菜も肉もてんこ盛り、黒枝豆や季節の筍ご飯もあって、腹はち切れるほどに味わった。

牡丹鍋


2016年3月27日(日)

6時過ぎに起き、宿の近隣を軽く30分ほど走ってみた。
やはり朝の冷気の鋭さは街中のそれとは全然違う。
しかしこんなところで毎朝を迎えて体を動かしたら気持ちいいな~。

三尾山の向こうに朝日が昇る

朝風呂、朝食の後、チェックアウトして、イチゴ狩りをしにあぐり丹波3Dいちご園へ。
もはや毎年の恒例行事になってきた。
今年はお馴染みのあきひめやとちおとめ、紅ほっぺ等の他、桃薫という新品種が加わっていたが、その名の通り、かじると桃のような香りが広がって、実に美味かった。
お腹の調子が悪くなりそうなぐらいに食べきって、お土産も詰めて終了。
大満足。

あぐり丹波のイチゴ

道の駅あおがきで少し腹ごなしのために時間を潰してから、昼食は蕎麦の大名草庵へ。
まさに奥丹波という名がふさわしい、離合もできない隘路を進んだ先にある茅葺の古民家だ。
前日に電話を入れておいてよかった、雰囲気のある店内は満席。
客足は正直に味を物語っている。
鴨汁つけ蕎麦と、鯖ずしと蕎麦のセットを。
まずは塩を少しだけ麺につけて蕎麦の味見をするという演出も面白い。
熱々の鴨汁や酢の効いた鯖ずしはもちろん、喉ごしも含めて十割蕎麦の味わいを存分に堪能した。
Nさん、また来まっせ!

蕎麦と鯖ずしのセット

帰途、篠山の今田に立ち寄り、立杭の丹波焼窯元をいくつか見て回る。
ちょうど自宅用に何種か食器が欲しい、と妻が思っていたタイミングで、じっくり選んだ結果、丹泉、大雅、源右衛門という3つの窯で器を購入した。
これまで何度も通過はしているものの、降り立って歩いたのは初めてだったこの窯元界隈だが、窯ごと、あるいは作家ごとの色とか作風も本当に多様に富んでいて、特に器に興味を持っていない私でも楽しかった。

立杭

意外とこの今田で時を費やしたことで、帰りはモロに夕刻の渋滞時間帯に当たってしまった...が、丹波篠山を満喫した2日間であった。


♪ Mona Lisas And Mad Hatters - Elton John


2016年2月27日(土)

「京都マラソン2016」出場小旅行

先週末に開催された京都マラソン出場に当たり、前泊、後泊をつけて2泊3日で京都小旅行に赴いた。


2016年2月20日(土)

午前から雨が本降り。
14時過ぎに家を出て車で京都に向かったが、今日はどうやら止みそうにない。
その割には渋滞はそれほどなく、順調に聖護院にある宿泊先の旅館さわや本店にチェックインした。
駐車場を備えていないのでコインパーキングを利用せねばならず、その点はちょっと痛かったが、内装や設備は新しく小まめに手を入れているように見え、また部屋も充分な広さと清潔さで、なかなか快適な宿だ。

陽が落ちきる前に、事前受付会場のみやこめっせへ向かう。
徒歩で10分ちょいぐらいの道のりだが、雨がきついので自然と歩みもゆっくりになる。
会場の第一生命のブースでは尾崎好美さんが記念撮影に応じていた。

受付後、ロームシアター京都と建物を一つにする京都モダンテラスという店で夕食を摂る。
しかしこのあたりもすっかりオシャレになったものだ。

京都モダンテラス

近くのスーパー、コンビニで翌日の朝食などを買い込んでから宿に戻り、風呂に入って早めに床に就いた。
風呂に入ったのは20時台ぐらいだったと思うが、まだどの客も利用前の貸切状態。
土曜だし京都マラソン前日だし、満室だったとは思うが皆夜遅くまで出掛けてているのだろうか?
ちなみにこの旅館は、外国人の利用が約6割とのこと。


2016年2月21日(日)

5:45に起床し、おにぎり、パン、ヨーグルト、バナナの朝食を済ませ、身支度万端で7時迎えのタクシーに乗り、スタート地点の西京極総合運動公園へと移動する。
日曜早朝だし、マラソン当日なので皆車での移動を控えているのか、非常にスムーズに到着した。
何一つ焦ったり迷ったりすることなく、リラックスしてスタートまでの時間を過ごすことができたと思う。
運営についてもこの大会はとても評判がいいようだが、確かにしっかりオーガナイズされているし、トイレなどハード面でも他の大都市マラソンと同等以上の備えだった。

スタート前のひと時

8:30頃、応援の妻と別れてランナー限定エリアに入り、小用を済ませてスタートブロックに並ぶ。
陸上競技場のトラックからスタートできるのは嬉しい。
スターターは門川大作京都市長だったが、見慣れたいつもの和服姿ではなくこの時ばかりは赤いブレザーをまとっており、ちょっと違和感があるじゃないか。

9時ちょうどに号砲が鳴り、マラソンが始まった。
天気は良く、スタート時点の気温はなんとすでに12℃あったらしい。
予報よりだいぶ暖かい。
後で調べたところ、午後に入って陽が陰り寒くなったが、11時には19℃オーヴァーまで達したとのこと!

西京極を出て、まずは桂川沿いを北上し、嵐山から清滝~大覚寺~広沢池~仁和寺~龍安寺というルートを辿る。
大体覚悟はしていたが、序盤のこの区間は上り基調。
ところどころ走路が狭くて他のランナーと肘がぶつかるようなところもあり、またセンターラインの上にある突起物に躓いて派手に転倒している人も見てしまった。
特に仁和寺から龍安寺へ至るあたりはなかなかの斜度だったように思うが、スタート直後の混雑を除くと、概ねプラン通りの5分30秒前後/kmをキープして歩を進め続ける。
仁和寺の門前では僧侶たちが大挙並んで横断幕を持ってランナーを応援してくれており、これぞ京都ならではの光景に驚いた。
他にも、チアリーディングや軽音楽、太鼓にダンスなど、賑やかな応援も多数。
もちろん個々人で手を振り、声を掛けてくれる沿道の方たちもたくさんいて、励まされる。
そして外国人ランナーの割合もとても高い。

今宮神社前を通過したコースはここから、賀茂川沿いを少し上がって折り返し、北山通を東進して再び折り返し、さらに細かい折り返しを繰り返して、府立植物園内を走った後、北大路から賀茂川の河川敷に入り、川端丸太町まで狭い未舗装路を走る。
前日の豪雨にも拘わらず、河川敷はきちんと水が吸われて砂で埋められており、改めてヴォランティアスタッフたちの仕事に頭が下がる。
私が学生時代に2年間居を構えた松ヶ崎も通過し、しばし懐かしさに浸る。
植物園の中では、設えられた赤毛氈敷きの舞台に、舞妓さんが数人並んで音楽を奏でて応援してくれる趣向もあり、これまた京都ならでは。
ただ、丸太町から公道に上がる時にはそろそろ距離も33kmほどに達する頃で、ペースを刻むのにいよいよ余裕がなくなってきた。

コース終盤は、市役所前を通過してから川端通を東一条まで上がり、東大路経由で今出川に出て、京都大学のキャンパスを左右に見ながら白川通で折り返し、東大路を南下してゴールの平安神宮を目指す。
フルーツ好きにとっては、市役所前エイドのイチゴが嬉しかった。
後半に入りペースは徐々に落ち込み始めていたが、何とか35kmあたりまではギリギリサブ4ペースを守っていた。
気力を振り絞って、あと40分、決死の覚悟で足を進めたろうと、これまでの半生で根性とはまったく無縁だった私らしくなく頑張ったが、まず左の首筋にピキッという鋭い痛みが走っておかしくなり、引き続き38km地点あたりで左→右の順番でハムストリングが痙攣してついに立ち止まってしまい、万事休す。
ネットでも4時間切りが絶望となってしまったが、あとはシンプルにゴールを目指すより他ない。
本来であれば、我が母校の前を通るこの区間こそ、最もノスタルジックでエキサイティングなものになるはずだったが、もはや満身創痍でそのような心境に浸るゆとりはなく、唯一、「食いしん坊の店」ってまだやってるんだ...、と感心したのみだった。

最後、東大路から疎水沿いを東に入り、残り数百mのところで、沿道で応援する見知らぬ一人のおっちゃんが誰にともなく向けて放った一言、「あと少しや、頑張れー!」という言葉を聞いた瞬間、胸の内から感情が溢れてきてしまって、走りながら涙が流れ出した。
その感情を明確に言葉で説明することは難しいが、ここまで4時間超足を運び続けたこと、目標に届かなくて悔しかったこと、そしてこの数か月、何某かを犠牲にして練習を積んできたことなどが全部ない交ぜになったようなものだったのだろう。

ゴール手前で出迎えてくれた妻の姿も無事に確認することができ、ゴール。
後日発表された公式記録は以下の通り。

スタートロス 4'39"
0~5km 29'33"
5~10km 27'56"
10~15km 27'08"
15~20km 27'52"
20~25km 28'04"
25~30km 29'41"
30~35km 29'55"
35~40km 35'58"
40km~ 16'36"
ネットタイム 4時間12分43秒(グロス 4時間17分22秒)

今回は、走っている途中でまず足の裏が痛み始めた。
半分を過ぎたあたりだろうか、脚部にはまだそれほど疲労を感じていない段階だったが、徐々に足の裏の痛みが増してくる。
特に、子供の頃の怪我の影響が残る左ではなく、右。
ついで前述のように首、両ハムストリングと壊れ、ゴール後には体幹部の痛みも襲ってきた。
下半身のみならず上半身の左右バランスも悪く、腕振りに問題がある証左だろう、広背筋は左を中心に強張って上手く動かないし、腹直筋がくたびれているのは無論のこと、腹斜筋が攣りそうになるなんて、こんな感覚は初めてだ。
まさしく実力不足、力不足に他ならない。
ピラティスを通じて改善に取り組んでいる左足(脚)がトラブルを生じていないのが、ささやかな救いだ。

完走メダル

わざわざゴールを観に来てくれた仕事仲間のYさんと合流し、妻と3人で遅めの昼飯を喰う。
Yさんと別れ、宿に戻って落ち着いてから、風呂に入り、18時過ぎ、晩飯を喰いに河原町丸太町までブラリ。
もう一度風呂に入って体を温めてから、就寝。


2016年2月22日(月)

7時過ぎに起き、宿の朝食を頂く。
正統な旅館の朝食、といった内容で美味しかった。

この日は、京都市観光協会が主管する「京の冬の旅」というイヴェントに乗っかり、バスツアーに参加する。
通常は非公開の国宝や重要文化財がこのイヴェントに合わせて期間限定でいろいろと公開されており、それを観ることを主眼においたツアーが多数用意されている。
9時前、チェックアウトして、京都駅に移動し、10:10、我々を乗せた観光バスが出発した。
参加したのは「うるわしコース」というツアーで、最初に向かったのは東寺。
五重塔の初層内部を観た後、金堂、講堂に並べられた貴重な仏像群も観賞した。

東寺の五重塔

この後の訪問地も含め、行く先々で見どころを解説してくれるガイドの方々の話は興味深く、また引率のバスガイドさんも若いが15年ほどの経験を有するというヴェテランで、移動中ほぼしゃべりっ放しの持ちネタは豊富で感じもよく、京都の歴史や神社仏閣についてもとてもよく勉強をされているのがしかと伝わった。
ちなみに大型の観光バスはほぼ満席で、閑散期の平日といえどさすが京都。

次いで向かったのは相国寺。
足利義満が建立したことや、金閣寺、銀閣寺との関係などを学んでから、境内へ。
法堂の蟠龍図や方丈の庭園、襖絵などを観賞した。
禅寺における方丈の様式なども教えていただいた。

相国寺の方丈

続いて大徳寺へ移動し、境内にある泉仙という店でまずは昼食。
精進料理をアレンジし、魚や玉子など、本来は使用しない動物性の食品も観光客向けに少々取り入れた、名物の鉄鉢料理を頂いた。
豆乳仕立ての湯豆腐や梅甘露煮の天ぷら、炊き込みご飯などどれも美味かった。

泉仙の鉄鉢料理

食後、大徳寺の本坊を見学。
こちらの方丈も実に壮麗、見事なもので、枯山水の庭や生け垣の由来など含め、ガイドの解説と併せて見聞すればその価値も呑み込むことができる。
千利休切腹のきっかけとなった三門なども観た。

大徳寺の三門

最後は堀川今出川の鶴屋吉信に行き、創作和菓子の製作工程を見学してから、抹茶と和菓子を味わい、買い物なんかもして、京都駅へ戻って16時、解散。
一観光客として京都を堪能し、西宮の自宅へと帰路に就いた。


♪ Bad as I Am - Hollywood Vampires


2015年11月29日(日)

熊本・宮崎旅行記

休暇を取り、従前より見てみたかった高千穂峡への訪問をメインに据えて、熊本・宮崎旅行に行ってきた。


2015年11月24日(火)

10:40伊丹発のJALで熊本空港へ。
3連休の直後だからガラガラかと思いきや、E170は満席で、空港自体も結構混んでいた。
少し早めに行っといて安心したぐらいだ。

旅の1食目、馬肉丼とうどんのセット

正午前、熊本空港に降り立ち、空港内の店で早速馬肉丼など喰ってから、手配していたレンタカーを借りていざ東へ、一路高千穂峡を目指す。
レンタカーの窓口も非常に混み合っていた、それもトヨタばっかり!
これからはもっとマイナーな会社にしよう。

到着早々、絶景に息を呑む名高い真名井の滝も見える

1時間半近く走り、14時半頃、高千穂峡に到着した。
峡谷の上を走る遊歩道からの眺めに早感嘆してしまう絶景だ、これは。
自然の造形たるや、すさまじい。
真名井の滝の上に差し掛かり、紙面や画面でしばしば目にする景色に触れた時も、また感嘆の声が上がる。
手漕ぎボートにも乗り、水面からも真名井の滝を堪能した。
ちなみに連休中はボートに乗るのに、最大3時間の待ちが生じたとか!
恐るべし。

ボートに乗って水面から真名井の滝を望む

高千穂神社、そして岩戸神社にも足を運んだ。
そこかしこに神楽にまつわる展示物などもあり、この地が記紀神話の里であるということが自ずと伝わってくる。
天安河原まで歩いてみたが、なるほど、ここで神々が顔を寄せ合って相談事をしていたとしてもまったく不思議ではなかろう、と思わされる奇景であった。

岩戸神社の入り口付近にあった像天安河原

既に陽も半ば暮れ、宿泊先のホテルグリーンピア阿蘇を目指して、西へと戻る。
ちょうど1時間ほどの道のりだった。

馬刺や黒毛和牛の溶岩焼、だご汁などといった郷土料理を中心とした会席とブッフェの混合メニューとなっている夕食をたらふく頂き、気持ちのいい露天風呂を含めて温度の異なる3つの浴槽を持った温泉にゆったり浸かってヌルヌルになった。

馬刺自家農場で飼育しているという黒毛和牛郷土料理のだご汁 店によってヴァリエーションは色々


2015年11月25日(水)

7時半過ぎ、朝食ブッフェを済ませ、この日はまず阿蘇界隈に遊ぶことにする。
あいにく天気は、今にも雨が降り出しそうな重い曇天。
まあ仕方あるまい。

南登山道を上り、草千里を目指す。
道中、ものすごい霧に包まれて、ほとんど視界が利かない。
これは恐ろしい。
そして後で知ったが、まったく何も考えずに能天気に車を走らせていたこの南登山道、中岳の噴火警戒レヴェルがまさにこの前日に3から2に引き下げられ、通行止めが解かれた直後だったらしい。

道中はこんな感じでほぼ視界が利かない阿蘇草千里乗馬クラブにやってきた

草千里に到着してもずっと雲の中にいるような状態は継続したまま。
これはこれで楽しむしかない。
早速乗馬体験をした。
かれこれ20数年前、大学生だった当時に悪友たちと訪れた思い出の草千里、青空が広がり、火口も覗くことができたあの当時とはまったく状況が異なるが、この景色の中、ポクポクと巨大な馬に揺られるのもまた乙かな。
私の乗ったあいちゃん号はここにいる馬の中で最も大きく、体重は900㎏ほどあるとか。
ざっとサラブレッドの倍、脚もとても太かった。
たまたま私の時に牽いてくれていたのがこの乗馬クラブの3代目で、いろいろと話を聞かせてくれたのだが、今朝来られた方は50年以上前にもここで馬に乗ったことがあり、その時の写真を持参されて同じポジションで撮影をされたそうな。
私もまた30年後に来なければ...。

この景色の中の乗馬もまた乙なものだあいちゃんは大きかった

阿蘇山ロープウェー駅までの道もまさに通行再開されたばかりということで、上まで行ってみる。
この辺りも非常に懐かしい風景だ。
ショップ等はこの昼から営業を再開するらしく、スタッフたちが慌ただしく準備をしており、各メディアの取材クルーも多数いた。

この日から営業を再開するところ

我々も午後にもう一度ここを訪れることにして、一旦山を下り、阿蘇山の北側にあるひめ路という店で昼食を摂る。
私は赤牛重、妻は高菜飯とだご汁がセットになったひめ路定食を食べた。

赤牛重とご汁のセット

途中フラフラと寄り道をしつつ、食後、再び阿蘇山上広場に戻って、営業再開直後の阿蘇スーパーリングなるアトラクションを観てみた。
ジオラマにプロジェクションマッピングを施し、マルチスクリーンと連動したエンターテインメントプログラム、とのことだが、うーん...。
何事も経験。

山上広場から中岳方面を望む

南阿蘇村方面へ車を向け、阿蘇白水郷美術館という私設のギャラリーに併設されたカフェで一休み。
ちょうど居合わせた農園経営者の夫妻が持ってこられたという初物のイチゴをご相伴に与った。

白川水源

その後、帰り道に位置する白川水源に立ち寄る。
この辺りは水源がいくつかあるようで、中でもここが一番メジャーなのかな。
確かに行ってみると、見た目にはとてつもなくきれいな水が湧き出ている。
さすがに清水の川だけあり、カワセミが鮮やかなグリーンの背中を見せながら水面近くをスイーッと滑空する姿も見られた。
店にいた地元の人と話したところ、その方は30年ここにいるけどカワセミは見たことがないという。
ツイていたようだ。
水源の水を使ったというコーヒーも美味かった。
正直このスポットにはそれほど期待はしていなかったけど、結構楽しめた。

澄みきった湧き水カワセミ

宿に戻り夕食。
この晩は黒毛和牛のすき焼きがメインで、秋らしく釜飯も。
じっくり味わいところだが、1時間足らずで急ぎ平らげて、再び車に乗り込んで、既に真っ暗となった山道を高千穂目指し、ひた走る。
20時から高千穂神社で行われる高千穂神楽を見物するのだ。
実は昨晩、黒口という集落で本物の神事である夜神楽が行われていたらしいのだが、興味本位で覗くには敷居が高かったのでそちらは遠慮し、観光客向けにダイジェスト化されたこちらを観ることにした。

黒毛和牛のすき焼き釜飯

開演の10分ほど前に無事会場に到着し、神楽殿に入ってみると優に100人は超えると思われる客がもうぎっしり。
平日だからスカスカかと思ったら、侮ってはならん。
中央後方に何とか観易いポジションを確保した。

おそらく保存会の中心人物ではないかと思うが、最初の挨拶や説明などをされる人のMCがなかなか絶妙で、よく笑いをとっていた。
演じられる神楽は代表的かつたぶん動きが派手ななものが4番、上演時間は解説含めて1時間ジャストなので、ヴォリューム的にもちょうどいい。
本物の方は33番あり、夕方から翌日の昼まで続くというから...。
鈿女の舞というやつは、先月に西宮神社で、高知県梼原町の津野山神楽のものを観たばかりだが、またそれとは舞の方もリズムも節もまったく違っていた。
最後の御神体の舞では、客席への乱入もあり、楽しいイヴェントだった。

鈿女の舞ついに天岩戸が開いた

再び1時間掛けて暗黒の山道を戻り、温泉に入って休む。
ちなみにこの2日間、路上で見かけた野生動物はサルとウサギのみ。
意外と出遭わない。


2015年11月26日(木)

朝食を摂り、9時過ぎにチェックアウト、空港へ向かう前に少しだけ南の方に回り道をして、阿蘇ミルク牧場というところに行ってみた。
今日はとても寒い。
10時のオープンと同時に一番乗りで入場したが、閑散としている。
動物と少しだけ触れ合い、ホットミルクで体を温めて、1時間足らずで後にした。
帰る頃にはちょっと客が増えていた。

阿蘇ミルク牧場人懐こいロバ

レンタカーを返し、定刻から20分遅れた伊丹行きの便に乗り込んで離陸を果たしたが、ここから悪夢が始まった。
フラップ板の故障を示すアラートが出ていて、熊本空港へ引き返すというアナウンス。
既に30分ほど飛んだ後だし、「飛行に影響はありませんのでご安心ください」と自信満々で断言するならば、このまま大阪に向かった方が早いんちゃう、その方が皆幸せなんちゃう、と思いながら、それを言っても詮ないと一同分かっているため、機内には重い空気が充満するのみ...。

結局、大阪にもう着陸しているであろう時刻に再び熊本空港に戻り、機から降ろされて振替の手続き。
16時10分のANA便にギリギリ滑り込むことができたようだ。
それにしても規定とはいえ利用客の立場に配慮している対応とは感じられず、また言葉足らずの説明に代表される一連の接客、JALさん頼むよ。

予定より4時間遅れて、ようやく自宅に帰着したのであった。


旅行中から、鼻水過剰分泌を中心とするアレルギー症状が酷くなっているのを感じていたのだが、帰ってきて数日経ってもそのままの状態が続いている。
やっぱり山間部・農村部に入ると色々吸い込む量が増えるのかな?


♪ Black Friday - Steely Dan


2015年10月27日(火)

京都一泊小旅行

今年度から取得を義務付ける、と会社がぶち上げた計画年休なる制度を利用して休みを頂き、さらにカード会社の特典であるフリーステイチケットを用いて、昨日、今日と京都へ小旅行に行ってきた。


2015年10月26日(月)

10時過ぎぐらいに家を出て、名神でまずは京都東で降りる。
三宝院が開創900年を迎えるということで、最近ちらほらとその名前を目にすることが多い醍醐寺へ行ってみた。
総門の前にある蕎麦店で少し早めの昼を食べてから、境内へ。
まるで神社の参道のように、シンメトリーが印象的な寺だ。

仁王門へ向かう道

三宝院、霊宝館、伽藍の順に入場して拝観する。
名高い三宝院の大庭園はさすがにとても美しい。
この縁側に座っていれば何時間でも過ごせそうだ。
ただ絵画や彫刻のみならず、庭園まで撮影禁止とは何とも了見が狭いというかケチ臭いというか。
写真など撮る気がなくても、これ見よがしの監視員があちこちで目を光らせていると、リラックスして文化財を味わいきることはなかなかできぬ。
霊宝館で展示中の不動明王らの巨大仏像は迫力充分で、また下醍醐の一番奥、弁天堂の池も美しかった。

茶店の方から池を望む

京都のメジャーな寺社は大体そうだが、特にこの醍醐寺は、ギリギリ下品にならない程度に商魂逞しいなあ、と感じ入った次第。

祇園に移動し、Ki-Yan Stuzioでトートバッグを1つ購入。
前回訪問した際に、購入を迷った一品である。
せっかく祇園に来たので、北西部の辺りを少しだけ歩く。
高山彦九郎の土下座像やマルシン飯店等、学生時代の思い出の地にも足を向けてみた。
特に、当時この近所に下宿を構えていたMくんの家に遊びに行った時にしばしば訪れていたマルシン飯店が、20余年の時を経た今も健在だったことに少なからず感動した。

マルシン飯店健在

恵文社一乗寺店を少し覗き、相変わらず抜群の引力を持つ書棚に後ろ髪を引かれながら、宿泊する宝ヶ池のグランドプリンスホテル京都へ。
ここらへんも、松ヶ崎に2年住んだ私にとっては懐かしい土地だ。
ホテル内の和食レストランで懐石の夕食を頂き、風呂に入って寝た。

夜の中庭


2015年10月27日(火)

起床後、8時半頃外に出て、散歩がてら朝食を摂りに行く。
目指すのは宝ヶ池通りにあるドルフというカフェレストランで、私が学生時代に短期間バイトをした店でもある。
いやあここも懐かしい。

モーニングセットを食べてから、再びプラプラと散策。
宝ヶ池には国立京都国際会館があるが、改めて周辺を歩いてみるとその威容に驚く。
まさに古き佳き時代を象徴する、巨大ハコモノ事業を代表する1つだなあ。

庭園は美しかった

チェックアウトして、京都水族館へ行った。
平日だから比較的ゆっくり見られるかな、と思っていたが、その分修学旅行だか遠足だかの中高生や幼児たちが団体で多数来ており、土日とどっこいどっこいか?
予め、規模は大きくなく、展示生体種も限られていることは知っていたので、その点についてそれほどショックはなく、充分楽しく回ることが出来た。
日本の里山の風景を代表する生き物たちを大事にしている方向性もしっかり感じられた。
マスコットはオオサンショウウオ推し。
オットセイプールには、生後4か月のかわいいオットセイの仔2頭も展示されていた。
また昼飯は見学中に一旦施設を出て、梅小路公園内にある京野菜レストランで食べたが、ロケーションもよく、こちらも楽しめた。

オオサンショウウオが組んず解れつじゃれ合う仔オットセイ大水槽でエイたちに囲まれる飼育員

帰る直前、イルカショーが終わってガランとしたスタジアムの席に座り、買い喰いしつつプールを眺めていたが、飼育員がいなくなった後のイルカたちは本当に自由気ままに遊んでいた。
仲間同士で追いかけっこをしたり、プールのすぐ近くでカメラを構えている人を明らかに狙ってヒレでバシャンと水を掛けたり、アクリル板の向こうからこちら側の人間をジーっと見物したり。
この時間が一番楽しかったかも。

ドルフィンスタジアム

14時半頃、現地を後にし、1時間ちょっとで西宮へ帰り着いた。


♪ Rise 'n Shine - Extreme


2015年10月24日(土)

アワサンブンノニ

本日はトライアスロン仲間・T先輩のありがたいお導きにより、淡路島へサイクリングに行った。
ロードバイクを買ってちょうど1年経って、遅ればせながら初めての聖地参拝となる。
もちろん島を1周するアワイチ 150km! といきたいところではあるが、まだまだ実力不足の私に皆合わせてくれ、岩屋港を発って洲本から南西に折れて八幡経由、湊に出てそこから海岸沿いを北上する総距離105km、いわゆる南北周遊コースを回った。
アワサンブンノニ。

Tさんの他、同じくトライアスロン仲間のMさん(所用のため途中で離脱)、Tさんの仕事仲間のSさんと総勢4人で8時に岩屋港を出発した。
とにかく青空が広がる素晴らしい好天、そして10月下旬とは思えない陽気。
ところどころ交通量が多いところはあるが、総じて快調に行程を進む。

素晴らしい好天の下

正午前、郡家にあるCafe Marukouという店に入り、釜揚げしらす丼を堪能。
テラス席が文句なしに気持ちいい。

釜揚げしらす丼

道中も、路上から見える海はひたすら美しく、また潮の香りに牛糞や干し草の匂いが漂ってきて、都会の喧騒を見事に忘れさせてくれる。
ちなみに走りの方は、25km/h巡行ならば問題はないのだが、30km/hに近くなってくるとクルーズできるリミットを超えてしまい、どうしても遅れ出す。
上りは言わずもがな。
また、長時間乗っていると尻はまだ痛くなるし、いくらデスクワークをしても肩こり&腰痛と無縁の私が、途中から肩が凝り、腰が痛くなってきた。
フォームが拙く、無駄な力が入っている何よりの証左だ。
強くならねば。

淡路市内に入り、魚増鮮魚店で名物の焼穴子を頂く。
客は行列を作り、おばちゃんたちはひたすら炭火で穴子を焼く。
頭から丸かじるが、得も言われぬ美味さじゃないか。
もちろん雰囲気も込みで。

美味くないわけがない

絶景の淡路サンセットラインも終わりを告げ、14時前、ついに岩屋港に帰り着き、105kmの道程を走り終えた。
恥ずかしながら私のこれまでのロードバイク最長乗車距離は50kmにも届いていなかったので、その記録を大幅に更新したことになる。
疲労度はハーフマラソンぐらいか、それよりちょっとだけ疲れたかも。
1人では色んな意味でできない練習ができました、Tさん始め皆様どうもありがとうございました!

楽しかった

松帆の郷という日帰り入浴施設で明石海峡大橋を望む露天風呂に浸かり、家路に就いた。
Tさんには往復の車の運転もしていただき、重ねて御礼申し上げます。


♪ Dumb - Garbage


2015年10月 2日(金)

アメリカ再び

今夏のアメリカ旅行の際にお世話になった、メジャースポーツ観戦手配を生業とするNさんが来阪され、グランフロント大阪のTaorminaで会食をした。
再会を祝すとともに、オールスターゲームの土産話やスポーツの話で盛り上がったが、何よりNさんの仕事にまつわる色々な裏話が実に面白かった。
どんな業界であっても、その分野ならではのトピックスを聞くのは楽しいものだが、それが個人的に強い興味を持っている世界であれば、なおさら。
あっという間の2時間半であった。
料理も美味しく、特に海の幸のパッケリは絶品だった。


♪ The Muffin Man - The World Of Oz


2015年8月30日(日)

「ジュラシック・ワールド」鑑賞

映画「ジュラシック・ワールド」を観た。
どうにも脚本が甘いような印象で、ストーリーにはツッコミどころが多々。
期待値は高かったが、やはりオリジナルの「ジュラシック・パーク」の完成度には及ばずという感想。
最大の見どころは、クライマックスの戦闘シーン。
ヴィジュアル面については無論、22年前の前作より遥かに技術が進んでいるので、これは観る価値あり。
結論...最強恐竜はあいつだったのか!?


♪ Song For Guy - Elton John


続きを読む "「ジュラシック・ワールド」鑑賞"

2015年7月20日(月)

夏休みが終わった

6泊8日のアメリカ旅行より帰国。
早速インナースキャンに乗って諸々の値を測ってみたが、旅行前と比べて体重は1.5kg増、体内脂肪レヴェルも3.0→4.0となかなかの数字を示したものの、体脂肪率は0.6ポイントアップの8.3%に踏み止まった。
基礎代謝が以前よりも上がっているので、アメリカの食事が続いたトレーニングなしの1週間も、この範囲内で何とか耐え忍ぶことができたのだろう。
さて、今日から日常。


♪ Get Dirty - R. Kelly Feat. Chamillionaire


2015年6月16日(火)

「第1回 びわ湖トライアスロン in 近江八幡」参戦プチ旅行記

先の日曜日に開催された「第1回 びわ湖トライアスロン in 近江八幡」に出場するため、近江八幡へと赴いた。
初めてのトライアスロンということで何が起こるか分からなかったので、念のため月曜も代休を取って2泊3日で出掛け、観光も少々楽しんで帰ってきた。


2015年6月13日(土)

11時頃自宅を出発し、名神高速道路で東へ。
大津SAで昼食を摂った後、竜王ICで降り、大会の選手受付と前日説明会が行われる近江八幡市文化会館へと向かった。
会場付近には盛大な大会の幟などがはためいており、また揃いの青いTシャツを着たボランティアスタッフも多数出ていて、早くも気持ちは盛り上がってくる。
共に今大会でトライアスロンデビューを飾る予定の知友にも無事会うことができ、また招待選手の八尾彰一さんに改めてご挨拶することもできた。

セレモニーの一コマ

説明会後、宿泊先の休暇村 近江八幡に移動し、チェックイン。
今大会のスタート&トランジション&ゴール地点にもなっている場所で、非常に便利なロケーションにある。
もちろんついでに、会場付近も少々視察がてら散策。
ちょうど行われていた、地引網体験というイヴェントにも飛び入り参加してみたが、60cmを超えていそうな、丸々太ったブラックバスが揚がって驚いた。

宿の目の前がレース会場地引網で揚がった巨大なブラックバス

夕食はトライアスロンに合わせた特別プランのブッフェになっていた。
食事をしようと訪れたタイミングに、ちょうど宿に到着された八尾さんと出会ったので、恐れ多くも夕飯をご一緒させていただいた。
もちろんトライアスロンのことを含め、色々と含蓄に富んだありがたい話をたくさんお聞かせてくださり、妻ともども大きな学びを与えていただいた。
明日もよろしくお願いいたします。

風呂に入り、翌朝は早いので23時前には床に入ってみたが、隣室に集った客たちが結構うるさく、壁の造りも薄い建物なので、寝付くまで少々時間が掛かった。


2015年6月14日(日)

6時半起床、朝食を摂り、身支度を整えて目の前の大会会場へと向かう。
数日前までは雨の予報が残っていたが、どうやらその心配はなさそうな、まずまずの天気だ。
快晴でもないので、天候的には非常にいいコンディションになるかもしれない。
トランジションの準備も見よう見まねで一応やってみたが、これで大丈夫だろうか...。

トランジションエリアも賑わっている

ジュニアのスーパースプリントの試合がそろそろ終わろうという頃、我々が出場するオリンピックディスタンス(スイム:1.5km バイク:40km ラン:10km 計51.5km)がスタートする9時が迫ってきた。
トライウェアの上にウェットスーツを着込み、アンクルバンドを巻いて入水チェックへ。
水温は21~22℃ぐらいのようで、やはり入ってみるとかなり冷たい。
長袖のフルスーツにしといて本当に良かった。

スタートを待つ 真ん中で両手を上げているのが私

まったく速くもないのに年齢だけで第1ウェイブに入れられてしまい、9時ジャスト、号砲とともにスタートを切る。
会場となった宮ヶ浜水泳場はかなり遠浅で、おそらく岸から50mぐらいは足が付いたんじゃないだろうか。
750mを時計回りに2周回。
1周目に張り切り過ぎて、後半思いっきりバテてしまった去年の潮芦屋アクアスロンの教訓を糧に、またトライアスリートの大先輩たちから頂いた忠告に従って、最初から充分に余裕を持ったペースで、ゆっくりと泳いでいく。
無論海ほど波や潮は強くないが、ある程度は流れがあるので、やっぱりちょいちょい顔を上げてブイを確認しないと方向を間違えてしまう。
そして覚悟していた通り、3分後にスタートした第2ウェイブの人たちにもドンドン抜かれ始める。
焦らず、自分のペースを守っていこう。
2周終わってスイム終了、浜に上がる。
手元計測のタイムで、37分56秒。
目標は一応35分だったんだが、少し超えてしまった。

これまた去年はありあえないぐらいに手間取ってタイムを失ってしまったトランジションだが、今回は落ち着いて、もちろんスムーズでも速くもないが、明らかな失敗を犯すことなくこなすことができたと思う。
バイクの乗車ラインでまたがるまでの所要時間は、手元計測で5分ちょうど。

第1トランジション

バイクは最初の数kmはアップダウンのある湖岸沿いの峠道だが、周回コースに入るとほぼフラットで、実に走りやすい。
右も左も田圃が広がり、また時折現れる牛舎からは家畜の匂いがプ~ンと漂ってくる。
ひたすらのどかだ。
私がのんびり気分で田園地帯をサイクリングしているうちに、本格的なTTバイクにまたがってエアロスタイルバッチリの人、ディスクホイール独特の轟音とともに疾走する人たちはもちろん、スマートな女性トライアスリートたちにもガンガンぶち抜かれていく!
みんなすごいなー。
でもランの前にひ弱な脚を使い果たすわけにはいかない、余裕を持って抑えて。
40kmを走り終え、タイムは手元計測で1時間27分49秒。
1時間半は多分切れないと思っていたので、タイムだけとれば個人的には悪くはなかったが、抜かれた人数から考えるとこれはだいぶ遅い方だったはず。
このコースならこんなトロい走りでは勝負にならないな...。

バイク→ランのトランジションも大きなミスなくでき、手元計測で2分16秒。
実は湖の水が冷たかったせいか、スイム途中からおしっこがしたくなって、ここまで既に1時間半以上我慢しているわけだが、こうなったらあと1時間、ゴールまで耐えるか。

バイクから戻り、今からラン

説明会等で聞いてはいたが、ランコースは起伏に富んだ湖岸沿いの道路で、脚にも心にもなかなかハードなルートだ。
その代わり頭上を樹冠が覆って日差しを隠してくれており、爽やかさも感じる。
片道2.5km、往復5kmの一本道を2周回。
バイクでは数十人に置いていかれたが、3種目の中で比較的マシなこのランでは、逆にそこそこ追い抜くことができたんじゃないだろうか。
厳しいコースなので1時間超えを覚悟していたが、ラップタイムから判断するとどうやらそこまでは掛からなさそうだ。

そして2周回を終え、ビーチに設置されたゴールゲートをくぐり、遂にトライアスリートとしてデビューを飾ることができた。
ランのタイムは手元計測で56分26秒。
ゴール後は、ずっとサポートをしてくれていた妻はもちろん、わざわざ応援に来てくれた職場の後輩たち、そして共にこのレースを楽しんだ先輩や友人たちと完走の喜びを分かち合う。
トライアスロンは、お祭りだ。

招待選手の八尾彰一さんと

このびわ湖トライアスロン in 近江八幡、第1回にも拘わらず、大会前後を通して参加者の立場としてほとんど不安を感じることのない、とてもしっかりした運営体制だったように思う。
ボランティアスタッフの人数もとても多く、沿道で励ましてくれる彼らの存在も助けになった。

宴は続く

翌日確認した公式記録によると、3時間9分24秒で総合293位(エントリー408人、出走367人、完走341人)。
まったくもってビリから数えた方がよっぽど早い、誇るべきところのない記録ではあるが、昔から根性や努力や粘り強さなどとは縁遠く、心身ともに貧弱な私が地道に、よくぞ完走までこぎつけたと、自分に甘いが今回は"よくできました"を与えたいと思う。
種目別では、スイムが283位、バイクが315位、ランが225位とのことで、自分ではスイムが一番遅いと思っていたけど、どうやらバイクの方がよっぽど弱いみたいだ。
今後の課題が見えた。
また、今回は初挑戦ということで無理をしないよう強く心掛け、抑えて抑えて進んでいったせいか、1日経ってみると、恐ろしいことにちょっとした"物足りなさ"、みたいなものを感じたことも事実だ。
レースを行っている最中はもちろん不安を抱えているから、やっぱり51.5が精一杯だな、アイアンマンなんて夢のまた夢だ...、なんてずっと思っていたんだけど。
無論、抑えていったからこそ、怪我も何もなく笑顔でゴールすることができたし、目一杯大会を楽しむことができたわけだが、反面、心身を追い込んだ、という実感はあまりない。
いつかミドル、ロングに挑戦する日がやってくるのだろうか...?

しばしレース後の余韻が残る大会会場でイヴェントや買い喰いなどを楽しんでから、夕刻、応援団の後輩たちを連れてマルタケ近江西川という店で、近江牛の鉄板焼きに舌鼓を打つ。
ささやかな完走祝、プロテインローディングだ。

近江牛のフィレ

食後、彼らと別れ、宿に戻って露天の気持ちいい温泉に浸かり、さすがにこの日も早めの23時前には就寝。


2015年6月15日(月)

6時半に起き、7時からスタートする、宿主催のおさんぽ会に参加。
スタッフの先導と軽いガイドで、20分ぐらい皆で歩いたかな。
それから朝食を摂り、9時にチェックアウト。

聴診器で柳の木の命を音を聴く参加者一同

まずは近江八幡に来たらぜひ体験しようと思っていた、水郷めぐりへ。
いくつか催行会社があって、乗り場も分かれているみたいだが、昔ながらの手漕ぎ舟で風情があり、以前より乗りたかった近江八幡和船観光協同組合を選んだ。
乗合観光船は10時から、と情報にはあったが、9時半に乗り場に到着すると、「もうすぐ出るよ」と。
どうやら時間前でも人数が揃えば随時出発するらしい。
無駄に待たずに済んだので良かった。

水郷めぐりに出発

6人の客を乗せ、船頭さんの味のある説明を聞きながら、人が歩くのよりもちょっと遅いんじゃないかと思うほどの速度でのんびりと舟は水郷を巡る。
ほぼ流れのない、一見淀んだ風にも見える水郷だが、嫌な匂いのようなものなどはまったくなく、環境は少なくとも一定以上の水準で保全されていることが分かる。
湿地の生き物もいくつか見られ、アオサギ、カイツブリ、ヨシキリ、ウシガエル、アメリカザリガニ、アオダイショウ、名前不明の小型のヘビ、オニヤンマなどの姿が確認できた。
ゆったりと時が流れる。

すれ違うのも乙なもの鳴き声を上げるヨシキリ

約1時間20分の遊覧を終え、今度はこのすぐ近くにあるラ コリーナ近江八幡へ。
ここは、クラブハリエなどを展開するたねやグループが"自然との共生"をテーマにオープンした大型店舗で、もちろんあのバームクーヘンやたねやの和菓子を買うことができるし、喫茶とともに焼きたてバームクーヘンが食べられるカフェも併設されている。
我々もどらソフトとバームクーヘンを平らげ、非常に満足した。
美味かった。
ちなみにこの店の敷地はまだまだ広大で、来春オープンに向けた諸々の施設の大規模工事も続いていた。

雰囲気たっぷりのファサードどらソフト

きてか~なという地元の農産物や特産品などを扱った大型スーパーマーケットで少し買い物をしてから、ひさご寿しという店で昼食。
琵琶湖固有種のビワマスを使ったちらしや、鮎の握り、鮒寿司の握りなどを堪能した。
こちらも美味かった。

ビワマスを使ったちらしなど

店を出て帰途に就き、16時過ぎ、西宮の自宅に無事到着した。


♪ Sticky Sweet - Mötley Crüe


2015年3月28日(土)

丹波でイチゴと鹿を食べ尽くす

ポカポカ陽気の土曜日、少し早起きして丹波へ向かった。
一昨年行ったあぐり丹波を再訪し、イチゴ狩りを楽しむ。
ハウスは広く、とちおとめ、あきひめ、紅ほっぺ、かおり野、もういっこ、おおきみと6品種が味わえる。
シーズン真っ只中なので、朝から客も多数。
今年は100個喰うぞ、と意気込んでみたが、多分50個ほどしか食べられていないだろう。
量り売りのお土産摘みも含めて、1時間たっぷり堪能した。

深い山を背負うハウス食べ頃のイチゴ

あぐり丹波のすぐ近くにあるCafe de ふくむらというモダンで開放的なカフェで一休みしてから、柏原の鹿料理専門店、無鹿へ昼食を摂りに移動。
鴻谷シェフの頑張りによって着実に裾野を広げつつある無鹿、今日も盛況でお忙しそうだった。
9種の前菜にメインディッシュとデザートが付いたいつものコースを頂いたが、今日はその他、シェフのご厚意でタンと、さらにセルヴェル、つまり脳味噌を食すことができた。
牛や羊の脳は食べたことがあるが、鹿のものは初めて。
食感は少し歯応えのある白子のようで、味わいは他の獣のセルヴェルとそれほど変わらない印象。
これは良い経験をさせてもらった。
もちろん、ロースやモモ肉のメインに、スペアリブ、そして野菜を使った各品もいつものようにとても美味しかった。

タンとセルヴェルロースとスペアリブ

腹ごなしを兼ねて、帰る前に柏原の町を少し散策してみた。
観光案内所で声を掛けてくれた親切なヴォランティアガイドのおっちゃんに色々教えてもらいつつ、太鼓やぐら、木の根橋、柏原藩陣屋跡などをサラリと観る。

太鼓やぐら上まで勝手に登れる

不思議なことに、私は以前から丹波篠山界隈に行くとなぜだかとてもしっくりくる。
向かっている道中から既に気分が高揚し、そしてエリアに足を踏み入れると、住んだことはないのにまるでこここそがホームタウンであるかのような落ち着きを感じるのだ。
まさに、心の故郷、と言ってよい。
他の田舎町に行ってもこんな感覚は抱かない。
うちから1時間も走れば春日ICという距離感もいい。
しかし山が深いだけにこの時期、花粉の量も尋常ではないようで、街中にいるのとは比べ物にならないくらいの回数、今日は鼻をかみ、家に帰ってきた今も鼻水の垂れと目のかゆみが止まらないけれど...!


♪ Everybody Wants Her - Thunder


2015年1月 3日(土)

年越し裏磐梯旅行

遅ればせながら、謹賀新年。

年末の30日から新年2日にかけ、ファミリー総勢8人で福島県の裏磐梯へ行ってきた。
年寄り組は温泉&ダラダラ、私たちはスノーボード&スキー。


2014年12月30日(火)

今回は飛行機ではなく、新大阪から新幹線で移動。
途中、名古屋から乗ってくる母と合流し、東京経由で郡山まで新幹線で行き、そこからは在来線で猪苗代駅へ。
会津方面へ近づくにつれ、雪降る勢いが増してきた。

猪苗代駅はちょっとした吹雪

駅からホテルの送迎バスに乗って、宿泊する裏磐梯ロイヤルホテルに到着したのは16時半頃。
家を出てから8時間近く掛かった、やはり遠い。

部屋の外にはこんなつらら

横浜から車移動の義父母、義兄一家はもう少し遅くなりそうなので、妻、母と先に一風呂浴びる。
体を温める前にいきなり露天風呂へ特攻してみたら、アプローチの5mの間に凍え死ぬかと思った。
油断はいかんな。
湯の中は気持ちいい。
18時過ぎ、無事に車組も到着した。
夜間の雪中運転はなかなか難儀なことだったろう。

大賑わいのブッフェ会場

初日の夕食はブッフェスタイル。
和洋様々なメニューが揃っており、大人も子供も満足。
外は吹雪と形容していい天候だ。


2014年12月31日(水)

6時半起床、7時から皆で朝食ブッフェ。
そして準備をして、スノーボード&スキー組は8:45ホテル発の送迎バスに乗って、ゲレンデへ。
行先はグランデコスノーリゾートという、おそらくこの周辺では最大規模のスキー場のよう。

着いた瞬間は晴れていたり

着いた早々、麓からゴンドラに乗り込むあたりまでは時折陽も射し、まずまずの好天だったが、徐々に雲が空を覆い始める。
しかしこの日はチラチラ雪は舞うものの、視界不良や吹雪といった状態に陥ることはなく、なかなか楽しく滑ることができた。
子供たちもほとんど転ぶことなく、成長著しい。
コースは数こそ多くはないが、ゴンドラ1本で上がれば、3500mもの長さに達する緩斜面を滑り下りてくることができ、気持ちがいい。

ゴンドラで山頂駅へ易しい緩斜面が長く続くいい喰いっぷりだ

少し早めの夕刻、ゲレンデを出発する第1陣の送迎バスでホテルに戻り、温泉で一息。
夕飯は懐石スタイルの和食で、とてつもないヴォリュームだった。
私のみなんとか完食したが、普段の3倍ぐらいの摂取カロリーでは...。

夕食の一コマ

大晦日ということで、ホテルのラウンジで行われるカウントダウンに一応顔を出す。
ちょうど年越しの瞬間には窓の外に大きな花火が上がり、一同のテンションもアップ。
その後、居合わせた未年の宿泊客たちが槌を手に、樽酒の鏡開き。
一口頂いてから寝た。

窓の外に大きな花火新年を祝う鏡開き


2015年1月1日(木祝)

昨晩は少し遅かったので眠かったが、同様に6時半起床、7時朝食。
そして前日と同じく、じっちゃん、ばあちゃんたちを残してスキー場へ、という手はずだが、それに加えて昨日から少し体調が思わしくなかった姪も彼らと一緒に留守番することに。
というわけで、妻、義兄、甥と合わせて4人で出掛けた。
この日は送迎バスではなく、皆で雪かきをして義兄の車で行ってみた。

車の周りを雪かき

前日と同じグランデコスノーリゾートに着いてみると、かなり強い勢いで吹雪いている。
ビシビシと顔に雪粒が当たると本当に痛くて、視界も非常に悪い。

なかなか厳しいコンディション

ちょっとした修行のようでもあったが、前日には乗らなかったリフト等もすべて制覇し、ゲレンデ中をほぼくまなく滑った。
また、14時からはもちつきとそのもちの振る舞いも行われ、きなこもちを頂いたが搗きたては実に美味かった。

大盛況のもちつき

標高が上がり、山頂に近い部分に行くと当然雪と風の勢いが増して状況は厳しくなるのだが、その分、降りたての新鮮なパウダーが充分楽しめる。

フワフワのパウダースノー

が、さすがに小2の甥が「もう帰ろう」と音を上げた。
そうやんな、じゃあ帰ろうか、と私と妻が腰を上げ掛けた瞬間に、彼の父である義兄が、「もう1本、大丈夫だろ?」とまさかの強制延長。
どうやら義兄は自分が滑りたかったらしい。
甥よ、これが社会というものだよ。

これも修行だ

エクストラの1本も何とか消化し、昨日と同じぐらいの時間にゲレンデを後にした。
風呂入ってから、この晩も和食のコース。
そして前夜と同じく、気合で完食の総量だ。
さらに、翌日に誕生日を控える姪のお祝いも皆でして、バースデイケーキも頂いた。

姪の誕生祝い

食後、もう1度温泉に入って、これまでよりは早めの、23時前には就寝した。


2015年1月2日(金)

6時半起床、7時朝食の規定スケジュールをこなし、荷物をまとめて少し寛いで、チェックアウト。

雪に覆われた年末年始だった

車組に別れを告げ、9:45にホテルを出る送迎バスで猪苗代駅へ移動し、往路と同様、ローカル線→東北新幹線→東海道新幹線→ローカル線→阪急電車で帰宮。
雪の影響で東海道新幹線は少し遅れていた。
家の近所でも結構雪が降ったらしく、辺りにはまだ白い塊がところどころ残っている。


♪ Put You Head On My Shoulder - Paul Anka


2014年12月27日(土)

京都でノスタルジーを巡る小旅

昨日から1泊で、京都に行ってきた。
特にここ数年、楽しかった大学生時代を過ごした京都の街に思いを馳せることがちょいちょいあり、今回の小旅行の目的はいわば、そんなノスタルジックな気分に応えること。
これぞまさしく、年を喰った証拠だなあ...。


2014年12月26日(金)

9時前ぐらいに家を出て、阪急で河原町へ。
少し歩いて宮川町にある宿泊予定の宿に荷物を置かせてもらい、洛北へ向かう。
京阪出町柳で降り、まずは下鴨神社へ。
大学時代の前半2年は下鴨に住んでおり、この糺の森はその時の普段使いの道のようなものだった。
しかし20歳に満たない当時の私ときたら、この場所が持つ歴史的な意味や価値など皆目解せず、虚けのようにただ通り過ぎていただけ。
なんともったいないことをしていたのだろう。

糺の森を貫くこの参道を何度歩いたことか楼門

楼門をくぐったあたりで小雨が降り出し、足を速めて一回りした後、さらに北へと足を延ばす。
そういえば下鴨神社は来年式年遷宮を迎えるみたいだ。

かつて通っていた食堂が今もボロボロながら(失礼)何とか営業を続けている様を確認してホッとし、でももう1つの食堂はまったく違う店に姿を変えていたり、当時住んでいた下宿の建物も今や影も形もなく、誰かの家が新しく建っていたり。
昼食を摂りに訪れたのは、松ヶ崎にあるル・プティ・プランス。
20年前にアルバイトでお世話になった店だ。
オーナーご夫妻とお会いするのはかれこれ4年弱ぶりになるが、変わらず壮健なご様子で何より。
こちらも変わらず流れるビートルズをBGMに、美味くてアットホームなフレンチを頂いた。
店内はほぼ満席で商売も繁盛されている。

ル・プティ・プランスタラのアーモンドソース

レストランを出て東へ歩き、叡山電車に乗るため一乗寺へ。
その前に通りがかった恵文社に吸い込まれてしまい、予定外にしばしの時を過ごすことになった。
こういう楽しい店がうちの近くにもあればいいのになあ。
しかし、いかにも京都、それも洛中ではなく学生街にふさわしくもある。

楽しい恵文社

叡電で目指すのは鞍馬。
ここも学生の時に暇があればよく訪れていた山だ。
いざ着いてみると、山は雨模様。
ずっと本降りというわけではないが、散発的にサーッと雨粒が落ちてくる。

雨の中天狗と記念撮影

茶店で栗ぜんざいとわらびもちをつまんでから、上り始める。
こんな天気だからなのかもしれないが、鞍馬山が持つ霊気のようなものをこの日は一段と感じる。
昔日の先達がここに籠って修行をしようと発想したのも自然とうなずける。
本堂に辿り着くと、降っているのは雨ではなく雪。
山だなあ。

本堂には雪

大学生の時はよくここから貴船へと抜けていたが、今回はそのような時間も装備も持ち合わせていないので、鞍馬駅へ向かって引き返す。
下りは初めてケーブルカーにも乗ってみた。

叡電、京阪で街へと戻り、京の小宿 宮川町 よし井へチェックイン。
歌舞練場に隣接し、今年6月にオープンしたばかりという町家の旅館は、3部屋しかない小ぢんまりとした宿で、部屋も広くはないが清潔で使い勝手が良く、檜風呂の香りも心地良い。

京の小宿 宮川町 よし井部屋内の様子

少し休んでから、夕食を摂りに祇園の下河原にある美濃幸へと向かう。
道中の路地も、まさに祇園といった趣きで、歩くのも楽しい。
美濃幸は実は、昼に行ったル・プティ・プランスのオーナーシェフの実家筋に当たる料亭で、一度行ってみたいと思っていた。
創業100年を超える美濃幸は、いざ足を踏み入れてみると、その歴史にふさわしい格調高い店だった。

アプローチも雰囲気がある美濃幸

暖かい足元がありがたい掘りごたつ式の個室は、カウンターに5人は座れるほどゆったりしており、サーヴィスも過不足ない。
もちろん懐石の各品もどれも趣向が凝らされて美味く、他の国の料理にはない日本料理ならではの細やかさを改めて感じさせてくれた。
ちょっと贅沢をしてしまったが、腹も心も満たされた。

モロコも入った前菜柿の膾と蟹と昆布の酢の物

檜風呂で温まって、24時前には寝た。


2014年12月27日(土)

7時半頃起き、8時過ぎから朝食。
夕飯のついたプランはないこの宿だが、朝食にはいわゆる京都のぶぶ漬けが供される。
釜で炊きたてのごはんが美味しく、朝から珍しくおかわりをしてしまった。

ぶぶ漬けの朝食

10時前にチェックアウトし、すぐ近くにある建仁寺へまずは向かう。
以前に仕事で一度訪れたことがあるのだが、その時に庭園の美しさが印象に残っていて、ぜひプライヴェートで再び行きたいと思っていた。
俵屋宗達の風神雷神図(本物も所蔵されているが展示はレプリカ)や海北友松の雲竜図(これも同様)、2002年の作と新しい法堂天井の双竜図など、迫力あるアートを愛でた後、いよいよ潮音庭へ。

風神雷神図雲竜図双竜図

ほとんどの木が葉を落としたこの季節だが、さすがこの庭はどの方向から眺めてもやっぱり美しい。
私の限られた見識内だが、未だこの潮音庭の完成度を超える庭を見たことがない。
眼福。

潮音庭潮音庭 その2

建仁寺を後にし、祇園の小路をうろついてから、高台寺の近くにある萬治郎という店で昼食にする。
生麩や湯葉、豆腐が実にいい。
こういったものの美味しさが分かるようになったのも、ある程度年を取ってからだなあ。

目にも鮮やかな膳

そして午後は、大谷祖廟をぐるりと見て回ってから知恩院へと移動し、少し歩いたり休憩したりしてから、14時より始まる除夜の鐘の試し撞きを見る。
知恩院といえばNHKの「ゆく年くる年」でもおなじみの、僧が裏返って全身をアクロバティックに使い巨大な鐘を撞くアレが有名だが、この日行われたのはそのリハーサルのようなものだ。
ひしめく見物客に囲まれ、1人が2回ずつ、大鐘を撞いていく。

除夜の鐘の試し撞き

年若い僧には指導役の先輩格が細かく教えてはいるが、手が滑ってコケてしまったり、掛け声が小さくて失笑を買ってしまったりと、クスッとしてしまう失敗も。
いやあ堪能した。
御影堂や三門は大きな工事中だった。

円山公園を抜け、茶店に入り抹茶チーズケーキやらで少し休憩してから、阪急で西宮へと帰ってきた。


♪ Snowman - Rainbow


2014年11月23日(日)

「第1回 FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニング in くつき」参戦記

「第1回 FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニング in くつき」に参加するため、前泊で滋賀県高島市まで行ってきた。
コースは約40kmのロングと約18kmのショートがあり、私がエントリーしたのはもちろんショート。
トレイルの距離は、ロードではその倍に相当するぐらいきつい。
ロングコースの制限時間が9時間半ということからもそれは窺い知れる。


2014年11月22日(土)

11時、家を出て名神高速に乗り、一路東へ...のはずだったが、なんと豊中に差し掛かったあたりで、肝心のシューズを忘れているという事実に気づき、愕然とする。
前夜から荷物をまとめて準備万端のつもりだったが、何たるビッグミステイク。
仕方ないので高速を途中で降りて家に取りに帰るより他なし。
3連休の初日で西宮市内はかなり混んでおり、90分のロス。
前日受付はもう無理だ、せめて前夜祭には間に合えばいいのだが...と割り切って、途中、桂PAで昼飯なんかも喰って、京都東IC→国道161号→国道367号と向かったところ、なんと15時過ぎに現地、グリーンパーク 想い出の森に到着し、見事受付もでき、16時からスタートする前夜祭にも余裕でセーフだった。

今回レースが行われる高島市の朽木は、かつて朽木村だった頃に、学生時代の悪友たちとキャンプやらなんやらでよく訪れていた場所。
道中、見覚えのある懐かしい風景も多く、改めていいところだなあと思った。
まさか20年の時を経て、このようなレースに参加するとは分からぬものだ。

前夜祭では鯖の棒寿司やなれ寿司、へしこ、それににゅうめんやなめこ汁、鹿肉カレーに栃大福など当地の名物料理が並んでおり、量も充分で満腹になった。
しかしそれ以上に嬉しかったのはやはり、今大会のプロデューサーである鏑木毅さんに会うことができたこと。
この世界では紛れもなく日本を代表する第一人者なので、会場での人気もすごかった。
色々な話を聞けたことも素晴らしい経験だった。
ゲストの方なども来られており、盛りだくさんの前夜祭、これで1000円はお得。

前夜祭鏑木毅さんによるコース説明

19時過ぎ、宿泊する白浜荘という宿にチェックインし、腹はいっぱいなので風呂入って21時半頃にはベッドに入った。
さすがにその時間から熟睡はできず、ウトウトしている時間が長かった。


2014年11月23日(日祝)

4時起床、身支度して4:30、宿を発つ。
昨日の昼間はとても暖かったが、さすがにこの時間はとても冷え込んでいる。
そして日の出前の路上は、都会に慣れた目には真っ暗で、闇の深さに身が引き締まる。
途中で路肩に立ち止まるシカ3頭とすれ違ったが、以前、丹波で農作物の獣害の撮影をしていた時のことを思い出した。

真っ暗な駐車場で蠢く人々

5時、指定の駐車場に車を停め、シャトルバスで開会式会場のグリーンパーク 想い出の森へ。
気温は5℃あるかないか。
会場をぶらついていると、前方になんだか見たことのある顔が、と思ったら、なんと我が社の先輩だった。
といってもランナーではなく、仕事でこの大会を視察に来たらしい。
驚いた。

ロングの部スタート

陽が上り薄闇が晴れてきた6:30、ロングの部がスタートしてタフなランナーたちが旅立っていき、我々ショートの参加者は再びバスに乗り込んで、スタート地点へ移動。
安曇川沿いに20分ほど南下し、栃生という集落へ。
ロングコース同様、鏑木さんによるブリーフィングなどがあった後、トイレ行列が長いという理由でスタート時間を10分遅らせ、7:40に号砲。

ショートコースのブリーフィング

まずは雰囲気のある集落の舗装された小道を2kmほど走り、それからトレイルの入り口へ。
前夜祭のブリーフィングでも鏑木さんが説明していたが、ここからいきなり3km足らずの間に700mもの標高を駆け上がるコースとなっており、ショートの部はスタート直後にいきなり最大の難所がやってくることになる。
しかもこれも説明にあったが、トレイルは九十九折状ではなく、ほぼ直登。
これはきついわ。
摩耶山に登った時のことを少し思い出したが、当然それよりもハードだ。

ひたすら上る

1時間半ほど上りっ放しで、ようやく標高949.9mの白倉岳頂上に辿り着いた。
心臓は大丈夫だが脚がもうだいぶダメージを負っている。
アキレス腱が少し痛み、また靴擦れも起きているようだ。
このシューズはもちろんもう何十回も履いて山に入っているが、ここまできつい上りを続けたことはなかったので、今まで擦れていなかった箇所が擦れたんだろう。

白倉岳頂上

山頂付近で、想定になかった驟雨に襲われる一幕もあった。
天気予報では晴れだったが、やはり山の天気は一筋縄ではいかぬ。
上っている途中に暑くなって脱いだウィンドブレーカーを再び羽織った。

白倉岳以降の約12kmは細かいアップダウンはあるが、下り基調。
私は圧倒的に上りが苦手なので、上りの時は前には置いていかれ後ろには詰められて、反対に下りで前に追い付いて後ろを引き離すという繰り返しが基本パターンとなる。
この頃には前後にいるメンバーもなんとなく半固定化されてきて、会話を交わすことも。
ちなみにトレイルの入り口こそ渋滞したが、あとの区間はそんなことはまったくなく、周囲にまったく人の姿が見えない一人旅の時間も結構ある。
また、これもコース説明で何度も念を押されていたが、今回のコースは未整備の、本当の意味でのトレイルがほとんどで、分かりやすい木段や石段がないためコースを間違えやすく、そのため正しいコースを示すテープや目印が20~30mおきぐらいの短い間隔で設置されている。
特に間違えやすい場所では、それこそ数mおきにこれでもかというぐらい張ってくれているので、安心して走ることができる。
鏑木さんが「妖精を見た」という幻想的なトレイルは気持ちいい。

迷いやすい場所にはたくさんのテープが気持ちのよいフカフカトレイル

ショートコースの11km地点、ロングなら33km地点の大彦谷林道にエイド&チェックポイントが設置されているんだが、なんとその手前1kmぐらいで、早くもロングの部、1位の選手に抜かれた。
単純に、30kmを3時間ほどで進んできたことになる。
なんという速さか。
まさに猿のように爽やかに山を駆け下りていった。
どの世界にもバケモノみたいな人は必ずいるもので。
都合、ゴールするまでにロングコースのランナーには多分10人ちょっとぐらい抜かれた。
どのランナーも、一歩足を踏み外したら崖下に真っ逆さまに落ちてしまうようなトレイルを飛ぶように下りていく。
なぜ彼らはコケないんだろう?

このような道なき道をトップランナーたちはカッ飛ばす

大彦谷林道のエイドでは、名物の小鮎の天ぷらや鯖のなれ寿司の他、バナナやオレンジなどを頂いて、7~8分ほど休憩したか。

エイドには小鮎の天ぷらも

ここからも100m以上アップする上りが待ち受けており、ガツンと効く。
そしてそろそろ下りでも脚にき出した。
まだまだ鍛錬が足らん。

紅葉が美しいさあ朽木の集落へ

山から出て朽木の集落に入り、あとはロードをゴールの朽木中学校まで目指してトコトコ走る。
沿道の民家から出てきて応援してくれるおばあちゃんやおっちゃん、おばちゃんたちの笑顔がありがたい。
ゴールでは鏑木さんも迎えてくれた。

ゴールでは鏑木さんが待っていてくれる

公式タイムは3時間52分44秒で、暫定順位は男子124人中59位。
もっと下位かと思っていたので、嬉しい誤算だ。
それにしても、しばらく山には登りたくない、と思うぐらい疲れた。
実際、時間的に見ても分かるように、フルマラソンに限りなく近い度合いの疲労感。
上り下りがある分、筋肉や骨へのダメージはそれを上回るし。
18kmのショートで精いっぱいだなあ。

振り返ってみると、第1回ということで多少不安はあったが、それがまったくの杞憂に終わる素晴らしい大会だった。
スタート地点ですべてのランナーを見送り、そしてゴールでもすべてのランナーを出迎えるという行為に代表される鏑木毅さんのホスピタリティーを始め、コース設定、運営体制、インフォメーションのアナウンス等々、どれも非常に高いレヴェルだったと思う。
エントリーフィーもまったく高いと感じない。
楽しませていただき、ありがとうございました。

心遣いの1つ

開会式会場だったグリーンパーク 想い出の森内にある朽木てんくう温泉で一風呂浴びてサッパリしてから、同じく施設内にある朽木里山れすとらん 天空で岩魚の塩焼き膳の昼飯。

岩魚の塩焼き膳

落ち着いた。
帰り道も特に目立った渋滞はなく、16時頃、西宮の自宅に帰り着いた。


♪ Gunning Down Romance - Savage Garden


2014年10月 6日(月)

金沢一泊旅行記

先の週末、金沢へ一泊旅行に行ってきた。


2014年10月4日(土)

いつものウィークデイよりも早く起き、8時に家を出て名神、北陸道経由で約320km、小休止込みで4時間余り掛かっていざ、石川県金沢市へとやってきた。
この旅のメインにして最初の目的地、金沢21世紀美術館へとまずは赴く。
館内のカフェレストランで予想以上に上質な昼食を頂いてから一回り見て歩いた。

妻が頼んだ兼六御膳

哀しいかな私は、絵画や彫刻などを鑑賞する眼力をまったく持ち合わせていない無粋な輩なのだが、そんな者であっても純粋に楽しめる仕掛けや展示がここにはたくさんあった。
さすが、評判通りだ。
ちょうど開館10周年を迎える時期ということで、無料展示のスペースが拡大されていたようで、それもラッキーだった。

雲を測る男を望むタレルの部屋にて

まさにこの日からスタートした"ガウディ×井上雄彦-シンクロする創造の源泉-"ももちろん観てみたが、あまりの見応えに吃驚。
普通に回るだけで軽く1時間半ほど掛かったから、熱心なファンが力を込めて入れば、3時間ぐらいあっという間に経ってしまうだろう。
時空を遠く隔てた2人の天才の仕事を垣間見た。

ガウディ×井上雄彦は盛況

夕方、ホテル日航金沢にチェックイン。
もらった北國新聞の夕刊を見てみると、1面に"ガウディ×井上雄彦"の記事がバーンと載っていた。
朝イチの開幕イヴェントには井上雄彦氏も来ていたらしい。

荷物を置いて、夕飯を食べる予定の香林坊方面に向かい、プラプラと歩き始める。
徒歩で30分ほどは掛かりそうだが、散策がてら、ちょうどいいだろう。
長町武家屋敷跡というエリアを通過しつつ、流れる小川沿いのルートを主に採って南南東の方角に向かい続ける。

旧野村家の看板

金沢に到着直後から感じていたが、さすが小京都という異名を持つだけあり、いろいろな点において京都と似通った雰囲気をまとっている。
幹線道路は観光バス、路線バス、タクシーで混み合い、外国人の姿が非常に多く目につく。
街並みなんかも同様で、香林坊に入ると、木屋町にも通じる景観ではないか。
金沢を訪れること自体は初めてではなく数回はあるが、こうした雰囲気などを感じ取る受容器が皆無の若かりし頃であったり、または仕事で慌ただしく数時間滞在しただけだったりしたので、今回改めて味わった気分だ。

香林坊の外れの一角

夕飯は金澤もんようという創作和食の店で。
店内はほぼ満席、予約していてよかった。
加賀れんこんの天ぷら、シロエビの唐揚げ、フクラギ(他でいうところのハマチ)のたたき、金時草のおひたし、秋ナスのグラタン、そして鴨の治部煮などを食す。
どれもこれも実に美味い。
これは正直申して大当たり、幸せな晩餐タイムとなった。

金時草のおひたし鴨の治部煮

ホテルにフラフラと帰り、23時頃には就寝した。


2014年10月5日(日)

7時起床、朝御膳なる朝食を食べて、9時頃チェックアウト、この日の午前は兼六園へと足を向けた。
降水確率高めの予報だったが、早い時間は何とか保っている様子。

兼六園に来るのも、高校の時の修学旅行を含め数度はあるが、これだけじっくり見たのは初めてだろう。
11万平米を超える広大な庭園は、どこからどう見ても絵になる。
そしてここにも多数の外国人観光客。
全入園者の半数ぐらいが外国人、と言っても誇張ではないんじゃないだろうか?
途中、11時頃からやはり雨が降り出した。

印象的だった唐崎松

11時半、目をつけていた三芳庵という、園内の料亭にて少し早目の昼飯を食べる。
重箱様となった御膳で、充分に美味く、またロケーションも込みで堪能した。

素晴らしいロケーションで昼食を味わう

周辺の店で九谷焼の小皿など、若干買いものをしてから帰路へ就く。
心配していた雨の勢いはそれほどでもなく、往路と同じぐらいの時間で西宮へと辿り着いた。


♪ All The Things - Pitbull Feat. Inna


2014年8月 3日(日)

小笠原諸島・父島旅行記

夏休みに、小笠原諸島の父島へ行ってきた。
島には空港がなく、一般人が利用できる唯一の交通手段は海路。
東京から実に25時間半、飛行機で地球の裏側に行くよりも時間が掛かる日本だ。
これまで一度も大陸とつながったことがない海洋島である小笠原はそれ故に多くの固有種を備えており、まさに"東洋のガラパゴス"という異名がふさわしい。
かれこれ10年ほど前から渡航を画策していたのだが、なかなか長期の休みが取れなかったり、行けそうなスケジュールが見えてきた時点では予約が取れなかったりとこれまでタイミングが合わず、今回はまさに満を持しての旅となった。


2014年7月22日(火)

5時起床、5:45迎車のタクシーで伊丹空港へ向かい、7:05発のJALで羽田へ。
そしてモノレールで浜松町へ行き、竹芝桟橋到着が9時と、予想以上にスムーズに移動完了した。
のんびり受付を済ませ、ゆるキャラのおがじろうとキャプテンたちばなが見送る中、おがさわら丸へと乗り込み、定刻の10時に無事出航を果たした。

おがさわら丸に乗り込む

1等船室の2人部屋を予約していたのだが、この便は空いていたらしく、同じ1等の4人部屋を2人で使っていいということだった。
後で聞いたところ、乗客数は240人ほどで、普段は500人以上になることが多いというから、かなりラッキーだった。
夏休み期間中とはいえ、3連休直後だったのも影響しているのだろう。

ひとしきり船内を探索して、11:30に食堂で昼食を摂る。
限定メニューとなっている鴨の香草焼きにしてみた。

船内食堂の様子

時間はたっぷりあるので、船内DVDで流れていた「ウィングス」というアニメ映画を観たり、デッキなどの各所でボーっとしたり。
東京湾を出てしまうとほとんど携帯電話の電波も届かず、何をする必要もない、ある意味でとても贅沢な時間だ。

軽食などが供されるスナックコーナー

夕方、スナックコーナーでアップルパイとコーヒーで小腹を満たし、18時、食堂で夕食。
今度は島塩ステーキを食べ、デザートに焼きプリン。
食後、サンセットの時間に合わせて甲板に出たが、あいにく雲が多くて水平線に日が沈む光景は見られなかった。
さすがに太平洋の大海原、外は風が強いが、海の状態はおそらく凪なのだろう、この程度なら。
しかしこうしてのんびり船旅をしていると、大学生の頃に行った沖縄旅行を思い出す。
あの時も鹿児島から約1日、フェリーに揺られて赴いたものだ。

夕暮れ迫る太平洋上

旅客数が少ないので、船内どこも混んでおらず、楽だ。
19時半にシャワーを浴び、やることもないので22時頃には寝た。
ベッドに横になっていると、デカい船とはいえ、結構揺れていることがよく分かる。


2014年7月23日(水)

早い時間に寝たのでさすがに幾度か目覚めるが、6時半、完全に起きて床から出る。
空には少し雲が出ているが、日差しは間違いなく南国のものになってきた。
そして海の青さも深くなっている。
甲板に出ると、カツオドリの姿も見える。

海は青さを増してきた

7時、食堂で朝食。
9時頃には聟島列島が見えてきて、デッキ上に人の数も増えた。
そして10時過ぎ、いよいよ目的地である父島の影が見え始め、出航から25時間20分が経過した11:20、おがさわら丸は二見港に入港した。
11:30、下船、上陸。

いよいよ父島の二見港に入る接岸、上陸

各宿の人を始め、出迎えの人も多く来ている。
我々が宿泊するAQUAのご夫妻とも合流でき、車で宿まで移動。
建築家作品であるというAQUAの建物は白を基調としたシンプルかつ清潔なデザインで、内装もモダン。
吹き抜けが気持ちいい。
部屋も充分に広く、快適だ。

宿泊先のAQUA室内の天井は高く、デザインはモダン

荷物を置き、散歩がてら昼食を摂りに出る。
どうやらこの前日ぐらいまで雨天が続いていたらしく、湿度が高くて蒸し暑いが、雨が上がったことはラッキーだ。

曇りがちだけど蒸し暑い 父島の目抜き通り

何を差し置いてもまずは小笠原特産のウミガメを食べよう、と思っていたので、波食波食(ぱくぱく)という店に入って、私はウミガメの煮込み定食をオーダー。
どうもモツっぽいものも含め、いろいろな部位の肉が煮込まれているようで、若干の生臭さがあった。
ちなみにおがさわら丸の着発日だからか、お昼時の店内は大混雑。

波食波食店内は大盛況アオウミガメ肉の煮込み

昼食後、端から端まで歩いても15分も掛からない町の中心部を一通り歩き、14時に出航して東京へ向かうおがさわら丸を見送ってから、宿に戻る。

東京へ向けて出航するおがさわら丸を見送る太鼓隊

少し休憩して16時過ぎ、再び町へ出て、翌日のスクーバダイヴィングを頼んでいるディープブルーというダイヴィングサーヴィスに行って手続きを済ませる。

鳥の姿も見かけたが、本州にいるヒヨドリの亜種となるオガサワラヒヨドリに、これは内地にいるものと同じメジロと、珍しいものではなかった。
海の色はとにかく碧い。
これがボニンブルーというやつか。

大村海岸の海は碧い

外気温については、数字は東京や大阪の方が遥かに高いかもしれないが、やはりここまで緯度が下がってくると暑さの質が違う。
快い灼熱だ。

18時から、宿の食堂で夕食。
熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに、というありがたいポリシーのもと、食事は懐石風に順番に供される。
メニューの内容は島の食材を活かした和洋折衷で、この時はローストビーフに、チギというハタの仲間の魚のフライ、自家製味噌汁、ヴァニラアイスの島蜂蜜がけなど、どれも非常に美味しい。

ローストビーフチギのフライ

翌日以降、ツアーガイドの方などに聞くところ、AQUAの食事はやはり評価が高く、曰く「他に食べに行く必要がない」とのこと。
ご夫妻のみでされている宿だが、ご主人は元々料理人なのかな? と思ったぐらい。

到着日のこの夜はナイトツアーを申し込んでおり、19時半、宿の前でオガツアーのガイド・Oさんと合流、車に乗ってツアーに出掛ける。
客は我々含め8人となかなかの盛況だ。
まず、島の北側にあるウェザーステーションの方向に山道を上がっていき、その途上で絶滅危惧種の固有種であるオガサワラオオコウモリの観察。
首尾よく、木に逆さにぶら下がって食事をしている1匹をすぐに発見することができた。
リュウゼツランの花の蜜を食べに来ているみたいだ。

逆さにぶら下がっているオガサワラオオコウモリ

オガサワラオオコウモリは定期的に餌場を移動していくようで、この数日はここにいるはず、という目星がついていたのだろう。
見たところ、体長は30~40cmほどだろうか。
他のコウモリのようにブタ鼻ではなく、両目が大きい。
存分に観察することができた。

次に、島の南西部へ移動し、小港海岸というビーチへ。
ここの砂浜では、オカヤドカリ、夜光虫、ミナミスナガニといった生物たちを観察する。
ちなみに父島の面積は24平方km弱で、道路も島中に張り巡らされているわけではないため、車で1周グルリと回っても1時間も掛からなそうだ。

大きなオカヤドカリ 一応天然記念物ミナミスナガニ

小港海岸を後にして、最後に向かったのはおそらく島中央部の長谷という地名のあたり。
そこで緑色に妖しく光るキノコ、ヤコウタケ(通称 グリーンペペ)を見つけようというのがミッションだ。
湿度が高い方が出やすいらしいので、雨上がりのこの日は条件的にはいいはずだが、道路脇の藪に目を凝らしてもなかなか見つからない。
が、落ちていた割れ竹に生えていた個体をじっくり観察することができた。
確かに黄緑色にボンヤリと淡い光を放っている。
傘の直径は1~2cmぐらい、高さは3cmほどか。

グリーンペペの淡い光

観察トピックスは以上だが、途中のいくつかのポイントでは、夏の星空レクチャーも行われた。
我々が普段過ごしている街中では決して目にすることができないまさに満点の星空が頭上には瞬いており、Oガイドの解説で夏の大三角形やはくちょう座、北斗七星、北極星、さそり座、いて座など、たくさんの星を一同、感動とともに観察した。

こうして、AQUAの奥さんが言っていた通り、ダジャレ満載の楽しいOガイドのナイトツアーは終了。
21時半頃、宿に帰着し、風呂入って、23時頃就寝した。


2014年7月24日(木)

朝方に何回か目覚めるが、7時起床。
好天に恵まれた。
指定の7:30より少し前に食堂に下りていき、朝食を摂る。
近海もののカンパチの塩麹焼きや青パパイヤ、パッションフルーツなど、どれも美味い。

島特産のパッションフルーツ

この日はスクーバダイヴィング。
近くにある佐藤商店という店で弁当を購入し、8:30、迎えの車に乗って港へ。
といっても1分あれば着いてしまうのだが!
ちなみにダイヴィングに限らず、小笠原で朝から各種のツアーに出掛ける場合、弁当は朝のうちに各自手配というのがスタンダードらしい。

さっそくディープブルー号に乗り込み、オーナーインストラクターのT夫妻の案内の下、出航。
ゲストは私たちを含め9人。
1人で参加している人も多い。

ディープブルー号に乗りいざ出発

ダイヴィングサーヴィスのウェブサイトに、移動中にイルカなどを発見したら海に飛び込んで一緒に泳ぎます、という主旨のことが書いてあったのは確かに事前に読んでいたが、1本目のポイントに移動中、早くも「イルカです」というスタッフの声が聞こえてくるではないか!
港を出てたぶん10分か15分ぐらいしか経っていない。
私などよりも妻が勢い込んでマスクをつけていち早く準備をし、T夫妻の指示に従って皆海に飛び込む。
まだウェットスーツも着ていないが、海水温はまったく気にならないほど温かい。
あるいはイルカと遭遇した興奮でその辺が麻痺していたか。

いきなりの臨戦態勢

群れを見つけると、船長の采配により、海に入って泳いで上がって、というアタックを通常3~4回ほど繰り返すのが流儀のようだ。
この時は、1頭の個体が魚を口にくわえている姿もはっきり見えた。
ともかく、いきなりミナミハンドウイルカの群れと一緒にドルフィンスイムを体験するという、思わぬ嬉しいハプニングでこの日は幕を開けた。

イルカとともに泳ぐ 口に魚をくわえた個体も船上からもよく見える

最初の潜水ポイントは、西島大岩。
やはり水温は高めで、23℃。
透明度は思っていたほどではなく、せいぜい20m程度か。
テングダイにノコギリダイ、キリンミノ、アカヒメジ、ナンヨウブダイなどを見ることができた。

テングダイノコギリダイの群れ3尾のキリンミノナンヨウブダイ

このまま2本目のポイント、南バラバラ岩に移動し、しっかり休憩時間を置いてからダイヴ。
岩礁帯だけに地形が面白い。
ちょっとした流れに乗ったドリフトダイヴだ。

地形が面白い

見たものはミナミイスズミの群れに、同じく大群でいたキホシスズメダイ、アカイセエビなど。
念願のアオウミガメも、少し遠かったが目撃することができた。
9年前にCカードを取得した時からずっと出遭いたかったウミガメ、これまで巡り合わせが悪く、実はダイヴィング中に見たのはこれが初めて。

ミナミイスズミの群れキホシスズメダイが舞う小笠原・伊豆諸島固有のアカイセエビ この個体は抱卵していた遠くに見えたアオウミガメ

2本終わって、船上で昼食休憩。
この時にも幸運なことにミナミハンドウイルカの群れと出遭い、この日2度目のドルフィンスイムを楽しんだ。

なかなか特徴のある太った個体

3本目のポイントは赤岩。
ここでも少し流れがあり、海中ではこれまでに記したもの以外では、ヘラヤガラ、アカマツカサ、ツバメウオなどを見た。

大きな目をしたアカマツカサ大きなテーブルサンゴその下にはこんな景色もウミウシもいた安全停止中、横にはツバメウオ

絶好の条件の下、3ボートダイヴを満喫し、実に楽しかった。
15:30、二見港に帰港し、一旦宿に戻って器材を洗ったりシャワーを浴びたりしてから、ダイヴィングサーヴィスに17時、再集合してログ書き。
船上のブリーフィングも丁寧だったが、このあたりのケアもとてもしっかりしている。

プラプラと町を歩いて宿に戻り、18時から夕食。
メニューには名物である島寿司も加えられていた。
黒米御飯も美味い。
また、オプションで注文していたウミガメの刺身もこの時に供され、食す。
刺身になるのは肩の肉らしく、クジラの赤身にも少し似て、煮込みと違い臭みなどはまったくない。

サワラを使った島寿司黒米御飯ウミガメの刺身

調子に乗って島パッションリキュールという酒を飲んでしまい、部屋に戻ってから少し居眠り。
23時、ベッドで就寝。


2014年7月25日(金)

7時起床、7時半朝食。
この日は洋食メニューだった。

この日の朝食メニュー

イルカ・クジラ・南島ツアーというアクティヴィティに参加するので、前日同様、昼食を朝のうちに調達するんだが、昨日町を歩いていて見つけたアイランド・デリという手作り弁当店に頼んでおいてみた。
それをピックアップし、8:45、集合場所であるツアー催行会社の小笠原観光へ。
とにかくどの店も会社も徒歩圏内に固まっているので移動が楽だ。

いい天気

フィンなどのサイズ合わせの後、車に分乗して二見港へ移動、ドリーム号IIIに一同乗船。
客は結構多くて20名ほど。
この小笠原観光という会社は島でもかなりの大手のようで、陸・船の若い各スタッフの対応もきちんとしている。

船上で説明を聞きながら移動

まず、おそらくは父島の北側の方に船は向かい、そちらでイルカ探し。
このツアーは、イルカの群れと一緒に泳ぐドルフィンスイムを楽しみ、沖合いにいるであろうクジラを探してウォッチし、最後は南島という、父島の南に位置する小さな無人島に上陸し、厳重に保護されたその自然環境を満喫する、という内容で構成されている。
探し始めてすぐにミナミハンドウイルカが見つかり、皆で一斉に海に入って泳ぐ。
私たちは幸運にも前日のダイヴィング途中にドルフィンスイムは体験していたが、この日はそれ専門のツアーであり、結果的に出遭ったイルカの数も多かったため、また前日を上回る興奮を感じた。

イルカの群れ発見至近距離をイルカが泳ぐ眼下を泳いでいくイルカの群れ

泳ぎが速く、まったりじゃれついてくるということがあまりないため、一緒に泳ぐには向かないが、きりもみジャンプなどを繰り返すのでウォッチには適したハシナガイルカという種の群れもたくさん見かけることができた。

スピーディーなハシナガイルカ腹を見せて泳ぐ個体も

時間帯によっては、船の周り360℃イルカの姿が、ということもあり、船長も冗談交じりに「仕事が楽です」と言っていたぐらい。
船長やスタッフに聞いても、かなりついてる日だったよう。
ドルフィンスイムは都合、10本以上に及び、参加者も皆お腹いっぱい味わっていた様子。

船のすぐそばを群れが囲む皆満足

昼時、父島とその北の兄島の間の兄島瀬戸に位置する兄島海域公園というエリアに移動し、船上でランチ&海でスノーケリングタイム。
この海域公園は禁漁が定められているらしく、カラフルな魚影が濃くて、またこうしたツアーで餌付けをしているため人懐っこい。
そしてボニンブルーの海は、サンゴ礁の光景と相まってどこまでも美しい。
最高の海だ。

兄島海域公園でスノーケリングどこまでも透明な水の下は豊かなサンゴ礁

午後は、父島の東沖を南下しつつ、クジラを探す。
冬場から春先にかけてはザトウクジラが子育てをするために暖かいこの辺りにやってきて、それらの観察は比較的容易だが、この時期にターゲットとなるマッコウクジラに出遭うのはなかなか難しいらしい。
この日は、3か所ほど場所を変え、船長が水中マイクを突っ込んで、一同息を潜める中、懸命にその音の手掛かりを探したが、結果的に見つけることはできなかった。
残念だがこれも野生生物のこと、仕方がない。

水中マイクを入れて探るが...

南島へと向かった船は15時過ぎ、鮫池という隘路を通って接岸し、無事上陸を果たす。
この南島は沈水カルスト地形という、世界中でも稀な石灰岩質の島で、ラピエと呼ばれる溶岩のように鋭利な岩肌がそこかしこにむき出しになっており、肌を露出した状態でここでコケたら大怪我は免れんな...と思わされる。
頭上にはたくさんのカツオドリの群れ。
営巣地にもなっているように見受けられる。
本当に、映画の舞台にもなりそうな美しくも小さな無人島だ。
また、この島に上陸する際には認定ガイドの同行が義務付けられており、1日当たりの上陸人数は上限100人などといった厳格な規定で管理されてもいる。

いざ南島に上陸頭上にはカツオドリ扇池を見晴らす 午前中の光の方が美しそうだ

まず東尾根という高台に上って扇池と南島瀬戸の眺望をただただ見つめる。
父島との間に横たわる南島瀬戸には岩礁がたくさん点在している。
ハートロックと呼ばれる景勝地、千尋岩もよく見える。

これは尾根から鮫池を見た様子父島の南側にあるハートロック

その後、扇池に面した浜に下りて歩く。
砂浜にはグンバイヒルガオが群生している他、ヒロベソカタマイマイという固有種のカタツムリの殻がそれこそ無数に散らばっているが、実はこのマイマイはすでに絶滅しており、これらはすべて半化石になった死骸。
また、このヒロベソカタマイマイの殻を背負った天然記念物・オカヤドカリの姿も多く見受けられる。

砂浜一面に散らばっているヒロベソカタマイマイの死骸扇池にはとても高い波が打ち寄せている

1時間ほど南島で過ごしたが、去り際に船上から真っ白なカツオドリのヒナを観察。
岩肌に子育てポイントがあるようだ。

子育て中のカツオドリ

17時、父島の二見港に帰り着いた。
いやあ、今日は焼けたなー。

宿に戻ってシャワーを浴び、18時、夕飯。
尾長鯛そうめんや島マグロと桜鯛の竜田揚げ、豆乳茶碗蒸しなど、この晩も印象に残る逸品が多数。

尾長鯛そうめん竜田揚げ

食後、夜の町を少し散歩。
やっぱり蒸し暑いな。

夜の父島

しかし島に到着して3日目、思うのは、意外と虫などの生き物が少ないな、ということ。
蚊やハエの類はもちろん皆無ということはないが本州の都会の住宅街の方がよほど多い印象だし、その他の小さな生き物の姿も、南国という先入観、あるいは東南アジアや南米、ミクロネシアなどに行った経験から漠然と予想していたよりも、甚だ少ない。
ヤモリの鳴き声がしきりに聞こえるぐらいだ。
これも海洋島という独特の環境が少なからず影響しているのだろう。
23時前、就寝。

小さなヤモリがいた


2014年7月26日(土)


同じく7時起床、7時半朝食。
和食。

この朝のメニュー

この日は森歩きツアー。
待ち合わせ場所のビジターセンターで8:45、ツアーをお願いしていたマルベリーのガイド、Yさんの奥さんと合流。
参加者は私たち夫妻2人だけで、気兼ねなく細かいリクエストに応えていただける状況だ。

簡単な説明の後、車で移動し、まずは島の北端にある釣浜へ。
今回のツアーに際して、ボニナイト(無人岩)をじっくり見たい、というオーダーを事前にお願いしており、それの観察に適した海岸とのこと。
砂浜の左右に広がっている岩石群がその無人岩で、また流れ出た溶岩が急冷されて積み重なっていった跡が、まるでたくさんの枕のように見えるということから、こういった地形は枕状溶岩と呼ばれる。

釣浜を歩くボニナイトの枕状溶岩

自分たちで勝手に行って漫然と見るだけなら、何の変哲もないただの岩だけど、こうしてガイドの方にきちんと説明をしてもらいながら観察すると、その希少性や特異性などがストンと腑に落ちて、充実した時を過ごすことができる。
また、ここの無人岩は単射エンスタタイトという珍しい輝石を含んでいるということで、その結晶も観察することができた。
そして父島は至るところに第2次世界大戦時の戦跡があることでも知られているが、ここ釣浜にも、壕と銃眼の跡が見えた。

単射エンスタタイトの結晶壕と銃眼の跡

道中含め、ガイドのYさんは島の歴史や風土、特色など多岐に渡る説明をいろいろしてくれ、どれも非常に興味深く聞く。
周知のように2011年、小笠原諸島は世界自然遺産に認定されたが、それ以降、父島の人口は約100人増えて、今は2100人ほどになっているらしい。
しかし島内を見ていると一戸建て住宅の数は意外に少なく、都営の公団を始め、アパートが多い。
土地もたくさんあるのに...、と短絡的に思いがちだが、人口集中部は世界遺産の範囲に入っていないとはいえ、みだりに丘陵地や森林部を切り開いて住宅地化することはやはり控えられているのかもしれない。
新規に島に移り住もうと思っても、今は空いている住宅がほとんどなく、伝手がないとなかなか困難な状態なんだとか。
そしてこれは23日のナイトツアーの時にガイドのOさんに聞いたんだが、今Oさんが住んでいるワンルームのアパートの家賃はなんと6万円。
大都市部とあまり変わらない。
確かに離島故、利便性のことを考えるとすべての物価は割高になるし、都会ではないといってもそこは本土の過疎地とは条件がまったく異なるから、需要と供給のバランスを鑑みるとそのような形になるのだろう。

次に向かったのは長崎展望台。
釣浜からは少しだけ南下するが、島の北部にある高台である。
北には兄島瀬戸、南には二見港を望む眺望が開けた、まさに絶景を見晴らす展望台だ。

長崎の岬方面を見下ろす南には二見港と大村の集落が

また、父島にはグリーンアノールという外来種のトカゲが多く住み着いているのだが、対岸に見える兄島にもそいつらが入り込んでいて、せめて現在無人島となっている兄島だけでも駆逐しようと、なんと全個体の駆除を目標として連日その作業が行われているらしい。
外来種vs在来種の問題は本当に洋の東西問わず、どこにでも存在しているなあ。

外来種のトカゲ、グリーンアノール褐色ヴァージョンもいる 怒ると喉を膨らませる

ここ長崎展望台に至る遊歩道の脇には、典型的な乾性低木林が繁茂しているが、まるで庭師が剪定したかのように高さが揃っているのが面白い。
オガサワラビロウやテリハハマボウなどといった固有の植物についても解説をしてくれ、この辺りに散っている古銅輝石という安山岩系の鉱物も教えてもらった。
この古銅輝石の粉末はその見た目の色合いから、うぐいす砂と呼ばれているらしい。
さらに、この展望台の近くにも戦跡の1つ、探照灯の残骸があった。

典型的な乾性低木林オガサワラビロウの実テリハハマボウ古銅輝石の結晶探照灯の残骸

長崎を後にして移動途中、国立天文台が運営するVERAという観測システムの巨大望遠鏡を少し見学する。
到着したのは、傘山。
長崎展望台の南方、島の中央部よりやや北寄りに位置する小さな山で、距離は短いが、結構な斜度のトレッキングルートを登り、山頂に立つ。

生態系保全のため、登る前に靴の裏や服をクリーニングする岩肌を上る

これまた絶景が望め、西側を見下ろすと美しい扇浦と境浦が視界に飛び込んでくる。
境浦に沈む船の姿もはっきり見える。
周囲には長崎展望台同様、乾性低木林が広がっている。

浅瀬に船が沈む境浦

この日は偶然、扇浦にある小笠原神社の例大祭に当たっており、その祭囃子の賑やかな音が下の方から聞こえてきた。
この傘山の頂でしばし休憩し、現在マグマが噴出中の西之島の話など、いろいろと聞かせてもらう。

山を下り、扇浦の集落で祭りの神輿に遭遇。
炎天下の下、ホースで水をかけてもらいながら、住民たちが勢いよく神輿を担いでいた。

祭りの神輿がやってきた

ここでガイドのYさんが手配してくれていた弁当をピックアップし、小港海岸へと向かう。
島の南西部に位置するこの海岸、23日のナイトツアーの時に一度訪れているが、あの時は真っ暗だったので、また新鮮な光景だ。
八ッ瀬川沿いを歩き、砂浜の海岸へ。

八ッ瀬川

ビーチの木陰で弁当を食べながら、島での暮らしなどの話を伺う。
折しもこの翌日、小野寺五典防衛大臣を乗せてオスプレイがここ父島に視察にやってくるということだが、空港を持たないこの島の住民にとって、急患が出た時など緊急時における移動手段に関しては切実な問題となっており、例えばそのオスプレイに役立ってもらおう、なんて案も具体的になっているらしい。
今は緊急時には自衛隊の飛空艇に出張ってもらい、本土まで移動しているとのことだが、それでも連絡してから救急病院などに着くまで、どうしても10時間近くは掛かってしまうそう。
仮にオスプレイの活用ができるとなったら、それが劇的に短縮できる可能性も出てくるということだ。
また、島には産科の医師が現在いないため、出産のためには本土に渡らないといけないという不便もあるそう。
我々観光客は美しい大自然を始め、いいところばかりを見て、その印象を抱いて帰るだけだが、実際に毎日の生活を送っている住民には彼らしか体感し得ないいろいろな苦労があることが改めて分かった。
食後、小港海岸を少し歩いて、安山岩質の枕状溶岩やメガネ岩などを見る。
グリーンアノールの姿も実に多い。

小港海岸安山岩の枕状溶岩通称 メガネ岩

続いて、島の東部にある東平アカガシラカラスバトサンクチュアリーというエリアへ向かう。
ここはその名の通り、アカガシラカラスバトという小笠原の固有種が営巣している森林で、認定ガイド同行でなければ足を踏み入れることは許されていない。
また、その場合でも立入禁止となっている"コアゾーン"という区域も指定されていて、手厚く保護されていることが分かる。
そしてサンクチュアリー全体が長大なフェンスに覆われているが、これは野生化してしまった持ち込み種であるノヤギ、ノネコの侵入を防ぐもの。
本当にいろいろな地域で目撃したいろいろな事例と重なる現象だ。

サンクチュアリー入口

まさに熱帯のジャングルといった趣きの森を、Yさん先導の下トレッキング。
途中、ハシナガウグイス、オガサワラアメンボ、ノヤシ(セーボレーヤシ)、マルハチ、ムニンヒメツバキ、ムニンノボタン、シラガゴケ、スズフリコンゴウソウなどといった固有種・亜種や希少種などを見る。
順不同。

ハシナガウグイスマルハチという名の由来となった葉柄痕セーボレーヤシ腐生植物の1種、スズフリコンゴウソウ

残念ながらアカガシラカラスバトの姿は拝めなかった。
そう簡単に目撃できるものではないらしい。
このハトは地上性の鳥で、地面の近くに巣を作り、餌も地表を歩きながら食べるという。
元々天敵はオガサワラノスリという猛禽しかおらず、樹上よりも却って地面にいる方が安全だったためそのような習性になったらしいが、ノヤギやノネコの襲来が事情を変えてしまった。
また、植物においてももちろん外来種が引き起こす問題はあって、この島ではかつて木炭用に持ち込まれたリュウキュウマツが今や最大の駆除対象となっている。
いずれにせよ、すべて人が生じさせた問題であり、実に世知辛い話だ。

これより奥には進めないコアゾーン

都合1時間半ほどサンクチュアリー内を歩き、車に戻る。
最後に訪れたのは、小笠原亜熱帯植物センター。
東南アジアや太平洋上の島国など、熱帯地域に生息する各種植物を集め育て、研究などもしているようだ。
フルーツなどを見学。
また、近くには特産のボニンコーヒーを栽培しているという農園などもあった。

16時、宿のAQUAまで送り届けていただき、解散。
夕食前に町を少し歩き、土産物を買ったりする。
ガイドのYさんに、Haleというカフェにボニンコーヒーがあるかも、と聞いたので行ってみたら、折よくメニューにあって1杯飲んでみた。
少し薄めに淹れられていたが、コナコーヒーにも似たフルーティーな味わいで、苦味や酸味が苦手な人でも飲みやすそうだ。

ボニンコーヒーとパッションフルーツジュース

港に隣接する大神山公園に、アカガシラカラスバトが時折食餌にやってくるというガジュマル林があるので、そこでしばし佇んで待ってみるが、やはりそう容易く現れてくれるものでもない。

ガジュマル林で待ってみるも、不発

18時、宿で夕飯。
キントキ(魚の方)の天ぷら、尾長鯛の昆布締め、ワタリガニの自家製味噌汁、鴨ロースのステーキなどなど。
思えばこれが父島最後の夕食かあ。

キントキの天ぷらワタリガニの味噌汁鴨ロースのステーキ

島に来てからの4日間を思い返してみると、まず天候に恵まれた。
海も山も、本当に満喫したな。

よく太陽に当たったからか、無性にアイスクリームの類が喰いたくなって、夜の町に出てみるがそういったデザート類を中心に供する店はなく、また入ろうと思ったチャーリーブラウンという店は満席の大盛況。
ユースホステルからも嬌声が聞こえてきたし、出船前日なので各所で宴会が開かれている様子。
結局佐藤商店でハーゲンダッツのカップアイスを買い、道端で食べて帰ってきた。
23時就寝。


2014年7月27日(日)

7時起床、7時半朝食。
自家製鶏ハムがいい。
天気は快晴。
聞くところ、今日到着するおがさわら丸には540人を超える客が乗っているとのことで、なおのこと240人しか乗客がいなかった便で来た我々の幸運が自覚された。

この日の朝食

9時、チェックアウトを済ませた後、ビジターセンターでいろいろな展示や上映されているヴィデオなどを鑑賞する。
ビジターセンターは、本来であれば島に到着した早々に訪れるのが本道なのかもしれないが、一通り観光やアクティヴィティを経験した後だからこそ理解できる内容も多いので、まあよしとしよう。
なかなか内容は充実していて面白い。

ビジターセンター展示されていた巨大オビシメヤシの葉で葺いた昔の民家

時間があるので、この時も大神山公園のガジュマル林でアカガシラカラスバトを待ち受けてみる。
おお、これは、と思って何枚かシャッターを切った1羽がおり、勇んでビジターセンターの係員の元へその写真を見せに行ったところ、「あー、イソヒヨドリですね」と一言。
普通のヒヨドリにそっくりなオガサワラヒヨドリとはまったく異なる風貌だったので少し取り乱してしまったが、よく見りゃハトとは全然違うわな。
何度も言うが、アカガシラカラスバトというものは簡単に姿を拝めるものではない。

問題の1枚はイソヒヨドリだった

しばし大村海岸で碧過ぎる海を眺めたり、町をウロウロして各ショップを覗いたり、11:20に入港したおがさわら丸を出迎えたりして過ごす。
改めて、おがさわら丸の出入港は島の人たちにとっていろんな意味で一大イヴェントなんだなあ、という実感を抱く。
我々もこの2時間半後には船上の人。

今日も大村海岸は美しいおがさわら丸を迎えるスティールパン隊

正午前、クレヨンという店で昼飯を喰う。
私は到着初日から気になっていたウミガメ御膳をオーダー。
刺身や煮込みの他、初めて食べる卵(胎内のもの)にレヴァーの唐揚げもついている。
胎内卵は弾力のある小さな全黄卵のような不思議な味わいがし、レヴァーは少し臭みを感じた。

ウミガメ御膳卵の断面

各所で耳を澄ませてみると、どうやら島民の間では、間もなく来訪するオスプレイに対する関心が強いようだ。
海辺は風が強く、晴れてはいるが日陰に入るととても涼しい。

出航30分前の13:30、預けていた荷物を持ってきがてら、宿泊していたAQUAのご夫妻が飼っている2匹のビーグル、レイとロコを伴って港まで見送りに来てくれた。
お世話になりました!

乗船、部屋に荷物を置いてから桟橋を眺めていると、ブリッジの上に、ナイトツアーでお世話になったガイドのOさんの姿も。
向こうも気づいてくれたようだ。

さらば、父島

定刻の14時、おがさわら丸は岸壁を離れ出航、それに伴い、幾隻かのダイヴィング船がおがさわら丸と並走しつつ沖の方まで見送ってくれる。
この光景はテレビ番組でも何度か観たことがあったし、23日に出航を見送った際にも目撃はしていたが、やはり送られる者の1人として船上から見ると、また気持ちは別だ。
24日のダイヴィングでお世話になったディープブルー号ももちろん来ている。
そしてある程度沖に出ると、ダイヴィングボートから皆次々に海にダイヴ!
気持ちよさそうだな~。
20分ほど並走は続いた。

ツアー船が並走して見送り

船内では、往路ではほとんどしなかった読書などをしつつ時を過ごす。
今度こそ水平線に沈むサンセットを見よう、とデッキでスタンバっていたが、往路同様に雲が多くて叶わず、残念。

太平洋で迎える夕暮れ

18:30、食堂で夕食。
カニクリームコロッケにした。
20時過ぎにスナックコーナーでヴァニラアイストッピングのアップルパイに、パッションフルーツ&ヴァニラアイスというデザートを食べたりして、お腹いっぱい。

おがさわら丸オリジナルカクテルのコペペと船内で焼いたアップルパイ

曇りがちなのだろう、星の数もそれほどではない。
乗客は380人とのことで、行きほど空いてはいないが、そんなに混雑しているという感覚でもない。
ちなみにおがさわら丸船内の各種飲食物は結構値が張り、1日過ごすと案外金が掛かっていて少し驚くほどだ。
21時、船内シャワーを浴び、23時頃寝る。


2014年7月28日(月)

6:45起床、7時過ぎ、食堂に赴いて朝食を摂る。
ホットケーキにしてみた。

朝食はホットケーキ

食後、スナックコーナーに行ってみると、26日の森歩きツアーでお世話になったガイドのYさんと息子さんが。
この便で一時内地に行くと聞いていたが、船内で会えてよかった。
他にも、小さい島なので、向こうで顔を合わせた人たちと船内で再びすれ違ったり、ということも多い。

左舷デッキは閉鎖中

風が強いということで、西方向に当たる左舷側のデッキが閉鎖されており、時折小雨もパラついている。
本読んだりコーヒー飲んだり部屋で休んだり。
12時、スナックコーナーでエビピラフと焼きそばで昼飯を済ませ、食後にホットケーキ。
そうこうしているうちにおがさわら丸は東京湾内に入り、以降はデッキに出て外を見ながら過ごす。
そして15:20、25時間20分の船旅を終え、東京・竹芝桟橋に入港し、我々の小笠原諸島・父島旅も終わりを告げるのであった。

レインボーブリッジをくぐる

丸1日を超える船旅、と聞くと、なかなか大変そうだな、と感じることと思うし、実際に私もこの旅に出る前は若干恐れていたところはあるのだが、いざ経験してみると、例えば飛行機に10時間乗って移動することなどと比べたら、よっぽど快適だった。
ほぼ座りっ放しを強いられる飛行機とは違い、自由に歩き回ることができる、寝転がることも自由な環境なので、当たり前といえば当たり前だな。
だから、アフリカに行った時南米に行った時を超えるぐらい移動時間は掛かっても、無論時差がないことも含めて、身体的な疲労度はほとんど皆無。

下船後、浜松町まで汗をかきながら歩き、モノレールで羽田に移動、早めの夕食を摂って18:30のJALで伊丹に飛び、20:20、西宮の自宅に帰着を果たした。

和紙で手作りされたユウゼン


♪ Imperial - Primal Scream


2014年5月25日(日)

城崎一泊旅

24日から25日、城崎温泉一泊旅に出掛け、この時期に開催されている「城崎温泉博覧会(城崎オンパク)」のメニューに参加してきた。


2014年5月24日(土)

早起きして8時前に家を出発。
市川SAでの小休止を挟んで、11時前に最初の目的地である「城崎マリンワールド」に到着した。
もうお腹が空いていたので、まずは併設のレストラン「テラス」で昼食。
日和山のダイナミックな海岸線に面した、とても眺めがいい店だ。
青空が広がり、陽気も最高だ。

レストランからの眺め

そして正午からは、事前に申し込んでいた城崎オンパクのプログラムの1つ、「おしゃべり飼育員と巡る水族館のウラ側探検!」に参加する。
常設しているバックヤードツアーの短縮版のようだ、どうやら。
大水槽のアクリルや濾過槽、餌の説明などあったが、何よりの目玉は冷凍ダイオウイカの公開だろう。
3月に地元の漁船が捕ったものらしい。
全長4.3mとのことだが、胴体部分は1.5mほどだろうか。
冷凍庫に無造作に置かれている姿がなかなか憐憫を誘う。

ダイオウイカの目玉を右手に持って

他、展示水槽やマリンワールドの主体である海獣などをゆっくり見て回ったが、どのブースも来場者目線でよく工夫されていて、全体的にとても楽しめた。
セイウチの巨大さ、トドのダイヴ、フンボルトペンギンの散歩、スイムチューブでのパフォーマンスなど、印象に残るトピックスも多い。
最後は、「ダイブアドベンチャー」というテーマパーク張りの迫力のあるアトラクションまで体験して、園を後にした。

巨大なセイウチたち岩の上から飛び込むトド散歩するペンギンチューブで飼育員の指示に従うゴマフアザラシ

宿泊先のお宿、城崎温泉の「但馬屋」に15時過ぎ、到着。
仲良くさせていただいている若旦那・Rくんの旅館で、ようやく客としてお邪魔することができた。
館内は小ぢんまりとしているがさすが、センス良くまとめられている。

但馬屋館内の調度

夕食前にまずは、内湯に入る。
貸し切りで使用するスタイルの内湯は3つあり、こちらもセンスが光る、快適な空間だ。

畳敷きの内風呂

そして風呂から上がって夕飯までの空いた時間に、外から戻ってきたR若旦那と、同じく知己のIさんに会え、コーヒーを頂きながらいろいろな話をすることができた。
今日明日とお世話になります。

夕食は特産の但馬牛(ローストビーフとステーキで)、カニ(もうないかと思っていたが、ベニズワイは6月まで出されるそう)に、鯛のしゃぶしゃぶや山菜の天ぷらなどなどで、もちろん腹はち切れそうになるまで堪能し尽くした。

ローストビーフステーキ肉カニ鯛のしゃぶしゃぶ山菜の天ぷら

食後、城崎が城崎たる由縁であるところの、外湯巡りへ出掛ける。
温泉に入る前に、まずは期間限定、「地蔵湯」の前で土曜の晩に開催されている「若旦那BAR」へ行き、地元の純米吟醸酒「但馬」を1杯頂く。
お話にならないほど酒には弱い私だが、腹いっぱい食事をした直後だからか、それほど急激に酔いが回ることもなく、美味しく飲むことができた。
この若旦那BAR、どれでもワンドリンク500円というリーズナブルさもあって、本当に大盛況だった。

人だかりが絶えない地蔵湯前の若旦那BAR

地蔵湯で熱い湯に浸かった後、散歩がてら温泉街を西の端まで歩き、2軒目は「鴻の湯」へ。
庭園風呂と名付けられた露天風呂がここは気持ちいい。
のんびり湯浴みを楽しんで、宿に帰り着いたのは22時半頃か。

夜の大谿川


2014年5月25日(日)

6時半に起き、朝食前に内湯へ。
今朝は露天風呂タイプのものに入ったが、新緑のモミジが美しく、心地よい。
天気も昨日に引き続き、快晴だ。

違う内湯へ

朝食メニューもどれも美味かったが、何より感心したのは細かいことだけど、味噌汁が熱々だったこと。
品数が多い旅館の食事で、こうした心配りが行き届いていることがありがたい。

9時、但馬屋をチェックアウトし、この日に申し込んでいる城崎オンパクプログラムの「幸せの鳥・コウノトリの子育て見学ツアー」に参加するため、集合場所の城崎温泉駅前へ歩いて移動する。
そこで全但バスに乗り込み、「コウノトリ湿地ネット」というNPO代表のご案内で、いざコウノトリ観察へ。
まず向かったのは「ハチゴロウの戸島湿地」。
そこでいきなり、人工営巣塔の上で卵を温め、そしてその下の田んぼで餌を探す1組のカップルに出会うことができた。
観察しながら、ガイドのSさんからコウノトリの生態等に関する説明があり、はぐれメスによる仔殺しのことや、動物性のものしか食べないコウノトリの食性についてなど、勉強になった。
少し湿地の中にも入れてくれ、コウノトリをより近くで観られたのはもちろん、かなり珍しい技術であるという起伏ゲートなんかも見せていただいた。

ライヴカメラを見ながら説明を聴く人工営巣塔の上のコウノトリ

その後、近くの野上というポイントにいる別のコウノトリや、三江小学校のグラウンドに立っている人工営巣塔の上にいる仔コウノトリなどを観察したが、小学校の方では、ちょうど餌を捕って帰ってきて、雛に食べさせてやる瞬間の親鳥も目撃することができ、僥倖だった。

近くで観ることができる野上左が仔で右が親画面左側に人工営巣塔が建っている こんな環境でも育つ餌をくわえて戻ってきた親

最後、「コウノトリの郷公園」に立ち寄り、飼育されているコウノトリをさらに至近距離で見たり、ちょっとした買い物などして、城崎温泉に戻ったのが予定の12時を少し越えた頃。
生き物の観察をしたり話を聴くのは本当に楽しい。
ありがとうございました。

飼育されているコウノトリたち

温泉街に戻り、但馬屋若旦那のRくんと再び落ち合って、同様に友人である「三國屋」の若旦那・Sさんが昨年オープンした「但馬牛 いろりダイニング三國」で昼食を摂る。
私は1日限定20食という、但馬牛のカツレツを頂いたが、柔らか過ぎだこれは。
そして後でSさんにも説明していただいたが、サシがたっぷり入っているのに全然しつこくない。
但馬牛の真のパフォーマンスだな。
久々に会うことができたSさんとも、自転車の話やら何やらで盛り上がり、レストランと同時に新しくオープンした宿の方の部屋も案内してもらった。
さらに、昼食はRくんにごちそうになってしまい、いやはや面目ない。

但馬牛のカツレツ

城崎の皆さん、どうもありがとうございました。
そしてまた近いうちに。

帰途、SAになっている「道の駅 フレッシュあさご」で地元野菜などまたいろいろ買い込み、西宮に戻ってきた。
日曜の夕方はゴルフ帰りの車が多くて、道が混んでるなあ。


♪ Could I've Been So Blind - The Black Crowes


2014年4月19日(土)

福崎町でいちご狩りなど

早起きして快晴の空の下、中国道を西へ走る。
福崎町の「高井農園」を訪れ、季節もののビッグイヴェント、いちご狩りを楽しむのだ。
おお、一番乗りだ。

やってきました高井農園

大きなビニールハウスの中には、なんと8品種ものいちごが。
陽気なおばちゃん従業員たちにいろいろ教えてもらいながら、たらふく堪能する。
すぐにお客さんもたくさんやってきた。

美味くないわけがない

王道の"さちのか"が総合的にはやっぱり一番美味かったかな。
"おいCベリー"という初めて見るものもあり、爽やかな酸味があって、これまた初めての味わい。
食べ放題の時間は60分だったが、後半はもう休みながらポツポツ食べるのが精いっぱいだった。
数えてはいないが、70~80個ほど食べられただろうか?

車で通過したことは何度もあるが、おそらく歩き回ったことはない福崎町、せっかくの機会なので、この近くで昼飯を喰って帰ろう。
その前に、農園のおばちゃんに聞いた「旬菜蔵」という地元の市場に行って、安くて新鮮な野菜やらなんやらを買い込む。
それから、"もちむぎ"という福崎特産の穀物を使った麺やご飯が食べられるという、「もちむぎのやかた」へ。
私は"銀の馬車道御膳"という結構なセットを食べたが、いちご狩りから1時間も経っていないこともあって、これまたふうふう言いながらの完食となった。

銀の馬車道御膳

このもちむぎのやかたのすぐ近くにあの柳田国男翁の生家があるのだが、それにちなんで、公園にある池の底から毎時0分と30分に河童が姿を現す、ということで、食後に見物。
池のほとりに設置されている河童と沈んでいるこいつは兄弟という設定のようだが、2体揃ってなかなかグロテスクなデザインで、連れて来られていた幼児が数人、本気で泣いていた。

辻川山公園の池に河童が現れた弟の河次郎兄の河太郎

たっぷり楽しんで西宮に帰ってきても14時、貴重な晴れ間の行楽日和を満喫した。
しかし朝、薬を飲み忘れたからか、はたまたカントリーエリアに出向いたからか、今日は花粉症の病状が酷いなあ。


♪ Applause - Lady Gaga


2014年2月 2日(日)

和歌山小旅行など

1日から2日にかけ、和歌山へ小旅行に行ってきた。
目的は、エントリーしていた「紀州口熊野マラソン」(ハーフマラソン)に出場することだったんだが、今朝の雨に出走を断念、ほんのちょっとした観光に切り替えたのであった。


2014年2月1日(土)

昼前に家を出て、阪神高速湾岸線、阪和道経由で紀の国へ。
途中、泉大津PAで昼食を摂る。
宿泊は「紀州南部ロイヤルホテル」。
さすが和歌山、辺りに広がる梅畑には、もう白い花が咲いている木も多い。

もう梅の花が咲いていたミツバチは仕事をする

チェックイン後、ゆっくり温泉に浸かり、夕飯はホテル内の「みなべ亭」というお食事処で、旬の魚の造りや名物のウツボ、牛タン梅コロッケに、さんまの棒寿司、鯛釜飯などを食した。

ウツボの揚煮

食後は、ロビーラウンジで行われていた地元の若手ギタリストによるライヴを聴き、それからもう1度風呂に入って就寝。

地元若手ギタリストのライブ


2014年2月2日(日)

6時起床。
まだ真っ暗な外を見ると、やはり天気予報通りに雨が本降りだ。
確かに走るために和歌山くんだりまでやってきたわけだが、雨に打たれて体調を崩すリスクと天秤に掛けると、私としてはここは撤退するより他ない。
DNS。
気持ちを切り替えて、せっかくの小旅行を楽しんで帰ることにしよう。
...と思ってゆっくり朝風呂に入り、チェックアウトをして出掛けたら、レーススタート時刻にはもうほとんど雨は上がっているではないか...。
ガクッ。

道中、「道の駅 ふるさとセンター大塔」という味のある店で買い物をしてから、熊野古道・中辺路の入口に位置する「熊野古道館」へと行ってみる。

熊野古道館の中

熊野三山に来たことがないわけではないが、ちゃんと回ったことはないので、今度時間を掛けてぜひ堪能してみたいと思う。
宿を巡りながら、古道を歩き通す、なんてのも実に面白そうだ。
熊野古道館の目の前に位置する滝尻王子を少しだけ見学して、後にする。

この鳥居の向こうが世界遺産ここから中辺路が始まる

続いて向かった先は、日高川町にある「道の駅 SanPin中津」。
日高川町はジビエを売りとして押し出している町で、ここではなぜかホロホロ鳥が食べられるという。
ホロホロ鳥、という時点で野生でなく家畜なので、これをジビエと呼ぶことはできないはずなのだが...まあいいか。
途中、巨大な吊り橋が川に架かった向こうに、「日本一のヤッホーポイント」という看板が掲げられた何やら楽しそうなところがあったりした。
不思議なものをお作りになったものだ。

この椿山レイクブリッジの向こうに日本一のヤッホーポイントがある

中津の道の駅では、ホロホロ鳥の丼に、猪肉の串焼きを食べた。
イタリア料理店で調理されたホロホロ鳥を食べたことはあるが、このように親子丼風にアレンジされたものはもちろん初めて。
まったく違和感はない。
こちらは正真正銘のジビエ、地元で獲れた鹿の肉も買って帰った。

親子丼の鶏肉の代わりにホロホロ鳥が猪肉の串焼き日高川町産の鹿肉

川辺インターから高速に乗り、いざ西宮を目指す。
この後、17時開演の白石加代子さんの「百物語」を兵庫県立芸術文化センターで観ることになっており、なかなかに忙しい。
2時間ちょっとのドライヴを経て、無事に劇場に到着、前から2列目の良席で白石さんの迫力を堪能する。
第三十一夜の演目は、林芙美子作「晩菊」と、北條秀司作「狐狸狐狸ばなし」。
前者は戦後間もない頃の気怠さのような気配が濃厚に塗り込められた純文学で、文字面にするととっつきにくい作品のはずだが、そこは並外れた演技力で以て、しっかりと聴衆を世界に引き込んでくれる。
そして後者はもう朗読劇というよりも、変わり身も忙しない一人芝居、と称するほうがまさしくピンとくる。
こちらは女優・白石加代子のコミカルな一面が存分に発揮され、五役をこなすそのパワーにも圧倒された。
いよいよ次の第三十二夜はファイナル。
7月の舞台が楽しみだ。

白石加代子の「百物語」


♪ The bluest blues - Ten Years After


2014年1月 3日(金)

年越し蔵王スキー&スノーボード旅行

昨年12月30日から1月2日まで、妻、私の母、妻の両親、妻の兄とその子2人とともに総勢8名で、宮城県の蔵王に旅行に行ってきた。


2013年12月30日(月)

前日より泊まりに来ている母を連れて3人で、伊丹空港9:50発のJALで仙台空港へ。
機中から富士山がきれいに見えた。

飛行機から見えた富士山

それから仙台駅へと電車で移動したが、空港-駅のアクセスは非常にスムーズ。
人でごった返す仙台駅構内の、その名も牛たん通りにある「伊達の牛たん本舗」という店で昼食を摂る。

仙台駅牛たんを喰うのにも並ぶ

そして13:30に駅を出るホテルの無料シャトルバスにて、宿泊する宮城蔵王ロイヤルホテルへ。
約1時間の行程。
チェックインを済ませ、部屋にいると、横浜から車でやってきていた義兄一行と合流を果たす。
早めに着いたので先にスキー場の方を訪れ、雪遊びなどをしていたらしい。

全員集合

夕食の前に大浴場で風呂浴び。
ここは遠刈田温泉郷に入るようだ。
充分に大きく、露天もあって気持ちいい。
館内は、さすがにこの時期だけに超満員の様相だ。

夕飯は中華のコースを頂いた。
フカヒレのデカさにやや感動。

大きなフカヒレ

夜はホテルのロビーにて地元ミュージシャンによるささやかなコンサートが催され、それを楽しんで、もう1回温泉を堪能してから寝る。

地元のヴェテランギタリストによるライヴ


2013年12月31日(火)

この日は、蔵王といえば樹氷、というわけで樹氷を観に行くツアーを申し込んでおり、朝食後、10時ホテル発の送迎バスに乗って、すみかわスノーパークという樹氷ツアーの発着場へと移動する。
義兄と姪、甥の3人は樹氷ツアーには参加せず、同じすみかわスノーパークで朝からスキー。

義兄、姪、甥は今からスキーこれに乗り込んでズンズン上っていく

"ワイルドモンスター号"と名付けられた雪上車に乗り込み、11時、いざ出発。
この雪上車は5台ほど連なっており、やはり参加客数は相当に多い様子。
天候は生憎の模様で、雪もチラチラと降る中、視界もあまり利かない。
ひたすら雪景色の中を1時間弱、この地方特有のアオモリトドマツなどに関するガイドの説明を聞きながら標高1600mまで上り、樹氷地帯へ到着。

目的地に着いたが視界は悪い

外は相変わらず視界が悪い氷点下の世界で、思い描いていたような青空の下での樹氷群、という光景は望めず少し残念ではあったが、近くに寄ると充分その異形を堪能できるし、雪洞の中なども楽しめて、樹氷の持つミステリアスな面は体感できた。

樹氷とともに樹氷樹氷

15分ほどの降車しての鑑賞時間はあっという間に過ぎた。
出発地点のゲレンデハウスに戻ってきたのは、予定の13時を10分ほど回っていた。

母と義父母は13時半の送迎バスでホテルへと戻り、私と妻は義兄ファミリーと合流、軽く昼飯を食べてからいよいよ滑走。
何と2003年12月以来、実に10年ぶりのスノーボードとなる。
自転車と同じように...、というわけにはいかないが、それでもかつて滑っていたやり方はなんとなく体が覚えているようで、リハビリ程度には下りてくることができたか。
4年生の姪と1年生の甥は昨シーズンからスキーを始めてハマったようで、なかなか様になっていたぞ。

子供たちも一緒にスキー時折晴れ間も覗く

僅か2時間ほどであったが、ゲレンデクローズの16時近くまで滑り、ホテルへ帰った。
風呂に入り、今晩の夕食は和食。
大広間で会席コースを味わう。

大広間で夕飯

部屋に戻り、おお今日は大晦日だ、紅白歌合戦なんぞをチラチラと見ながらのんびり過ごす。
ロビーラウンジで年越し蕎麦などを出しているようなので、遅めの時間に出掛けて、蕎麦の他、ずんだ餅、マンゴープリンなんかを食べる。
何とか年をまたいだ後に就寝。


2014年1月1日(水祝)

謹賀新年。
朝食のメニューにはおせちの品々が加わり、サーヴィスの御神酒も置かれている。

飾り付けとともにおせち料理が御神酒サーヴィス

この日は朝から昨日とは別のゲレンデ、えぼしスキー場に行って滑る予定。
スキーをしない母と義父母は、後で聞いたら仙台まで出て街をブラブラしてきたとのこと。

スキー場に到着したがなかなかの悪天候

前日にも増して天気が悪く、下の方は霙が降っており、スキー場に行けば雪がビシバシと舞っている。
これはなかなか厳しい条件下だぞ。
えぼしスキー場はすみかわスノーパークよりもかなり規模が大きく、ゴンドラもある。
悪天候時にはありがたい。

ゴンドラは快適

また、雪が降っている時は上質のパウダーが楽しめる、という利点もある。
雪質も、ここまで来ると関西近郊のものとは無論まったく違う。

雪質は極上のパウダー

悪い視界や顔に当たって痛い雪粒には参ったが、徐々に勘を取り戻してきた滑りと相まって、皆で楽しむ。
ゴンドラとリフトを乗り継いで最上部まで行くと、天候は厳しくなるものの、約4.3kmものロングクルージングを堪能することができて、これもまたよかった。

上の方はコース内もまるでオフピストのような様相下まで来ると視界は開けるなんでもありのトッピングカレー

昼飯はレストランかもしかで、何をどれだけ載せてもOKというトッピングカレーをドカッと喰った。
陽が沈みかけ、照明が点き出した16時過ぎまで滑って、ホテルへと戻る。

照明が点いた

風呂入って温まって、夕食。
今晩は洋食のコース料理だが、疲れが出たか、体調が優れない義母はパスして部屋で休養。
食事後、翌日に10歳の誕生日を迎える姪のバースデイケーキが歌声とともに運ばれてきて、皆で祝った。
すぐ大きくなるなあ。

誕生日おめでとう

この日はロビーで、シンセサイザーと女性シンガーによるコンサートが行われており、それを少し聴き、温泉に今一度入ってから床に就いた。

ロビーコンサートは満員


2014年1月2日(木)

雪は一晩中降っていたようで、起きたら外は一面の銀世界ってやつだ。

朝から除雪車が活躍

朝食、スノーボードの発送(来る時は自分で持ってきてえらい大変だった)、チェックアウトなどを済ませ、私と妻、母の3人は11時ホテル発のシャトルバスで仙台駅へ。
他の5人は車で発ち、少しスキーを滑ってから横浜へと帰るとのこと。

仙台駅周辺は車がとても多かった。
空港まで電車で移動し、離陸前に空港内の小さなカフェテリアで昼食。

仙台空港は快晴帰りの機中から見た富士山南アルプスもきれいに見えた

13:45の定刻を少し回って飛び立ったJALで、帰途も美しい富士山を拝みつつ伊丹へ戻り、新幹線で名古屋へ帰る母を新大阪駅まで送る。
それから途中で早めの晩飯を食べつつ、その足で門真のリクガメショップへ移動して預けていたヘルマンリクガメのシロを引き取り、西宮の自宅へと帰着した。
些少かつごく限られた範囲であるが、東北に金を落とすという小さな目的も遂げられた。
やっぱりこちらは東北と比べると空気の冷たさが生温いね。


♪ Wishing Well - Free


2013年11月14日(木)

120分帰宅LSD

昨晩のスイムレッスンはトータル1100mながら、バタフライのメニューが中心だったので、相当参った。
あまりにも腕が疲れたので後半は脚も積極的に使ってしまい、いつも以上に下半身も疲労を感じた。
だから今夜は尼崎からの短縮ヴァージョンにしようか若干迷ったんだが、今週はあまり走れていないので覚悟を決めて天満から西宮まで、完全版帰宅ランとした。
約18.5kmで、信号待ち等込み込みで2時間ジャスト、走っている時間のみだと1時間50分ほどのLSDに近いジョグ。
脚筋は程よい疲れに留まったが、またも右の腓骨筋腱が終盤に強く痛み出した。
まだ完治していない段階でこの距離はよくなかったかな。
でもそうこうしているうちにハーフマラソンはすぐだしなあ。
健康、万全な状態で練習を続け、大会に参加することは実に難しい。

さきほど放送していたNHKの「地球イチバン」でヤップ島の特集をしており、私も3年前に行ったことがあるので、おおここも行った、ここも行った、と興味深く観ていたのだが、途中、これも我々が現地で直に見た、ヤップで2番目に大きな石貨が去年落書きの被害に遭っていた、というシーンがあり、少しショックを受けたのであった。
やらかしたのは外国人旅行者などではなく地元の少年で、新年の到来を祝って"2012"と書きつけたんだとか。
外来文化のしょうもない部分が、こんな辺境の地までをも蝕んでいるのだ、という証左か。


♪ That'll Be The Day - Buddy Holly


2013年9月15日(日)

ベリーズ旅行記全公開

雨のため走りには行けず。
まずいなあ...。

ベリーズ旅行記をすべてアップした。
http://www.kaiyou-k.jp/belizehen.htm


♪ Forever One - Yngwie J. Malmsteen


2013年9月 1日(日)

ベリーズ旅行より帰国

8月25日出国、今日帰国の日程で、カリブ海に面した小国・ベリーズに行ってきた。
ガイド車の故障、近隣ホテルの火事、射撃体験、車上荒らし、荷物出てこず(今日ピックアップできた)、そして飛行機交換と、いつになくトラブルが相次いだ今回の旅だったが、振り返れば素晴らしき日々であったと言うことができる。
旅行記は改めてしたためるが、写真でハイライト。

ブルーホールベリーズでは定番の一皿カリブ海を眺めながら朝食アルトゥンハ遺跡ブルーホールで遠くに見えたカリビアンリーフシャークアクアリウムのポイント名にふさわしい魚影大きなバラクーダが悠々と泳ぐイルカと並走マナティーの鼻何もない島で素朴なバーベキューケイヴチュービングの始まりジャガーに額を舐められるベリーズ最後の夕暮れ


♪ Ice Ice Baby - Vanilla Ice


2013年6月 3日(月)

島根一泊旅

加入しているクレジットカードのサーヴィスとして、星野リゾートに優待料金で泊まれる、という特典が新しくできたので、せっかくだしどこかに行ってみようか、というのがそもそもの始まりだったのだが、ちょうど"平成の大遷宮"にかかっている出雲大社参拝を組み入れて、この度玉造温泉の「界 出雲」へと一泊してきた。


6月1日(土)

8時過ぎに自宅を出発し、中国道、米子道、山陰道を経由して、いざ島根県へ。

蒜山高原SAで休憩

休憩込みで4時間弱、正午頃に松江市内の宍道湖畔にある「ふじな亭」という店に入り、昼食を摂る。
私はその名も「遷宮御膳」というゴージャスなやつを頼んでしまい、昼から詰め込んでしまった。

宍道湖を望むその名も遷宮御膳

チェックインまではまだ間があるので、松江東部、中海の大根島に位置する「由志園」という庭園へ行ってみる。
ちょうど"花菖蒲まつり"が行われているのに加え、ここには"牡丹の館"なるものがあって、そこには年中満開の牡丹が展示されており、目を楽しませてくれる。

池には菖蒲牡丹の館内部

ヤマボウシもシンボルの一つなのか、とても多い。

大きなヤマボウシの木

もちろん日本庭園だが、なんとなくイングリッシュガーデンを思わせるような、微妙な和洋折衷人工感をやや覚えた。
また、この由志園は"高麗人参の里"でもあるようだ。

庭八岐大蛇をイメージしたという「竜渓滝」

玉造温泉へと入り、15時半頃、宿泊する「界 出雲」にチェックイン。
周りには大型旅館も多いが、2階建てで造りは小ぢんまりとした、隠れ宿のような雰囲気の旅館。
中庭をグルリと囲むように建っていて、完全に回遊できる。

「界 出雲」のファサード落ち着いたロビー

全室に露天風呂が付いているという客室も、充分広くて落ち着ける。
また、各所にコーヒーメーカーやアイスキャンディーバーなどが備え付けてあって、それらを無料で頂けるのに加えて、大浴場には日本酒が冷やされていて、なんとそれもフリードリンクと、細かなサーヴィスも尽くされていた。

部屋付き露天風呂コーヒーメーカーが備わったライブラリスペース

生憎外は小雨が降ってきたが、温泉街を一回り散策。
記紀神話をモチーフにした像がそこかしこに建っていたり、"玉造"の名とも深い関わりを持つ勾玉がはめ込まれた橋があったり。

八岐大蛇退治をモチーフにした像「まがたま橋」島の形も勾玉

小1時間ほどブラブラして宿に戻り、茶室で振る舞ってくれる抹茶サーヴィスを頂きに上がる。
8人ほどで神妙に座って待っている間、ともすると緊張してしまいそうだが、そこはお茶の先生が軽いトークで和ませてくれる。
菓子も茶も美味かった。

先生が茶を点ててくれる頂いた抹茶

満を持して、風呂へ。
加水してあるという湯は、これぞ温泉、という強いクセはほとんど感じられないが、出雲大社の社殿を象った湯の注ぎ口が湯船の真ん中に座す内湯、そして広々とした露天岩風呂ともに、適温で非常に寛げる。
居合わせる客もほとんどおらず、のんびりできた。

湯船の向こうには無料の冷酒サーヴィス、外には露天風呂

今回の宿泊プランは1泊朝食付にして、夕飯は付けていなかったため、温泉街へ夕食を摂りに出る。
「キッチン 花音」という店で、私は海鮮丼セットを食べた。
昼もたくさん食べたし、量的にはこれぐらいで充分、味も満足だ。

必要充分な海鮮丼セット

宿に戻って、少し時間を潰してから、21時よりロビーで行われる雅楽の演奏を聴きに赴く。
龍笛、篳篥、笙、筝の4人編成で、龍笛を吹く最も年配のおじさんがMCも兼ねる。
間近で聴くと各々、ヴォリュームというか音圧がものすごい。
笙のハーモニーたるや、解説の時に仰っていたが、まさに"東洋のパイプオルガン"という異名がふさわしい。
管の音出しやリズムも難しそうだ。
40分ほどのパフォーマンスの後には、楽譜や楽器も近くで見せてもらって、楽しい経験であった。

4人編成の雅楽を堪能する

部屋付きの露天風呂に入ってみてから、就寝。


6月2日(日)

7時半に起き、大浴場で朝風呂を浴びて、8時半から朝食。
巨大なアジの開きや湯豆腐を始め、まさに豪華過ぎる朝飯。
でもすべて平らげることができたのは、やはり美味さの為せる業か。

豪華過ぎる朝食

9時半過ぎ、チェックアウトして、出雲大社へと西へ向かう。
途中、やや渋滞しているところもあり、約1時間掛かって到着した。
事前より目をつけていた「古代出雲歴史博物館」の駐車場に車を停めることができたが、私が入った少し後には「満車です」という警備スタッフの声が聞こえていたから、やはり混んでいるのだろう。

出雲大社へ

境内に足を踏み入れ、途中、特設ステージで催されている奉納神楽を少し観る。
神西神代神楽保存会による「山ノ神」という演目だった。

奉納されていた出雲神楽

そして拝殿へ。
これがあの巨大な注連縄か...、近くで見ると思っていたより小さいかも? などと思いつつ、参拝。

拝殿の注連縄 大きさはこんなもんなんかな...?

出雲大社は他の一般的な神社の二礼二拍手一礼と異なり、二礼四拍手一礼なんだな。
続いて先月に一大イヴェント「本殿遷座祭」を終えたばかりの本殿、そしてその裏にある素鵞社と回る。
本殿は正面よりも、横や後方から見た方が迫力があるな。
屋根の千木と勝男木が空を切り裂くようでとてもかっこいい。

本殿前側方から見た本殿 立体造形が美しい千木が印象的だ

ん、本殿の西側には神楽殿があるのか、そちらも見ていこう、と足を向けてみたのだが、よくよく説明を読んでみると、こちらに"日本最大級の大注連縄"があると書いてあるじゃないか!
危ない、もうちょっとで勘違いを抱えて帰るところだった。
なるほど、確かに神楽殿の注連縄はデカい。
これだこれだ。
中では結婚式が執り行われていた。

いやあこれが本当の巨大注連縄だ

境内の一角では抹茶と菓子が振る舞われていて、そちらにもブラリと足を向ける。
案内をされてみると、そこには昨日旅館の茶室で茶を点ててくれた先生その人が!
なかなかの偶然であった。

そろそろ12時半、出雲そばを喰いに行こうではないか。
案の定、周辺の店はどこも行列ができているが、中でも少し歩いて"四ツ角"にある「かねや」という蕎麦店へ。
15分ほど並んで、席に着くことができた。

これでも短い方の行列

私は「三色割子そば 三段」をオーダー。
1段は普通の薬味、1段はとろろ、1段は生卵が載っている。
実に美味かった。

三色割子そば

食後、近くの「とみや」という店で、"ひやどら"と名付けられた冷たいどら焼きを頬張る。
これも美味い。

さすがに趣きのある風景が続く

プラプラ歩いて戻って、古代出雲歴史博物館へ入り、展示を鑑賞する。
まず常設展示で、目を惹くのはやはり古代の巨大神殿復元模型。
高さ48m、スロープ状の長い階段が続く威容は何物をも圧倒する。
ロビー中央には出土した"宇豆柱"も飾られていて、興奮を加速させる。

存在が圧倒的な古代神殿復元模型出土した宇豆柱

他、尋常ならざる数の銅剣や銅鐸が飾られていた様も凄まじかった。

大量の銅剣や銅鐸

特別展として催されていたのは、その名も「出雲大社展」。
ここでも、巨大神殿にまつわる資料が印象に残った。

古代の平面原図

15時過ぎ、博物館を後にして、帰途に就く。
途中、食事休憩も挟んで約4時間半の行程を無事に進み、20時前に自宅に帰着した。

帰りも蒜山高原SAで一杯


♪ 賽の河原 - 人間椅子


2013年5月 5日(日)

岐阜一泊小旅行

昨日今日と、妻、義父母と4人で岐阜の長良川温泉に泊まる小旅行に行ってきた。


5月4日(土祝)

10時新大阪発ののぞみで名古屋まで移動し、車で迎えに来てくれていた妻、義父母と合流して、名古屋高速と国道22号で岐阜へと向かう。
やっぱり道は混んでいる。
途中、岐南町にある「なまずや」という川魚料理の店で昼飯。
生憎なまずの蒲焼きは切れていたが、うなぎの蒲焼きと鯉の洗い等がついた定食は美味だった。

「なまずや」のうなぎ定食

14時頃には宿泊する長良川温泉の「十八楼」に到着。
この辺りは15年前、私が駆け出しのディレクターだった頃に仕事で訪れたことがあり、とても懐かしい。
あれは雨中の鵜飼のロケだったが、その時の記憶がまざまざと甦るのであった。

私的にとても懐かしい風景

宿の駐車場に車を停めて、岐阜城目指して金華山ロープウェイ乗り場へ。
岐阜公園内を歩いている途中、織田信長の扮装に身を包んだ御仁に遭遇、観光案内人だろう。

御屋形様と記念写真

さすがにゴールデンウィーク真っ只中、ロープウェイに乗るために40分ほど並んだ。
無論山頂にも人は溢れていたが、岐阜城(天守閣からの眺望は気持ちよかった)、そして資料館を見て回り、再び30分以上人の列に並んで、ロープウェイで下山。

ワイルドな石垣を持つ岐阜城天守閣から北東方向を望む下りロープウェイを待つ人たちと戯れるリロちゃん

この時点で16時過ぎ。

十八楼にチェックインし、部屋へ。
最上階の7階からは、長良川、停泊している屋形船、そして対岸にある長良川球場や競技場もよく見える。

部屋からの眺め

17時から、宿泊者対象で宿の近隣を少し歩いて解説をしてくれる無料ミニツアーがあるというので、4人揃ってそれに参加。
行ってみると、なんとガイドは昼間に岐阜公園で遭遇した織田信長公であった。
これは幸運に恵まれた。

再び信長公に出遭えた

宿が位置する川原町という通りを中心に歩きながら、様々な説明をしていただき、大変面白かった。
この川原町は電線が地中埋設されていて、なるほど景観がスッキリしている。

川原町には電柱がない景観重要建造物、と書いてあるプレート

定員は20名ということだったが、おそらく30人以上は参加していただろう、信長公も「やり甲斐があるわ」と呟きながら力が入っていたようで、予定所要時間30分のところ、40分以上もガイドしてくれていた。

旅館に戻り、夕食の前に一風呂浴びる。
展望風呂の眺めはよく、蔵の湯も趣があった。

19時前から部屋で会席料理の夕飯。
稚鮎の甘露煮や鱒の巻き寿司、焼きタケノコといった川の幸に加え、アワビや伊勢海老、造りなどの海の幸に、飛騨牛の味しゃぶ、さらには鮎雑炊等もあって、こういった旅館の夕飯の常のように、腹はち切れんばかりになって完食。

飛騨牛伊勢海老とタケノコ鮎雑炊

美味かった。

20時からロビーで"エアー"という男女ヴォーカルデュオによるコンサートが開かれており、食後それを聴きに行く。
落ち着いた大人のジャズ、といった風で、しみじみと聴き入ってしまう類の音楽を堪能した。

エアーのライヴ

その後、20時45分からは場所を変えて大広間で餅つき大会。
イヴェント目白押しで楽しいなあ。
子供の参加者がつき終わった後、今度は大人の希望者が壇上に上がってつくのだが、そのトップバッターを張りきって務めさせていただいた。
思えば餅をつくなど初めての経験ではないだろうか。

餅つき体験

つきたての餅をあんこときなこで頂いたが、言うまでもなくますます腹は膨らんだ。

寝る前にもう1回風呂入る。


5月5日(日祝)

早く目が覚めてしまい、6時半頃から朝風呂へ。
昨夜と男女入れ替わっており、こちらの方も好天下の露天風呂を始め、心地よかった。

7時半過ぎ頃からのんびりと朝ごはん。
朝食はブッフェ形式だったが、ヴァリエーションがとても豊富で、味もさることながら楽しい。
ついついたくさん食べてしまうな。

朝食の一部

のんびり過ごす義父母とは別行動をとり、私と妻は10時から始まる、指定各旅館宿泊者限定の無料観光ツアーに参加してきた。
また信長公がガイドだったら面白過ぎるがな、と思っていたのだが、さすがにそこまで奇跡は重ならず、元学校の教師をしていたというおばちゃんの案内人であった。
でもツアー開始直後に、岐阜公園の中でやっぱり信長公には出遭ったけど!

「若き日の信長像」前よりツアーは始まる

ツアーは岐阜公園からスタートし、信長居館跡、岐阜大仏、川原町等を巡り、その途中の道々で、"武者隠し"の紹介や「名和昆虫博物館」の解説等が挟み込まれる。
日本三大大仏といえば、奈良、鎌倉、そして三番目は高岡だとすっかり私は思い込んでいたが、どうやらこの岐阜だという説もあるようで、ガイドのおばちゃんはもうそれに盲従していた。
なるほど、この岐阜大仏は顔がうつむいていて、確かに参拝者と目が合うみたいだね。

下方を向いている岐阜大仏

ただ歩くのでも、説明を聞くのと聞かないのとでは大違い、有意義な散策となった。
11時20分頃、ちょうど十八楼にて散会。

今回泊まった十八楼という宿は、この辺りでもおそらく最大級の観光ホテルだが、従業員も皆教育が行き届いていて、サーヴィスも不足なく、この最も客が多いであろう繁忙期にも充分に満足を得られる旅館だった。

十八楼のロビーで一休み

義父母と合流し、4人で町をブラつく。
さっき私たちが見てきた大仏に2人を案内してから、先ほどは外から眺めるだけだった名和昆虫博物館に今度は入場、見学する。
壁一面の青が鮮やかなモルフォの膨大な標本を始め、男子なら心躍る世界の甲虫類等も種類豊富で、素晴らしいコレクションだ。
もちろん、この名和昆虫博物館の創設者である名和靖氏が命名したギフチョウのコーナーも充実している。
また、館内で使われている太い木の柱は、かつて唐招提寺で使用されていたもので、シロアリ被害に遭っていたそれが交換された時に譲り受けて持ってきたらしい。

壁一面のモルフォチョウはド迫力だかつて唐招提寺で使われていたという柱生きたギフチョウも展示されていた

名和氏は元々害虫研究に尽力していたということで、そんな繋がりが窺い知れる。

13時半頃、「川原町泉屋」という鮎料理の店で昼食。
定番料理はもちろん、ニョッキやピザ等に至るまで悉く鮎が使われており、どれも美味い。
鮒寿司そっくりの鮎の熟れ寿司なる珍味もあり、単品でそれも注文して食す。
また私の頼んだ鮎ラーメンは、薄味、細麺のラーメンの上に炭火で焼いた開きの鮎が載っている一品で、だしにも鮎の味が効いている。

珍しい鮎の熟れ寿司鮎ラーメン

満足。

食後、岐阜駅に移動して、私のみそこで3人に別れを告げ、JRで名古屋へ。
妻はもう一泊名古屋の実家でしてくるので、新幹線で独り関西へと戻るのであった。
ちなみに名古屋から東京方面へと向かう新幹線はほぼ満席だったが、大阪方面へ下る分は充分余裕あり。
日本最大の都市と第2位のそれとの差は大きいな、と実感。
17時過ぎには西宮の自宅に帰着した。


♪ Shock Um Down - Warrior Soul


2013年4月20日(土)

丹波篠山でイチゴ狩りと散策と鹿料理を楽しむ

篠山ABCマラソン」で負傷した際、ゴールした後すぐに最寄りの救急病院へと連れていってもらったのだが、その時に借りた松葉杖を返却せねばならなかった。
郵送でもいいんだが、あんなデカいものを梱包して送るのも面倒だし、どうせならドライヴがてら直接返しに行くか、という出発点から企画されたのが本日の丹波篠山行。

8:30過ぎに家を出て、まず向かったのは丹波市氷上にある「あぐり丹波」。
かねてより予約していた、人生初のイチゴ狩りを楽しむのだ。
いい感じの田園地帯の中に佇む大きなビニールハウスの中には、「あきひめ」、「とちおとめ」、「紅ほっぺ」の3種のイチゴが栽培されており、それらを手当たり次第、縦横無尽に食べ歩くことができる。

広いビニールハウス これでもまだほんの一部

朝のフルーツは美味い!
好みの順位は、紅ほっぺ、次いで僅差でとちおとめ、最後があきひめかな。
とちおとめはメチャ甘いやつとそうでないものの差が結構あったけど、紅ほっぺは安定して好スコアを叩き出していた。
あきひめはやや水分が多めの印象。
私は50~60個ほど食べただろうか、無理をして腹を壊すのもアレなので、ほんの少し余力を残して終了。
持ち帰ることもできて、その分は量り売りとなり、なんと1g1円。
安い。

お土産も摘んだ

10時に私たちが到着した時は一番乗りだったので他に誰もいなかったけど、帰る11時頃には家族連れを中心にたくさんの客が訪れていた。

農園を後にし、一旦南に戻って篠山市街へ。
栗ソフトクリームや栗のスウィーツを食べつつ、篠山城跡周りの城下町を少し散策する。

篠山城の西側には武家屋敷群が残されている

とにかく猪押しだな、やっぱりこの辺は。
そして「ささやま医療センター」に無事松葉杖を返却し、再び丹波へと北上する。
せっかく丹波篠山まで来たならやっぱりここでしょう、お馴染「無鹿」で昼食。
地元の野菜をふんだんに使って趣向が凝らされた前菜を始め、鹿肉料理もデザートもどれも美味かった。

鹿と野菜を用いた9種の前菜とアンデスレッドのスープメインディッシュ 鹿モモ肉の霧芋(山の芋)ソースや竜田揚げ、レヴァーの味噌漬けの他、丹波野菜の料理が添えられている

オーナーシェフのKさんの熱意の賜物だろう、知る人ぞ知る鹿肉食文化も徐々に根付いてきているようで何よりである。

ちょうど帰途に就いた頃に、天気予報通り雨が降り始めた。
珍しく? バッチリのタイミングだ。
西宮に帰ってきて、日用品の買い物を諸々済ませて帰宅。

雨脚が強くなってきて、今夜は寒いなあ。


♪ London Calling - The Clash


2012年12月31日(月)

年末一族郎党城崎温泉一泊旅など

30日から31日にかけて、妻、母、義父母、義兄とともに城崎温泉に行ってきた。


12月30日(日)

できれば朝、前日に買ったシューズを履いて山を少し走ってきたかったが、生憎の雨につき断念。
9時前に家を出て、新大阪駅で母、義父母と義兄に合流、10:05発の特急こうのとりでいざ城崎へ。
指定席はほぼ満席。
12:49、城崎温泉駅着、まずは駅前の「グビガブ」にて、昼食を摂る。
本日お世話になる宿、「山本屋」と同系列店舗ということで、旅館のご主人・Tさんと早くも会うことができ、ご挨拶。
私は地ビールカレーを食べたが、美味かった。

温泉街のほぼ真ん中に位置する「山本屋」

食後、宿から呼んでいただいた車で送迎を受け、少し早めのチェックインもさせていただいた。
早速浴衣に着替えて外湯巡りに出掛ける。
天気はやはりずっと雨で、コンディション良好とはいえなかったが、浴衣の上に丹前を、さらに半纏を羽織れば仲居さんの言う通り寒くはなく、足元も長靴を貸してもらって万全の態勢だ。

生憎の雨だが城崎温泉は大賑わい

温泉街は悪天候にも拘わらず無論観光客がたくさん。
一年のうちでも最も忙しい時期だろう。
温泉街自体を大きな"温泉旅館"に見立て、競い合いつつも健全な共存共栄を図る城崎温泉に人が集う様子は、私にとっても嬉しい光景だ。
お店を少し覗いた後、「まんだら湯」、「一の湯」と入って、宿に戻る。

外湯の1つ「まんだら湯」は比較的小規模

温泉の湯が少し熱めということもあって、もうまったく寒さを感じないぐらいに温まった。
そして楽しみにしていた夕食は、もちろんカニ。

贅を尽くした宿の夕食

カニすきに、ゆでガニ、カニ刺し、焼きガニ、締めはカニ雑炊とまさに旬のズワイガニ尽くし。
他に各種造りや前菜などもあり、また別注した但馬牛のステーキに加え、ご主人のTさんがサーヴィスもしてくれて、これでもかというぐらいに堪能した。
1人当たりカニ2杯以上はあっただろう。
こりゃ贅の限りだ。

サーヴィスしてくれた焼きガニとカニ刺し

夜は内湯を一風呂浴びて、就寝。


12月31日(月)

6時半頃に起き、7時から開くという外湯に行く。
地元の人たちが前夜言っていた通り、雨は雪に変わっていて、既にそこそこ積もっている。
雪の城崎温泉も、風流なり。
規模の大きな「御所の湯」で熱い風呂に浸かって目を覚ました。

雪景色の中、「御所の湯」へ

豪勢な朝食を済ませ、9時半頃、「山本屋」をチェックアウトしてTさんご夫妻に別れを告げる。
お世話になりました。

雪降る中、温泉街を西に歩き、「城崎温泉ロープウェイ」に乗ってみる。
山頂からの眺めは実に素晴らしかった。
雪が舞っているとはいえ、晴れ間も折々に覗くので、日本海まで見渡せた。

ロープウェイに乗って大師山頂に来た

山頂の茶屋で少し寛いでから下山、温泉街をブラブラ歩いて、買い物もしつつ駅の方へと向かう。
正午前、カニ寿司で知られる「大黒屋」で昼食。
私はカニ丼を賞味。
もちろん美味い。

カニ丼

昼食後、駅前のカフェでコーヒーを飲んで時間を調整し、13:30発の特急で城崎温泉を後にする。
ちょうどカフェにいる頃に一番雪が強く、あたかも吹雪のようになっていたが、電車に乗っていくらもしないうちにもう雪景色とは縁がなくなった。

カフェにいる時、外はちょっとした吹雪に

義父母は名古屋まで帰るので新大阪まで乗っていくが、私たち夫妻と私の母、妻の兄の4人は尼崎で途中下車して、お別れ。
また来年~。

西宮の自宅に一旦帰ってから、夙川の鮨店「もとい」で4人で晩飯。
年末恒例の贅沢飯だが、今年に限っては2日続けての贅沢となってしまった。

たまには大将も一緒に

サヨリの酢締めやカキのバターソテーといった一品、そしてにぎりはヒラメの昆布締め、マグロの赤身&中トロ、ウニにクルマエビなど、いやあ今宵もどれも美味かった。

赤身だがトロに近い味わい 大将曰く「小トロ」

暴食もこれを限りにせねばな。


♪ It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday - Boyz II Men


2012年9月16日(日)

今日一日の流れその他

スリランカ旅行記の全日程分をアップした。

今朝は9時から走りに出てみたのだが、この時間になると相当暑かった。
久々に北山ダムの周回から神呪寺の方を回って帰るコースを行ったが、これまで21分35秒~22分50秒の間で走っていたこのコースを、今日は23分28秒と初めての23分台。
だいぶ鈍ってるな。
昨日の水泳の疲れもあったかもしれんが、それにしてももう少し頑張らねば。

ランといえば、以前録画していた「NHKスペシャル ミラクルボディ」の第3夜、マラソンの回を遅まきながら観た。
よくできた番組なのでもちろん見応えはあったが、今のアフリカ選手たちの間で常識になりつつあるフォアフット(踵ではなく爪先の方から着地する)走法について、"この走り方だと筋肉の疲労が少なく省エネになる"という目線だけで斬っていたのはちょっとアカンやろ。
無論そういった一面もあるのだろうが、その前に生半可なふくらはぎの筋力ではそもそもフォアフットで走り続けることはできないはず。
これだけ科学的トレーニングやスポーツ理論が進んできている世の中、フォアフットで誰もが速くなるのだとしたら、世界各国全選手がその走り方をしているはず。
そうではないのはなぜか? というところまで表現するべきだったと思う。
あれでは、"皆フォアフットで走ったらええやん?"という疑念だけを視聴者に抱かせてしまう。

午後、敷地内のニセアカシア伐採作業で汗だくに。

ガレージの隅に自生しているサンショウ

それから妻と近所を散策に出てみた。
すぐ近くにあるのに知らなかった、というか目に入っていたはずなのに見過ごしていた、"甲山四国八十八カ所"というものを改めて見つけ、回ってみることにする。
その名の通り、四国八十八カ所をそのまま小さくして甲山の麓に再現した、という主旨らしい。
それぞれの札所に小さな仏像や地蔵のようなものが置かれている。

甲山をバックに仏と鬼と?

ちょっとしたトレッキングのようでもあり、なかなか楽しい。
巡礼の最後が八十七番で終わっていたので、はて? と思ったのだが、神呪寺に行ってみると、なるほどここが八十八番だったか。

栗が落ちていた そんな季節か

民主党と自民党のダブル党首選が今や政治ニュースの柱か。
全体として迷走している民主党はもはや埒外として、すでに世間の関心は自民党総裁戦の方により強く集まりつつあると思う。
仕事上の必要もあって、各候補の発言なんかをつぶさに聴いたりしているわけだが、5人の中でも町村信孝氏と石原伸晃氏がより説得力に欠けるように感じる。
週末のテレビ出演などを観ていると町村氏の方はやや挽回しているような気もするが、石原氏はとにかく最後までズレているな。
質問に即さない回答を居丈高に返すという、まさに昭和の政治屋スタイル。
かといって安倍晋三氏は5年前の遁走が記憶に新しいだけに、とてももう一回託そうという気にはならないし、林芳正氏は意外としっかりした人のようだが、いかんせん勝機があるとは誰も思っていない。
ということは消去法で石破茂氏が残ってしまうわけだが、果たして?

夕飯はテラスで食べた。

テラスで晩ごはん


♪ Light Years - Pearl Jam


2012年9月15日(土)

力不足

午前、スイミングスクールへ。
今日は特にプログラムが厳しく、なんと1250m、だったけど、途中でついていけなくなったので何本かパスした結果、私が泳いだのは1125m。
情けないが、今の力なのでしょうがない。

昼食は「成田屋」で。
焼肉も美味かったし、妻が頼んだ薬膳スープも良かった。
それから夙川界隈でいろいろ買い物して、ホームセンター等にも寄って帰宅。

夕飯に栗ごはん。
秋だなあ。
まだ暑いけど。

スリランカ旅行記、第5日までアップ。


♪ Summer's Over - Sheena Easton


2012年9月 9日(日)

スリランカの風

今日は9時プレイボールの草野球の試合へ。
懸念されていた天気はまったく問題がなく、どころか残暑厳しくこの時間からかなり暑い。
試合は若手の活躍で7-1で勝利。
しかし個人成績は3の0、2三振と散々であった。

午後、屋根に上って覆い被さっている枝を再び払う。
前回書き忘れたが、クスノキを伐ると南国の香りが漂う。

別のクスノキの上に、鳥の巣が2つ作られているのを妻が見つけた。
この木には最近よく複数のメジロが留まっているので、おそらくメジロの巣だろう。

メジロと思われる2つの鳥の巣

夕飯は、スリランカのスパイスガーデンで買ってきたカレースパイスを使って、妻がカレーを製作。
20種のスパイスが調合されたというそれに、ココナッツミルク、塩麹に漬けた豚の肩ブロック肉、各種野菜と、味噌、ヨーグルトを加えて食べてみた。

完成したカレー

メチャメチャ美味い。
ただ辛さは私的にはギリギリ。
食べ過ぎなければ充分いける。

スリランカ旅行記の、最初の2日分をとりあえずアップした。
こちらから。


♪ ゆっくりおいで - THE BOOM


2012年9月 1日(土)

帰国当日

8月26日からスリランカに旅行に行っており、今日の夕方帰宅した。
最も訪れたかったシーギリヤロックを始め、ハイライトはジェフリー・バワ建築のホテル"ヘリタンス・カンダラマ"、ダンブッラ石窟寺院、仏歯寺、キャンディアンダンス、エレファントライド、ゾウの孤児院、アーユルヴェーダ、そしてもちろんカレーなど。
近日旅行記公開予定。

シーギリヤロックをバックにフレスコ画の「シーギリヤレディ」「ヘリタンス・カンダラマ」の全容を言葉で説明することはできそうもない部屋のヴェランダにはサルがやってくる
南国ならではの豪華なフルーツブッフェ何かの冗談みたいなダンブッラの寺院の入口圧倒的な石窟寺院の内部キャンディの「仏歯寺」は献花を捧げる参拝者でごった返し
ゾウに乗った華麗なキャンディアンダンスこれからアーユルヴェーダ体験ピンナワラの孤児院の仔ゾウたち
最大の都市・コロンボのメインストリート 満月のため祝日につき、人通りは閑散これぞ本場のカレー


♪ Where You Lead - Carole King


2012年7月30日(月)

シンガポールの味

ちょっと久々となってしまったが、6時に起きて朝ランへ。
意外とスムーズに22分15秒。
しかしそれにしてもこの時間から暑い、帰ってきてシャワーを浴びた後もしばらくは汗が止まる気配がない。

今日は横浜から義兄が大阪日帰り出張に来ていたということで、妻と3人で待ち合わせて、大阪駅の大丸の上にある「シンガポール・シーフード・リパブリック」で晩飯。
実に美味い。
現地で喰ったマッドクラブも思い出された。
公私ともになかなかドラマティックな義兄の話を聞きつつ、デザートまでたっぷり平らげる。

21時に店を出て、何とか義兄は21:20新大阪発の最終に間に合ったよう。
また!


♪ Cantaloupe Island - Herbie Hancock


2012年6月25日(月)

絶滅

ついに、というべきかどうかは分からないが、ピンタゾウガメ最後の生き残り、ロンサム・ジョージが息絶えたというニュースが流れた。
私は2007年に、子供の頃から見たいと思っていたロンサム・ジョージに会いに、ガラパゴスへ行った
その時はやや離れた距離から姿を拝むことしかできなかったが、あてがわれた近縁種の交配相手と寄り添うように寛いでいたのをよく覚えている。
結局子を遺すことは叶わなかった。
つい先日も、我が家に遊びに来てくれたエクアドル在住のガイド・Iさんとロンサム・ジョージの話をしたばかりだから、なおさら衝撃は大きかった。
取り返しのつかぬ過ちを犯した欧米列強よ、今どんな思いで口角泡を飛ばして理屈の伴わぬ反捕鯨を叫ぶのだ?


♪ Murderer - Helloween


2012年6月18日(月)

エクアドルからの客人

昨朝と昼のうちは、ホームセンターに買い物に行ったり、庭仕事をこなしたり。

午後、5年前に南米旅行に行った際にエクアドルでお世話になった現地日本人ガイドのIさんが現在一時帰国中なのだが、彼女がはるばる我が家に1泊で遊びに来てくれた。
3年7か月ぶりの日本、僅か2週間という短い滞在期間中は何かとお忙しいはずだが、そんな折にわざわざご連絡をいただき、こうして来てくれたということが嬉しい。
ガラパゴスやアマゾンを始めとしたエクアドルの話を色々と聞き、新鮮なワクワクと奇妙な懐かしさを感じる。
うちの近所を一緒に散歩にも行った。
Iさんは元実業団のマラソンランナーで、今もエクアドルで走っておられるので、健脚ぶりは無論我々を遥かに凌ぐ。

神呪寺にてカメにブルーベリーをあげてみるIさん

天気も悪くなかったので夕飯はデッキテラスで摂る。
ちょうどいい気候だ。

セルフタイマーで撮ったが、ハンモックに座ろうとしたら見事にコケてしまったというマンガのようなシーン でもグラスは死守

そして食後はホタル見物へ。
今夜もたくさん見られたし、おまけに養殖しているOさんのご自宅にお邪魔して、育てられているホタルたちも見せていただいた。
ご苦労に頭が下がる。

ホタルを養殖しているケージ

家に帰ってきてから、私と同じくIさんにエクアドルでお世話になったNさんという方が、今日釣ってきた天然イワナを届けにわざわざ拙宅まで足を運んでくれた。
何かのご縁ということで、しばし皆で茶を飲みながら卓を囲む。
Nさんはエクアドルのみならずブラジルのアマゾン等にも何度も釣りに行っているという猛者であった。

いただいた天然イワナ

いやあ濃密過ぎる日曜日だった。


♪ Drunk Again - Dirty Rig


2011年12月30日(金)

年の瀬に横浜

28日から29日にかけ、横浜の義兄の家に行ってきた。


12月28日(水)

伊丹1000→1110羽田のANAで移動し、空港まで迎えに来てくれていた義兄と妻と合流、まずは築地に向かう。

なんじゃこの人出は

想像を絶するほどにごった返す人の波を泳ぐようにかき分け、会社の後輩に教えてもらった「虎杖」の魚河岸千両という店で、"元祖海鮮ひつまぶし"を食す。
海鮮丼をひつまぶし風に喰うとは、贅沢な演出だ。

元祖海鮮ひつまぶし

美味かった。

昼食後、病気療養中の義姉を見舞う。
会って、話をすることができて本当によかった。
応援することしかできないが、気持ちは共闘体制に違いない。

義兄の2人の子供たちおよび名古屋から来ている義母が待っている横浜市内の義兄宅に移動し、今度は総勢6人で出掛ける。
みなとみらい界隈で、子供たちがクリスマスプレゼントとして入手したキックボードをガンガン乗っている様がなかなかシュール。

夕闇迫るみなとみらいでキックボード

赤レンガ倉庫までブラリとして引き返し、「万葉倶楽部」という温泉施設で入浴、夕食。
さらにはクレーンゲームをしてみたり、3時間ほど遊んだ。
たまにはこういうところもいいなあ。

お食事処で戯れる姪と甥

帰宅後、少しWiiなど付き合ったが、子供たちは睡魔に勝てず。


12月29日(木)

朝の勉強タイム

朝食後、みなとみらいの「トイザらス」に皆で行き、子供のおもちゃを買ってから「横浜ベイクォーター」へ。
少しウロついた後、栗原はるみ氏プロデュースの「ゆとりの空間」で昼飯。
体に優しそうな味。

「ゆとりの空間」のランチ

義兄宅に戻り、ワッフルメーカーでワッフル作ったり一休みして、夕方私たちを送ってくれがてら、再び皆で出る。
羽田空港内の「南国酒家」という中華料理店で夕食。

飛行機の見える席で夕飯

その後少し時間があったので、展望デッキに上がる。
真っ暗な中、子供たちと走り回って遊んでいたら妻に「恥ずかしいから止めなさい」と注意され、私も子供カテゴリーに括られていることを再認識し、やや消沈。

19:20羽田発のANAで帰阪、22時過ぎ、西宮の自宅着。
お世話になりました!


♪ Can't Cry These Tears - Garbage


2011年11月15日(火)

不意の最長距離

2007年に南米に行った際にお世話になったエクアドル在住のガイド・石倉あゆみさんからの情報を得て、「キャノンギャラリー梅田」で催されている水中写真家・古見きゅう氏の写真展「『GALAPAGOS』僕たちが特別ではなくなる場所」にお邪魔してきた。
私は見ることが叶わなかったハンマーヘッドシャークの群れ、海中で草を食むウミイグアナ、寄り添うリクイグアナのカップルなど、点数は多くないがそれぞれ素晴らしい写真が展示されていた。
またガラパゴスに行きたくなる。
会場におられた古見さんとも話すことができ、改めて地球の裏側から届けられた案内が結ぶ縁の有難みに感謝する。
ちなみに前エントリーにコメントも寄せてくれた石倉さんは、かつて京セラで活躍された日本有数の長距離ランナー。

夜、南芦屋浜ヴェランダの偵察を兼ねてあっち方面へ走りに出る。
予定は軽く10kmほど。
潮風大橋南詰から南下し、南芦屋浜の南端をずーっとヴェランダ沿いに東進、ざっと100人ほどの釣り師はいるみたいだが、広いせいでそれほどの密度ではない。
ここまではよかったが、そのまま海沿いをグルリと回って北へ上がっていくと、工事現場にブチ当たってしまい、横に逸れることもできなさそうだから、来た道を戻るより他になし。
真っ暗だしここまで来ると釣り人もいないし、いやーまたやってしまった、参った。
前にも同じことを書いたが、初めて足を踏み入れる夜の埋め立て地は要注意!
結局、何たることか、何の準備もないままに、我が練習史上最長の距離、13.72km(+さまよい歩き数百m)も走ってしまった。
1時間21分53秒、ビルドアップせずにほぼイーヴンペース。
妻に予告した帰宅時刻を30分ほど過ぎてしまったから、もうちょっとで110番されるところだった。


♪ Long Life - Primal Scream


2011年10月 1日(土)

おそらく初めての舞鶴

今日はA氏の手掛けた物件のオープンハウスがあるということで、場所は舞鶴だったが、休日のドライヴがてら伺ってみる。
休憩を挟んで約2時間。
天気も良くてなかなかの日和だ。

熟年夫妻が建て替えたという白い家は、期待に違わず素晴らしい仕上がりだった。
さすが、心配りが細やかというか、すべてのディテールに意味があり、それを建築家がもれなくコントロールしている、という印象を受ける。
この人に依頼して間違いなかった、と改めて感じられるオープンハウスであった。

せっかく舞鶴くんだりまで来たので、なかなか評判がいいらしい「よこ田」という和食店に行き、昼飯を喰う。
1000円で地元の鮮魚や天ぷらを始め、蕎麦まで付いてヴォリュームたっぷりの内容。
品数が多い弁当形式なのもいい。

「よこ田」の弁当

さらに私の好きな類のスポット、「舞鶴港とれとれセンター」へと移動。
おお、土曜だけあって観光バスも停まり、活気があるじゃないか。

この雰囲気がたまらなく楽しい

ここで昼飯を喰うというのも一興だったかもな。
グルリと回ってから、夜のおかず用に地物のはまち(といってもサイズはツバス級だったような気がする)とさざえを購入。
魚はおろしてもらい、あらも一緒に持ち帰った。

楽しい舞鶴行であった。


♪ Iris - Boyz II Men


2011年9月 6日(火)

関東一円における休暇の記録

遅めの夏季休暇を取り、2日(金)から今日まで、関東地方に出掛けてきた。


9月2日(金)

伊丹空港からANAで羽田へ。
台風の影響で運航がやや懸念されたが、無事に飛んで一安心。

空港まで迎えに来てくれていた義兄の車に乗り、まずは横浜市内の義兄宅へ。

クラフトを作る私の後方でケイタは転がる

一休みして、皆で横浜駅の高島屋の中に入っている「ディンタイフォン」へ晩飯を喰いに。
台北本店の名声は音に聞くが、日本にもいくつかあるんだな。
小籠包の種類が多く、味も美味い。
見る見るうちに満員御礼じゃないか。
少し遅れて、妻の友人であるTちゃんも加わり、義兄夫妻、長女・ミサキ(小2)、長男・ケイタ(4歳)、そして私たち夫妻の総勢7名で楽しい晩餐。

ミサキ、ケイタとご満悦

義兄宅に戻り、Wii Fitで遊んだり、子供たちと風呂入ったりしてから、就寝。

Wii Fitをやる

2人の子供たちは私たちの来訪に備え、作ってもらいたい工作や、一緒に遊ぶためのなぞなぞ本などをそれぞれちゃんと用意していたようで、実にかわいらしいじゃないか。


9月3日(土)

7時に起きて、軽く一回りジョギング。
坂道が多い地域だが、道路状況が良いので走りやすい。
朝は脚が動かんな。

朝飯喰って、Wiiやったり仮面ライダーごっこやったりしてから、横浜駅まで送ってもらった。

朝から「太鼓の達人」ちょっと疲れた

お世話になりました!

ここで一旦妻とは別行動。
妻は友人とランチをともにするため、渋谷へ行き、私は信濃町の「日本愛玩動物協会」へ。

やってきました総本山

この日、同協会が主催する公開セミナーで愛玩動物飼養管理士が発表する飼育体験レポートの2次審査というものがあり、私の関東行きの主目的が実はこれだったりするのだ。
会議室で、協会のお偉方と思われる方々を前に、約20分発表し、その後で質疑応答を受けるという内容。
これに通れば、近日公開のセミナー本番で、大勢の人たちを前に改めてしゃべる、ということだ。
まずまず落ち着いてしゃべることはできたと思うが、内容についてはいくつか鋭いご指摘を頂いた。
余談ながら、噂に聞く創価学会=公明党の総本山たる信濃町は、なかなかに刺激的だったな。

この後、東京駅に移動し、妻と合流、そして私の朋友・牛頭大王とも落ち合う。
牛頭大王は都内に勤務しているのだが、この春、実家の敷地内に新築相成った御殿に引っ越し、なんと群馬県高崎市から通勤する、という離れ業を実行している。
実はゴールデンウィークあたりに、この高崎の新居にお邪魔する予定をしていたのだが、震災の影響等々で一旦流れてしまっており、ようやくこの機に実現させることができた。

東京駅から上越新幹線で高崎へ移動。
これを在来線で通っているのか(帰りはいつも新幹線に乗っているらしい)、と改めて仰天する。
高崎駅まで奥方のヒロポンと長女・ムッチャン(中1)が迎えに来てくれていた。
デカなったなー! っていうかもう大人と一緒や、ムッチャン。
15分ほどで牛頭大王邸に到着、これまた見違えるほどの少年に成長した長男・レン(小3)とも再会。
久しぶりだな!

牛頭大王のキノコ屋敷

まずは新築の住居を一回り見せてもらい、外にも出てみるが、生憎雨が強くなってきたため、庭周りはまた後でゆっくり。

3人で夕飯の支度こちらの3人はちょっくらゲーム

ムッチャンも手伝った夕飯を皆で頂き、隣の母屋に住んでいる牛頭大王のご両親と妹のY子も来訪、ご両親は挨拶のみで戻られたが、これまた久々の再会となったY子は居残ってしばし遊ぶ。
レンは幼き頃よりその気はあったが、やはり根っからのマニアック坊やで、特に地理関係には強い。
将来は面白い人物になりそうだ。
そしてY子は数年前よりランに凝ってしまっており、ハーフを2時間足らずで走るんだとか!
どうしたんや急に。

ええ加減遊んだ後、風呂入って寝る。


9月4日(日)

7時起床。
朝から雨。
朝飯後、昨日あまりよく見ていない家の周りをグルリ。
野良ネコが歩き、ウサギが飼われ、メダカや巨大キンギョも泳いでいた。

庭で飼われているウサギそこら中にいるアマガエル

朝のうちに皆で車に乗って出発し、「ぐんま昆虫の森」という施設へ。
一見しておおと目を惹く、モダンな巨大建造物じゃないか。
後で分かったが、安藤忠雄氏設計なんだとか!
なるほど、って感じだ。

「ぐんま昆虫の森」の威容

亜熱帯の昆虫や爬虫類などが展示されており、また昆虫ライブステージコーナーではフタホシコオロギによる"コオロギ相撲"が催され、大きな生態温室ではチョウの放逐も行われていた。

コオロギ相撲に見入るチョウを放しますサタンオオカブト羽化直後のオオゴマダラと蛹

「ぐんま昆虫の森」を後にし、途中で昼飯を喰ってから、伊香保温泉へと向かう。
本来なら草津温泉へと牛頭大王は案内したかったようだが、台風の影響で道路が通行止めになっているとのこと。
が、いざ伊香保に着き、目当ての源泉露天風呂へと行こうとしたら、そこも今回の大雨関係で臨時休業。
気を取り直し、温泉街をブラブラして少し遊んでから、「石段の湯」という日帰り入浴施設へ。

射的場でアーチェリーそして「石段の湯」へ

やっぱり温泉街へ来るとテンションが上がるなあ。
赤茶色で透明度ほぼ0の温泉にのんびり浸かる。
レンも結構頑張っているぞ。

夕闇迫り、晩飯を喰いにその名も「大志」といううどんそば店へ。
これは連れて行きたがるわな、というか行かなアカンな。
"大志定食"はものすごいヴォリュームやった!
美味い。

ヴォリュームたっぷり大志定食 さらにここに蕎麦が一盛りつく

酒を飲んだ牛頭大王の代わりに私が運転手を務めて新居に戻り、突発的腕相撲大会とかしてから、就寝。

学生時代にともに夢のような日々を過ごした友と遊ぶのは、いくつになっても当時のバカバカしい時代に帰ったようで、いいですな。


9月5日(月)

7時起床、今日は平日、というわけで、学校へ行く子供2人を見送り、私はランへ。
"烏川・榛名白川サイクリングロード"という素晴らしい川沿いの道があり、気持ちがいい。

この日も牛頭大王は仕事を休んで遊んでくれるということで、大人4人で「群馬サファリパーク」へ。
昔ながらのサファリパーク、という感じだな。
車で草食動物エリアなどを回ってから、ウォーキングサファリゾーンへ入って小動物などと若干触れ合い、再び車で猛獣ゾーンとかを観る。
面白かったけど動物の管理はちょっと甘そうだったなー。

カメラを突く恐ろしいダチョウ車に近寄ってくるラクダの仔エサやりバスに群がるエランドとキリン

園内のレストランで"サバンナランチ"という、ダチョウやワニなんかが使われたセットを食べた。
なかなかのヴォリュームでお腹いっぱい。

ダチョウの串焼きやワニの唐揚げの他、アフリカ風料理でまとめられたサバンナランチ

高崎市内に戻り、まったくもって似つかわしくない超ゴージャスな造りの市役所へと侵入、本当はここに勤めている牛頭大王の妹・Y子を急襲するはずだったのだが、休みということであえなく最上階の展望フロアへ上り、景色を眺めて下りてきた。

送ってもらった高崎駅で牛頭大王夫妻とお別れ。
お世話になりました!

新幹線で上野まで戻り、特急に乗って茨城県は日立へと向かう。
この日は、日立市内に住む妻の友人・Nちゃんの家に泊めていただくのだ。
うーん、なかなか遠い。

電車から見えた東京スカイツリー

日立駅で、迎えに来てくれたNちゃんの夫・オジコと長男・リン(5歳)と合流、車に乗って高台にあるNちゃん邸へ。
築40数年という雰囲気たっぷりの民家である。
そしてこのうちは次男・レイ(2歳)、三男・シュウ(0歳)も控えており、男児3名ということで、おもちゃがガッサリ!
上の子を始め、なかなかのやんちゃ坊主どもなので心するように! という忠告を各所から聞いていたのだが、なるほど確かに元気な子たちだ。
だが、思っていた以上にムチャクチャだった、なんてことはなく、全然大丈夫。
一緒に遊べるからかえって面白い。
ネコのティーちゃんも並外れて人懐こい。

到着直後はまだ整然としているが...すぐにこうなる

一風呂浴びさせていただいてから、夕飯。
豪華鮮魚が並ぶ手巻き寿司を皆で楽しく頬張る。
オジコは日立製作所に勤めているので、福島第一原発にまつわるリアルなエピソードなどが聞け、なかなか興味深かった。

豪華手巻き寿司セット

食後は子供たちとの遊戯の時間が続き、また酒好きのオジコは延々嬉しそうに飲み続ける。
ちなみに翌日、オジコは5:20出発で海外出張に行くらしいんだけど! お構いなし。
長男・リンは21時頃に力尽きたが、次男・レイは宵っ張りらしく、なんと24時近くまで暴れ続けた!
凄いパワーだ。


9月6日(火)

7:30起床、走りに行く。
高台の住宅街なのでどこに行っても坂がきつく、また途中から雨が本降りになってきたので15分ほどで退散。
それにしても登り坂に差し掛かるとペースをグンと落としても心拍数がすぐに上がる。
恐るべし位置エネルギー。

すっかり晴れたので庭でバッタを捕ってレイに見せる

幼稚園に行くリンを見送り、朝食を食べて寛いだ後、Nちゃんに茨城空港まで送ってもらう。
お世話になりました!

このハコが廃墟となる日が来るのだろうか...?

茨城空港、初めて利用するが、聞きしに勝る閑古鳥ぶり。
そもそも農村のド真ん中にあるロケーションも若干異様だ。
スカイマークで神戸空港へと戻り、帰宅。


今回の小旅行では、横浜の義兄宅に1泊、高崎の牛頭大王宅に2泊、日立のNちゃん宅に1泊と、3家族にお世話になったが、それぞれにお子が複数おり、中身としては子供たちと遊んだ休暇、という印象が残る。
そして各家庭の子供たち、ひいては家族のキャラクターも自ずと対照的に際立って感じられて、非常に面白くもある。
皆様、このたびは本当にありがとうございました!
次は拙宅へ。


♪ All Along The Watchtower - Jimi Hendrix


2011年5月 2日(月)

白浜方面一泊旅

このゴールデンウィークは、本来であれば高崎に新築相成った牛頭大王邸を訪問する予定だったのだが、昨今の情勢を鑑みて取り止めたため、4/29(金祝)~30(土)と、「アドベンチャーワールド」でのパンダ見物を主題に置いた和歌山一泊旅へと赴いた。


29日(金祝)

正午ちょうどに出立。
さすがに南へ向かう高速道路もそこそこ混んでいたが、宿のチェックイン時刻までまだ若干余裕がありそうだったので、まずは「とれとれ市場」へ行ってみた。
おお、宿泊施設や温泉なども増設され、さらなる巨大エンターテインメントスペースへと進化を遂げているぞ。
観光向けとはいえ、やはり魚市場に来ると非常にテンションが上がる。
クルリと中を一回りしたが、試食だけで結構腹がくちくなりそうだ。

16時過ぎ、予約していた「紀州南部ロイヤルホテル」に到着し、チェックイン。
休む間もなく荷物を置いたら再び腰を上げ、30分ほど車を走らせて、晩飯を喰いに「紀州うまいもん家 傳八」という店へ。
なかなか評判の高い、魚介を中心とした居酒屋風の郷土料理店なのだが、17時過ぎに入店したにも拘わらず、決して小さくない店はすでに半分以上の席が埋まっているように見え、実際に我々が着いた20分ほど後にはもう待ちが生じていた。
恐るべし!

もちかつおにぎり寿司の一部ほんのり梅の風味が肉から漂う地鶏

本日入荷のもちかつお造り、自家製ざる豆腐、梅酢を混ぜた飼料で育てたという地鶏の炭火焼き、あわび・熊野牛・炙りうに・梅しらす・かに等のにぎり寿司、漁師飯他を食べたのだが、味はもちろん美味、注文方法もタッチパネル式で楽しいことこの上なしと、高い満足度。
一見、居酒屋チェーン店ぽい雰囲気に騙されてはいけない、ここは紛れもない名店だ。

宿に戻り、ゆっくり風呂に入って、22時頃には寝てしまった。


30日(土)

変な時刻に寝てしまったのでやはり変な時刻に目が覚めてしまい、2時過ぎから4時前ぐらいまで起きてロビーに行ったりと、無駄な時間を過ごしてしまった。

6:30、本格的に起き、朝の温泉を浴びに大浴場へ。
夜より客が多いじゃないか。
露天風呂が気持ちいい。

8時、チェックアウトして、いざ「アドベンチャーワールド」へと向かう。
到着時刻の目処は9時前頃、開園が9:30だから、かなり余裕を見て行ったつもりが、着いてみてビックリ、なんじゃこれはと戦くほどの車と人の数!

開門を待つ長蛇の列 我々の後ろにもこの何倍もの人々がいる

制作現場にいた頃はゴールデンウィーク真っ只中にこうして人の集まるところに遊びに行くということはまったくなかったので、繁忙期慣れしていないのだな、これは。
少し早目の9:15に門が開き、人混みをかき分けて事前申し込みが必要なツアーの予約カウンターへと並んだが、目当てにしていた"パンダバックヤードツアー"はまったく箸にも棒にもかからず、我々のだいぶ前で終了となってしまった。
辛うじて"アニマルレスキュー"という、営業時間の最後に行われるジープに乗ってのサファリツアーに滑り込むことができた。

申し込み後、まずはパンダランドへ。
さすがに凄い人だかりだ。

パンダランドに到着

ひたすら笹を喰らい続ける母パンダの"良浜(らうひん)"と、それに倣ったり遊んだりしている双子の仔パンダ、"海浜(かいひん)"と"陽浜(ようひん)"をじっくり眺めることができた。

母仔パンダたちメスの陽浜は母親の良浜によく甘えていたオスの海浜はまだ上手く座ることができないらしい

ずっと見ていてもなかなか飽きないな。

パンダランドを離れて、ウォーキングサファリのゾーンへ。

歩いて回ることができるのはこちらの草食動物エリアが中心

ライオンやチーター、ブラウンベアといった肉食動物に、アフリカゾウ、アミメキリン、シロサイ、クロサイ、マレーバク、ヨーロッパバイソン、チャップマンシマウマなどの草食動物を見学。
中国の三大珍獣の1つであるらしい、ゴールデンターキンという動物は初めて見た。

2歳を迎えるオスライオンわざわざ歩きにくいところを歩くヒマラヤタールたち中国の珍獣・ゴールデンターキン優雅に歩くチーター

また、キリンやアカカンガルー、エミュー、ムフロンなどには餌やりがてら触ることもできたりして、これは楽しいな。

餌のニンジンを喰らうアカカンガルーキリンの顔が近い

大混雑の折、何とかエントランスドーム内のブッフェレストランで昼食にありつくことができ、その後は「ビッグオーシャン」で"マリンライブ"、いわゆるイルカショーを観る。
おそらくオキゴンドウクジラ、カマイルカ、バンドウイルカらしき群れによる楽しいショー。
規模もデカい。

ビッグオーシャンも超満員で、何とか端っこに席を確保イルカたちが乱舞

その流れで隣にある「アニマルランド」という建物で、"アニマルアクション"というアシカショーメインのイヴェントを観賞。
数種の犬や鳥、ペンギン、コツメカワウソ、ポニー(ミニチュアホース?)なども出てきたが、特に目だった芸をすることもなく単なるにぎやかし?
面白かったけど!

こちらはアシカを中心としたショー1羽、列を外れて保護されるケープペンギン

今度は「海獣館」に行き、ホッキョクグマやラッコ、ペンギンなどを観る。
ホッキョクグマはちょうどおやつの時間だった。
もらっているのは食パンだって。
ラッコとペンギンも上手いこと給餌のタイミングに当たった。

ホッキョクグマ餌をもらうキングペンギン

再び屋外に出て、「ふれあい広場」、「鳥の楽園」等を観て回る。
マーラが数頭放し飼いにされていたのだが、子供たちに追い掛け回されて、相当ストレスが溜まりそうな環境だったぞ。
その他、このあたりは小動物が中心に展示されていた。

ハクトウワシ来園客に餌をねだるチンパンジーベニコンゴウインコ
マーラ ちょっと疲れてる?お姉さんによじ登って餌を要求するコツメカワウソ

まだ"アニマルレスキュー"までには時間があるので、"ケニア号"という無料の列車型バスに乗って園内を回る。
25分ほどだが、歩いては回れないアムールトラやタテガミオオカミなんかも観ることができ、タダでこれなら充分だ。

ケニア号に乗る水浴びするヨーロッパヒグマアムールトラ

双子の仔パンダはぐったり寝ていた仔ライオンも寝ていた

もう1回パンダを観たり(2頭の仔パンダはぐったり寝ていた)、スヤスヤ眠る2頭の仔ライオンを観てから、いよいよ18:50スタートの"アニマルレスキュー"へ。

アニマルレスキューに出発

ガイド兼ドライヴァーのお姉さんの指示の下、四駆に乗り込んだ客は我々を含め6名。
夕闇迫る肉食動物ゾーンを中心に、解説付きでゆっくりと回る。

なかなか見ることができないであろうアニマルロッジの内部

途中、肉食動物たちのねぐらである"アニマルロッジ"という建物も見学させてもらったのだが、檻の中に入っているオスライオンの吼え声の恐ろしいこと!
ゴォォォという、地獄の底から響いてくるかのようなあの咆哮は、脆弱な動物である人間の裡に潜む根源的な恐怖感を呼び起こすな。
とにかく、理性を離れた部分でただただ怖い。
マサイ・マラに行った時に野生のライオンは幾度も観たが、あの声は聞いたことがなかった。

こいつはかわいらしい仔ライオン

チーターたちは大人しくしており、時折オスがニャーとこっちはかわいらしい声を上げていた。
この"アニマルレスキュー"は営業時間内最後のジープツアーなので、ライオン等の肉食動物を獣舎へと追い込む作業にも少し付き合うことができるという特典がある。

これはシロサイを獣舎へと追い立てているところ

さすがに飼育員たちといえど車から降りることはないそうで(チーターだけは大丈夫らしいが)、ジープでガンガンと追い込んでいく。
おい、こんなに距離詰めてスピードも落とさんで大丈夫かいな、と思っていた矢先、前を走るライオンの後肢あたりに接触した時はかなり引いたぞ...。
怪我はなかったんだろうか?

これにて「アドベンチャーワールド」満喫の時は終了。
滞在時間およそ10時間半、隅から隅まで見たんちゃうか?
10年ほど前にここを訪れているのだが、当時とはまったく雰囲気が異なっており、かなり手が加えられているはず。
日本でも旭山動物園を始めとする展示手法が話題となってから、各施設が造りを大きく変えている。

近くの「モスバーガー」で軽く晩飯を済ませ、帰路へ就く。
が、湯浅御坊道路から阪和道にかかるあたりで大渋滞が発生しており、1時間近く余計に掛かった。
北向きは下津を頂点にゆるやかな登り坂がずっと続いているようで、そこを先頭にした速度低下が招く自然渋滞のようだったが、それにしても激しかったなあ。
何と日付が変わる少し前に家に辿り着いた。


♪ Blood On The Dance Floor - Michael Jackson


2011年3月27日(日)

軌跡を追う

縄文杉まで歩いた時に履いていたトレッキングシューズを足元に準備万端、妻と散策に出掛けた。
まずは夙川沿いを北上。

苦楽園口橋少し南の夙川公園

桜並木はまだまだ蕾だが、稀に1本だけ咲き誇っている木があったりして、こりゃ不思議。

不思議と満開の桜

銀水橋まで上る間に、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、ヒヨドリなど、たくさんの野鳥を見ることができた。

ムクドリツグミハクセキレイヒヨドリ

妙龍寺の脇にある展望台に差し掛かった時、正午を告げる鐘の音を聞く。

展望台からの眺め

それから目神山町へと出、敷地を視察してから甲陽園駅まで下りる。

我が敷地の山桜と楠の2ショット

ここまで歩くこと丸2時間、駅前の「ビゴの店」でランチ休憩。
食後、大池を回って満池谷霊園を通過、ニテコ池横を歩いて南郷町へ入り、H氏の事務所に立ち寄り。

ヘラ師が並ぶ大池県の天然記念物に指定されている満池谷の植物遺体包含層ニテコ池畔にも1本だけ咲き乱れる不思議な桜の木が

後半の歩行時間は1時間強。
H氏は不在だったが、奥方としばし話をしてから、コープで買い物をして帰宅した。


♪ Let's Go - The Cars


2011年3月26日(土)

土曜の映画館に客は5人

午前はスイミングスクールへ。
これまでまったく自己流で何も知らずに体を動かして泳いでいただけだったのが、まず脳ミソを使って考えるようになり、そして次にそれを体が覚えて身に付く段階に至ると、なかなか充足した気分になる。

水泳後、六甲アイランドへと向かった。
神戸ファッションプラザ、「Rink」の「金の穂 銀の水」という世にも珍しいお茶漬け専門店で昼飯を喰う。
お茶漬けといっても決して馬鹿にできぬ贅沢ぶりであった。
美味い。
界隈には、いわゆるコスプレイヤーがうにゃうにゃとひしめき合っており、それを撮影する怪しい男たちも多数。
何なんだ? ここは。

ウロついた後、「シネウェーブ六甲」で映画「僕と妻の1778の物語」を観る。
草彅剛くんの演技が今一つしっくりこず、チープな連続ドラマのようなライトな演出も残念だったし、脚色も思ったよりアッサリ。
竹内結子は美しく、芝居も確か、素晴らしい俳優になった。
それにしてもこの主演コンビを見ていると、成田-ワシントンD.C.の機中で3回繰り返し観た「黄泉がえり」を思い出してしまうな。

なんでか無性に頭が痛い。


♪ TV Mama - Johnny Winter


2010年10月10日(日)

中1日でサムゲタン

午前、西宮北口の「五穀七福」に行って美味いパンを買って帰り、ブランチに食べた。
モッチモチ。

夕方、敷地を視察してから、甲東園にある韓国料理店「こさり」へ。
私が一昨日サムゲタンを食べた話をしたら、ここのところずっと体調が万全でない妻も食べたいと所望、そんなわけで私にとってはまさかの中1日サムゲタン。

サムゲタン

中にはもち米の他、大きなナツメやニンニク、朝鮮人参といった、いかにも滋養に満ちた食材が詰まっており、食べているうちにみるみる汗だく。
あとはサムギョプサルもオーダーしたが、これまた美味しくいただいた。

サムギョプサル

先月行ってきたヤップ旅行の旅行記を、とりあえず3日分アップした。
こちら
残りはでき次第公開予定。


♪ Futurama - Hanoi Rocks


2010年9月16日(木)

旅の後

昨朝、ヤップ旅行から帰還した。
石のお金は嫌というほど見たが、残念ながら楽しみにしていたマンタには会えず。
旅行記はまた改めて公開するが、取り急ぎ写真を数枚アップ。

石貨見事なサンゴ礁ホワイトチップシャークアイランドディナー
宿泊したホテル零戦の残骸村の集会所チャモロ湾の夕景

荷解きもそこそこに、門真のリクガメショップへ預けていたヘルマンリクガメを引き取りに行ってきた。

今日はH氏のところに顔を出してから「アミーンズオーヴン」で昼飯。
ランチプレートは初めて食べたが美味かった。
それから仕事に行く妻を駅まで送り、県税事務所に寄ってから、会社の先輩に勧めてもらったカーショップ「ヴェンチュラー」に車を預けてオイル交換等。
合間合間に写真をプリントなどしつつ、車を取りにいってからA氏のところに赴き、「祥園」で頼んでいた晩飯をピックアップして、さらには駅で妻をも拾うという、なかなかに多忙な夏休み最終日となった。


♪ Latin Lovers - Lee Ritenour


2010年9月10日(金)

夏休み初日

朝、妻が中浜町に住むピラティスの師匠のお宅にマットを頂きに上がるということで、運転手。
その足で南郷町の某所に立ち寄って、H氏とともに敷地伐採の視察へ。
景色が見違えたわ。
そして今日からまた暑さが戻ったな。

南郷町に戻り、H氏夫妻と一緒にコープで買った弁当を食べた。

明日からしばらく旅に出るので、ヘルマンリクガメのシロを門真の「トータス・スタイル」に預けに行った。

預けられるシロ

元気でおれよ。

西宮に戻り、「Fru Full」で新鮮なフルーツジュースで喉を潤す。

ともに果汁まるまる100%、オレンジ&グレープフレーツジュース(左)とぶどうジュース(右)

身重で休んでいた奥様が店に復帰していた。
予定日は3月とのこと、安産祈念。

自宅に帰り、汗だくになって荷造り等をしてから、「一」で晩飯を喰ってきた。

旅行先はミクロネシア連邦のヤップ島。
マンタ、石貨が楽しみだ。
明朝は早いな~。


♪ Imagine - John Lennon


2010年7月18日(日)

出石に「寄り道」日帰り260余km

昨日は宮沢和史氏のソロコンサート「寄り道」をはるばる出石の「永楽館」まで観に行く日、というわけで、9時に自宅を出て、西宮北ICから一路豊岡へ向けてひた走る。
前日までのぐずついた天気とは一変、暑い。
途中経由する舞鶴若狭自動車道は現在無料化実験中の路線なので、ひょっとしたら大混雑の可能性も…、と若干危惧していたが、いつもよりは多少交通量が多いもののとても渋滞に至るようなレヴェルではなく、一安心。

休憩を挟み、12時頃無事に出石に辿り着いた。
ライヴは15:30からなのでまずは観光などをするとしよう。
おおお、さすがに軒を連ねる蕎麦屋の数が多い、圧倒的だ。

賑わう本町辰鼓楼

極小の城下町、といった風情の町並みも古き佳き日本という形容がピッタリ当てはまるようで、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれる。
往来の多い通りから少し入ったところにある「永楽蕎麦」という店で昼飯を喰うことにする。
出石の皿そば、初めて喰ったがなるほど、わんこそば感覚ですな。

「永楽蕎麦」初めて食べた出石蕎麦

手打ちの二八だという蕎麦はコシがしっかりしており大変美味く、また、とろろや生卵を好みで加えてすするつゆも薬味のネギが抜群に合う絶品。
2人で15皿、堪能した。

食後、出石城跡などをブラブラと歩く。

出石城跡

しかし本当に暑い。
この連休に夏祭りが行われるようで、出石の町はその準備で賑わっていた。
祭りも楽しそうだなあ。

夏祭りの飾りつけが揺れている

なかなかオシャレな喫茶店で少し時間を潰した後、いよいよ「寄り道」の舞台である「永楽館」へ移動。
永楽館は明治時代に建てられた芝居小屋とのこと。

「永楽館」

中は畳敷きの座敷席となっており、雰囲気たっぷり。
これはいい小屋だ。
キャパは300名ほどか。

いよいよ始まる

15:30の定刻キッチリに花道を通って宮沢さんが登場した。
まずは「星のラブレター」、「中央線」と立て続けに。
そこからいつものように肩の力を抜いたMCが挿し挟まれ始めた。
今回はどうやら、宮沢さんの思春期からTHE BOOM結成時、沖縄に傾倒した頃、そしてブラジルにハマったソロ活動と、時系列に沿って彼の音楽人生を追体験していく、という流れが一つのテーマになっているようだ。
他に演った曲は、オフコースの「私の願い」、「First Love Song」、沖縄民謡「スーキカンナー」、「島唄」、「carnaval」、曲名失念したがボサノヴァのスタンダード、「釣りに行こう」、美空ひばりの「みだれ髪」、「月に降る雨」、「楽園」が本編(曲順は前後しているものあり)。
アンコールは沖縄民謡の「梅の香り」、そして皆で歌う「風になりたい」。
歌と同じほどの尺を割いて話をしてくれるのは相変わらずだが、昨日は全部で2時間20分ほどといつもよりやや短めだった。
技術的にややこしい曲を演る時はネックが短めのギターを使っていたようだが、弾き語りストとしてのギターの腕は相当のレヴェル。
年を経るごとにまだまだ上手くなっているのでは?
馴染みの歌もツアー毎にアレンジが進化しているので、そこも聴きどころ。
三線一本で歌い上げた「島唄」は、バンドで演るドラマティックなヴァージョンとは全然異なる趣があったし、初めて弾き語ったという「月に降る雨」なんかも、まるで端からフォークソングとして作られたんじゃないのと思うほどにハマっている。
良かった。

18時、出石を後にする。
途中、「但馬のまほろば」という道の駅で晩飯を喰い、21時過ぎに帰宅した。


♪ 釣りに行こう - THE BOOM


2010年5月 4日(火)

神奈川方面連休満喫ツアー

研修中だった新入社員の年は除き、入社15年目にして初めてカレンダー通り休みのゴールデンウィークを迎えた。
1日(土)から今日、4日(火祝)まで、横浜に住む妻の兄の家や学生時代の朋輩・牛頭大王宅を訪問する予定を立て、赴いてきた。


5月1日(土)

11:00伊丹発のANAに乗って羽田へ。
義兄と奥さん、ミーちゃん(6歳)、ケイタ(3歳)の一家が空港で出迎えてくれた。
空港内で昼飯喰って、展望デッキで少し遊んでから、義兄の運転する車で「ズーラシア」へ向かった。
かの珍獣、オカピがいる動物園として有名なところだが、私がまだオカピを見たことがなかったので今回所望したのだ。

「ズーラシア」でオカピース

着いたのは15時を過ぎていたが、快晴だったので充分に明るく、却って人が少なくてよかったかも。
敷地も余裕を持ってとられたズーラシアは見応えがあり、初見物のオカピにも感動。

オカピ

面白い動物だなあ、本当に。
それにしてもなかなかラインアップがマニアックだ、ズーラシア。

オオタカ 鳥や猿が充実していた

動物園を出て、横浜市中心部へと今度は移動。
お兄さんオススメ、下町・野毛にある「大衆」という、名前の通り大衆的な焼肉店で晩飯を喰う。
混んでいたので入るまで少し待ったが、その間に「みなとみらい」界隈をそぞろ歩いた。

みなとみらい

ばあちゃん、じいちゃん、息子の3人でやっている小さな「大衆」はどれも安く、ホルモンなど非常に美味かった。
この雰囲気は確かに病みつきになりそうだな。

「大衆」は外観も雰囲気ある

食後、飲んでいない私がドライヴァーを務めて保土ヶ谷区にある義兄宅に無事帰還し、なんじゃかんじゃ遊んで寝た。

義兄はなんとすでにiPadを入手済


5月2日(日)

9時に皆で義兄宅を出発、「港の見える丘公園」の近くにある「横浜インターナショナルスクール」の「フードフェア」というイヴェントに連れて行ってもらった。
インターナショナルスクールの関係者が使っていた品のバザーや、各国料理が揃う模擬店屋台などが賑わうフェスティヴァルらしく、本当にものすごい人出であった。
こりゃすごい。

11時前でこの混雑具合

屋台などで食べられる料理はどれも美味かった。
国際色豊か。

バルーンアーティストに作ってもらっている子供たち

昼飯もここで済ますことができたので、一旦皆で義兄宅へ帰る。
それから、義兄の奥方と私の妻の女性陣2人が夕飯の支度などに取り掛かり、義兄と私は子供たちを連れて近所の公園へ。
しばらく遊んだところで、義兄夫妻の友達であるイギリス人のジェイムズと彼の娘2人がやってきて合流。
子たちは午前中に行ってきた横浜インターナショナルスクールに通っているアンジェラ(7歳?)とジェニファー(4歳?)で、お母さんは日本人。
そのフードフェアでもちょっと彼女たちとは会って話していた。
お兄さんとジェイムズは公園から一旦家に戻り、一時、ミーちゃん、ケイタ、アンちゃん、ジェニちゃんに加えてミーちゃんの友達のユウカちゃんも含め、5人の子供たちを1人で面倒見ていた時は少し焦った。

公園で遊ぶ少し歩けばすぐにこんな畑が

それから義兄とジェイムズも一緒に、4人の子供を連れてさらに徒歩で旅立ち、2キロほど離れた「三ツ沢公園」という大きな公園へと遊びに行った。

お父さん2人

遊具や池などを見るとはしゃいで遊んでいたが、さすがに子供たちも歩き疲れただろう。
帰り道は下の2人を肩車したり。

夕刻、義兄宅に漸く戻り、しばらく後にジェイムズの奥方もやってきて、総勢、大人6名、子供4名で晩餐会。
ホームベーカリーで生地を作った手製のピザや、鶏、サラダなどを頬張りながら皆で歓談する。

子供たち大人たち

ジェイムズは18年ほど日本に住んでおり、日本語も達者なのでコミュニケーションも問題ない。
子供たちに引きずり込まれたかくれんぼなどの遊戯も含め、とても楽しいひと時であった。
ひとしきり騒いだ後、またも酒を飲まぬ私がジェイムズ一家を川崎の自宅へと送り届け、散会と相成った。

全員で集合写真

義兄宅に戻り、風呂入って就寝。


5月3日(月祝)

朝、乱入してきた子供たちに文字通り叩き起こされた。
こりゃたまにだから面白いが、毎日だったら大変だ。

朝食を済ませ、10時前に家を出て横浜駅へと皆で向かった。
そしてここから「シーバス」という水上バスに乗って「山下公園」へと移動。
それにしてもさすがにゴールデンウィークど真ん中、信じ難いほどの人で溢れている。
参った参った。

シーバスを待つ長蛇の列ベイブリッジも見えた

この日はこのあたりの横浜市中心部で大規模なパレードが催行されていて、ちょうどそれも見ることができた。

中国系の出し物

そして中華街で昼食。

中華街もちょっと異常なほどの人出

ほとんどの店で大行列ができていたが、「廣翔記」の1つに運良く潜りこむことができた。
フカヒレで有名な店だが、なかなかどれも美味かった。

廣翔記 四川館

昼食後、今は博物館のようになっている船、「氷川丸」を皆で見学。

「氷川丸」入口

思ったよりも内部は充実しており、なかなか時間を掛けて回り、楽しむことができた。
意外なエンターテインメント。

「氷川丸」内部のひとコマ氷川丸をバックにシーバスに乗り込む

再びシーバスに乗って横浜駅へ戻り、日産本社のショールームでしばしブラついた後、義兄一家とはここでお別れ。
お世話になりました。
ここから私は川崎市内の牛頭大王家へ、妻は稲城市内の友人宅へと移動し、バラバラでそれぞれの友達の家に泊まるのだ。

妻とは東急東横線、JR南武線で途中まで一緒に行き、登戸駅で別れた。
そして私は小田急で西へ。
最寄駅で牛頭大王の奥方と無事合流し、お宅へとお邪魔した。
牛頭大王本人は仕事で若干遅くなるようで、残念ながら待つのみ。
牛頭大王家にもムッちゃん(6年生)とレン(2年生)という2人の子がいるが、連休中はじっちゃんばっちゃんちに預けているようで、この日は大人だけでのんびり。
図々しいことに先に風呂など浴びたりして寛がせてもらった。
また、牛頭大王が地元の群馬に家を建てるという事実を聞き及び、おおマジかと驚いて、奥方のヒロぽんに色々な話を伺ったり。
ええなあ。

牛頭大王新居

20時前頃だったか、ようやく牛頭大王が帰ってきて、ヒロぽんと2人、駅までお出迎え。
そして3人で晩飯を囲みながら大いに話し、笑う。
やはりええのう、色々と。
彼らとは、関西在住時代は花見を始め、折々のイヴェント毎に遊んでいたのだが、さすがに今ではそれほど頻繁に会うこともない。
だからこそ、こうした機会は大切にし、また時間を生み出して持たねばなるまい。
25時過ぎまで話し込んだかな。

牛頭大王夫妻


5月4日(火祝)

今日も牛頭大王はご出勤じゃ。
7:30、頑張って一緒に朝飯を頂く。
そして牛頭大王をお見送り、家事に勤しむヒロぽんを尻目に私はゴロゴロと寛がせていただいた。
また新居にまつわる様々な情報を取材する。
ええなあ、ホンマに。
11:30、ヒロぽんと家を出て、近所の蕎麦店「寿々孝」で昼飯。

寿々孝

ここもご多分に漏れずメチャメチャ混んでいたが、ラッキーにもギリギリまたも潜りこめた。
色々と世話になりました。

13:45、品川で妻と合流。
昨晩は会社員時代の友達たちと語らい、今日の昼は大学時代の友達たちとランチをしてきたようで。
品川から京急で羽田空港へと移動したのだが、帰る方向が同じだという、ランチをともにしていた妻の友人、Tちゃんも一緒になり、私にとっては久々の再会。

15:00発のANAで伊丹へ。
到着後、古川橋までそのまま移動して、インド料理店「ガナパティ」で早めの晩飯を済ませてから、リクガメショップに預けていたヘルマンリクガメのシロを引き取り。
元気だったようで何より。
ガナパティのカレーは本当に美味い。
そして電車でカメも持って帰宅したが、いやー疲れた。

遊びまくり歩きまくり、睡眠少なめのえらくハードな連休だった!


♪ Nights Of Mystery - The Georgia Satellites


2010年2月15日(月)

湯村温泉1泊旅

昨日から今日にかけて、湯村温泉に遊びに行ってきた。
宿泊先は「朝野家」。
以前、仕事でお世話になった朝野専務より、「カニがおいしいうちにぜひ来てください」とこのたびお誘いを受け、お言葉に甘えてスケジュールを立てた次第。


14日(日)

11時、家を出立。
西宮北ICから高速道路に乗って西へ、舞鶴若狭自動車道、北近畿豊岡自動車道を経由し、和田山ICからはひたすら国道9号。
途中、西紀SAで軽食休憩をとった。

14時過ぎに湯村温泉、朝野家に着。
ノーマルタイヤなので若干ドキドキしていたが、道路の凍結もまったく見られなくて助かった。

「朝野家」

ロビーでお茶を飲んで少し寛いだ後、温泉街へと出掛けてみる。
日曜の昼なので結構人出は多い。
ズワイガニがおいしい季節だというのももちろん関係あるだろう。
足湯にも浸かってみたりする。

98℃の源泉が湧き出す“荒湯”

15時を回ったので宿に戻り、部屋へ。
用意していただいた710「紅藤」という部屋は、和室と洋室を備え、専用露天風呂まで付いた豪奢な客室。

和室洋室専用露天風呂

しかも後で気付いたが、洋室のベッドは電動リクライニング式で、敷いてあるマットレスはテンピュールだった。
すごい。

まずは風呂へ。
かつて仕事で訪れた時にも一通り体験してはいるが、改めて、開放的な露天風呂を堪能する。

気持ちのいい露天風呂

巨大な桧の丸太をくり抜いた湯船も気持ちいい。

湯上がりの黒豆茶とグリーンティーで喉を潤して部屋に戻り、早めの17:30から夕食。
腹が減っているのだ。
料理の内容は専務と板長に一任していたのだが、電話で「あまり食べない方です」と念を押していたのに、蓋を開けてみると盛り沢山のコース!

食事直前の風景

造りの盛り合わせに茹でガニ、焼きガニ、カニすき鍋、さらには但馬牛のステーキまで入ってる!
この心意気は嬉しい限り、頑張って喰うぞ。

造里 浜坂産松葉蟹と沖魚盛り合わせ酢物 浜坂産松葉蟹姿盛り松葉蟹の炭火焼き
松葉蟹の蟹すき鍋特選但馬牛のステーキ

それにしてもこの松葉ガニがメチャメチャ美味い。
以前訪れた際は、もう6月だったので当然松葉ガニはなく、紅ズワイガニという似て非なるものを頂いたのだが、それとはまったく違う。
身の詰まり具合、身離れのよさ、甘さ、歯応えなどなど、さすがタグ付き松葉ガニ。
感動の美味さだった。

地ガニの証であるタグミソがまた非常に美味かった

無論それ以外の品々も素晴らしかった。
特に、カニ酢やポン酢、すき鍋のダシなど、付けダレ系の味付けが秀逸。
さすがにあんな味は一般家庭ではちょっと出せそうにない。
尋常じゃない総量だったが、カニだけは我々の全責任において何とか完食したぞ。

なんと2時間半も掛けて食べていた夕食を終え、外套を羽織って再び温泉街へと赴く。
20時から打ち上げ花火があるというので。
ちょうど今日まで、「光のイリュージョン」という催しを温泉街でやっているという僥倖。
温泉橋のあたりにはもうたくさんの人が出張っている。

荒湯から立ち上る湯気の向こうに“夢”のライトアップが見える

20時を少し回ったところで、アナウンスとともに花火が上がり始めた。

花火

湯村温泉街のシンボルの1つである、“夢”のライトアップの後方、清正公園からドンドンと上がっている。
それほど寒くもなく、楽しく見物。

温泉街にある石段もライトアップされていた

宿に戻り、もう一度大浴場で温まってから、就寝。


15日(月)

7:30過ぎに起床。
目覚まし代わりに部屋の露天風呂に浸かる。

朝風呂

荒湯豆腐や温泉玉子、カレイの干物などの朝食を平らげ、10時前にチェックアウト。

朝食

ロビーでこのたびお世話になった朝野専務と合流、ご挨拶。
コーヒーを飲みながら、少し話をする。
いろいろとお土産をいただいてしまった。
この後、おいしい近くの蕎麦屋さんにご案内してくれるということで、昼時まではまだ少し間があるので、一旦専務と別れて温泉街をブラブラ。

そして11時過ぎ、再合流して、昼飯を喰いに移動する。
連れて行ってもらったのは、たくさんの雪が残る春来地区を登っていったところにある、その名も「てっぺん」。
おお、こりゃ見るからに美味そうだ。

「てっぺん」店内の様子

期待通り、コシがあって素晴らしいざるそばだった。
ごはんや天ぷらなどが付いたセットにしたが、天ぷらも美味かった。

そばセット

そして蕎麦代の支払いも受け入れてはいただけず、さらにここでもかきもちのお土産まで頂戴し、朝野専務には本当に何から何までお世話になりました。

食後、帰路に就いたが、「村岡にいいスモークの店があるんですよ」とこれまた専務に教えられ、通り道でもあることだし、せっかくなので途中寄る。

「香味煙」

国道沿いにあったそのお店、「香味煙」の前に車を停めてみると、“CLOSE”という札が掛かっていたが、中から奥さんが出てきて「ちょうど今、朝野家さんから電話があったんですよ」と快く迎えてくれた。
おお、そうでしたか。
そしてもっと驚くべきことに、普通にいくつかスモーク製品を買って帰ろうと思っていたのだが、ご主人が「中でコーヒーでも!」と熱心にお誘いいただき、なんとご馳走になることに。
いやあ、田舎の人たちのホスピタリティは本当にすごい。

店の主、井上さんはまるでアルプスの山中に住んでいるかのような風体の人のいいおじさんで、初対面とは思えないほどに、そして年の差も感じられないほどにいろいろな話で盛り上がった。
聞いたところ、井上さんは御年71歳、朝野家の厨房で働いているという息子さんが私たち夫婦と同い年とのことだが、いやはやお若い、何よりも精神が。
アイデア商品の数々を生み出し、文章も書けば絵も達者、学校や老人会などを回って紙芝居の朗読をされたりとか!
いろいろと苦労もされたようだが、常に前向きな姿勢がパワーを生み出しているのだろう。
若々しくてニコニコしている奥さんもとてもいい感じだ。

井上さんご夫妻と

暇を告げる段になり、もちろんいくつか購入しようと思っていたのだが、こちらでもたくさんの商品を袋に詰めて手渡されてしまい、どうにかして1000円だけ置いてくることができた。
このご恩は必ず。

燻製の数々

16時、自宅に帰着。
温泉に1泊旅行に行ったはずなのに、なんだか親戚の家に遊びに行ったかのような、そんな温かいもてなしの心に触れた小旅行だった。
ありがとうございました!


♪ Melissa - The Allman Brothers Band


2010年1月10日(日)

最初で最後の「六甲山の家」

六甲山に、私が勤務する会社の保養所があるんだが、昨今の厳しい情勢の折、そこが1月11日を以て閉鎖されることとなった。
そこで、入社14年目にして今までそこを訪れたことはなかったのだが、このたび初めて予約を入れ、昨日から今日にかけて妻と行ってきた。

昨日昼、「オコナ」でカレーとパンケーキの昼食を食べてから、いざ北へ向けて出発。
冬季の六甲山界隈は空いており、スムーズに目的地付近に到着。
宿へ向かう前に、「六甲ガーデンテラス」へと行ってみた。
展望台やら雑貨店やらジンギスカンの店やらがある複合施設。
おそらく5年ぶりぐらいの再訪だ。

「六甲ガーデンテラス」の玄関口には雪が残っていた神戸市街を一望

一通りプラプラしてから、保養所へ。
記念碑台の近くにある脇道を入って行くのだが、会社の担当者が「本当にこれで合ってるのかな? と不安になるような道です」と説明してくれた通りの小径であった。

この細い道のさらに先

幅が細いのもあるが、それ以上にガタガタ舗装がきつく、若干ローダウンした私の156SWは、歩くほどの速度で徐行しても下腹を擦るほどだったよ。

初めてやってきた保養所は、全部で3部屋、それぞれが独立した2階建てのコテージタイプとなっており、自炊できるキッチン等も備えた別荘風の造りで、1階には広いリヴィングダイニング、2階には和室が2つ。

コテージタイプの保養所リヴィングダイニング

聞いていた通りなかなか快適で楽しそうだ。
管理人さんとともに、飼われているメス雑種犬のはるこも出迎えてくれた。

はるこ

荷物を置いた後、少し外を歩いて、記念碑辺りまで行ってみる。
山の端に沈む夕陽が美しい。

記念碑台のアーサー・ヘスケス・グルーム氏像越しに見る夕陽山の向こうに沈む太陽

部屋に戻り、夕飯は予約しておいたしゃぶしゃぶ。

しゃぶしゃぶ

これは美味い。
体も温まる。
そして2人では喰いきれないほどのヴォリューム。
神戸市街を見下ろす部屋のバルコニーからの眺めも素晴らしい。

バルコニーから見える夜景

風呂入ってのんびりして、早めに床に就く。

そして今日、8時に起きて8:30に朝食。
ロースターで焼いたというサケの風味が抜群だった。
やはり家庭のグリルとは違うな。

11時、チェックアウト。
いよいよ明日で閉鎖となってしまうのだが、管理人さんも残念そうにしていた。
閉鎖されることが決まってから予約が集中し、この2か月ほどとても忙しかったそうだが、もっと前からこうして利用してくれていれば存続できたかもしれませんね、と話す笑顔も寂しそう。
お世話になりました。

「六甲山牧場」へ行った。

六甲山牧場

基本的にはシーズンオフなのでところどころクローズされている施設もあるが、それでも3連休の中日なのでそれなりに客はいる。
放し飼い状態の羊たちと触れ合い、餌をやったり。

放し飼いの羊たち客に構わず大移動中

羊って面白いな。
表情は始終ヌボーっとしており、その所作にはどこをとっても鋭さのかけらも見当たらないのだが、観光客が餌を買って与えてくれるルーティンだけはしかと記憶、認識しており、そこに関しては無駄のない動きでスルスルと寄ってきて、ともすれば体当たりをかましてくる。

餌をやろうとして取り囲まれているところボーっとしているようでちゃんと周囲は見ている

いずれにせよ、幸せそうな動物だ。
他、山羊、ウサギ、各種馬、牛、アヒル等も飼育されていた。

シェトランドポニーアヒルミニブタ

スイス原産のザーネンという山羊には、ポケットに入れていた施設のパンフレットを奪い取られて、危うく食べてしまうところだった。

パンフレットをムシャムシャしているザーネン

牧場内にある「神戸チーズ館」の2Fにあるレストランで昼食。

右側の建物が「神戸チーズ館」

せっかくなので「クラシックフォンデュ」という名の定番チーズフォンデュと、「骨付きラムのラクレットチーズ焼き」という一品を食べてみる。

チーズフォンデュ骨付きラムのラクレットチーズ焼き

チーズフォンデュはこれぞ本場の味わいと言わんばかりに、白ワインが効いた大人な感じ。
具材の1つであるソーセージも非常に美味しかった。
贅沢な昼飯じゃ。

これにて山を下りたが、帰り道も空いており、40分も掛からずに自宅へ着いた。


♪ Born Of A Broken Man - Rage Against The Machine


2009年9月 3日(木)

下関旅行記

8月30日(日)から9月2日(水)まで3泊4日で下関へ旅行に行ってきた。
宿泊先は以前仕事でお世話になった「川棚グランドホテル」。
「また来ます」と言ったまま数年の月日が経ち、ようやく約束を果たすことができた。


8月30日(日)

7:00起床、衆議院選挙の投票を済ませ、8時にいざ下関へ向けて出発。
これほどのロングドライヴは初めてかもしれない。
ルートは西宮北インターから山陽道をひたすら西へ。
途中、朝食休憩、昼食休憩、トイレ休憩を挟み、15時頃小月インター下車、15:30過ぎに「川棚グランドホテル」に無事到着した。

「川棚グランドホテル」

当時よくしていただいたO専務(といっても私と同年輩)自ら出迎えてくれ、嬉しい再会を果たす。
ちなみにOさんとは車好きという共通の嗜好でもつながっており、部屋に入る前にしばし私の車を一緒に眺めたりした。
ラウンジでコーヒーを頂戴しながら少しお話をさせていただき、その流れでOさんがこれから近くのスポットをいくつか案内してくれることになった。
社用車のプリウスに乗せていただき、まず向かったのは「川棚のクスの森」。
樹齢およそ1200年というその大きなクスノキは、1本の木なのだがまるで森のように見えることからその名がついたのだとか。
川棚を愛した漂泊の詩人、種田山頭火の「大楠の枝から枝へ青あらし」という句碑も建っていた。
確かに、とてつもなくデカい、ド迫力。

「川棚のクスの森」

近くで見るとまたその造形も奇々怪々な感じがして、まさに人智を超えているという表現がピッタリ。

続いて、「舟郡ダム」、別名「青龍湖」へ連れて行っていただいた。
少し高台にあるので、眺望が素晴らしい。

「青龍湖」山頭火、コルトーが愛した川棚の風景 遠くに見えるのは厚島

ここから見える景色こそが、種田山頭火、そしてピアニストのアルフレッド・コルトーが愛した川棚の原風景そのままなのだそうだ。

到着していきなり、地元を熟知する人に近隣を案内していただいというのは、まったくの想定外かつ、非常に嬉しいサプライズサーヴィスであった。

宿に戻り部屋へ。
このたび利用させてもらうのは、専用の内湯と露天風呂がついた離れタイプの「臥龍梅」という洋室。

部屋専用の内湯と露天風呂

普段なら部屋に露天風呂がついていてもあまり入る機会はなかったりするが、今回は3連泊の予定なので、たまにはこういった部屋でのんびりするのもいい。
サーヴィス面でもO専務にお心遣いいただいた。

部屋の入り口で出迎えてくれたアマガエル ちなみにこいつは毎日ここで見送りと迎えをしてくれた

夕食前にまずはひとっ風呂。
山頭火の句がたくさん壁に書かれたモダンなデザインの大浴場は、露天風呂も広く、そして湯温もぬるめで大変快適だった。

18:30、部屋にて夕食。
この日は「板長おまかせ会席」で、生ウニや野菜の炊き合わせに、和牛ロースの鉄板焼き、それから名産の特牛(こっとい)イカの活き造り(まだ生きている! 新鮮すぎて身が透き通っている)に、海鮮せいろ蒸しなど。

このウニがとにかく美味かった特牛イカの活き造り海鮮せいろ蒸し 中身はアワビ、サザエ、ウチワエビ、カニなど

ウニの美味さたるや格別で、これほどのものは都市部ではちょっと食べられない。
また、活き造りに使わなかった下足を天ぷらにして出してもらったんだが、今まで食べたことがないほどに柔らかく、揚げたては抜群に美味しかった。
いやー、腹いっぱいだ。

夜は部屋の風呂に一度入り、選挙特番をちょろっと観てから床に就いた。


8月31日(月)

起床後、まずは部屋の露天風呂にザブンと飛び込んで目を覚ます。
朝食ブッフェを食べた後、車に乗って南へ。
この日は関門海峡近辺を観光する予定。
目的地付近で少しまごついてしまったが、10時頃「海響館」の駐車場に車を停める。
そもそものメインイヴェントは水族館であるこの「海響館」を訪れることなのだが、ショーの時間との兼ね合いからこちらは午後に回すことにして、まずはいきなり連絡船に乗り門司港へ。

連絡船から見る関門大橋

僅か5分の船旅を経て、九州上陸。
門司港レトロを一回り散策する。
展望室にも上がってみた。

「門司港レトロ展望室」から「門司港ホテル」を見下ろす

再び船に乗って下関側へ戻り、「唐戸市場」へ。

「唐戸市場」外観「唐戸市場」内観

もうお昼前だったので市場の活気自体はほぼ消沈していたが、目的は市場内にある回転寿司店、「海転からと市場寿司」。
前に仕事で訪れた時も、あまりの行列に恐れをなして退散した思い出の店である。
果たして、今回もまた当然のように大混雑。

待つ人々 向かい側に食堂があるがそちらも混んでいる

とりあえず客待ち表に名前を記入し、市場内をグルリと一回りしてやり過ごし、結局30~40分ほど待ったところで席に案内された。

店内

これはさすがに美味い!
どれも美味かったが、特に中トロ、しまあじ、さざえなんかが素晴らしく絶品。
スモークサーモンや鯨ベーコンなどといったネタも美味かった。

食べたネタの一部

待った甲斐あり。

満を持して「海響館」へ。

「海響館」

ちょうどショーの時間が迫っているので、展示生体はあとでじっくり見ることにし、まずは「関門ダイブ」という餌やりを見学。
餌をぶら下げたダイヴァーのお兄さんが魚どもに囲まれ、果てには小魚を入れた網を喰い破られていたよ。

大型魚に襲われるお兄さん

水槽の外にいる案内係のお姉さんと掛け合いをしつつ、水中でもしゃべれるマイクを使ったお兄さんの解説もあって、面白かった。

お次のイヴェントは「スナメリのプレイングタイム」。
差し出された管から出る空気を口でカプカプ吸ってから、ポワッと吐き出すバブルリングがかわいらしく、嬌声もあちこちで上がっていた。

これで空気を吸ってから...バブルリングを吐き出す

表情が常に笑い顔なのが面白い。

後戻りしたりして展示をしばし見てから、今度は「アクアシアター」。
今はイルカが子育て中ということでショーには参加せず、アシカ1頭のパフォーマンスのみだったが、設定などもよく考えられていて、なかなかよかった。
夏休み最後の日ということもあってか、観衆もかなり多かった。

客席はほぼ満員カリフォルニアアシカのムサシこちらが子育て中のイルカ母仔

その他、この水族館は日本で唯一シロナガスクジラの全身骨格標本(しかも本物!)が展示されているところとしても知られており、それをじっくりと観られたという経験も貴重。

ド迫力のシロナガスクジラ 全身骨格標本

また、土地柄フグを前面に押し出しており、世界のフグも多数見られる。
私的には、2メートル前後の状態の良いピラルクーが6尾ほど飼われていたことにも感嘆。

ピラルクーとブラックコロソマの乱舞

満足のうちに「海響館」を後にし、まだ少し時間が早いので船に乗って巌流島に渡ってみることにする。
連絡船で約10分。

巌流島に建てられた武蔵と小次郎の像こんな風に宮本武蔵はやってきたのだろうか...?

以前訪れた時は野生のタヌキがたくさんいたんだが、今回は姿が見えず残念。
たまたまこの日まで、「巌流島宝探し トレジャーハンティング」という催しが行われており、つまり島内の立て看板などを訪ねながらパズルを解いていくというオリエンテーリング形式の子供向けイヴェントなのだが、船内で参加書類を手渡されたので少年少女に混じって参加、見事賞品をゲットしてきてしまった。

ホテルへ戻る。
帰着したのが17:30頃だったので、風呂の前に夕食を摂ることにする。
この晩はホテル内に併設された「響灘」という店での食事。
内容はOさんに一任していたが、供されるものはこれまた絶品ばかり。
イチジクを煮たもの、サザエのタルタルソース焼き、ミニトマトのフライなどの前菜に、アジの姿造り(1人1尾!)、アワビのサラダ仕立て、イサキの唐揚げ(これも1人1尾!)、ウニの冷製カッペリーニ、和牛ロースのミニステーキ、そして変わり寿司のフォアグラの握りとデザート。

前菜ぽいものたちアジの姿造りアワビのサラダ仕立て
イサキの唐揚げ 少し食べかけてしまったので汚いウニの冷製カッペリーニ ポン酢のジュレが添えてあるフォアグラの変わり寿司

何とか喰いきったけどこれまたはちきれそう。
太って帰ること、必定。

食後、入浴。
陽が落ちてからの雰囲気もいい。


9月1日(火)

本日はスクーバダイヴィング。
入浴、朝食、庭で虫捕りの後、9:30にロビーでダイヴィングショップの人と待ち合わせ。

部屋に付いている庭でしばし虫捕りに興じる

実はこのたびの下関行きが決まった後、妻が「ダイヴィングもできるらしい」と調べをつけ、依頼したのが「FROGMEN'S SKIP」というショップ。
迎えに来てくれたのは宮本和知似のオーナー、Aさんと女性スタッフのTさんの計2名。
客は我々2人だけなのに手厚い。

車で30分ほど北上し、ポイントに行く前にまずは角島大橋を渡って角島までわざわざ走って、景色を見せてくれた。
確かに美しいところだ。

潜るポイントは、その角島から僅かに南に位置する赤田浜というビーチ。
久々のビーチエントリーだ。
海水浴場にもなっているが、砂浜も海もとにかくきれい。
浜も人口ではなく自然のものだとのこと。

赤田ビーチ 向こうに角島と角島大橋が見える

このポイントには今回お願いしたショップのプレハブ小屋が常設されており、電気も完備、便利な拠点となっていた。

ビーチに設置された拠点

天気もよし、水温も快適。
水深は深いところでも8mほどとかなり浅めだが、魚影は濃く、また砂浜ばかりかと思われた地形も沖に行くに従って面白い岩礁が現れたり、海藻地帯に突っ込んだりと、飽きない。
季節柄、稚魚の群れが多く見られた。

地形も面白かったこのような稚魚の群れがあちこちに

その他、見られた生体を順不同に記すと、アジの群れ、マダイの稚魚、メゴチ、ハゼ、カサゴ、タコ、いろんなベラ、スズメダイの群れ、ソラスズメダイの仔、ミナミホタテウミヘビ、ツノダシ(本来熱帯に棲む魚だが、なぜかこのポイントに1尾だけいるという)、ミノカサゴ、コロダイの仔、ヒメジ、ボラ、イシダイ、多分アカハタ、カワハギ、クサフグなど。

コロダイの仔と、上下にハゼ迷いツノダシ砂から頭を出すミナミホタテウミヘビ
ガンガゼの下に隠れるソラスズメダイの仔 後ろにはサラサエビも見える岩陰に潜むミノカサゴヒメジの親仔?

また、潜っている時にインストラクターのAさんが餌を海中に撒くので、それらを喰らう魚たちも間近で観ることができた。

カワハギを持たせてもらった妻私も餌をやってみたらハタがすごい力でつついてきた

本当に気候はダイヴィングに最適だし、のんびり、2本とも素晴らしいダイヴとなった。
インターヴァルの昼食休憩の時もいろいろな話ができて楽しかった。

正直、山口県にこのような美しくて穏やかな海があるというイメージはこれまでまったく持っていなかったのだが、改めなければなるまい。
写真だけ見たら、沖縄のリゾートと言われても疑わないほどの海の碧さよ。

とても本州にあるとは思えない碧い海

ショップオーナー Aさんの地元を愛する気持ちも充分伝わったし、この海を誇りに思うのもまた当然だと理解できる。
そして、帰り道には途中にある馴染みらしい海産物店に立ち寄って、地元で採れたウニの瓶詰めまでお土産にくれた。

楽しいダイヴィング、心地よい疲れ。

宿に戻ってまずは大浴場の温泉にのんびり浸かり、そして部屋で夕食。
この日は、「ふくフルコース」。
まずはマツタケやクリ、アワビ、シロギスなどを軽くあしらった前菜に、てっさがどっさりと。

すっかり秋っぽい前菜ヴォリュームたっぷりのてっさ

これで2人分か? と疑うほど。
そして続いて、メインのてっちりに、唐揚げ。

鍋セット揚げたてが熱くて美味かった唐揚げ

フグというと当然冬のイメージが強いが、実は天然フグは1年中獲れるのだとか。
これも天然ものなので、身が締まっていてすこぶる美味い。
最後はもちろん雑炊。
だしは最高だし、仲居さんに作ってもらったので実に美味かった。

締めのふぐ雑炊

が、いかんせん完食は惜しくもならず...。

この日はもういっぺん大浴場に行ってから寝た。


9月2日(水)

入浴、朝食を済ませ、一旦部屋に戻った時に例によって庭でカエル捕りを試みていたら夢中になって転んでしまい、膝をしたたかにすりむいた。
大人になってこんな怪我をするとは...。

短パンだったのが災いした

少し時間があるので、朝の散歩に出掛けてみる。
フロントでもらったマップに従い、お寺や神社などを散策してみたが、心なしか寂れていたな...。

「妙青寺」の本堂裏から「八ヶ尻池」のほとりで

すぐ近所で大規模な工事をしており、宿に戻ってO専務に訊いたら、隈研吾氏設計の施設「川棚の杜」を建設中とのこと。
ミュージアムと、コルトー氏にちなんだ多目的ホールができるそうだ。
建築物としても今注目を浴びているようで、来年初頭にオープンとのことだが、楽しみである。

散策後、ラウンジでOさんとしばし語らい、それから無理を言って名物の「瓦そば」を所望したところ、ご厚意でご馳走になってしまった。

川棚名物「瓦そば」

誠に、多謝。

その後、これまた無理を言って中庭にあるモダンな茶室を案内してもらった。
妻は昔、少し茶を点てていたらしいので興味があるようだった。

茶室に見えないが、茶室

帰り際には手土産までいただき、滞在中の心尽くしに対するお礼を述べ、そして近々の再会を約してOさんに別れを告げて、11:20、「川棚グランドホテル」を発つ。

帰りは休憩も最小限にしたら意外と早く着き、門真にあるリクガメ専門店に預けてあったヘルマンリクガメを引き取ったのが17:30、西宮の自宅には18:30に到着した。
総走行距離は約1200km。


♪ 遺言状放送 - 人間椅子


2009年6月22日(月)

マツダスタジアム→後楽園→「寄り道」で700km弱の旅

前週末、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」、いわゆるマツダスタジアムに行ってきた。
そもそもは、日曜に岡山市内で行われる宮沢和史氏の弾き語りコンサート「寄り道」を聴きに行く予定をいれており、それならば、と日程を探ってみたところ、ちょうど土曜のナイターで広島vs日本ハムが開催されることが分かり、チケットを押さえた次第。

土曜朝10:30に家を出、途中2回休憩を挟んで、16時に球場着。
これほどの長距離ドライヴは久しぶりだ。

やってきましたマツダスタジアム

聞いてはいたが、さすがに新しいだけあってマツダスタジアムは素晴らしい。
まず張られているネットが最少限のバックネットだけで、内外野席からの視界はすべてクリア。
雰囲気はスカイマークスタジアムよりもさらに楽しげで、飲食店もこれでもかというぐらいにヴァラエティ豊富で、力の入れ具合が見てとれる。
内野席と外野席の間が区切られているなんてこともなく、1周グルリと歩くことができる。
レフトスタンドの下に埋まる席やただ見エリア、寝ソベリアも見ることができた。
フードも、広島風お好み焼き、グリルチーズバーガー、すじポン、豚バラ串、鶏モモ串、アイスクリームをトッピングしたクレープなど、食べ過ぎた。
いやー試合前から楽しい。

先発は齊藤悠葵とダルビッシュ。
もしかしたらスウィーニーかも…、と少し不安ではあったが、ダルビッシュでよかった。

ダルビッシュ

この球場のスピード表示は他よりも遅めなのだろうか、あまりいい数字が出ない。
着実に抑えるダルビッシュに対し、広島はポコポコと打たれて、小刻みに加点を許す。
栗原のセンターオーヴァーツーベースで1点返すが、それのみに留まった。
ダルビッシュはまだ余裕がありそうだったけど、代打・中田を出され、結果7回でマウンドを降りることになった。
中田は一瞬「お」と思う当たりだったが、レフトフライ。

代打・中田

広島はリリーフの横山なんかもいまひとつで、結局6-1で日本ハムの勝ち。
心配されていた雨は、途中で何度かパラついたものの、本降りにならずに助かった。

宿泊のグランドプリンスホテル広島まで車を走らせて、チェックイン。

翌日曜日、10時前にチェックアウトし、今度は一路岡山へ。
天気はあいにくの雨模様だ。

山陽自動車道を東に戻る。
途中、吉備SAで昼食を摂り、岡山市街へ入ったのが14時前頃。
若干右往左往した挙句、岡山城近くの市営駐車場へ車を停め、日本三名園の一つ、後楽園を人生初見学。
雨も止んで、陽差しも暑いほど。

後楽園 後ろに岡山城も見える

園内の木立に、アオバズクというなかなかに珍しい猛禽が止まっている、と、写真撮影をしていた人に教えてもらい、しばし見物。

アオバズク

なるほど。

一回りした後、「寄り道」が行われる「岡山三木記念ホール」へ向かう。

三木記念ホール

席は結構前の方。
これで「寄り道」は通算4度目だな、確か。
小さなハコでの弾き語りということで、どんなライヴよりも宮沢和史さんが身近に感じられ、その雰囲気に押されてか、トークの中でも比較的プライヴェートな話題が多く出るイヴェントだ。
MCそのものが占める時間的割合も高い。

定刻の16:30を10分ほど過ぎて始まり、1曲目は「Poeta」と変化球。
それから序盤は、「光」、「僕がきらいな歌」、THE BOOMのライヴでも演っていた「津軽海峡冬景色」など。
実はフォークシンガーとしてプロになることを目指していた、という少年期の話や、南こうせつ氏らと共演したエピソードも披露され、その流れで「夢一夜」を熱唱。
また、慰霊の日が近いということで、沖縄の話もたっぷりと。
「白百合の花が咲く頃」が聴けるかも、と少し期待したけど、それは無理であった。
後半は、大城クラウディアのアルバムからの曲や、次のTHE BOOMのアルバムに収録されるという「First Love Song」という新曲、そしてこれまた先日の大阪城野音で感動させてくれた「神様の宝石でできた島」などを演り、本編最後は大仰な演出がかけられた「島唄」。
アンコールは「夢から醒めて」、「風になりたい」の2曲で締め。
最後はオーディエンス含め「風になりたい」を合唱し、そしてスタンディングオヴェーション。
「寄り道」でこれは珍しい。
今回も大満足の内容だった。

終演後、MCの中でも出てきた「やまと」という食堂へ飯を喰いに行ってみようと、調べて向かってみたら、なんと午後7時で閉店だとか!
せっかく来たのに、参った。
ので近くにあった「とりそば太田」という店で晩飯。
あっさりしており、美味かった。

再び山陽道に乗り西宮へ帰る。
2時間ちょいで家に辿り着いたが、この2日間、非常に充実していたことは間違いないものの、さすがに疲れた。


♪ ねんねこよ - THE BOOM


2009年6月17日(水)

湯村温泉

月曜から今日まで、美方郡の湯村温泉へロケに行ってきた。
ちょっとしたトラブルもありはしたが、全般的に善意あふれる人々に助けられ、気持ちよく仕事をすることができた。
天気も珍しくすべて快晴。
前も言ったが、ここにはぜひまた私的に来なければね。


♪ Unbreak My Heart - Eric Martin


2009年5月27日(水)

初湯村温泉

昨日、今日と1泊2日で湯村温泉へロケの下見に行ってきた。
小ぢんまりとしているけど、働いていらっしゃる人たちを含め、非常にいい温泉街。
もう少しアクセスが便利なら最高なんだけど!
また1つ、プライヴェートで赴かねばならぬ温泉地ができてしまった。
いつになることやら…。

夜の春来川


♪ Stop Cryin' - Hanoi Rocks


2009年5月15日(金)

まだまだ続く

11日(月)から13日(水)まで岡山県の湯原温泉にロケに行っていた。
お湯はよかったし、食事もおいしかった。
が、息つく間もない怒涛のスケジュール真っ只中。
草野球の試合も初めて欠場してしまったよ、監督なのに。

檜の入浴木


♪ やわらかい - ザ・クロマニヨンズ


2009年4月22日(水)

初湯原温泉

昨日から今日にかけ、岡山県にある湯原温泉へロケの下見に行ってきた。
公共の交通機関を使って行くのは不便極まりないため車で行ったが、中国道~米子道で約2時間半。
思っていたよりは近いような気もした。

砂湯

湯原温泉は初めてだったが、本当に何もないところ。
何もしない、ということを目的に赴くにはいい温泉地なのだろう。
湯量は非常に豊富なようで、アルカリ性の泉質もいいように感じた。
そして、どこに行ってもそうだが、我が町の活性を高めるべくいろいろと頑張っている地元の人たちと触れ合い、話を聞くと、いつも感銘を受ける。


♪ Elected - Alice Cooper


2009年3月27日(金)

たまには苦労してみる

火曜から木曜まで城崎温泉でロケ。
サラリーマンになって丸13年、翌金曜は朝からスタジオで生放送、という点を含めて、諸条件において正直、十指には間違いなく数えられるシヴィアな仕事だったが、スタッフおよび取材先の人々の尽力のおかげでなんとか生きて帰ってくることができた。
今度プライヴェートで行きたいな、マジで。

携帯電話を買った。
ドコモのP-04A。
それにしても高い、高すぎる。


♪ Cosmic Monsters Inc. - White Zombie


2009年3月18日(水)

城崎温泉一人旅(仕事だけど)

(火)(水)と1泊2日、ロケの下見のため城崎温泉に行ってきた。

大谿川駅通り

関西にかれこれ17年ほども住みながら、恥ずかしながら城崎を訪れたのは初めて。
春休みということもあるのだろうが、平日にも拘わらず客はなかなか多い。
特に卒業旅行っぽい若い人とか。

今回いろいろな人の話を聞いて、城崎は各旅館や店舗が競い合い潰し合うのではなく、相互扶助を基盤とした共存共栄の温泉街であるということがよく分かった。
うちの宿にだけ客が来ればいい、というスタンスではなく、街全体が活気づくことを祈念し、祈念するだけでなくそれを具体的に様々な形をとって実行に移している。
だから、通り全体が賑わうし、歩いていてもとても楽しい気分になる。
私も含まれる、団塊ジュニア世代が中心となって旅館を支えている姿も印象的だった。
故郷を捨てて街に出ていくのではなく、必ず戻ってきて後を継ぎ、移り変わる時代に応じたPRを皆で知恵を絞って模索している。
篠田節子の「ロズウェルなんか知らない」をまず思い出したぐらいだ。


♪ Cargos Of Doom - Warrior Soul


2009年1月19日(月)

ジャーク、ハワイ島旅行記公開

バラク・オバマ氏の好物として俄かに知名度を上げ始めたジャークシーズニングを我が家も時流に乗って入手し、早速妻が作ったジャークチキンを今晩食した。

ジャークシーズニングジャークチキン

柚子胡椒のような辛さに、いかにも暑い国の料理を想起させる香草の風味が加わった味付けはなかなかに美味。
こりゃいける。

1月4日~9日まで行っていたハワイ島旅行記をアップしました。


♪ Can't Shake It - Great White


2009年1月10日(土)

帰宅

昨晩、ハワイ島旅行より帰宅。
思ったより涼しかったビッグアイランド、願っていた赤い溶岩流を目撃することは事情により叶わなかったが、迫力のジャンプを目の当たりにすることができたホエールウォッチングを始め、なかなかの旅だった。
写真もいくつかできたらアップしようと思ったが、ちょっとムリ。
後日、旅行記公開予定。


♪ Out Of Line - Buckcherry


2009年1月 3日(土)

ビッグアイランドへ

明日から9日まで、妻とハワイ島に行ってきます。

ダイヴィングやホエールウォッチングも予定しているが、一番楽しみにしているのは溶岩ウォーク。
赤い溶岩流を近くで見ることは叶うだろうか?


♪ Blown - Warrior Soul


2008年10月14日(火)

小豆島に「寄り道」

12日(日)、13日(月)と、小豆島へ行ってきた。
きっかけは、宮沢和史氏のソロツアー「寄り道」。
この秋もやるらしい、しかし関西圏では行われず、足を延ばせるのは地理的にも日程的にもここだ、ということで、小豆島公演のチケットを取り、それならばとせっかくなので妻とともに出掛ける1泊旅行に転化させたのが事の顛末。

日曜は早起きして8時に家を出た。
姫路発のフェリーが11:15なので、余裕を見て早めに出発したのだが、ちょっと余裕を見過ぎたようでこの分だとあまりにも早く到着してしまう、と気づいたのが第二神明から加古川バイパスに入ったあたりか。
姫路バイパスの別所SAで1時間近く時間を潰し満を持して姫路港へ向かったのであった。

おりいぶ丸

ちなみに小豆島へは今も橋が掛かっていないので船で渡るより他に途はない。
定刻通り11:15に滑り出した福田港行きのフェリー。
車も満載で、人もかなり多い。
天気もまずまず良い。
船内で軽い昼食を摂り、これまた定刻の12:55に小豆島 福田港に到着。

上陸してまず向かったのは寒霞渓という景勝地。
ロープウェイもある美しい渓谷らしい。
山の麓の方に位置する「こううん駅」からロープウェイに乗車、5分弱で山頂へ。

寒霞渓に架かるロープウェイ

ちなみにロープウェイも満員電車状態。
さすが3連休。
ロープウェイの中からニホンザルが見えた。

ロープウェイから見えたニホンザル 木に登って揺すっていた

寒霞渓の眺望は素晴らしかった。
紅葉の時にはさらに人が溢れるというがさもありなん。

寒霞渓の展望スペースから望む

小豆島といえばオリーヴ、なわけで、オリーブソフトクリームなるものも食べてみたり。

寒霞渓を後にし、今度は銚子渓の方へ車を走らせる。
途中、スカイラインでたくさんのニホンザルに出会った。

大挙横断中

後で聞いた話だが、ここらのサルは比較的おとなしいらしい。
確かに箕面のやつらとは大違いだった。

なかなか堂々としたもの

野生のサルたちを見た後に我々が訪れたのは、「銚子渓自然動物園」、別名“お猿の国”。
つまり、サルだらけの動物園のようだ。

「お猿の国」入口

ちょうどショーの時間だったので、最前列かぶりつきで“モンキーショー”を観たが、アイちゃん(8歳)の芸には存分に楽しませてもらった!

アイちゃんのモンキーショー

たぶんやってることはあんまり大したことはないと思うんだけど、何しろ舞台までの距離が何十cmもないほどの近さだからとにかく面白い。
グーでタッチなんかもサーヴィスでやってくれたし、臨場感は何物にも勝る。

歯を剥き出して妻とグータッチ

観衆もとても多かった。
モンキーショーの後、園内をグルリとしてみたがまさにお猿の国、楽園であった。

至るところサルだらけ、柵も何もない親子

宿泊はお猿の国からすぐのところにある「リゾートホテル オリビアン小豆島」。

ホテル入口

満室状態のようだ。
いかにも地方のリゾートホテル、といった感じで、ゴルフ場やテニスコート、プールなども完備してゴージャスかつゆったりした造り。
露天風呂付きの天然温泉もあるし、のんびりするにはよさそう。

プールやテニスコートも見える

早めに夕食。
ホテル内にある鉄板焼き店で、“瀬戸内”というコースを。
地のものを活かしたオードブルに、ホイルに包んだタイの味噌焼き、ひたすら巨大なサツマイモやニンジン、ズッキーニ、エリンギなど、そして主役の讃岐牛がドーンとあって、さらにはタコのガーリックライスにデザートと、常人はとても喰い切れないヴォリューム。

各種オードブルタイの味噌焼き讃岐牛タコのガーリックライス

もちろんどれも非常に美味しかった。
しかしここ数年記憶にないほどに腹がはち切れそうになり、フロントで胃薬もらって飲んだよ。

オリーヴ茶

腹を抱えて呻きながら、楽しみにしていた温泉へ。
時間が早めでピークを外したこともあり、広々とした露天風呂にもゆっくり入ることができてよかった。
やっぱり露天に限る。

部屋に帰って寝ようと思ったが、テレビでやっていた「コラテラル・ダメージ」を最後まで観てしまった。

ちょっとゆっくりめに起きて、朝食ブッフェを摂ったのは10時頃。
天気は快晴、暑くなりそうだ。

チェックアウトして、車を走らせてまず立ち寄ったのは「小豆島ふるさと村」という道の駅。

小豆島ふるさと村

小さな施設で特に目立ったものはなかったような。
しかし3セクかどっぷり役所かしらんが、道の駅とかこういうところって妙に場違いなほど金掛けて作られててきれいね。
高速道路のSAとかPAもバンバン改修されてるし。
そういえば小豆島の道路はいかにも島の道然としてはいるが、よく整備されていて走りやすい。

次は「オリーブ園」へ。

「オリーヴ園」

最初のオリーヴの原木やら“オリーブ発祥の地”と書かれた碑やらを見る。

オリーブの原木オリーブ発祥の地であるらしいオリーヴの実

しかし本当にオリーヴの木だらけだなー。
アップダウンが激しい地なので歩くと汗みどろになる。

続いて向かったのは「小豆島オリーブ公園」。
宮沢和史さんの「寄り道」が行われるホールもこの公園の中にある。

コンサートが行われる「サン・オリーブ」

開園まではまだ時間があるので、少々散策。

イベント広場ギリシャ風車

小豆島はギリシャのミロス島と姉妹島らしいが、確かに異国情緒溢れる造りだ、この公園。
太陽もちょうど燦々と照ってるし、本当に地中海に浮かぶ小島みたい。
オリーブ記念館の2Fにある店でハーブのパスタを食べ、オリーブ茶やスモモのジュースを飲みつつ時間をやり過ごす。
そして15時を回り、いざ「寄り道」の会場である「サン・オリーブ」へ。

いざ「寄り道」

キャパシティは500~600人ほどだろうか。
当然ほぼ満員だ。
定刻の15:30を数分超えたところで暗転、宮沢さんが登場してコンサートが始まった。

1曲目は名前が分からないがボサノヴァのスタンダードっぽいポルトガル語の歌。
そして「イパネマの娘」と続く。
いつもの「寄り道」のようにリラックスして笑えるMCがここに挟まり、3曲目はSMAPの「青いイナズマ」、それから未発表曲の「二人のもの」。
さらにブラジル人アーティストの曲が続き、どうも前半はトークも含めてブラジル押しのようだ。
今年は日伯移民100周年だし、宮沢さんも彼の地でツアーを行ってきたばかりなのでそうなるのも自然なことなのだろう。
ブラジルブロックの締めはもちろん「足跡のない道」。
やはりこの歌はアコースティックが一番いい。

絢香の「三日月」も演ったが、後半はご自身の曲が中心。
「白いハマナス」にちなむ稚内の故人のエピソードや、佐渡島で保護されているトキを見て「朱鷺 -トキ-」を書いた話なども聞くことができた。
歌っているよりもしゃべっている時間の方が長いのもいつもの「寄り道」通り。
特に今回は興が乗っているのか、さらに長い。

「島唄」は初めて聴くアレンジで、かなりよかった。
そして最後はまさかの「神様の宝石でできた島」。
確かに島で行うコンサートの締めくくりにはふさわしいだろう。

これだから「寄り道」はちょっと無理してでも来る価値がある。
行かなきゃ、と思わせてくれるし、終わった後には必ず、来てよかった、と思わせてくれる。

長く演ってくれたのはうれしいんだが、ほぼ3時間近くの長丁場だったため、帰りのフェリーがちょっとヤバい時刻。
5速MTとアルファの回頭性をフルに活かして車酔い御免のエンジン高回転ドライヴで夜道をひた走り、大部港に着いたのは出港25分前の19:15。
何とかなった。

何とか間に合った

復路のフェリーは岡山の日生行き。
客室は結構空いていてゆったり。
20:40に日生港着、赤穂から山陽自動車道に乗って龍野西SAで晩飯を喰い、播但自動車道、姫路バイパス、加古川バイパス、第二神明、阪神高速と経由して、23時、西宮の自宅に帰着。
なかなか早かったな。


♪ 島唄 - 宮沢和史


2008年10月 6日(月)

ミラコスタで結婚式、東京ディズニーランドホテルに泊まって東京ディズニーシーで遊んだ

妻の従弟の結婚式に揃って出席するため、早朝の新幹線に乗って東京へ出向いた土曜。
式場は、東京ディズニーリゾートにある「ホテルミラコスタ」。
おそらくは新婦主導かと思われるが、なかなかのディズニーフリークのようで。

式はチャペルで行われたが、神前ではなく人前式として執り行われ、縁者一同が神妙な面持ちで静かに待っていると、「ボンジョルノ!」と陽気な声を張り上げて、120kgはありそうな太りに太ったイタリア人MCが現れた。
神前式の場合は神父or牧師を務めるのであろう。

結婚式

天気は快晴、チャペルでありながらもここは“ポルト・パラディーゾ”、朗々とした雰囲気のなかなかユニークな結婚式。

続けて催された披露宴には、さすがミッキーマウスとミニーマウスも登場し、場が華やぐ。

披露宴にはミッキーとミニーも登場

優しくて真面目な新郎の人柄がよく表れた、素晴らしい結婚式&披露宴であった。
新婦は初めてお会いしたが、落ち着いてしっかりした感じの人だった。
きっといい家庭を築かれることだろう。

この日は妻の両親とともに4人で今夏オープンしたばかりの「東京ディズニーランドホテル」に宿泊することにしており、久しぶりにお会いした親戚たちに別れを告げてチェックイン。

泊まったのは東京ディズニーランドホテル

行楽日和の土曜とはいえ、あまりにご無体な人の多さ。
魂消る。

少し時間があったので再びリゾートラインに乗って出掛けて「イクスピアリ」などうろついた後、ホテルに戻ってレストラン「カンナ」で夕飯。
お腹いっぱいになって、風呂入って就寝。

明けて日曜、この日はせっかくなので東京ディズニーシーで遊ぶことにしており、横浜から後ほど合流予定の妻の兄を待ち受ける役目は義父に任せて一旦ホテルに置き去りにし、義母と妻と私の3人で開園時間に合わせてパークへ。
分かってはいるものの、どっから湧いてくんねん、この人々。

開園を待つディズニーシーのゲート前

まずは蒸気船「トランジットスチーマーライン」に揺られて“ロストリバーデルタ”エリアへ。
それから、ファストパスを使って「レイジングスピリッツ」に乗ってから、遅れてやってきた義父、妻の兄、そして妻の兄の娘(4歳)と合流、レストランで早めの昼飯など喰いつつしばし休憩。

6人揃って「ヴェネツィアン・ゴンドラ」に乗った後、姪の面倒をじいちゃんばあちゃんに任せ、義兄と妻と私の3人で別行動。
第一生命がスポンサーとなっている「センター・オブ・ジ・アース」へ。
私が第一生命に加入しているということで、ラウンジを事前予約していたのだ。
都市伝説みたいな話だが、アトラクション裏手に隠された謎のインターホンを押してエレヴェーターで地下に降りると、本当に別世界のようなラウンジがあった。
これはちょっと感動。
しかし、間が悪いというか残念ながら肝心の「センター・オブ・ジ・アース」が機械の不調なのか緊急メンテナンスに入っておりこの時は乗れず、代わりに何にでも使える優先搭乗券のようなものをもらって退散した。
ちなみに行こうと思っていた「海底2万マイル」もメンテナンス中だったので、ちょっと予定が狂ってしまったり。
「ストームライダー」と「インディ・ジョーンズ」に乗った後、再び義父母・姪と合流し、“トリトンズ・キングダム”内のレストランで休憩してから帰途へ。

全員で記念撮影

JRで東京駅に移動し、駅構内にある人気回転寿司店「うず潮」で夕飯。
評判に違わず、皆満足。

揃って同じ新幹線に乗り、義兄と姪は新横浜で、義父母は名古屋で下車、そして我々は雨降る関西に帰り着き、22時過ぎ自宅へ帰還した。
カメも魚もまあちゃんと留守番していたようだった。


♪ Skin - Oingo Boingo


2008年8月16日(土)

屋久島旅行記

11日~14日まで妻と屋久島に行ってきた。
3泊4日にいっぱい詰め込んだ、なかなかにハードな旅程であったが、以下ざっと旅行記。


8月11日(月)

午前8時、予約していたタクシーに乗って伊丹空港へ。
もちろん縄文杉トレッキングはするし、さらにはダイヴィングもするので荷物は重い。
道は空いていて30分で到着。
チェックインカウンターも予想に反して客は少ない。
運転手さん曰く、2日前の土曜はロビーの外にも人が溢れ出すほどごった返していたそう。

チェックインして荷物を預けて、レストランで朝飯喰ってラウンジで時間潰して、搭乗。
9:50発のJEXに乗ってまずは鹿児島空港へ、11時過ぎに到着。
ここで屋久島行きのJACに乗り換えるのだが、12:20発の便なので待ち時間も1時間弱といい感じだ。

鹿児島空港から屋久島までは約30分。
屋久島空港は荷物受け取りカウンターも手渡し、タグもほぼノーチェックという、東南アジアや南米やアフリカの田舎空港を思わせるほのぼのぶりで、規模もそれらと変わりないくらい小さい。

小さな屋久島空港に到着

空港でレンタカー会社の人と合流し、シルヴァーのヴィッツを借り受け。
明日の縄文杉トレッキングのツアー会社の人も来ており、集合時間等の確認とブリーフィングがあった。

いざ移動を始めたら間もなく、いきなり土砂降りの洗礼。
これぞ屋久島。
ただ、いかにも南国のスコールらしくすぐに止んだ。

移動中、道路沿いに見つけた「ひらの」という店で昼食。
その名も"屋久然料理"という、島の素材を活かしたお任せコース料理とのことで非常に美味そうだが、すでに14時近く、かなり量が多そうだったので料理は1人前のみにしてもらい、それを2人で取り分ける形にした。
結果的にはそうしてよかった。
半分でも充分に腹いっぱいだ。
ツワブキやゴーヤーといった地の野菜を使った料理に、同じく特産のトビウオの唐揚げやカメノテの味噌汁などなど。
ところてんに、タンカンという柑橘を使ったデザートも。

豪華な

食後さらにレンタカーを走らせ、15時過ぎ、宿泊先の「JRホテル屋久島」に到着した。
規模は大きくはないが、清潔感があって感じのいいホテルだ。
従業員のサーヴィスも非常に行き届いている。
あとで知ったところ、開業してまだ3年目とのこと。

JRホテル屋久島

部屋に荷物を置き、まずは温泉へ。
天然温泉&露天風呂があるという点も、ここを選択した大きな要素。
夕方の時間帯は日帰り客も受け入れているということで、客は多かった。
お湯はヌルヌル、アルカリ性。

吹き抜けの天井が気持ちいい、円形のロビーで備え付けのガイドブックなどを読んで少し休んだ後、18時にレストランへ行き夕食。

ロビーは吹き抜け奥に見えるのがレストラン

このホテルがある地名、"尾之間"にちなんだ"尾之間の玉手箱"なる屋久島料理のコースとなっていて、見た目もゴージャス、味も素晴らしかった。
内容は魚介が多く、シイラの燻製、キビナゴの南蛮漬け、お造り3種(アオリイカのことであるらしい水烏賊や、アオマツという初めて聞く魚も)、ナガラメ(トコブシの現地名らしい)、トビウオのオイル蒸し、地鶏のたたき、魚介のフラン、豚の柔らか煮などなどといったラインアップ。
タンカンジュースも飲んだ。
昼食べたコースと同様、ところてんも組み込まれていたが、屋久島の名物の1つなのだな、ところてんも。
コースといえど、その量は豪奢な温泉宿の夕食にありがちな、大喰い大会じみた狂的な多さではなく、尋常に腹いっぱいになる程度。
接客も良くて大満足だ。

夕食後、再び露天風呂を一浴び。
明日は早い、22時前にはベッドに入った。


8月12日(火)

さすがに普段こんな時間には寝ていないので、深夜に何度か目覚めたりした。
4時起床。
4:30、フロントで頼んでおいた弁当を受け取り、そのうち朝食分はロビーで食べて、5:05、迎えのバスに乗っていざ縄文杉トレッキングに出発。
30人以上は乗れそうな路線バスほどの大きさのバスはほぼ満員、さすがにハイシーズンだけあって客は多い。

道中、屋久杉自然館というポイントでガイドさん5名を拾い、バスは登山口目指して山道を登っていく。

6時過ぎ、トレッキングの出発地である荒川登山口着、出発準備を整える。

出発前の荒川登山口の様子

私たちのグループは、我々の他に30代後半ぐらいの夫婦、そして20代女性2人組の計6人。
この6人を担当してくれるガイドはMさんという男性で、御年64歳、屋久島で生まれ育った地元人で、元はタクシー運転手、10数年前よりガイドになったという方。

6:40、入山。
長い道のりが始まった。
まずは延々とトロッコ道、線路の上をひたすら歩く。
ゴツゴツ剥き出しの枕木の上は案外足場が悪いが、1時間半ほど歩いたら歩道状の木の板が線路の上に敷かれ始め、歩きやすくなった。
天気は良い。

延々と続くトロッコ道足を踏み外したらおしまい、こんな恐ろしい橋もあるちょいと休憩中

ちょいちょい休憩しつつ、計2時間半ほど歩いたところでトロッコ道は終わり、勾配のきつい登山道が始まった。
これはなかなか厳しい。
私たちのグループのもう1組の夫婦のうちのダンナさんはホンジャマカの石塚さんを髣髴とさせるぷよっとした巨漢なのだが、さすがにしんどそうで息が荒くペースもちょっと遅れ気味。

きつい登山道が続く

導いてくれているMガイドは、至れり尽くせり、懇切丁寧にいろいろと説明してくれるというタイプのガイドではないが、かといって不親切であったりやっつけ仕事をしているという風でもない、いい感じにいい加減なおっちゃん。
肩の力が見事に抜けており、島の外からやってきた若いガイドたちとは異質な、愛すべきキャラクターだ。
ちなみに夏休みシーズン真っ只中ということで、この日で縄文杉トレッキング3日連続とのこと。
64歳でその偉業、生半可な体力や郷土愛ではできまい。
すごい。

暑いのでTシャツ1枚でも汗だくだが、はめている登山用のグローヴは非常に役立っている。
木の枝につかまる時も棘などを気にしなくて済むし、こけて手をついた時の怪我防止にもなる。

ウィルソン株に辿り着いたウィルソン株の内部から上を仰ぎ見ると、ハート型

ウィルソン株を見てしばらく歩いた後、11時頃休憩して昼食。
皆持参した弁当を食べ、湧き出す清水を汲んで沸かしたコーヒーを飲む。
コーヒー、やかん、携帯コンロはMガイド持参。

昼食後、その場にあらかたの荷物は置き去りにして、いざ縄文杉を目指して行進再開。
荷を置いていくというのはいいアイディアだ。

木のトンネルをくぐるちょっと休憩

途中から結構な強さの雨に降られ出した。
頭上には樹々の葉が繁っているのでずぶ濡れになるということはないが、これまた屋久島の洗礼だな。

あの階段を登れば、縄文杉

12:10、登山口を出発してから実に5時間半後、ついに縄文杉に辿り着いた。

靄の向こうに立ちはだかる縄文杉

縄文杉はそもそも推定樹齢7200歳、まさに縄文時代から生きているということでその名がつけられたわけだが、後の調査により、実は1本ではなく複数の杉が絡まり合ったもので、その樹齢は2200歳ほどなんじゃないか、という見方もあるらしい。

登山客は本当に多く、設けられたデッキの上には人が溢れている。
私たちも写真を撮ったり、しばし佇む。

縄文杉の前で記念撮影

ガイドのMさんは20数年前、まだこんなデッキや立入禁止ロープも設置されていない時代に、なんと縄文杉そのものに登ってみたことがあるそう。
他にも、イタチを釣ったとかウミガメをだまして産卵させたとかいうユニークな武勇伝を持っている、実に悪戯好きな老少年なのだった。

帰路、下り。
登りよりももちろん負担は少ないので、ペースもやや早め。
往路は人が多かったので素通りした観光ポイント、夫婦杉、大王杉、翁杉に立ち寄って、解説を聞いたり写真を撮ったりする。
ちなみに大王杉は推定樹齢3000年なので、あるいは縄文杉よりも前の、最古の杉かもしれない。

まるで木のお化け、大王杉

64歳のMガイド、さすがに少ししんどそうだ。
またこの人は他のガイドが皆持って連絡し合っているトランシーヴァーなるものを持っておらず、何かの折には近くにいるガイドが「今、私とMさん、水場にいます」などと報告をしてくれているのであった。

縄文杉トレッキングを始め、屋久島の山歩きの際にはヤクシカという固有のシカがよく見られる、と聞いていたのだが、往路ではまったく姿が見えず。
Mガイドも、「4年に1度、うるう年ぐらい珍しい」と言っており、これは何たる不運か、と諦めかけていたら、帰り道にようやくその姿を見ることができ、よかった。

姿を現したヤクシカ

ヤクシカはニホンジカの亜種で、本州のものよりも体が小さい。
1度出てきたら続くもので、都合4回ほど目撃した。

16時頃、もう終点に近い小杉谷橋の下、河原に下りて皆で休憩。
靴と靴下を脱いで冷たい川の水に足を浸し、疲れを癒すひと時。

河原でしばし足を休めるヤクザルも姿を見せた

また、この時ヤクザルも出没。
標高の高いところには棲まないというサル、麓に近いからこそ見られたのだな。
ちなみに固有種であるヤクザルもニホンザルの亜種。

道中、何度かこけたが、そのたびに先述のようにグローヴと、そして長ズボンに助けられた。
あるいは途中で着脱式の裾を外して、短パンの形状にしようかな、とも思ったんだが、長いままにしておいてよかった。
短パンだったらきっと怪我していた。

歩き始めてから約10時間半後の17時過ぎ、無事に全員完歩、出発地点である荒川登山口に帰還!

ついに生還を果たした

17:20、全員乗り込んで揃ったバスが出発、道中案内してくれたガイドさんとも別れ、18:30、ホテル着。
今朝ホテルを出たのが5:05だから、実に13時間半の行程。
いやあ、よく歩いた。

ホテルから車で3分のところにあるコンビニ然とした雑貨店に行き、バンテリンやら栄養ドリンクといった回復剤を購入。
アミノバイタルも持ってきたらよかった。

それから風呂に入り、19:45、レストランで食事。
今日は"屋久の玉手箱"というコースで、ホタという魚の刺身や、タコのマリネ、地元で採れるツワブキという山菜、合鴨のロースト、タンカンを練り込んだうどん、海老パンサンド、牛フィレのステーキなど。

今日の玉手箱はこんな感じ海老パンサンド(左)とタンカンうどん

美味い。
島の料理の味付けは全体的に甘めで、醤油もほんのりと甘い。

明日も朝からダイヴィングなのでグッスリ寝なければ。
22時過ぎ、就寝。


8月13日(水)

6:15起床、7時に朝食ブッフェを採る。
そして7時半前、レンタカーのヴィッツにダイヴィング道具を積み込んで出発。
今日はスクーバダイヴィングの予定で、集合地は島の北側にある一湊というところ。
私たちが泊まっているホテルはまったくの反対側、島の南の尾之間というところにあるので、車で1時間ほど掛かる。

東回りで走り、およそ50分後、集合地点である海水浴場の駐車場に到着。
無事にスタッフ&他の客と合流し、海水浴場に隣接する一湊漁港にあるダイヴィングサーヴィスの拠点へ。

一湊漁港

器材の準備、ブリーフィングなどを終えた後、船に乗り込み9時過ぎ出航。
我々の乗る船にはインストラクター3人と、10人ちょっとの客。

間もなくダイヴ

数分も走らないうちに停止、まず1本目は漁礁~ゼロ戦というポイント。
透明度は20m、水温は28℃。
温かい。

漁礁に居着くアザハタなどミノカサゴ素手に纏わりつくスザクサラサエビ

ここでは漁礁に居着くアザハタという大きなハタや、3種揃ったミノカサゴ、手をクリーニングしてくれるエビなどが見られたが、私的にトラブル発生。
マスクが異様な圧力で顔面に張り付いてしまい内部が真空状態に、その影響で目の周りや眼球が赤く腫れ上がるという症状に陥ってしまったのだ。
上がって鏡を見てみたら確かにひどい容貌になっており、皆に心配されたがせっかくの機会だし、見え方そのものには問題はないので2本目も行く。

1本目浮上する直前に見えたツバメウオの群れ

今度のポイントはまだ名称が付けられていない新ポイントで、一面真っ白な砂底に大きな岩がデーンと鎮座しているという地形。
水深は浅くて15mほど。
1本目もそうだったけど、結構流れがある。

大きな岩の周りをグルリと巡る

のんびりと岩の周囲を観察しながら回り、コショウダイの仔や、イシヨウジ、大きなコイボウミウシ、ヌノサラシ、ゴンズイなどを見る。
残念ながら念願のウミガメは見られなかった。

コショウダイの幼魚コイボウミウシヌノサラシゴンズイ

ショップ拠点に戻り、弁当を喰って辞去。
改めて見てみると、私の目の周りはまるで焼け爛れたようなかなりひどい状態になっている。
こりゃ参ったな。

一湊を出て、来た方向とは反対側、西回りで走る。
途中、ウミガメの産卵地として有名な永田いなか浜にある「屋久島うみがめ館」に立ち寄った。
かねてより屋久島に行った時は訪れてみようと思っていたところだ。
思っていた以上に質素でシンプルな施設じゃないか。
夏休み期間を利用して遠方よりボランティアで来ているという女子学生が受付をしていた。
放流を待つアカウミガメの仔たちが飼われていた。

「屋久島うみがめ館」放流を待つアカウミガメの仔たち

このまま反時計回りに走ってホテルまで帰る。
途中の西部林道という区間は舗装はされているものの相当細く、すれ違いも大変だ。
道路沿いにはヤクザルの姿もたくさんあり、親子連れでいた母ザルにキーッと歯を剥かれ、かなり怖かった。

道路沿いにいたヤクザル

丸々島を一周したことになり、16:30、ホテル着。
風呂に入った後、本来は最速でも17:30からという時刻をお願いして17:15に変更してもらった夕食を採る。
夜、今度はナイトツアーに出掛ける予定になっており、急ぐのだ。

今日は連泊の3泊目ということで、通常とは違う特別メニュー。
私は和食の懐石、妻はフレンチのフルコースをオーダー。
ごちゃ混ぜにして覚えているいくつかを順不同に書き出してみると、アサヒガニの酢の物、牛フィレのステーキ、ホタのポワレ、イセエビの具足煮、桜桃のスープなどなど。

アサヒガニの酢の物牛フィレのステーキイセエビの具足煮

ちゃっちゃと喰って、18:30、再びレンタカーに乗ってホテルを出発。
今から、孵化したウミガメ観察を中心とするナイトエコツアーに参加するのだ。
45分ほど走り、宮之浦というところにある集合地、屋久島観光センターに到着。
予定時刻の19:30、Nさんという20代ぐらいの女性ガイドや他の客と合流、ヴァンに乗り込んで皆で移動する。
参加ゲストは我々の他は若い単独女性、夫婦1組、カップル1組の、計7人。

姫路出身だというガイドのNさんはナチュラルで非常に感じがいい。
車中、ウミガメについてのレクチャーなどがある。

まずは、永田いなか浜へ。
孵化したウミガメは光に反応し、そちらを目指してしまう習性があるのでライトは使えない。
しかし月明かりが充分に明るい。
星もプラネタリウム並みに見える。

ウミガメは一般的に5月~7月に産卵し、8月に孵化するというスケジューリングだそうで、つまり今は孵化した仔ガメを観察する時期に当たる。
さすが、Nガイドがほどなくして砂浜の上に海を目指す1頭の仔ガメを発見。
皆で応援しながら観察する。
無事に入水するまで見届けた。

暗闇の中、シャッタースピードを遅くして何とか撮ってみた 必死で海を目指す仔ガメを皆で見守る

この頃になると、エコツアー参加者以外の一般見学者たちも続々と集まり始め、中にはちゃんとした知識やマナーを有していないため明るいライトを点灯する人もいたりする。
Nガイドも後で、自然を保護することと観光客を案内することはある意味矛盾しており、ジレンマがあります、とつぶやいていたのが印象的。

その後も群れではなく散発的ではあるが、3頭ほど海を目指す仔ガメを観察。
また、空をボーっと眺めていると流星もたくさん見られた。

21時、昼間訪れた「屋久島うみがめ館」に一行皆で入館。
昼はスルーしていたお土産品、ウミガメの木彫りを買う。
屋久杉を使った工芸品などではなく、出来もこう言っちゃ何だが甚だ稚拙なものだが、"やくしまうみがめかん"の焼印があるとなると買わないわけにはいくまい。

再び屋久島うみがめ館へ

再びヴァンに乗り込み、15分ほど走って今度は屋久島灯台へ。
道中、夜行性だというヤクシカの姿多数。

屋久島灯台

屋久島灯台の下に佇んでみると、対岸の口永良部島にも灯台が見える。

しばし休憩した後、ツアーは終了し帰路へ。
参加客一同、和気藹々とこれまで仲良く楽しんでいたが、さすがに帰りの車中では皆疲れていた様子。

23時、屋久島観光センター前で解散、再び40分運転してホテルへ戻る。
途中からものすごい土砂降りに見舞われた。
局地的、一時的なものではあるが、勢いは強烈。

ホテルに着き、急いで風呂に入って25時、ベッドへ。
さすがに眠い。


8月14日(木)

8時過ぎ起床、体は多少疲労しているな。
朝食を採って10:30、チェックアウト。
昨日傷めた目の周りは、少しだけマシになったが、完治にはもう数日掛かりそうだ。

この青と緑はなかなか見られるものじゃない

好天の下、ホスピタリティが心地よかったJRホテル屋久島を後にし、千尋の滝という観光スポットへ立ち寄った。

千尋の滝

落差60mちょっという大きな滝で、近くには寄れないが充分な迫力だった。
今の時期は1年のうちでもトップクラスの観光ハイシーズンだと思うが、島自体のキャパシティも関わっているためか、縄文杉トレッキング途中のトイレ待ちの列を除いて、どこに行っても観光客によるごった返し、混雑の類はなかった。
千尋の滝の後、竜神の滝というのも見た。

竜神の滝を眺める

安房という地区にある「れんが屋」という鹿料理の店で昼食を採ろうと思っていたんだが、まさかの盆休み。
観光地なのに盆休み?
近くにある「屋久どん」というレストランに入る。
店内には1000万円前後はするであろう、巨大な屋久杉から彫られた虎などの豪奢な工芸品多数。

店の中に飾られていたゴージャスな屋久杉工芸品

この店にも鹿の刺身定食があったので、バンザイと喜んでそれを注文、妻は屋久島風うどんとトビウオの唐揚げがセットになったものを。
屋久島風うどん、ダシも麺も相当美味かった。

鹿の刺身定食飛唐うどん

昼食後、道中に点在しているいくつかの土産物の店に入り、物色。
屋久杉の工芸品て、本当に高いなあ。
最近観光客が激増していろいろと問題になっている屋久島だが、こうして店などを巡ってみたりしても分かるように、まだガッチリとリゾート地化、ベタな観光地化はされていない感じ。
ヤクザルを模した小さな屋久杉の彫り物を買う。

14時、レンタカーを返却して空港へ。
改めて、小さな空港だ。
手荷物預け入れも離陸の1時間前からしか受け付けていない。

空港の中も本当に小さいさらば屋久島

15:20、屋久島を後にし、鹿児島空港へ向けて飛び発つ。
鹿児島空港での乗り継ぎも1時間未満と非常にスムーズで、17:45、伊丹行きのANAで帰宅。

(了)


♪ I Surrender - R.Kelly


2008年8月10日(日)

ヴェランダにコウモリ、「道元の冒険」など

朝起きてヴェランダに出てみたら、隅の方になにやら黒くて薄っぺらくて小さな物体が落ちているのが目に留まった。

最初は濡れ落ち葉かと思った

ん、落ち葉かな、などと思いつつ近寄ってみると、いや、これはどう見ても生き物だぞ。
まるで潰れたカエルかのようなフォルムを持つその生き物は、なんとコウモリだった。

よく見ると頭を下にして横たわっているコウモリだった顔はとてもかわいい上から見たところ

小さい。
体長は5cmほどか。
人が多く住んでいるようなところで見られるのはほとんどアブラコウモリだというからおそらくそれだと思うが、仔ではないものの若そうな個体に見える。
そして、こんなところで横たわっているということからも分かるとおり、生きてはいたが明らかに弱っている様子…。
巣に戻れずに迷った挙句に疲れ果ててここに落ちたか、はたまた?
どちらにせよ、これ以上私の力ではどうすることもできないので、せめて陽の射さぬ角の陰に置くしかないのであった…。

他にも、朝からカブトムシのメスは転がっているわ、うす汚れたカナブンはポチポチ歩いているわ、どこの田舎だここは、と思うぐらいの今朝のうちのヴェランダ。

カブトムシのメスうす汚れたカナブン

このマンションに住んで5年目になるが、カブトムシをヴェランダで見たのは初めてだ。
周囲からやってきた野生のものか、それとも誰かが飼っていたものが逃げ出したのか。

9時過ぎ、先日ホームセンターで購入した台車にカメのケージ一式を載せ、その他諸々の飼育グッズや餌とともにヘルマンリクガメのシロを携えて「こじまペットクリニック」へ向かう。
明日から旅に出掛けるので、預かってもらうのだ。
設備ごとと、結構大掛かりな移動となったので、妻ともども汗だく。

「こじまペットクリニック」でしばしの別れ

しばらくの間、おとなしくしておれよ。

一旦家に戻ってきて、ヴェランダで植物に水をやっていたら、隅っこでジッとしていた例のコウモリがいつの間にやら数十センチ這って移動しており、溝に溜まった水をペチャペチャと飲んでいた。

溝に溜まった水を飲んでいる

喉は渇いていたみたいだ。
このまま元気になってくれればいいのだが。
コウモリの中には果物を好む種もいるので、ひょっとしたらとバナナの欠片を口元に持っていってみたが、興味を示さなかった。

11時、再び家を出て車で向かったのは大阪城公園の横にある「シアターBRAVA!」。
戯曲「道元の冒険」の大阪千秋楽公演を観る。
作 井上ひさし、演出 蜷川幸雄、出演 阿部寛、栗山千明、横山めぐみ、北村有起哉など。
15分の休憩を挟んで正味3時間余りと、かなり長い芝居だったが、非常に観応えがあった。
そもそもは40年近くも前に書かれたオリジナルのセルフリメイクであるという今作、もちろんいろいろと手を施したからということもあるだろうが、古さを感じさせず、時に笑わせ、時にシリアスなテーマを観客に投げ掛ける。
あるいは真摯に仏教に帰依している信徒などは不快感を抱くであろう描写や表現なども多々あるので放送なんかには向かない作品だが、筋金入りの無宗教で無神論者である私は純粋に楽しめた。
もはやケンシロウの声にしか聞こえない阿部寛さんの迫力も充分だったし(歌はイマイチだったけど…)、栗山千明、北村有起哉、そして木場勝己さんの演技も素晴らしかった。
蜷川作品には今回でいうと木場さんであったり、あるいは吉田鋼太郎、瑳川哲朗といったヴェテラン俳優の重しがいつもとても効いていて安心して観ていられる。
一つ、オチだけはちょっとよく分からんかったな…。

千秋楽だったので最後のカーテンコールには蜷川さんに音楽担当の伊藤ヨタロウさんまで出てきて大いに盛り上がった。

夜、ヴェランダを見てみたら夕方には姿を確認できたコウモリが見当たらなくなっている。
果たして奇跡的に飛び去ったのか、それとも未だその辺を這いずり回っているのか分からないが、願わくば夜のうちに元気を回復して野生に戻ってくれんことを。

明日から屋久島3泊4日の旅。
ついに念願の縄文杉だ。
あとダイヴィングも。


♪ Parade - Garbage


2008年7月25日(金)

アウトドアブランドショップにて

某計画を見据えてTimberlandのトレッキングシューズを購入した。

Timberlandのトレッキングシューズ

ちょうどセールの時期だったので、他にもハーフパンツを2枚とポロシャツ1着も買ってしまった。

ポロシャツと2枚のハーフパンツ

また、Foxfireで薄手のグローヴも購入。
ちなみに妻はTHE NORTH FACEでトレッキングシューズとソックスを。

買い揃えるものはひとまずこれぐらいかな。


♪ Ophelia - The Band


2008年7月24日(木)

ロンサム・ジョージ、カメラ購入、ヤモリ捕獲成功

昨年の南米旅行の時にエクアドルでお世話になったガイドさんのサイトでも「ロンサム・ジョージが交尾した」、という記述を見てはいたのだが、数日前のニュースで、そのロンサム・ジョージと同居していたメスが産卵した、という事実を知った。
これは何だか非常に喜ばしいニュースだ。

念願のデジタル一眼レフカメラとレンズを購入した。
カメラはNikonの「D60」というモデルでボディのみ購入し、レンズは同じくNikonの「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED」。

購入したカメラとレンズ

以前使っていたフィルムカメラのレンズはTamronの28-300mmだったのだが、さすがにそれではワイドの引きしろが足りないと感じることが多かった。
早く使いたいな~。

16日に誤ってうちに入れてしまい、以来逃げおおせていたヤモリを今晩ついに捕獲成功!
実はこれまでも数度私や妻の前に姿を現したのだが、さすがに忍者のごとく逃走を繰り返していた彼奴。
逃亡期間8日、あっぱれじゃ。

ヤモリ全身目がかわいい

目がクリクリしていてかわいいヤモリ、全長は8cmほどだろうか、まだ若い個体のようだ。
ヴェランダから放したらグレーチングの下にノソノソと消えていった。


♪ My Way - Limp Bizkit


2008年4月18日(金)

これを霊障と呼ぶのか?

12:00発予定のANAで東京日帰り出張に行ったが、今日は天候が悪かったせいもあるのだろう、使用機体の到着が遅れたという理由で私の乗った便の出発も遅れ、結局着いたのは定刻を30分過ぎてから。
余裕を持って動いていたから仕事には間に合ったが、前回に引き続き、飛行機にはどうも悩まされっぱなし。

昨日夕方あたりから急激に体調が悪化、したような気がする。
何がどう、という具体的な症状はないのだが、異様な倦怠感に包まれ、時間的にはしっかり寝たはずなのに朝から体も頭も重い。
実は原因のようなものについては、心当たりがまったくないわけではない。
会社にあるとある小部屋で独り仕事をすることが結構あるのだが、昨日の夕方、そこで作業をしている最中に急に尋常ならざる気だるさに襲われ、そのままの状態。
そして昨日に限らず、その小部屋で仕事をしている時にしばしば原因不明の体調不良に陥ることがあるのだ、実を言うと。
いつも何でか分からず不思議な思いに囚われている。
何者かが棲んでいるのだろうか?

でも帰阪後、妻とともに苦楽園口の「神楽」に急行して美味い鉄板焼きを喰ってきた。
隣にはインドネシア人の姉妹がお客として座っており、以前インドネシアに旅行に行った話などをしてみたらなかなか盛り上がった。
マレー語もあいさつ程度ならまだ何とか憶えていてよかった。


♪ 辻斬り小唄無宿編 - 人間椅子


2008年3月28日(金)

MLB開幕シリーズ観戦などプチ旅行記

25日(火)午前、「ひごペットフレンドリー 伊丹店」にヘルマンリクガメのシロを移送して預け、妻とともに新大阪駅から新幹線に乗って東へ。
この日は関東の友人と食事やら何やらをするという妻は新横浜で下車、私は品川まで行って宿泊ホテルにチェックインして荷物を置いてから、いざ東京ドームへ!
MLB開幕シリーズ、アスレティックス vs レッドソックスを2戦連続で観戦するのだ!
開場時間の16時に現場に到着、一回りパトロールしてから内部に侵入。

やってきました東京ドーム

公式プログラムと記念ボール、そして腹ごしらえの弁当などを買って席へ。
この日はS席、それもほぼバックネットの真後ろでメチャメチャ観やすいじゃないか!
まずは弁当を喰いながらゆっくりとバッティング練習を見学。
おお、やっぱり主力は長時間ケージを占領してたっぷり打てるんだな!

この日の開幕戦のレッドソックスの先発投手はご存知松坂大輔。

開幕戦の先発投手は松坂

しかしこれまた既報の通り、いきなり2番のマーク・エリスにスコーンとカッ飛ばされるし、序盤のコントロールが最悪で、ズルズルと大量失点するんじゃないか、と気が気じゃなかった。
よく2失点で済んだもんだ。
3回以降、立ち直りを見せていたがやはり球数が多過ぎたようで、あまりに早い5回終了時降板。
6回表にレッドソックスが逆転したが、カイル・スナイダーが見事に打たれて松坂の勝ちが消えた。

終盤は、岡島秀樹も登板するし、延長に入ってマニー・ラミレスが決勝打、最後はジョナサン・パペルボンまで観られて、展開としては文句なし。

岡島も投げた 勝利投手

しかし試合終了はすでに23時近く、さすがにヘトヘトになってホテルに戻った。
ホテルには昼間別行動していた妻もすでに着いており、とりあえず合流。

翌26日(水)も早めに起き、「アンナミラーズ」(初入店)で朝兼昼飯を喰った後、「エプソン品川アクアスタジアム」へ。
ここは以前にも書いたがイルカプールがとにかくすごい。
その前にアシカショーと海中トンネルの餌やりを観る。

ノコギリエイはノーズでまずは獲物を弱らせる

そして14:00の回のイルカショーを見学。
春休みなので平日といえど結構人は多い。

ここのイルカショーはハイレヴェル

アクアスタジアムを出てから、隣にある映画館で「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を観た。
複雑な舞台設定や展開にまつわる説明をあまりに簡素にしているのでちょっと前半はついていくのがしんどかったけど、ストーリーとしてはまあまあ面白かったような。

この日はゆっくり、東京ドームに着いたのは18時過ぎ。
弁当を買い込んで席へ。
第2戦の席は3塁側のA指定席。
充分観やすい。
始球式は石川遼くん。
前日の森善朗氏とは大違いの拍手…。

第2戦の始球式を務めるのは石川遼

アスレティックス先発のリッチ・ハーデンの出来がすばらしくよかった。
三振、三振、凡打、三振。
150km台中盤のストレートを連発し、レッドソックスのジョン・レスターも立ち上がりは悪くなかったとは思うが、ちょっと比にならず。

リッチ・ハーデン vs マニー・ラミレス

6回、ラミレスがソロホームランを放って一矢報いたが、出遭い頭か?
でもこの回いっぱいで降りるとは、早かったなハーデン。
この時期だし大事をとったのかな。
また、あのキース・フォークが2戦連続で投げたのを観られたのも貴重な経験だったなあ。

明けて27日(木)、寝ている妻を横目に1人5:50に起床してホテルを発ち、7:30のJALで帰阪して仕事へ向かったのだった。
ああ眠い、疲れた。
だいぶ仕事にもしわ寄せが来たな、この2日間で…(恐)。


♪ Bijou Dreams - The Lost


2008年2月 9日(土)

冬篭り

朝起きてみたらなんと外は雪景色。
うっすらと積もった雪は地面を覆い、そして未だ斜めに吹雪いている最中。
西宮に住んでまもなく丸4年になるが、これだけ降ったのは初めてじゃないか。

マンションの中庭ヴェランダに咲く花

出掛けようと思っていたが予定変更、家にこもってDVDやCS、撮り溜めていた番組を観る。
NBA オール・アクセス」(試合内容ではなくトレーニングキャンプや練習の様子などが中心に収められていて、非常に面白い)、ナショナルジオグラフィックチャンネルの「美しきスナイパー 忍び寄るヒョウ」(エミー賞受賞の傑作だが、ちょっと古さを感じるのは仕方ない)など。
「危ないふたり マイクとマーク」を観ているとまたアフリカに行きたくなる。
「機動戦士ガンダムOO」、ストーリーはとても面白いが、今週はちょっと内容がエグすぎ。
最近のアニメってこんなんなん?
「探検ロマン世界遺産」はコスタリカのココ島。
また南の海に潜りたくなる。

テレビ三昧の後は、未明に引き続きピラティスを採り入れた筋トレ。
チューブを使ったレッグカールをしたが、ちょっとやっただけでハムストリングが攣りそうになり、ここまで衰えていたのか、とショックを受けた。

今日、3年前から飼っている最古参のうちの1尾、レインボースネークヘッドという魚が死んでしまった。
R.I.P.


♪ Truckin' - The Grateful Dead


2007年11月11日(日)

初黒星、旅行記全日程分UP

新生草野球チーム「関西ディープス」の結成第7戦が行われたが、ついに土がついた。
先発の私が制球を乱して3回に4点を失い、3-5で敗北。
悔しさもひとしお!
お好み焼きを喰った試合後の有志食事会も若干意気消沈気味。
来週もヤバいかも。

帰国後3ヶ月が過ぎようとしているが、8月初旬に行ったエクアドル&ペルー旅行記の全日程分をようやくUP。
http://www.kaiyou-k.jp/ecuador_paruhen.htm
そして実はそれを知らせようと、この旅行の時にお世話になった旅行代理店の人にメールを送ったらエラーで戻ってきたので、おかしいなあとウェブサイトを確認してみたら、なんとその代理店、倒産してた!
これは驚いた。


♪ Imperial - Primal Scream