« 2005年10月 | メイン | 2005年12月 »

2005年11月29日(火)

同い年の友人たち、それぞれの…

今日の昼間、仕事仲間のぐっさんと僕の会社内で茶を飲みながら話をした。
ぐっさんは制作会社に所属しているディレクターで、僕と同い年。
一緒に仕事をした機会は数えるほどしかないのだが、何だか趣味などの感性が同志っぽくて、僕にとっては大事な友人である。

そのぐっさんは今年いっぱいで会社を辞め、有志たちとともに来年4月、新会社を立ち上げることになったという。
わざわざそれを報告するために、時間を割いて僕の会社まで来てくれた。

30を超えて若手から中堅と呼ばれるポジションに辿り着き、それに伴っていろいろと変わっていく周囲の状況や様々なタイミングが符合して、思うことがあっての決断らしい。

常々僕は思っているのだが、たとえそれが大きなものではなかったとしても、今ある経済的社会的な後ろ盾を放棄して、自分のよりやりたいことを実現するために茨の道に突き進まんとする人のことをとても尊敬するし、また心から応援したい。
極端なことを言えば僕たちのような会社員はたとえ仕事をしなくたって(できなくたって)、刑事罰を受けるような犯罪さえ犯さなければ、一定の給金は支払われ、その身分を追われることはそうそうない。
「漁師になりたい」とか、「温泉のある町でのんびり暮らしたい」とか、「野菜を作って自給自足の生活を送りたい」とかいった夢や目標は一見、荒唐無稽で実現困難なものに思われるかもしれないが、実はそれは僕たちが自らの価値観を少し変容させ、安定した現金収入を始めとした“保証された都市生活的基盤”さえ捨て去る覚悟があれば、とても簡単なことだし誰にだって実行できる。
でも僕も含めて、ほとんどの人はそんな勇気を持ち合わせていない。
だからテレビなどでそんな憧れの生活を送っている人を観ると、「いいなあ時間がある人は」とか「好きなことやって生きていけててうらやましいなあ」とか我々は思いがちだけれど、そういった感想は少し誤っているのかもしれない。

頑張れよ、ぐっさん!
今後ともよろしく。


晩、これまた同い年の友人 Tがやっているラーメン店に喰いに行った。
以前の当欄で記したように、Tは今月いっぱい、つまり明日をもって店を他人に引き渡し、それ以後は前職の放送作家に復職することを決めている。
今日行っとかなきゃもう行けないな、と急ぎ行ったのであるが、こんなことならば以前からもっと足を運んでいればよかった。

ラーメン店主 T、最後の勇姿…?

「俺の太麺」という屋号が表している通り、これはうどんかと見紛うかのような太い麺に醤油ベースの肉気たっぷりなスープが絡みつき、実に美味かった、お世辞じゃなく。
そして店内も失礼ながら立地などから漠然とイメージしていたよりもずっと小ぎれいでゆったりとしており、居心地も悪くない。
一念発起して立ち上げた店であろうに、現実はシヴィアで、そして少し残念でもある。
でも以前のエントリーでも述べたように、Tは有能でヴァイタリティ溢れる男だから僕はそれほど心配はしていない。

頑張れよ、T!
今後ともよろしく。


♪ Slave To The Grind - Skid Row


2005年11月28日(月)

レイカーズの惨状その他

今日は早く帰ったのでNBAリーグパスで放送していたロサンジェルス・レイカーズvsニュージャージー・ネッツを視聴した。

やっぱり総体的に言って、今季のレイカーズはとても苦しそうだ。
正PGがスマッシュ・パーカー、優秀なポイントガードがいないという状況がまず厳しい。
フィル・ジャクソンのトライアングル・オフェンスは特に純粋なPGを絶対必要条件としない、という点を差し引いても、それにしたってブルズの2度目のスリーピート時(あの頃も確かにロン・ハーパーが先発PGを務めるなど、ピュアPGはいなかった)とは状態はまったく異なる。
経験の少ない若手揃いのメンバーたちはつまらないミスを繰り返し、ただ一人頼りになるスーパースター コービ・ブライアントは聞きしに勝る気負いぶりで撃ちまくる撃ちまくる。

しかし相手のネッツもヴィンス・カーターがすこぶる不調で、前半こそ圧倒したものの後半に入ってレイカーズが追いすがる。
ゲーム全体としては決してハイレヴェルな好ゲームではなかったと思うが、最後の5分間はさすがNBAということを感じさせる興奮の試合展開になった。
コービがジェイソン・キッドの激しいチェックを受けながらも、連続でスリーを決める。
ルーク・ウォルトンもそれなりに頑張る。
ネッツが2点リードした48分終了間際のタイムアウト明け、コービがデコイとなってディフェンスを思いっきり引きつけ、満を持してスリーポイントラインの外側で待っているラマー・オドムにパスを送る。
彼はドフリーの逆転スリーを外したが、数分前に貴重なフリースローを2本続けて外したブライアン・クックが長い腕と気持ちでオフェンス・リバウンドをつかんで、そのまま第4クォーター終了のブザーとともにショットを決めてオーヴァータイム突入!
いやあ、観ていて声が出た。

結局は総合力の差でレイカーズ敗北。
オドムはOTでもフリーを外しまくっていたな…。


とにかく強い横綱 朝青龍、7連覇から一夜明けていろいろとニュース番組でも特集を組んだりしているが、改めてすごい男だ。
問題を起こして物議を醸したりもしたが、基本的には器の大きな大人の男だと思う。
あれでまだ25歳ってんだからもひとつすごい。
亀田興毅といい、若くて強いヤツは華がある。


♪ Hit The Road Jack - Suzi Quatro


2005年11月27日(日)

祝宴の狂夜

たった今、帰還。

昨日、仕事が終わった後妻と合流し、19:00伊丹空港発の小さなJAC機に乗って鹿児島へ行ってきた。
僕の大学時代からの友人、カマQ(略称 Q)と彼の妻、ナツ(別称 なっちゃん、なっち)の結婚式がその日に鹿児島市内で執り行われており、2次会に駆けつけるためである。

このQという男は元々バンド仲間であり、僕が特に親しくしてきた学友の1人で、当然僕らの結婚式と披露宴にも出席してもらったやつなので本当に僕も彼の式と披露宴に出たかったのだが、土曜はどうしても仕事が夕方まで掛かってしまうのでまさに無念、涙を呑んで2次会から参加するよりなかった。

鹿児島空港からバスに乗って天文館まで行き、宿泊する「ホテル レクストン鹿児島」に取り急ぎ荷物だけを放り込んで2次会会場へ向かった。

21:30頃、ようやく主役のQ夫妻と対面を果たす。
今年の8月、入籍した直後に彼らは一度僕の家に遊びに来てくれているが、もちろんまたその時とはまったく違った気持ちで、このたびはおめでとう。

他の親しい学友たち、まん夫妻やM山くん、牛頭大王と愛娘 ムームーらの顔も見える。
もちろんその他、僕の知らない新郎新婦の友人たちや親族たちもうち揃って、まだまだ大盛況といった様相にホッと安堵する。
学生時代、鹿児島市内にあるQの実家に友人たちと遊びに行った時以来、12〜3年ぶりの対面となるQの美しい妹や、Qの従兄弟であるSブラザーズらといった親族関係の若者たちがこのパーティーの幹事的役割を果たしているみたいで、僕もさっそく交友を深めておく。
それに新婦 なっちゃんの妹と弟はおろか、お父上まで2次会に残っておられて、その剛毅な酔いっぷりに我々はいささか面食らいつつも、賞賛と爆笑を浴びせずにはいられなかった。

何だか睡眠不足と疲労の上にハイテンションだったからあまり細かい記憶を呼び起こそうとしても辛くなるので適当にしておくが、新婦の父の眼前での新郎新婦のディープキスなどといった非常に趣のあるアトラクション満載の楽しい2次会の後、近所のバーに場所を移しての3次会になだれこんだ。
そしてここにも新婦のお父様は当たり前のように来られており、新婦の妹と弟の優しい対応などと相まって非常に微笑ましい。
ちなみに新婦父の楽しげ姿も他の様々な状況とともに当然写真に収めたんだけど、新婦 なっちゃんが絶対載せないでと言うので載せない。

3次会の途中、牛頭大王の愛娘、小学校1年生のムームーがかなりダウン気味になり、牛頭大王ともどもホテルに退場。
つーか時刻は既に0時過ぎ、そんな時間に幼子をバーなんぞに連れて来ているという、落ち着いて考えれば結構非常識なその状況に今さらながら驚くのであった。

1時を回った頃に3次会も終わって何だか雰囲気は、帰りましょうか皆さん、てカンジになりつつもあったのだが、2次会から参加している僕としてはまだまだ遊び足りない気分、何より我が友 Qのめでたい日ではないか、さあ目の前に見えるカラオケ店に入ろう、みんな!
10名ちょっとの同志たちが意を一つにして4次会に突入。
もちろん新郎新婦もノリノリだ(たぶん)。

披露宴で歌えなかった分、僕が夫妻にここで祝いの歌を勝手に歌わせていただいたり、新郎 Qは大好きなアニメソングを悦に入って幸せそうに歌っていたり、新婦の会社の同僚であるIさんとその妹がすっかりクレイジー・シスターズと化してダンシングしていたり、最初から最後まで幹事としての責務を全うした新郎の従兄弟 Sブラザーズの兄 Hも完全燃焼した2時間であった、4次会は。

今回一緒に遊んで騒いだ面々の中には、当然僕たちにとっても初対面の人たちもたくさんいたんだけど、まるでそんなことは感じられない、とてもアットホームで気のおけないパーティーであった。
二言目にはもう呼称は下の名前を呼び捨てにし、誰も敬語などは使わない。
いやあ、楽しかった。


ちょっと真面目なことを考えてみたりすると、こんな雰囲気はおそらく現代の都市部に生まれ暮らす人たちの家庭事情や地域事情からはなかなか湧出しえない、鹿児島という地方に古くから続く家に生まれた新郎 Qの結婚パーティーだからこそ感じられた空気感であったのかな、とも思う。
そもそも今は東京で働き横浜に暮らしているQ夫妻が鹿児島で結婚式を催した事情というのも、やっぱりQの生家が鹿児島の旧家であったから。
行ってみて思ったのだが、僕はこれほどまでに親族や兄弟たちが仲良く協力的で楽しげで、そしてそのバックボーンにある強固な血族の絆を感じさせられた結婚パーティーに居合わせたことはかつてない。
盆暮れ正月には一族郎党が家長の下に集い、催事の際には支え合い協力し合いともに連帯する、そういった、大都市圏に住む若い世代にとって決して実感を伴うことのない旧来の風習や慣習が、彼らにとっては極めて当たり前のことなのだ。
たとえ大阪のキタやミナミ以上に人が溢れる鹿児島一の繁華街 天文館で行われている宴であっても、そこには僕たちが失ってしまった日本のエッセンスがあった、そんな気がする。


瞳孔の開ききった面差しでホテルに戻ったのがAM4時。
コンタクトレンズだけ外して寝た。


9時過ぎに起きてチェックアウトし、同じホテルに泊まっていた主役のQ夫妻や牛頭大王父娘、M山、後輩のT山、それに新婦 なっちゃんの同僚女子2名らとともに天文館にある「むじゃきっこ」に行って、朝から皆で名物かき氷、“白熊”を食べる。
僕は朝飯も食べていなかったので、正確な名前を忘れてしまったけど黒豚わっかなんとか丼というご飯も食べた。
美味かったけどちょっと朝から濃かったかな…。

余談ながら、飛行機をみんなと違う遅い便に変更して「かごしま水族館」に行こうかどうか相当悩んだんだけど、さすがに体調が万全ではないので断腸の思いで今回は諦めた。

14:10発のJALで帰阪。
M山と牛頭大王父娘とも伊丹空港で別れた。

社会に出てから社会人として知り合ったのではない友達というものは、本当にかけがえがない。
心から、おめでとう、そしていろいろとありがとう、Q、なっちゃん。
今後ともよろしく。


♪ 夢に消えたジュリア - サザンオールスターズ


2005年11月25日(金)

目が回るよ

同じAM4時に寝るのでも、0時に帰ってきてさんざん好きなことして遊んでから寝るのと、3時に帰ってきていそいそと風呂入ったり諸々最低限のことをやった後に寝るのとでは、気分がまったく違う。
そして後者である本日は心に余裕が感じられぬ。
さらには起きた後に待っている予定状況如何によっても、著しく精神状態は左右される。
待つのは戦場よ。

首尾よく煉獄をくぐり抜けられたとしたならば(まあそうじゃなくても)、茫洋たる脳組織を抱えて明晩のフライトで鹿児島へ一っ飛びだ。
待ってろよ!


♪ The Muffin Man - The World Of Oz


続きを読む "目が回るよ"

2005年11月24日(木)

え? カワハギ知らないの?

昨日晩飯を職場の後輩たちと食べに行った時に居合わせた女子社員が、カワハギを知らなくてとてもビックリした。
百歩譲って、カワハギという魚がどんな見目姿をしているのか知らない、というならまだ分からないでもないんだけど、カワハギの存在そのものを知らなかったので!

店員「こちらがカワハギの造りになります」
女子「カワ…ハ…ゲ?」
一同「どひゃー」

帰り際、店内のいけすに泳いでいたアジを指して店員が「この魚は分かりますか?」と件の女子に訊いてみたら、眉間にシワを寄せて首をひねってう~んと悩んでいた。
いやはや。


♪ Lullaby - The Cure


2005年11月23日(水)

久々に魚を追加

昨日仕事帰り、久々になじみの熱帯魚店「グレートアマゾン」に行ったんだが、一番仲の良かった店員のUくんが辞めてしまっていて、何だか残念。

店内をウロウロして水槽を見回っていたら、なんとなんと幻の、垂涎の、憧れの魚、オレンジフィンアーマードプレコがいるじゃないか!
この魚は大げさに言ってしまえば僕の魚好き性向の限りなく原点に近いところにいる魚で、そのいかにも「原始の魚ですよ私は」然とした、名前にもなっているように鎧のようになった外皮に覆われた外観が昔から大好きで、各地の熱帯魚店に足を運ぶたびに常に気をつけて探していた魚でもある。
僕がそれぐらい魅力を感じているわけだからすなわち世の中にもこの魚のファンは多く、店に入荷してもすぐに売れてしまうという人気プレコなのである。
実は初めて実物を見た。
全長は30cmを少し超えたぐらいだろうか、プレコとしてはかなり大型の部類に入り、パッと見、「デカいなー」という感想。
そして気になるお値段の方はというと、税抜き29800円ナリ。
いやあ。
サイズ、プライスともにちょっとアレですな。
こんだけ絶賛しといて買ってないんかい、というツッコミが幻聴のように聞こえてきそうな気もするが、涙を飲んで見送り見逃し。
値段もさることながら、今120cm水槽にいる魚たちと混泳させるとなると、やはり一抹の不安は拭えないから。
しかしいつかは必ず飼いたい一種である、待っていろよ。

「グレートアマゾン」にいた憧れのオレンジフィンアーマードプレコ

このたびは水槽内の掃除部隊員としてオトシンクルスを買い求めに行ったんだけど、先週末に売り切れてしまったとのことで残っておらず、代替魚として1尾税抜き100円、ノーブランドのコリドラスを10尾(シロとアカをそれぞれ5尾ずつ)と、ヤマトヌマエビ10尾を買って帰った。

袋の中で投入を待つコリドラスたち

2つの60cm水槽と35cm水槽に分散させて投入した。
末永く元気に生きてくれよ、皆。


♪ 白い奇蹟 - 聖飢魔Ⅱ


2005年11月22日(火)

Amazonバンザイ

普段からインターネットを使用していて、今この文章を目にされているほとんどの人なんかはすでに知っているだろうし利用もしているだろうとは思うので今さら言うのも何なのだが、本やCD、DVDを中心とした商品の通販サイト大手、Amazonは実に便利であるなあ! ということ。

中でも僕が気に入っているのが“おすすめ商品”という機能。
今までそのユーザーが購入したり“持っている”とチェックした商品を覚えていて、それらの情報を元にさらなるおすすめ商品を次々と提示していく、という内容のサーヴィスなのだが、そこでサジェスチョンされる商品というのが当然のことながら当方の趣味嗜好と著しく合致しているので、ついつい“カートに入れる”をクリックしてしまうという商業上の罠にはまり込んでしまうことになるし、また購入にまでは至らなくともラインアップを見ているだけで結構楽しく、知らぬ間に、えっ、こんなに時間が過ぎてる、なんて思うこともしばしば。
また、新商品といえども多くのものが3%オフや5%オフになっていたりするし、購入金額1500円以上から送料無料となるのも、利用しやすい要因になっている。
CDアルバムなら1枚から送料は掛からないわけだし、書籍の場合なら送料をタダにするために欲しい本を無理矢理探して数冊まとめ買いすることも経験上多々ある。

1ヶ月ほど前だったかの「日経ビジネス」に“GoogleとAmazonはネットビジネス上で大成功した企業”という内容の特集記事が載っていた。
それによると、今やこの世の謳歌を極めているかのようなイメージさえあるAmazonであるが、経営収支が黒字に転じたのは実はつい最近ことである、とあって、ちょっと驚いた。
しかしこの調子ならば、よほどのことがない限り業績はしばらくの間確実に右肩上がりで成長を続けるだろうし、ネットショッピング界のトップを走り続けるだろうと思う。
その記事中のインタヴューでAmazonの創設者が、「Amazonの最大の利点は宣伝費を掛けていないこと。テレビCMも紙媒体の広告も打たない代わりに、新製品も値引きするし送料も無料にする。さらにはユーザーがより利用しやすく、利便性を感じることができるようにWebサイトの構築にこそ金と時間を掛けている。そしてその高質のサーヴィスが口コミで広がっていく…」という内容の発言をしていたように記憶しているが、僕などはまさにその思惑に面白いように絡めとられてしまっている利用者の一人ということになるだろう。
確かに前述の“おすすめ商品”や“マイページ”を始めとした、購入サイトのインターフェイスは実にユーザー寄りに巧みに作られていて、本当に知らず知らずのうちに買わされてしまっている、という感もなきにしもあらず。

一つだけ、利用していて不満に思うのは、本を購入した時に書店のようにブックカヴァーが付いてこないことだけかな。

そして今日もまた千葉県市川市から発送された段ボール箱が我が家に届き、妻は「また買ったの」と、商品到着とともに事後報告を受け取る形になるのだろう…。


♪ Alright Now - Free


2005年11月20日(日)

bjリーグ 大阪エヴェッサ観戦

今年発足した日本初のプロバスケットボールリーグ、bjリーグ。
今月開幕した前後には二ュース番組でもたびたび取り上げられたりしたので、少しは知名度も上がったかな?
今日はその試合、大阪エヴェッサvs新潟アルビレックスの1戦を観に行った。
会場は大阪・門真のなみはやドーム。
行く前に公式サイトで情報を確認していたら、なみはやドームのサブアリーナ使用(開幕戦はメインアリーナだった)とはいえ、当日券の発売はなし、つまりチケットは完売とのこと!
すごいじゃないか。

ティップオフは15時、開場は12:30、家を13時頃出て、14時前に到着した。
まずは売店でカレーライスとおにぎりを買って軽い昼飯にする。
ちなみにbjリーグに属する6チームそれぞれにちなんだレトルトカレーが市販されているらしく、会場内の店で作られて売っていたのはホームのエヴェッサ味(ビーフカレー)と対戦相手のアルビレックス味(タケノコカレー)。
敵だけどタケノコが好きだからタケノコカレーを食べた。

試合開始1時間とちょっと前にアリーナに足を踏み入れたら、すでにチアリーダーやMCらによる試合前のアトラクションでかなり盛り上がっていた。
楽しくなってきた。

試合前のパフォーマンス

席はアリーナの3列目というかなりコートに近いポジション。
右斜め前方5mほどには相手チーム、新潟アルビレックスのベンチがある。
NBAもこれぐらい近くで観たいなあ…。

大阪ならでは、吉本新喜劇の面々がコートに登場してコントをするなど、観客を飽きさせぬまま時間は経ち、ほどなくして両チーム選手たちのシュート練習が始まった。
大阪エヴェッサの#6 竹田智史の日本人離れしたジャンプ力はしかし実にすごかった!
彼が前にいたチーム、大阪ディノニクスの関係者から以前チラリと聞いたことはあったんだけど、本当にものすごい身体能力。
185cmの身長ながら、レイアップの代わりに次々とダンクをブチかましていた。
あとは193cmのアスレティックな白人SG、#33 マット・ロティックも歓声にノセられてダンクを連発していた。
相手チームの新潟アルビレックスに関して言うと、ヴェテラン・ガードの長谷川誠を「1999 SUPER DREAM GAME」以来に観るのを楽しみにして来たのだが、彼はケガで欠場とのことで至極残念。

ほぼ満員になり出した場内の観客たちのテンションもだいぶ高まってきて、僕らも同じく、かなり声が出てきた。
細かいことは抜きにして、やっぱり日本国内にプロリーグができて、そして地元に密着したチームたちが生まれ、その試合が行われるということは本当に素晴らしいことだなあ。
何より、“我らが街のチーム”にどっぷりと入れ込める。
NBAの開幕戦やプレシーズン・ゲームなんかを日本でやることもあるけれど、その時対戦するのはもちろん両方ともNBAのチームだから、日本のアリーナで観ている観客たちもどちらかのチームを応援する、という風ではなく、あくまでもNBAのゲームを楽しむ、というスタンスしかなかなか取りにくい。
だからどっちのチームが点を取っても同じように歓声が上がるし、場内のDJが「D-フェンス!」なんて頑張ってみたところでどうにもなりゃしない。
その点、ここは大阪、みんなで大阪エヴェッサを応援するのだ! という方を向いて揃っているから、それは気持ちいい。

時間になり、いざティップオフ。

ティップオフ

…。
始まって2分以上経つのに、スコアは0-0!
なんじゃこりゃ!
実はプレシーズンを観に行った仕事仲間のHくんに聞いてはいたのだが、やっぱりバスケットボールという競技レヴェルにおいては、bjリーグは決して高くない、シヴィアに言ってしまうと。
確かにゲームのレヴェルはJBLの方が数段上であろう。

この試合でもいろいろと僕なりに気付いたところはあって、まずゲームメイキングできるPGがいない。
エヴェッサのスターティングPGは#31 城宝匡史、リザーヴは#13 宍戸治一と#5 石橋晴行だったが、誰もまともにゲームをコントロールできていなかった。
とりあえず走って、1on1やって、ペネトレイトして無理な体勢からトリッキーなパスを試みて自滅。
そんなパターンが幾度か目に付いた。

外国人SGの#33 マット・ロティックもしばしばPG的役割を務めていたが、彼も同じ。
アスリート能力があり、さらには想像だが、彼とてNCAAデョヴィジョン1の出身、こんなバスケットボール後進国の独立リーグなぞレヴェルが低すぎてもう…、なんてなめている気持ちがひょっとしたらあったのかなかったのか、強引に自分で行き過ぎて自爆しがちという面においては、余計酷かったかもしれない。

大まかな印象としては、“フルコートでストリートバスケをやっている”ようなイメージ。
選手個々の潜在能力としてはさすがにそれなりのものがあるだろうし、特にスピードなんかに関しては思った以上に皆ハイレヴェルだったんだけど、フォーメーションやハーフコートでのセットオフェンスなんかは割りとメチャメチャ、ってカンジ。

…とこうして振り返ってみると何だか僕は文句ばかり書いているけれど、実際にはすこぶる楽しんだのである!
前半を終了して大量リードされていた大阪エヴェッサであったが、第3クォーターに神がかり的な勢いを発揮し、なんとこのクォーターのスコアが27-3!
これもまた、なんじゃこりゃ!
そのままリードを保って、終わってみれば77-65の完勝!
周りのブースター(サッカーでいうサポーターみたいなもの)たちとともに勝利の喜びを分かち合ったのだった。
ちなみに後半は傍目にも新潟アルビレックスに不利な判定が相次ぎ、ヘッドコーチの廣瀬昌也はジャケットを脱ぎネクタイを外して激高していた。
「トラヴェリングでしょうがあー!」
「なんてジャッジだ!」
「はいはい、プッシング、ナイスジャッジ!」←もう切れている

先ほどは苦言ばかりを呈してしまったが、もちろん素晴らしいなあ、と思ったところもたくさんあって、まずは外国人選手たちのさすがのレヴェルの高さ。
#33 マット・ロティックもゲームメイクに関してはアレだったけど、個人的なスキルはやっぱりすごかった。
外からも入るし、速いし、高いし、強いし。
でも何よりもすごかったのは#50 ジェフ・ニュートンのゴール下での超人的能力!
印象では、「ほとんどのリバウンドこいつが取ってんじゃねーの?」というぐらいに取りまくり、そしてすさまじい高空地点でブロックを浴びせまくっていた。
それなのに3ポイントも決める。
まあ身長205cmと、このリーグでこそゴール下の番人と化していたけど、向こうではSFだろうからそらアウトサイドも撃てるだろう。
さらに#44 リン・ワシントンのオフェンス能力の高さも非常に目立っていた。
特にゴールに近いところでの体の使い方が非常に上手かった。
それでいてアウトサイドも当然決める。
とりあえず、アメリカでそれなりにやってきたアメリカ人は、やはりステージが少し違う。
最終スタッツは、このワシントンが29点、そしてロティックが19点でニュートンが17点。
チームの総得点77点中、65点をこの3人で!!!
こりゃビッグ3どころじゃねーな!

残念ながら日本人選手に関してはちょっとうーん…、だったかも。
何といってもこの試合でポイントを取った日本人は#31 城宝匡史の5点、そして#10 波多野和也の4点だけなのだから…(残りの3点は#12 デヴィッド・パルマー)!

ただ、さっきも少しだけ記したけれど、選手たちのスピードは思っていた以上。
1on1やファストブレイクは見応えがあった。

あと試合に直接関係はないけれど、リーグを挙げて盛り上げていこうとしている意志は随所に見えて、それはなんかやっぱりいいなあ、と感じた。
試合前後やハーフタイムに行うアトラクションやチアリーディングは、NBAをお手本にちゃんとまとめていたと思う。
特にチアリーダーたちの統率は試合前から終わるまでずっと、発足したばかりとは思えぬほどしっかりととれていた。
ファンサーヴィスにも力を入れていて、試合前の選手入場時にはスタンドにサインボールをプレイヤーたちが直接投げ入れたり、試合後も積極的にコートに残ってアリーナ席の観客たちのサインに応じたりしていた。

大阪エヴェッサのマスコット“まいどくん” 試合後、サインに応じるエヴェッサのプレイヤーたち

だからこそ、bjリーグは本当に成功してほしいと思う。
失敗に終わってほしくない。
先述したようにゲームのレヴェルは高くはないし、また財政的にも厳しいだろうが、リーグ全体をしっかり運営して盛り上げていこう、という気持ちがちゃんと伝わってくるから。
その点においては、明らかにJBLスーパーリーグよりも勝っている。
このあたりは河内敏光コミッショナーの理念の高さと手腕のなせる業か。
そして、一見矛盾するようにも感じるかもしれないけれど、成功するためには一刻も早くJBLと和解→統合することだと思う。
これまで遅々として進まなかったJBLのプロ化も数年後には実現するというし、さらには「日本プロバスケットボール協会」なんて第3の団体も設立されようとしているが、この日本という小さな、そしてバスケットボールというスポーツの競技人口がとても飽和しているとは言えない国においては、リーグ乱立こそがバスケットボールそのものの衰退を招くことになる。
リーグが増え、システムやチームが増えても、その結果見えているのはレヴェルの低下のみ。
早いことみんなが一つになって、プレイヤーもコーチもゲームもファンサーヴィスもサラリーも、すべてがハイ・クオリティにあるリーグの誕生を切に願う!


帰途、西宮に戻ってホームセンターを経由した後、苦楽園口にあるレストラン「プライムゲート」で夕飯。
今日食べたのはまぐろとアヴォカド プライムゲート風、ビーフストロガノフ、イベリコ黒豚の岩塩焼、牡蠣フライなど。

帰ってから水槽の水換え。
最近すっかり2週に1度のペースになってしまった…。
水換えといっても水槽の数が多い&水量が多い(120cm×1、60cm×2、35cm×1)からちょっとした重労働だ。
ザッと一通りの作業をするだけでも1時間30分掛かるし。


♪ Dead Again - Buckcherry


NBAとK-1所感

昨晩はテレビでスポーツ視聴をハシゴ、ますはNHK BS1で観たNBA、フィラデルフィア・セヴンティシクサーズvsマイアミ・ヒートの1戦。
いやあ、ヒートのドウェイン・ウェイドには改めてド肝を抜かれた!
ダンクができ、ドリブルができ、ペネトレイトができ、パスができ、リバウンドが取れ、外からも撃て、おまけにブロック。

ケヴィン・ガーネットやトレイシー・マグレィディ、そしてレブロン・ジェイムズは現代NBAを代表する究極のトップ・オールラウンダーと言えると思うが、今まで僕が“極めて身体能力の高い攻撃的なポイント・ガード”あたりとしか認識していなかったドウェイン・ウェイドも、充分に彼らに匹敵するスーパーオールラウンダーだった、今や。
あるいはチーム事情も含めると、同期の超人、レブロン・ジェイムズよりも現時点では注目度が高く、ひょっとしたら評価も上回っているのかもしれない。
解説の北原憲彦氏も放送の中で言っていたが、ともすればかつてのマイケル・ジョーダンをも髣髴とさせるような昨日の活躍ぶり、あながちその表現もすっかり的外れではない。
少なくとも、同年齢時のジョーダンには備わっていなかった“フィジカル・パワー”をウェイドは持っている。
それについてはレブロンも同じだ。
NBAに入って3年目、まだまだキャリアの入り口をくぐったばかりの彼らだけに、本当に先が楽しみだ。
ともかく、好調のセヴンティシクサーズを相手にして、シャキール・オニール不在がどうしたものか、というヒートの素晴らしい試合運びだった。


そのあとは「K-1 WORLD GP」。
当然武蔵を応援してはいたのだが、現実は厳しかったようで…。
うん、残念。

初っ端のレミー・ボンヤスキーvsチェ・ホンマンがとにかくすごかった!
同じ人間とは思えない身体的縮尺のホンマンがものすごい圧力を掛けてメガトンパンチを撃ち出していき、それをレミーが巧みにガードしつつ、隙をついて繰り出すローキックと狙いすましたハイ&ミドルキック。
うーん、ええ試合やった!

決勝戦のカードは意外だったけれど、あっけなく訪れたKOシーンはまたすごかった!
セーム・シュルトってあんなに強かったんだな!
人殺し的ヒザ蹴り。


♪ Disco Inferno - 50 Cent


2005年11月18日(金)

「プレクサス」モニター

僕が今乗っているアルファ156SWを買ったショップ、ホリイトレーディングのDr.Horiiからとある物資が届けられた。
中身は「プレクサス」というスプレー缶。

プレクサス

鈴木亜久里氏が広告に顔を出して「たった1本だけで、車体が一瞬で美しくなる。しかも傷を埋め、強力に保護する。一度使った人は皆、絶賛! 『プレクサス』の凄さは、一度使ってみないと解らない!」と推薦文を寄せ、さらには「スペースシャトルや米国軍用機、F1など、先端技術の最前線でプレクサスは活躍しています。」という謳い文句がバーンと載った、一見「よくあるトンデモケミカル品の類か?」と思われがちなツールでもあるのだが、どうやらそんな怪しい代物ではないようで、簡単に言ってしまうと車のボディやウィンドウ、ホイールなどなどの表面を洗浄&保護&ツヤ出しする効果を持つ整備品である。
Dr.Horiiがご自身のブログの中でこの新商品を紹介し、迂闊にも(?)僕がそこに一番にコメントを書いてしまったため、見事モニターに当選したということで、さっそく送っていただいた事の次第。

責任を持って使用&ご報告させていただきますので、どうぞ気長に待っていてください、社長。

その前に、現在ボディ上にはハトの糞が点在、ホイールはブレーキダストで真っ黒けという惨状なので、一度洗ってからにします。
記録を確かめてみたらもう1年以上洗車していなかった。←車好き失格


♪ 100 Proof - Jerusalem Slim


2005年11月17日(木)

追徴課税に八つ当たり

年末調整の時期である。
家に帰ったら西宮税務署から、「あんた昨年税金を納めてる額が足らへんで。奥さん38万円以上収入あったがな、控除されてた分、耳揃えて返しーな」といったカンジで(ホンマか)、追徴課税の納付書が送りつけられていた。
ご丁寧にも「過少申告加算税」なる罰則金まで上積みされて、その総額、11万余円。

これ自体は当たり前のことですよ、ええ。
故意ではないとはいえ書類に不備があって結果的に申告漏れとなっていたんだから、法治国家たる日本に暮らす民の義務として払いますとも。

しかしどうしてこう役所っつーのは(あえて一括りにさせてもらう)、こちらから申告しなければもらえないまま放ったらかしにされる補助金や助成制度は絶対に親切に教えてくれないくせに、こういった取りはぐれに関しては鵜の目鷹の目、さあ払え今すぐ払え払うんだおい! といった具合に請求してくるのだ!
そんなだったらたまには「あんたんとここの前子供産まれたでしょ、一時金出るから申請しなはれや」とか「去年ぎょうさん病院通ってはったんやねえ。10万円以上医療費掛かってるから申告したら控除されまっせ」とか教えてみいっちゅーねん。


♪ The Animal Song - Savage Garden


2005年11月16日(水)

富山小旅行記

前のエントリーで記した通り、13日(日)から14日(月)にかけて富山県へ小旅行に行ってきた。
なぜ今あえて富山県なのか、という理由については、実は妻の大学時代のプチ同窓会が13日(日)の昼間に富山で催されるということが決まっており、ああそういうことなら僕も追っかけて夕方富山で妻をピックアップしてどっか近くの温泉でも行こうか、という流れでこのたびの旅行は企図されたのである。
宿泊地は、魚の美味いところが多い日本海沿いの地の中にあってもつとに有名な、氷見にした。

まずは13日(日)の朝、連日のアレで非常に眠かったけれど起きてもろもろ準備を整え、10:30頃家を出た。
ちなみに妻はちょうどそれぐらいの時刻に富山駅に着くような特急電車に乗るためにとうに家を発っている。

久々の長距離ドライヴ、近所のガソリンスタンドで給油した後、西宮ICから名神に乗ってひた走る。
反対側、下り線は早朝に発生した大事故のために通行止めになっている区間があって大変だったみたいだが、僕の走っている上りは至って順調に流れている。

途中、米原から北陸自動車道に入って少し行ったところにある賤ヶ岳SAで昼食をとる。
名物の「鮎ずし」というものが目に付いたので反射的に注文して食べた。
美味かった。
また、このあたりはもうだいぶ気温も低いようで、SA内の紅葉がとてもきれいに色づいていた。
天気も非常によい。

鮎ずし すでに真っ赤に色づいていた賤ヶ岳SAの紅葉

石川県にある徳光SAでも小休止をとったが、ハイウェイオアシスになっているこのSAにはなんと海水浴場が直結しており、シャワー室なんかもあってちょっとびっくりした。
こんなところにも地方色というものは出ているのだなあ。
あとご当地ということで当然(?)売店には“松井秀喜コーナー”があったし…。

今回の宿がある目的地、氷見は富山県北西部に位置しており、その利便性を考慮して妻との待ち合わせ場所はJR高岡駅に設定した。
僕も細かい移動時間が読めなかったので、15時か16時ぐらい、というアバウトな時間の決め方だったが、思った以上にスイスイとクルージングすることができ、14:40頃には高岡ICを降り、15時には充分駅に着きそうな勢い。
妻の方はちょっと遅れているらしく、高岡駅着が16時過ぎになる、ということだったので、その余った時間を利用して僕は駅のほど近くにある、「高岡大仏」というものを見に行った。

行ってみて知ったのだが、これは奈良、鎌倉のものと並んで“日本三大仏”に数えられる大仏なんだとか!
いいもん見た。

日本三大仏の一つ、「高岡大仏」

16:10、無事に妻と落ち合い、いざ氷見へ向け移動。

しかし場所が場所だからもっと寒いと思っていたんだけど、車に付いている外気温計によると16℃~18℃くらいある。
特に暖かい日だったようだ。
勇んで持ってきた冬の装いも出番なしか。

高岡から氷見への道中は国道160号、氷見街道なるものを通って行き、およそ30~40分ほどの道のり、17時前に目指す宿、「永芳閣」に着いた。
海沿いの小高い丘に建っている。

チェックインして、早速予約していた新館「天遊」の部屋に通された。
和室は10畳ほど、奥にはベッドが2つ置かれた洋室もあるコネクティング・タイプで、広さは25坪とのこと、とても広い。

夕食前にまずは当然お風呂。
浴衣に着替えて露天風呂付きの大浴場へ。
日曜夕だというのに年配客を中心に結構混んでいる。
ゆったりと湯舟に浸かってのんびりした。
ちなみに湯は“ひみ阿尾の浦温泉”。

部屋に戻って千葉ロッテvsサムスンのアジアシリーズ決勝戦をボーっと見ていたら、19時前、夕食が運び込まれ出した。
このたび予約していた夕食コースは、「氷見風懐石」というもの。
ここ永芳閣は、“魚巡りの宿”という異名がついている通り、とにかく魚料理に力を注いでいるようで、このたびのフルコースもそれはそれはすさまじいものであった。

無芸ながらもその献立を列挙してみると、「前菜…炊き寄せ」、「造り…姿入り地魚六種盛り(真鯛姿、がんど鰤、メジ鮪、さざえ、甘海老、白海老)」、「焚合…田毎蒸と秋野菜」、「先吸…銀杏豆腐」、「台物…氷見牛の鉄板焼」、「酢物…鮟鱇の酢の物」、「焼物…のどぐろ切身の塩焼」、「炊合…鰤のかまのあら煮」、「留椀…のっぺい汁」、「御飯…白米(氷見産コシヒカリ)」、「香物…三種盛」、「果物…季節のフルーツ」。

地魚六種盛 魚だけじゃなくて肉も美味い 氷見牛 鰤のかまのあら煮 なんじゃこりゃという実に巨大なかまだったのだが、この写真ではその大きさが伝わらず残念

僕ははち切れそうになりながらもなんとかすべて胃の中に収めたが、妻などは到底食べ尽くすことはできない、尋常ならざる量。
もちろん量だけじゃなくて、さすがの富山湾・氷見、都会では値段どうこうじゃなく手に入らないであろう“キトキト”の好素材がまずはすごい。
鰤のかまのあら煮には大根が一緒に合わせられていたが、ブリ大根てこんなに美味いものだったの、ああこれなら相性抜群というのもうなずけるなあ、という絶品だった。
ブリ大根と名が付いた食物はこれまでもたくさん食べてきたけど、そのどれともまったく違う逸品だった。
“関サバ”や“間人ガニ”などと並んで、“氷見ブリ”なんてブランドものがあるのも然り。

晩飯を喰ったらもう一度風呂にでも行こうかな、と思っていたんだけど、食べたらついついそのまま1時間ほど眠り込んでしまった。
もう今日は風呂はやめて寝よう。

…しかし習慣とは恐ろしいもので、体は疲れ脳は休息を欲しているはずなのに、隣で安らかな寝息を立てている妻を横目に布団の中でまんじりともせずにグリグリと2時間ほど眠れぬ時を過ごしてしまい、最終的に寝付いたのは翌2時過ぎ頃かな。


明けて翌日、14日(月)。

それでも朝風呂だけは欠かせまい、と6:30に無理矢理起き上がり、大浴場へ。
晩の1時を境に男湯と女湯を入れ替えるようで、昨晩とは違う方のお風呂だったが、こちらのお風呂の方が良かった。
露天の造りとか、全体のレイアウトとか。
それについては妻と同意見を確認。

8時、朝食。
同じく魚を中心としたメニューで、かますの一夜干しや、一人鍋でグツグツと煮て食べる味噌仕立ての白身魚など、大変美味。

10時過ぎ、チェックアウト。
宿を出て最初の目的地は、道の駅にもなっている「氷見フィッシャーマンズワーフ 海鮮館」。
今朝氷見漁港に揚がったばかりの新鮮な海の幸などが並ぶ、レストランも併設された一大ショップである。
このサイトのコンセプトにも表れているように魚が大好き、魚市場はもちろんスーパーマーケットの鮮魚コーナーですら立ち去りがたい僕のような者にとっては、行かずしてどうする! という類の場所だ。
天気は昨日とは一転、朝からずっと曇っており、さすが北陸といった感の肌寒さ。

氷見フィッシャーマンズワーフの中 僕の大好きな雰囲気

現地名ではなんと書かれてあったか忘れてしまったが、1mはありそうな巨大なアカイカや、街のスーパーではちょっと見られないような魚体の色艶と目の透明感を誇るアジやサバ、ハマチなどがとても印象的だった。
もう少し家族が多かったりしたらちょっと買って帰ったりもするんだろうけどなあ…。
さすがに2人暮らしだし、僕も家で食事をとる機会が決して多くはないから海産物の購入は見送り。

次なる目的地は「湊川カラクリ時計」。
ここ氷見は、藤子不二雄A氏の出身地であり、それにちなんで駅の近く、小さな川に掛かる橋にカラクリ時計を設置し、毎時0分に「忍者ハットリ君」の主要登場人物たちの人形がそこから出てきて時を告げるようになっているのだ。
せっかく近くに来たので見ない手はない。

現場に到着したのが11:45頃、12時までまだ少し間があるので隣のうらぶれた商店街を歩いてみたら、同じく藤子不二雄A氏がデザインした各種の魚をモチーフにした人形が立っていた。
「ブリンス」とか「カニ丸」とか「タコ八」とか「エイチョウ」とか。
そばに寄るとセンサーが反応してしゃべるのが面白い。

藤子不二雄Aデザインのキャラクターの一つ、アンボス

そして正午が訪れ、無事にカラクリ時計の前で時報を見ることができた。
けたたましいサイレンの音とともに始まったハットリ君、ケムマキらによる寸劇。
あれは若干近所迷惑じゃないか。
「るるぶ」には“地元の人や観光客に大人気”と書いてあったが、観衆は僕ら2人の他には、偶然通りがかったらしいおじさん1人だけだった。

なぜこんなところに…、と思うような場所に(失礼)設置してある「忍者ハットリ君」のカラクリ時計

そして次に向かうのは、今日のメインイヴェントとも言える「魚津水族館」。
「氷見フィッシャーマンズワーフ」と同様の理由によって、水族館を見ずして帰るということもありえまい!

水族館のある魚津市は氷見市から見て反対側、富山県の北東部に位置しており、結構距離があるので、高岡北ICから高速道路に乗って移動する。
ついに雨が降り出した。
途中、有磯海というSAで簡単な昼食。
名物のます寿司とぶり寿司がそれぞれおにぎりになったものに、これまた当地名物、白海老のかき揚げがのったうどんを食べた。
それと、この辺りの海岸は“蜃気楼が見える地”としても名を馳せており、それにちなんだ(というにはあまりに強引過ぎるが…)「しんきろうソフト」なる海洋深層水入りのソフトクリームが売っていたのだが、その魔力に抗しきれずに買って食べてしまった。

移動時間はおよそ1時間、14時に魚津水族館に到着。
…うーむ、なんとも言えぬすごい外観だ。
平日・月曜だし、悪天候ということもあってか、客もほとんど入っていないようだし…、大丈夫か?

一瞬、「あれ、大丈夫?」と思ってしまうくすんだ外観の「魚津水族館」 曇天がまたうら寂しさを醸し出している

ところがところが中に入って見学を進めるにつれてその思いは良い方向に裏切られていった。
何とも素晴らしい水族館じゃないか!

入り口入ってすぐにコイやブラックバスを展示しているその大胆さもすごいが、実際収容している生体の種類、数、そして施設の規模ともに、それほど期待していなかっただけに、結果的に僕はとても満足した。
熱帯魚を飼っている身にとっては、メーター級のレッドテールキャット数尾と、2mはありそうなピラルクが混泳している水槽は垂涎モノだし、海生の無脊椎動物ばかりを入れたマニアックな水槽が並んでいる様も、その潔さに敬礼。
また、イシダイを使った輪くぐりやくす玉開けなどを見せる“魚のショー”もとても面白かったし、多数のブリやマダイ、エイなどが群泳する海洋水槽における女性ダイヴァーによる餌付けも見応えがあった。
ペンギンの給餌も見ることができたし、ゴマフアザラシ、ウミガメ、ワニガメ、古代魚、地元の魚介類など、それぞれを満喫した。

メーターオーヴァーのレッドテールとピラルクが泳ぐ夢のような水槽 女性ダイヴァー、“マリンガール”による餌付けショー

何より、金を掛けた演出や規模では他のメジャーな水族館たちには太刀打ちできないという現実を見据えてなのか、いろいろと工夫を凝らしているなあ、という様が見てとれ、感心しきり。
客は全然入っていなかったけど。

雨足はだいぶきつくなってきた。
水族館を出た我々が次に向かった、ここ富山での最終目的地は富山市内、富山駅のほど近くにある和食店「花遊膳」。
この旅における僕の大きな目的の一つに、日本海だけで獲れる深海魚「ゲンゲ」を食す、というものが実はあった。
ものの本で以前読んでから気になっていた代物である。
まったく今回はいい機会となった。
その「ゲンゲ」が食べられる店として当たりを付け、昼のうちに予約を入れていたのだった。
ちなみにこのゲンゲという魚、前述のように深海魚でその上足が早く、地元以外で食べられることはほぼないという。
さらに、ゲンゲ漁というものがあるわけではなく、外道として獲れるものなので必ずしも毎日揚がるとは限らないそうだ。
先ほど訪れた魚津水族館には薄暗い冷水水槽に決して見目麗しいとは言えない各種のゲンゲたちが入れられてジッとしていたが。

魚津水族館の冷水水槽に飼われていた各種ゲンゲ

魚津ICから再び高速道路に乗って富山ICで降り、いざ市街地へと走らせる。
ほう、富山市内の中心部には路面電車が走っているのだな。

本当に富山駅の正面、道を渡ってすぐのホテル3階に目指す店「花遊膳」はあった。
17時、入店。
おお、かなり綺麗で落ち着いたカンジのいいお店じゃないか。
まだ新しそうだ。
訊いてみたら改装して2年しか経っていないそう。
客席は個室が多い。
会社帰りの宴会とかちょっとした会食にもよく使われているんじゃなかろうか。

ふむふむというわけで注文した品が、「富山湾からの贈り物サラダ」、「カキ石焼きごはん」、「鰤大根」、「がんど(ハマチのこと)かま汐焼き」、そしてもちろん「ゲンゲの唐揚げ」。
やはりこの時期富山といえばブリ、厚めにいっとこうか。
ここでも昨晩と同じく感じたのが、素材のあまりの良さからもたらされるのか、ブリと大根の素晴らしきマッチング。
絶妙。
そしてカキも外せぬであろう。
カキの入った石焼きごはんというのは初めて食べたが、ただただ美味い。

主目的たるべきゲンゲはというと、ううむと口を濁さざるをえない。
あるいは少しクセのある魚なので、美味しく食べられないかも、なんてことを忠告してくれる人もいたが、別に不味いとか口に合わぬとか言うんじゃなくて、あまりに身が薄いのかそれとも本当に風味がイマイチなのでごまかしているのか、とにかく衣の味ばかりで肝心の魚の味がほとんど分からなかった。
ううむ…。
まあ食べたという行為の重みで納得しておこう。

これがゲンゲの唐揚げ

18時過ぎ、店を出ていざ西宮に向けて帰ろうじゃないか。
雨は相変わらず強い。

走り出して1時間ほどしたところで、夕飯後ということもあってかどうしようもなく眠たくなり、たまらず福井県内にある尼御前SAというところで少し休憩を取ったが、それ以降はノンストップで進み続け、22時過ぎ、富山を出てから約4時間後という予想よりも遥かに早い時刻に西宮の我が家に到着したのだった。
1泊2日の走破距離は約918km、久々にアルファ156SWにハードな仕事をさせたような気がする。


♪ 芋虫 - 人間椅子


2005年11月12日(土)

BOYZ Ⅱ MENライヴ@大阪ブルーノート

今日は土曜日、いつものように金曜夜を徹しつつ今朝の本番、午後の会議などを終え、夜は、デビュー当時から僕が本当に大好きなアーティスト、BOYZ Ⅱ MENのライヴに行く。
ハコは新装開店相成ったばかりの大阪ブルーノート。
大阪ブルーノートの15周年記念イヴェントでもある。

その前にまずは腹ごしらえ、ということで、妻と合流した後、ブルーノートが入っている商業施設、大阪・西梅田のハービスENTにある「Mare Cucina」というイタリアン・レストランで夕食をとる。
やはり土曜の晩、どこをどう覗いても満員満席。
食べたメニューは、鴨ロースのスモークと茄子、栗とさつま芋のリゾット、スズキと魚介のカルトッチョ、仔羊ロースのグリル リコッタチーズソースなど。
バゲットだけはちょっとうーんだったけど、それ以外はどれも文句なく美味い。

そしていざ21:00開演のBOYZ Ⅱ MENライヴへと向かう。

彼らほどのアーティストならば当然もっと大きなホールや、あるいはドームクラスのアリーナだってチケットは完売するはずだし、事実過去の来日時にはそういった会場でコンサートを行っていたけど、あえてブルーノート。
その魂、最高だ。
我々オーディエンスにとっては、チケットの入手しにくさ、という点のみを除けば、ハコは当然小さければ小さいほどライヴは楽しめるものとなる。
ちょっと無理してチケット買って、本当によかった。
ちなみに、このたびのワールドツアー、日本での公演はここ大阪ブルーノートのみ。
うーん贅沢だ。

ホール内、後方ではあるけれどステージ正面に位置するカウンター席に無事落ち着くことができた。
そもそも容れ物自体が小さいので、それでも充分に近い。

ジュースを飲みつつ待っていたら、定刻を少しだけ過ぎて始まったBOYZ Ⅱ MENのパフォーマンス。
1曲目は「Motownphilly」、まずはガツンと勢いをつけておいて、すかさず2曲目、Shawn Stockmanのアカペラで始まった「On Bended Knee」でストンと落とし、聴衆はまさに固唾を飲んで息すらも殺して聴き入り、観入るしかない。
早くも最前列の女性は感涙をこらえきれずにハンカチを取り出していた。

ブルーノートならではの親近感とカジュアルさを失わぬまま、さすがのワールドクラスのビッグネーム、凡百のアーティストとは一味も二味も異なるオーラを発散。
少し前に体調の振るわないMichael McCaryが脱退してしまい、メンバーは4人から3人になってしまったが、そんな残念な出来事すら忘れさせてしまうような、本当に“力のある歌”。
確かにPAから流れてくるのは3人の“生の声”だけではないし、ところどころサビなんかではRecされたコーラスが聴こえてはいたけれど、そんなことは、関係ない。
僕も正直、序盤から感動した。

Shawnをメイン・スポークスマンとして、軽妙かつ平易な英語を使ったMCでますますオーディエンスはノッていき、曲も比較的最近のものよりも初期の頃のナンバーを中心にステージは進んでいく。

Nathan Morrisのコワモテ歌唱ももちろんソウルフルだが、Wanya Morrisのハイトーン伸びやかな声は本当に素晴らしかった。
ダボダボのデニムパンツにTシャツをインし、その上からジャケットを羽織って頭にはベースボール・キャップ(しかし耳に光るダイヤのピアスは超ド級)という出で立ちは到底彼ら以外には似合いそうもないけれど、そんな無頓着なファッションセンスなど彼方に吹き飛ばしてしまうかっこよさを、BOYZ Ⅱ MENは歌のパワーだけで作り上げてしまう。

今日まで1日2公演の4日間連続で大阪ブルーノートでのパフォーマンス、8回目の公演のラストとはとても思えない、ハイレヴェルでご機嫌麗しいライヴだ。
ラストだからこその、か。
すごく観客に暖かい、この小屋ならではの近しいパフォーマンス。
楽しい。

たった1時間の短いステージはすぐに終盤、「I'll Make Love To You」で女性客たちにバラを配った後、「A Song For Mama」で本編は終了、すぐにアンコールに応えて再びステージへ姿を現す。
Wanyaが謝辞を述べた後、僕がこの世の中で最も好きなチューン2曲のうちの1曲、「It's So Hard To Say Goodbye To Yesterdy」をアカペラで歌い始めた時には鳥肌が立った。
そのまま「End Of The Road」へとなだれ込み、最後はShawnが客席を一回りするサーヴィスをして、そして皆でサビを合唱し、本当の終演…。
本当にあっという間の、幸せな時間だった。

…これで終わりかと思いきや、実はさらにテンションの上がる、素晴らしいエピローグが。
なんと開演前、ホール内の売店で“メンバーの直筆サイン入りCD & バックステージでメンバーに直接会えるPASS”を売っているのに僕はいち早く気が付いてしまい、幸運にも限定32枚のそれを購入していたのだ!

そして無事に対面叶い、撮ってきたのがこの写真。
メンバーたちに、「デビュー当時、ファースト・アルバムからずっとファンだった。だから今夜会うことができて本当にうれしい。また!」という旨の言葉を伝え会話を交わすこともでき、もう最高。

終演後、楽屋でBOYZ Ⅱ MENのメンバーとともに

しかし未だ興奮冷めやらずに神経は昂っているんだけど、睡眠時間は昨日はわずかに2時間、そして明日も実は早起きして富山まで長距離ドライヴ、久々に2日連休が取れたので1泊の小旅行をしてくる予定。
決して“体を休める”旅にはなりえないけど、心の洗濯を…。


♪ End Of The Road - BOYZ Ⅱ MEN


2005年11月11日(金)

それぞれに合った音楽

誰でも1曲や2曲ぐらいは、想い出の曲、と言えるものがあると思う。
その曲を耳にするといつも、「あー、部活が辛かったあの時を思い出すなあ」とか、「新入社員として右も左も分からんとあたふたしてたなあ」とか、「あの頃はあいつやあいつやあいつらとよく遊び回ってたよなあ」とかいった、特定の時期を想起してしまうような曲が。

地球が誕生してからこれまでの約46億年間を一日に喩える、なんて例はよくあるけれど、それと同じように、一人の人間の一生を一日に喩えることもできよう。
それと関連して、と言えるのかどうかは分からないが、先に挙げたように、高校生の頃、とか新入社員の頃、とかいった特定の時期といった単位ではなくて、「ああ、これは朝の目覚めの時に聴く音楽だ」とか、「彼誰刻にふさわしい曲だなあ」とか、「風呂上がりのまったりした時間帯にピッタリの音」とかいう風に、一日の中の特定の刻限を個人に思い起こさせる曲や音楽もあると僕は感じる。

そう漠然と思い描いていると、じゃあ一日の終わりたる夜、まさに入眠せんという時に聴きたくなる音というものは、人生の幕を閉じようとしているその時にも欲する音に相違ないのだろうか…、などとどうでもいいことを考えてしまう。

そんな僕が今聴いているのはアニメソング。


♪ 終わらない物語 - 森岡純


2005年11月10日(木)

台湾ラーメンは名古屋生まれだった

椎名誠の「全日本食えば食える図鑑」(新潮社)を読んでいたら、『“台湾ラーメン”は台湾のラーメンではなく、名古屋で考案された食べ物である』ということが書いてあり、へー、そうなのか! と少し驚いた。

僕は名古屋出身なのだが、通っていた市内の高校の近くに確かに“台湾ラーメン”と掲げたラーメン店があり、それが好きでしばしば食べに行っていた先生なんかもいたような気がする。
あれ、中学だったかな…? まあいいや。
どっちにしろ僕は辛いものが苦手なので、台湾ラーメンには近寄ったことはなかったんだけど。
ああ、書き忘れたが“台湾ラーメン”はとても辛い。
唐辛子なのかコチュジャンなのかとにかく真っ赤っ赤で、いわゆる四川ラーメンみたいなカンジ。

そうなのか、名古屋生まれだったのか…。


♪ Painkiller - Judas Priest


2005年11月 8日(火)

スポーツあれこれ(公私)

今日は日本最強のK-1ファイター、武蔵を大阪市内のジムに訪ね、取材。
例によってインタヴュアーは金村義明氏。

武蔵は5年ほど前からそのジムにて、加圧トレーニングという理論に則ったウェイト・トレーニングをしており、金村さんも体験してもらったのだが、あまりのきつさに元プロ野球選手も5分で音を上げた。
改めて日本のトップに立つ格闘家のすごさを知る。
ちなみに彼が所属する正道会館は我が社のすぐ近くにあり、しばしば近所の牛丼店やうどん屋さん、銭湯なんかでバッタリ顔を合わせてどうも、なんてこともあるから面白い。
しかし武蔵が座ると「すき家」の椅子とテーブルの小さいこと。

ロケ終了後、金村さん、後輩のSディレクターとともに会社近くのお好み焼き店で昼食。
牡蠣入りのお好み焼きを喰ったが、美味かった。
旬。


NBAが開幕してもうすぐ1週間。
シャックがケガをしてしまったけれども昨日はなんとかネッツに競り勝ったヒート。
しかしダイジェストしか観ていないんだけど、ヴィンス・カーターは完全復活を遂げたみたいだな。
アロンゾ・モーニングをも吹き飛ばすパワーと高さを兼ね備えたダンクは、全盛期にまったく引けをとっていないじゃないか。

その後「報道ステーション」を観ていたら、松井秀喜とイチローのインタヴューVTRが非常に贅沢な使い方で立て続けに流れてきたので、思わず聴き入ってしまった。
それにしてもあれだけ感情を表に出して、なおかつ機嫌良さそうにカメラの前で話すイチローを初めて観て、軽く驚いた。
あの人も変わったのだろうか。


♪ Most High - Jimmy Page/Robert Plant


軽い痴呆症状?

ここのところちょっと真剣に忙しくなり気味で、その証拠、と言えるかどうかは分からないが、家であまりコーヒーを飲まなくなった。
どういうことかというと、その代わりに甘いもの、たとえばココアとか、が無性に飲みたくなるのだ。
劣化したりとはいえ、それなりに脳が疲れているような気がする。

そしてなかなか電車が動いている時間に帰ることができず、週に4~5日はタクシー帰宅。
タクシーで帰るのは楽っちゃあ楽なんだけど、僕にとっては本が読めないのが少し辛い。
電車の中ならばずっと活字を追っているところなんだけど、車に乗りながら字を読むと僕はしたたかに酔ってしまうので、車中の約30分間はジッと何もせずにひたすら忍ぶのみ。

読書といえば、昨日大阪市内中心部の某大型店舗で数冊の書籍を購入したのだが、その中で、文庫本の上下巻を買ったつもりが、家に帰ってよく見てみたら両方とも“下”じゃないか、といった一幕があった。
うーん、バカだ。
でも書店員も気付いてくれてもいいのに…ってのは過剰な期待でしょうか。


♪ エロティカ・セブン - サザンオールスターズ


2005年11月 6日(日)

再び佐渡裕、そして「銀しゃりや」

2週間前に杮落とし公演に行った兵庫県立芸術文化センターに、今日も午後からコンサートを聴きに行ってきた。
佐渡裕指揮、演目はラヴェル「ボレロ」、モーツァルト「協奏交響曲 変ホ長調」、そしてベルリオーズ「幻想交響曲」。

例によって当然満席、改めて素晴らしいホールだなあ、と思った次第。

おそらくこの手のコンサートにしては珍しいことだと思うが、開演前に佐渡裕氏が壇上でプレトークを行っていた。
トークとともに、達者なピッコロの腕前を披露する一幕もあり。

1曲目のラヴェルの「ボレロ」が中では一番印象深く、とてもよかった。
同じ旋律を繰り返し、まずはフルートが、次にオーボエやクラリネットが重なり、管楽器も加わり、そしてヴァイオリンも、ヴィオラも、チェロもコントラバスも…、となぞっていく様は圧巻。
4種の弦楽器がすべて揃ってピチカートしている景観もまた圧倒的。
フルオーケストラの魅力が存分に表れている曲だと感じた。

最後、「幻想」の第5楽章も同じようにフルオーケストラのフルオーケストラたる持ち味が充分に表現され、大いに盛り上がって幕を閉じた。

終演、カーテンコール

演奏中の佐渡さんは、指揮をしているような、ただ単に踊っているだけのような(?)、とにかく楽しそうにノッていた。


家に戻ってから水槽の水換え。
残念なことに8月に生まれたライアーテール・ブラックモーリーの稚魚1尾が死んでしまっていた。
これで生き残ったのは1尾。
かなり大きく育った個体で、こいつは丈夫そうだ。

一っ風呂浴びて、夕飯は芦屋市役所近くの「銀しゃりや」という和食店に赴く。
今日食べたのは、銀しゃり(その名の通り、この店がこの店たるゆえん、釜で炊いた美味い白飯)、明石蛸の造り、柿と法蓮草の白和え、カレイの一夜干し、松茸の湯豆腐、神戸牛サーロインと野菜の盛り合わせの陶板焼、そして最後に栗のジェラート。
ピンクの和服を着た美しい女性店員のサーヴィスも心地良い、今晩も良い食事であった。

でも汗はかいたし焼き物の匂いはついたし、また風呂に入らねばならぬ羽目に。

嗚呼、つかの間の休日は一瞬に過ぎ行く。


♪ Cruisin' - Larry Carlton


2005年11月 5日(土)

たまには純業務報告

昨晩は大阪・湊町の「なんばHatch」で行われた、今レギュラー番組をご一緒している藤井隆さんのコンサートに、共演者の鈴木杏樹さんやスタッフたちとともに行ってきた。

今回引っ提げられたTommy february6の手による新曲、「OH MY JULIET!」は一流のポップチューン。
失礼ながら思っていたよりもずっと楽曲レヴェルは高く、そして歌も上手くダンスも達者で、存分に楽しいひと時を過ごさせていただいた。
藤井さんは自分では常々「運動神経がない」と言っているが、あれだけ踊れる人はそんなことはない。

2階席だったんだけど、何やら藤井さんとよく目が合うなあ、と思われるようなポジションで、ツンとおすまししているわけにもちゃんとお金を払って観にきているファンともども騒ぐわけにもなかなかいかず。
後で伺ったら「皆さんのこと気付いてましたよ~」とのこと。
やっぱり。

ちなみに今日はなみはやドームで開催されたbjリーグの開幕戦、大阪エヴェッサvs大分ヒートデビルズ戦にも同曲を歌いに行かれたそう。
大忙し。

大忙しといえばまったく僕も引けをとっておらず、コンサートが終わってから部長と2人で道頓堀の「かに道楽」でかにすきを堪能した後は(ちなみに最初は「Chanko Dining若」に行こうと思っていたんだけど超満員で断念)、そのまま夜を徹して今朝の生放送本番を終え、それから全体会議、度重なる分科会等を消化してから、来週のゲスト、田尾安志さんと打ち合わせ。
久々にお目に掛かった、名古屋で生まれ育った僕の少年時代のヒーローは、今や徒歩圏内に住んでいらっしゃるご近所さんなのであった。

また釣りに連れて行ってください。


♪ Nature Boy - Primus


2005年11月 4日(金)

義母が遊びに来る

昨日は祝日だったので、名古屋に住んでいる妻の母が朝から遊びに来て、妻と2人、苦楽園口や神戸を目指して出掛けて行ったのだった。
僕は一緒に家を出て会社へ。
ランチに買い物、そして夕飯まで存分に楽しんだみたいで、つかの間の滞在ではあったけど夜、無事新幹線に乗って帰って行ったらしい。

先ほど仕事から帰ってきたら、義母から僕あてに贈り物が託されていた。
1ヶ月ほど早いけど誕生日プレゼントということで、僕の大好きなDIESELのウェアが!
サイズもピッタシ、どうもありがとう!


♪ Speak Like A Child - Herbie Hancock


2005年11月 3日(木)

「民放大会」にスーツを着て、そしてNBA開幕

昨日はおそらく今年初めてとなるスーツを着て、「民間放送全国大会」というおカタく、そして大規模な催し事に式典運営スタッフの一員として出向いてきた。
何十年かに一度回ってくるかこないかという、我が社が幹事社を務める年なのだ。
この大会は今年ですでに53回目を迎える、ほぼテレビ放送の開始と同時に始まった由緒あるイヴェントで、テレビ、ラジオなどなど合わせ全国200社を超える加盟民間放送社による会合である。
会場は大阪・中之島にあるグランキューブ大阪(大阪国際会議場)。

日本民間放送連盟の会長として、例のライブドアがニッポン放送の株を大量取得した一連の騒動の際に一気に知名度が上がったフジテレビの日枝久会長が挨拶をされたのだが、そこでことさらに「放送」と「通信」の違いを強調していたのがとても印象的だった。
歴史、社会における役割、使命、ひいては存在としての重要度が違うのだ(もちろん放送>通信ね)、と言わんばかりの強弁に、堀江貴文氏、そして直接対峙していないとはいえ、広義の同胞たるTBSに現在牙を剥いている三木谷浩史氏に対する並々ならぬ怨嗟を感じた。

ただ一つ思うのは、そもそも民間企業とはいえ公共性の極めて高い放送局がなぜに株式上場せねばならぬ事態になったのかといえば、明確なヴィジョンなき旧郵政省(現総務省)のデジタル化ゴリ押し政策が最大の原因に他ならない、と僕などは思っているから、真に怨むべきは視野狭窄の政治家であり官僚である、と言っておきたい。

アメリカの真似だか何だか知らないけれど、法律で「いついつまでにデジタル化しなさいね」などと放送局に絶対服従の命令を下しておきながら、「でもそれに掛かる費用は自分たちで何とかしてね」ってそりゃないでしょう。
それで営業収入だけじゃにっちもさっちもいかなくなって苦肉の策で上場せざるをえなかったというのが実情なのだから。
それなのに言うに事欠いて、麻生太郎前総務相なんかは、ライブドアの時は免許事業たる放送局乗っ取りを企てるなんてけしからん的な発言をしておきながら、今回の楽天に関しては「民間企業が公開されている株を正規の方法で買っているだけなのに何が悪いんだ」などと180度あっち向いたこと言ってるんだから。
っつーかあんたに根回しがあったかなかったかだけでしょ。

所詮誰だって自分が生きている間だけ安泰だったらいいわけよね。
僕だってきっとそうだ。


話は変わって、ついにNBAが開幕した!
プレシーズンでそれなりの数字を残していた田臥勇太が最後の最後でカットされてしまったのは残念だけれど、なんにせよめでたい。

客観的にはやっぱりマイアミ・ヒートは強いんだろうなあ! と思わざるをえない。
シャキール・オニール、ドウェイン・ウェイドに加え、今季はジェイソン・ウィリアムズにゲイリー・ペイトンまで入団、まあそんなにポイントガード獲ってどうすんだ、って意見もあるけど、ゴージャスなメンツには違いない。
あ、アントワン・ウォーカーもいた。
普通にいけば優勝に一番近いチームだろう。
もちろんサンアントニオ・スパーズも強いし、フェニックス・サンズ、デトロイト・ピストンズ、インディアナ・ペイサーズもチーム力は高い。
クリーヴランド・キャヴァリアーズやヒューストン・ロケッツだって侮れないだろう。

でも個人的に何となく応援しているのは今年もケヴィン・ガーネット率いるミネソタ・ティンバーウルヴズ。
ビッグ3はあっけなく崩壊してしまったけれど(そもそも“ビッグ3”と呼ばれるユニットを抱えながら優勝できたチームはほとんどない…)、一人何役か、何でもできるスーパーマン、KGにそろそろ栄冠を勝ち取ってほしい、というのが僕の実感。
まあ今季も無理っぽいけどなあ…。

鈴木亜久里が来季から自らのチームを率いてF1に参戦することを発表した(しかも佐藤琢磨が乗るかも?)、なんてニュースもあったし、スポーツも熱い。


♪ Jelly Roll - Blue Murder


2005年11月 1日(火)

千葉ロッテマリーンズの選手取材と東京モーターショー2005、つまり千葉の一日

今日は早起きして千葉まで一っ飛び、千葉マリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズのV戦士たち、清水直行、里崎智也、西岡剛の3人に取材を敢行。
インタヴュアーは番組レギュラー出演者の金村義明さん。

快晴の空の下、終始楽しい雰囲気でインタヴューが行われた

浜風が吹くし寒いかな、と思って結構冬の装いで行ったんだけど、雲一つない青空が広がって汗をかかんばかりの陽気に、取材の方も終始笑い声が絶えない楽しい雰囲気の中、つつがなく終了した。
清水は金村さんの高校の後輩なので関係ができていたり、西岡も大阪出身、金村さんとも親しくてノリが合ってたり、里崎もこのたび一躍有名になったあのホクロがトレードマークのおもろい兄ちゃんキャラであったりと、スポーツニュースではなかなか見ることのできない選手たちの本当の顔が垣間見えたんじゃないかと思う。
千葉ロッテマリーンズというチームは本当に風通しの良さそうな、明るく健全なチームなのだなあ、ということが今日の数時間でも充分に感じられた。

ロッテ狂の義弟よ、近日中にギフトが届くと思うので乞うご期待…。


さて、この時期にせっかく千葉くんだりまでやってきた車好きの一人としては、目と鼻の先、幕張メッセで開催されている「東京モーターショー2005」を観ずにして帰るのはちょっと気が引ける。
というわけで後輩のディレクターとあっさり別れて一人でフラッと行ってきた。

平日だというのにものすごい人

平日だというのにごらんのようにすさまじい人手。
みんな仕事何やってんだろ、ってカンジ、人のことはまったく言えないけど。

興味のあるブース、車種を中心に一回りちゃんと観ることができた。
特に気になった車についてはalt属性のコメント付き写真を下にUPしておきますので、カーソルをサムネイルの上に置いて読んでください。

実物を見たのは初めて 嘘か真か1000馬力を発揮するというブガッティ ヴェイロン アルファロメオ ブレラの丸っこいリアシェイプ 行動を走るレーサー、マセラティMC12 後ろに見えるのはグランスポーツ

最近元気なニッサンのコンセプトモデル、ピボ なんとシャーシはそのままに、キャビン部分だけがクルクルと回転する マツダのコンセプトモデル、「先駆」

これで大阪は行かなくてすむかな?


♪ Keep Yourself Alive - Queen