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2006年12月31日(日)

よいお年をお迎えください

頑張って9時に起きて水槽の水換えと掃除。
今日はちょっとした水難事故があったり途中で足りない品を買いに行ったり、サーモスタット&ヒーターを交換したりしたので、いつもは2時間ぐらいで終わる作業が4時間弱も掛かってしまった。

これから荷物をまとめて名古屋の実家へ出発。


♪ Malibu Beach Nightmare - Hanoi Rocks


2006年12月30日(土)

大忘年会で仕事納め

金曜日、出勤前に「ひごペットフレンドリー 伊丹店」まで足を伸ばし、ヘルマンリクガメのシロを預けてきた。
妻は一足先に帰省、僕も金曜は仕事で家に帰れないし、その後は帰省、そして年明けはちょっとした旅行の予定が入っているため、爬虫類も預かってくれる件のお店のペットホテルを予約していたのだ。

ペットショップに預けられたカメ

いつもと違う環境だが、少しの間我慢しておとなしく留守番していてくれたまえ。

土曜朝、担当番組の今年最後の生放送を終え、これで一応仕事納め。
そして夕刻、その番組挙げての大忘年会が催された。
全国ネット、我が局では最大級の番組ということもあってスタッフの数も多く、暮れも押し迫った30日だというのに内外からたくさんの人が参加してくれ、総勢約80名の大所帯となっていた。

大忘年会の1コマ

会を取り仕切った後輩たちの頑張りもあって、紛れもなく非常に楽しく盛り上がった忘年会であった。

それはいいとして、僕はもともと肌の色がかなり白い方なのだが、ここ数日、複数の人から「顔が黄色くなっている」という指摘を受けた。
そう言われてみると最近オシッコも真っ黄色だし、どうやら肝機能が低下しているようだ。
ちなみに酒は1滴も飲まぬが、下戸の肝臓障害は性質が悪いらしいので要注意だな…。


♪ Not Fakin' It - Michael Monroe


2006年12月29日(金)

妻は一足先に帰省した

悪夢の年末はまだまだ終わりを告げることなく、13:00~30:30の勤務を終え、先ほど帰宅。
もう死ぬ、目が霞む。

車を運転しながら、iPodから流れてくる大好きな曲に合わせて歌を口ずさんでいると、不意に涙がこぼれ落ちそうになるのはなぜだろう?


♪ Mambolero - Ganga Zumba


2006年12月28日(木)

新しい感覚を得ると、代わりに失う感覚がある

この時期はたいていの社会人が多忙だが、その中でも放送業界というのはまた一段と輪が掛かっており、そして担当番組のシフトによってはドツボに嵌ることもある。
忙しさ自慢をしたところで詮無いことではあるが、ここ1週間ほどあまりにもアレでちょっと笑けるぐらいなので、ちょっと書く。
以下、実勤務時間。

20日(水)-10:00~25:00
21日(木)-13:00~22:00
22日(金)-11:00~26:00
23日(土)-6:30~19:00
24日(日)-11:00~29:00
25日(月)-13:00~28:30
26日(火)-12:30~43:00←つまり、翌27日(水)の19:00までぶっ通し!

30時間連続勤務したのは何年ぶりか。
自律神経も働かぬわ。

月曜深夜の仕事終わり、早く帰ればいいのに、会社の後輩がアルファGTを乗ってきているというので、おお運転させてくれと試乗、朝5時の中之島通を走る。
セレスピードはディーラーで試乗した時以来2年半ぶりぐらいだけど、やっぱり面白いね。
次は2ペダルMTにしようかな!?

節目節目の時期は忙しいということもあり、たとえば今ぐらいでいうなら大晦日とか正月とかクリスマスとか(まあ最後のはどうでもいいが)いった季節の行事に対して、年々僕自身の意識が、また実際に伴う行動が希薄になってきている。
そして慄然としたのが、年中行事を軽視するそうした僕の行いについて、僕自身が何の後悔も寂寥も憤懣も感じていないということ。
元旦といっても単に365分の1日、12月31日と1月1日の狭間を境にして、“今年を締めくくる”だとか“来年の抱負”だとか区切ることがナンセンスじゃないの、という、生まれ出でし時よりその萌芽は有していた、実も蓋もない怜悧な思考が自分の中でどんどん強くなってきている。

都市型核家族的かつ大量消費型利便生活が育んだと言えなくもないこうしたスタンダードを着々と肥え太らせている俺は日本人失格のカメ型ロボットなのだろうか?


♪ Every Night Is Ladies Night - The John Scofield Band


2006年12月22日(金)

愛ゆえに

なんともショッキングなことにデンヴァー・ナゲッツにトレードされたアレン・アイヴァーソンの移籍後初戦は猛吹雪のため中止になったとか。
しかしアイヴァーソンにさらにはクリス・ウェバーまで加わったというのに目を覆いたくなるばかりだったここのところの76ersの惨状、数年前の彼らの姿(そして現在も持っているであろうポテンシャル)からは微塵も想像できない体たらくじゃないか。
老け込むにはまだ早かろうに。
いくら潜在能力は高かろうが、ペイントに入らず体も張らず、並以下のジャンプシュートを繰り返し放つパワーフォワードがチームを救えるはずがない。

一方、移籍先のナゲッツは先般のニックス戦における醜い乱闘劇のペナルティーとして、カーメロ・アンソニーが15試合の出場停止中。
映像を観てみたが、あれは酷い、酷すぎる。
自分は問題のプレイに関係ないのに、勝手にエキサイトしてパンチを繰り出したメロ、果たして自分がUSAの名前を背負ってナショナルチームの一員としてプレイしたこと(加えて、よっぽどのことがない限り北京五輪にも出るはずだった)、そして今やナゲッツというチームにとって欠かすことができないエースでありリーダーであるという現状、さらにはバスケットボールプレイヤーを目指す子供たちの目標になるべき、莫大な収入を得ているプロフェッショナルであるという事実を理解していたのだろうか?
昨シーズンのペイサーズとピストンズによる歴史に残る極悪大乱闘も記憶に新しいというのに。

試合中の乱闘といってもいろいろあり、語弊があるかもしれないが、そのすべてが唾棄すべき醜悪なものであるとは、必ずしも僕は思わない。
かつてのデニス・ロッドマンとカール・マローンの小突き合い、チャールズ・バークリーとシャキール・オニールの取っ組み合い、マイケル・ジョーダンレジー・ミラーのパンチ合戦なんかは決して醜いケンカではなかった。
それぞれに因縁や伏線や明確な要因があり、そしてどれもが自らのプロフェッショナルとしてのプライドを賭けた漢と漢の肉弾戦であったように思うのである(大げさか)。
不謹慎な言い方をすると、いくばくかのエンターテインメント性もあった(特にロッドマンは乱闘を起こす際も常にオーディエンスとテレビを観ている視聴者の存在を意識していた)。
簡単に言うと、観ているこっちも、「これは乱闘になっても仕方ないなあ、まあ納得いくまで暴れてくれ」と思えるような。

ところが今回のメロのケースは全然違う。
フレグラントファウルを喰らったのは自分ではなく、また場面も勝敗を決する緊迫したシチュエーションなんかではなく、ほぼ試合の行方は決まった終盤。
それなのに騒然とする雰囲気にアドレナリンが過剰分泌されたのか、外野から走り寄ってきてニックスのマーディー・コリンズの顔面にパンチを一撃、そして直後、脱兎のごとく逃げ出しているのがまた情けない。
「面白そうな騒ぎが起こってるんで興奮して便乗してやったぜ」感が満載、要するに。
醜すぎる。

せっかく今季、これまでちょっと水をあけられていた感のある同期のレブロン・ジェイムズとドウェイン・ウェイドに遜色ないだけの数字と存在感を示すようになったというのに、精神性はまったく伴っていないことを身を以って証明した。
非常に残念、かつ腹立たしい気持ちになった。

近い将来リーグを背負うべき実力とスター性を備えた若手プレイヤーがこの有り様なら、ここ1~2年の、まるで生活指導担当の鬼教師のようにいろいろと風紀を取り締まるルール(アリーナへ出入りする際やメディアの前に出る際はちゃんとした格好をしなさいとか、試合中オフィシャルにほんの少しでも文句を言ったらテクニカルファウルをとるよとか)を作っているリーグの方針を支持せざるをえないじゃないか。

日本のバスケットボールシーンに目を移すと、来シーズンからプロ化される(本当に?)スーパーリーグの新しい名称と日程が20日、発表された。
新リーグの名前は「日本バスケットボールリーグ」だとか。
つまり略したらJBLかね?
ややこしい。
それともNPB=プロ野球のようにNIPPPONとしてNBL?

詳細なプレスリリースはどうなっているのかな? と日本バスケットボール協会(JABBA)が管轄している新リーグの公式サイトを訪れてみたら、まだそれ関係の情報は何もアップされていなかった…!
一般紙にも載っている発表がだよ?
この運営の杜撰さ、無神経ぶりが現在の協会のすべてを物語っているんじゃないだろうか…。

バスケットボールにちょっとだけウンザリしたここ2日ばかり。


なんだか拙サイト内の「旅 インドネシア編」コンテンツの来訪者が頓に増えているぞ…、と不思議に思っていたのだが、昨日、「コモドオオトカゲはメスのみで単為生殖が可能」という驚きの研究報告が報道されていたんだね!
オス、いらないじゃない…。

クロダイなんかは成長の途上で性転換するというし、高等生物の中でも、切羽詰まった火急の事態(その辺からオスがいなくなっちゃうとか)になると単為生殖を始めるものがいる、という話は聞いたことがあるが、今回のケースもこのような特殊な条件下だったのかな?
ちょっと気になる。
どちらにしても「恐竜の生き残り」という異名もやっぱりあながち的外れじゃなく、進化系統上はそれなりに原始的ということなんだろうか、コモドオオトカゲ。


♪ 千年メダル - ↑THE HIGH-LOWS↓


2006年12月21日(木)

長い水曜日

朝の会議から始まり、年始特番のスタジオ収録本番の撤収が完了したのが24時、長かった水曜日。
2時間番組だがテープは4時間弱回った。
生と違ってこっからが大変…。
現世に戻ってきたら、今月15日に新宿にオープンしたばかりで、以来信じられないほどの行列を連日生み出しているという超人気店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」のうれしいお土産とともに、青島幸男、岸田今日子、カンニング中島という3人の著名人の訃報(岸田氏はすでに数日前に亡くなっていたらしいが)が。

帰宅してテレビを点けてみたら、「X-TRAIL JAM IN TOKYO DOME」をやっていた。
トラヴィス・ライスもすごかったけど、それよりもショーン・ホワイトよりも何よりも、ニコラス・ミューラーの美しすぎるジャンプに驚愕!
こんなマンガやCGみたいにきれいなフォームのジャンプ見たことない。
数年前のテリエ・ハーコンセンがちょっと思い浮かんだ。
バスケットボールで言うなら、マーク・プライスのジャンプシュート、マイケル・ジョーダンのダンク、ジョン・ストックトンのアシストパス、そしてアキーム・オラジュワンのドリームシェイク。
それぐらいに、正しすぎる。

2時、ヘルマンリクガメのシロが起きてきて「出せ~」と暴れていたのでケージから出して部屋内を散歩させ、ついでに欲しがるからミカンとバナナを少しずつ食べさせてしまった。
餌を持つ我が指に向かって、フローリングの床の上をカシャカシャ足音を立てながらものすごい勢いで前進してきて喰っていた。

目が真っ赤だ、俺。
さすがに疲れた。
本音。


♪ Mindblower - The Lost


2006年12月19日(火)

「本の雑誌」1月号

当然早く寝なければいけないのだが何となくそうもいかず、昨日届いた「本の雑誌」の2007年1月号を一通り読んでいたら、高野秀行氏の連載が始まっていて、ああ、やっぱり、なんて思うのと同時に、実にうれしい気分になった。
さらに巻末、今号の椎名誠の「今月の話」は、近年の中でも飛び抜けて面白かった。
便所の話。
4時前にリヴィングのソファーで独りグフフと笑ってしまったよ。


♪ Walk On Fire - Tyketto


2006年12月17日(日)

今年最後の小休止

ついに妻がホームベーカリーで初めてパンを焼き、朝食に喰った。
美味かった。

昼から水槽の水換えと掃除。
大きな魚がいなくなった120cm水槽は、糞などゴミの量が激減していて、確かに掃除はラクになったけど、一抹の寂しさも。

水換え後、1年以上交換していないヒーター&サーモスタット一式等を新調すべく、インターネットで必要な品々を発注。
水槽が4つもあるとそれだけで2万円オーヴァー…!
保温設備が壊れてしまっては全滅の憂き目を見ることになるので仕方ないとはいえ、魚を飼うのも金が掛かるなあ…。

夕飯は久々に近所の沖縄料理店「とよもと」へ。
あんだんすご飯、ゴーヤーチャンプルー、山芋とろろステーキ、沖縄もずく、豚足、手羽先と大根と昆布の煮物、牛皿などを食べた。
喰い過ぎた。

夜、題材には関心があったからTBSの「感動特番!みのもんた動物に聞いてみよう」を何となく観てみたが、センスゼロのタイトルから予想される通り、やはり最初から作り方のヴェクトルが間違っている番組だった。
小林清志の声が穢されている。
直後、21:50からNHK BShiでやっていた10分番組「アジア自然紀行」の方が遥かに真っ当だ。


♪ Teen Town - Weather Report


ブラックアーマードプレコ墜つ

僕が仕事で不在の金曜の晩、2ヶ月余の闘病についに終止符、ブラックアーマードプレコが水底で力尽きているのを妻が発見した。

在りし日のブラックアーマードプレコ 後ろに見えている魚体はこれまた先日亡くなったスポッテッドナイフフィッシュ

R.I.P.
それはそうと、先般のスポッテッドナイフフィッシュの時もそうだったし、どうも僕が家にいない時に限って魚が死ぬことが多く、そのたびに妻に遺体を回収してもらっている。
ご苦労さんである。

生き物を飼育するということは、まあほとんどの生き物は人よりも圧倒的に短命であるし、また本来の寿命を最大限発揮できるような状況を家庭内に創出することは難しいので、それすなわち死出の旅路への見送りにもつながる。
分かっちゃいるが、毎度毎度味わう寂寞だけはどうしようもない。

野生種たちが、厳しくて過酷ながらも実は一番幸福であろう本来の生息地であるアマゾン河やメコン川や地中海沿岸で伸び伸びと闘いながら暮らしている一方、120cmとか90cmとかいったサイズの水槽やケージに閉じ込められ、人工的な環境に棲んでいる我が家の魚やカメ。
生き物を飼っている者にとって、そいつらが餌を喰らっている姿を見るというのは至福の1つであることは間違いないと思うが、それと同時に、彼らの不憫な身の上、そして自分の双肩に掛かる責任感というものも痛切に感じられるのである、食餌シーンを眺めていると。
こいつらは俺が餌をやらなければ生き永らえることができない、俺が環境を整えてやらなければ体を壊して仕舞いには死んでしまう。
一切合切の生命をすべて俺に預けて依存している生物たち。
だからこそ、物言えぬ動物たちを裏切ってはいけないのだ。
それほど、生き物を飼育するということは罪重く、業が深い。
その十字架の重さを感じない輩が本当に多過ぎる。

昨晩の「世界ふしぎ発見!」は、アルダブラゾウガメの生息地としても有名なセイシェル諸島。
その、400kgもあるという世界最大のアルダブラゾウガメや、セイシェル固有の鳥やカエル、植物など、非常に興味深い内容だった。
もう少し近ければなあ…。


♪ Little friend - Nickelback


2006年12月15日(金)

スムーズじゃない

ノロウイルス・アタックから1週間あまりが過ぎたが、病み上がってからも長距離移動が多かったり、起きる時間と寝る時間がバラバラ、つまり生活リズムが一定しないこともあってか、どうも体の調子が思わしくない。
目覚めはよくないし目は霞むし、たまに風邪薬でも飲もうものならてきめんに頭がボーっとして睡魔にとり憑かれてしまう。
おまけに精神衛生状態もよろしくはない。
まあ病が完治せぬうちからライヴに出掛けたり、深夜の2時過ぎに草野球をやるのがどうかという話だが…。
しかし年末までもう体調を整え直す暇もないぞ、これは…。


♪ Smokestack Lightning - Lynyrd Skynyrd


2006年12月14日(木)

年に数度のスーツを着こんで武部勤事務所へ

昨日も東京出張だったのだが、朝、携帯電話でセットしていたアラームの音を聞くことなく、ガバリと目が覚めた。
ぬ? と思い枕もとの携帯電話を手にとってみると、なんと原因不明の電池切れで電源が落ちているではないか!
すわとリヴィングに駆け込んで時計を見てみたら、起きようと思っていた時刻は30分ほど過ぎてしまっていたが、仕事には間に合う時間だったので心底ホッとした。
しかしなぜ携帯の電源が?
知らぬ間にカメラでも起動してしまい、そのまま寝たとか…?

とにかく東京には無事辿り着き、永田町へ移動。
今回のミッションは正月特番で放送するための、前自民党幹事長 武部勤衆議院議員vs評論家 宮崎哲弥氏の対談収録。
同特番では、昨年の竹中平蔵総務大臣(当時)に続く、宮崎哲弥氏の政治家対談第2弾だ。

武部勤vs宮崎哲弥

小泉内閣では首相の腹心として働いていた武部氏、テレビで観るイメージそのままに、ざっくばらんなお人柄がよく伝わってきて、緊張感はもちろんそれなりにありながらも、インタヴュアーの宮崎さんと旧知ということもあって、終始和やかで時折笑いも起こる穏やかな空気の中、仕事をすることができた。

昼食は往路の新幹線車中で弁当、そして夕食は復路の新幹線車中で弁当。
ただ腹を満たすだけの行為だな…。


♪ Living In A Fantasy - Lionsheart


2006年12月13日(水)

“神の領域”を決めるのは誰だ?

風邪が治った頃にまた外を出歩いたせいか、昨日もちょっと倦怠気味だったので会社の健康管理室に行って、注射を打ってもらい薬ももらってきた。

とまあ、人は体調が悪くなれば病院に行ったり行かなかったり、その都度適当と思われる方策を採って病魔の撃退に励むわけだが、そんな折に僕がしばしば思うのが、「医療行為はどこまでが是で、どこからが非なのか?」ということ。

分かりやすい例を挙げるなら、たとえばクローン生物を創り出す技術。
巷間にはそれ自体を、神の領域に踏み込んでいる、として批判する人もいるが、この技術を応用すれば将来、たとえばある人が事故や疾患で内臓の1つを失ったとしても、その内臓を患者自身のDNAを使って複製し治療に役立てる、なんて構想もあるらしい。
興味のみでこうしたバイオ・テクノロジーを研究している人ももちろん多いだろうが(もともと科学の進歩はただ純粋なる“興味”からこそ産み出されているものなので、こうした学者を僕は否定しない)、それと同時にれっきとした医療技術の1つでもあるということ。

また安楽死というものが議論される時には、必ず延命治療行為の意義が侃々諤々取り沙汰される。

こうした例のように、もしそれが生命の発生や尊厳(この言葉自体が実態のないものではあるが…)にかかわるような事柄であれば、その科学技術に生理的に反感を覚えてしまうということは感覚的に分かるのだが、でもそこからまた少し考えてみると、ちょっとした矛盾、というか、いくら突き詰めて思考しても決して解決しない疑問にぶち当たる。

「風邪を引いた時に薬を飲むことと、医療の進歩を目的としたクローン技術の研究は、一体どこが違うのだろう?」

究極的な結論(というか出発点)を言ってしまえば、「医療行為のすべては生命を維持するためのもの」である。
たぶん放っといたら50年やそこらが平均寿命になるであろう人類の実際の平均寿命は(現に高度の治療行為が受けられない発展途上国ではそれに近い)、医療の進歩のためそれよりも随分と長い。
骨が折れれば固定して再生を待ち、視力が悪くなれば眼鏡やコンタクトレンズで矯正し、歯が虫歯でボロボロになってしまえば代替歯を入れる。
それらすべての医療行為は、広義で「生命を永らえさせる」ために他ならない。

しかし同様の発想から始まった技術の進歩や研究も、それが高度になればなるほど、また生命活動の根元に近付けば近付くほど、“人が踏み込むべき領域ではない”といった類の批判も多くなる。
これはいかに。

人は自己を形成し保つために、必ず身内に指針を持たなければならない。
指針を作るためには、価値観や基準といったものを自分で決めなければならない。
つまり、人はどこかで“線”を引かなければならない。
ならばしかし、「どこまでの医療行為が是で、どこからが非か」といった命題に対し、我々はどこに線を引けばいいのだろう?
皆目それが分からんのだ。


少なくとも短絡的には必ずしも生命の維持を目的にしているものではない、という点で少し本題から逸脱するが、もう1例、不妊治療。
帚木蓬生氏の「エンブリオ」などでも紹介されているように、様々な事情によって不妊に悩むカップルにとってはまさに救世主とも言えるような最先端の不妊治療だが、ここにも“倫理”という大きな障害物が存在している。
複数の受精卵の中から1つを選択する男女産み分け、他人の子宮を借りる代理出産や他人の精子を使う人工授精…。
そもそも、子宮外で受精を人為的に行うことすらがすなわち人道にもとるという見方もある。
最近では凍結精子を使うのは提供者の夫の存命中に限る、なんて見解の発表が日本産科婦人科学会からあったりした。
我々は“不妊治療”のどこにどう、線を引いたらいいのだろう?

品種改良や新種作出といったテーマなどもある。
食用の家畜動物をより生産性の高い品種に改良する、より見栄えが美しい花を咲かせるように遺伝子レヴェルで操作する、愛玩動物をより飼育がしやすいように意図的な交配を進める…、などといった行為に対し、人はしばしば批判的になる。
しかしそうしたバイオ・テクノロジーを一時の感情で否定してしまったら、現在のこの世における生活はことごとく成り立たなくなる。
そしてえてしてそうしたクリティカルな人々も、競馬なんかを声高に攻撃しているさまはとんと見たり聞いたりした記憶はない。
ただ速く走る馬を作るためだけに、奇形や変異体が多くなるインブリードを繰り返し、そしてレースに勝てなければ、2度と走れないような怪我を負えば「引退」という名の、そして「予後不良」という四文字熟語を隠れ蓑にした安楽死処分。
こちとら公営ギャンブルという娯楽のためだけに過ぎないものだから、医療の進歩を目的とした動物実験などよりもよっぽど悪虐である、と個人的には思うのだが、動物愛護団体は後者は批判しても前者はあまり槍玉に挙げないよな…。

そうそう、動物実験だって本当にそうだ。
動物たちの命の犠牲なくして新薬の開発などできるはずがないのに、盲目的に批判する人たちはそれが分かっているのだろうか?
実験動物たちに対する扱いを改善しろ、という言い分はよく分かるが、動物を殺すな、という意見は(もちろん感情的には理解できるが、理屈の上では)ちょっと受け容れがたい。
「たぶん効くであろう薬を開発したが、哺乳類に投与したことはない。じゃああなた、最初に飲んでください」と言われて誰が飲める?
輸血を拒否するエホバの証人の信者を超越して、すべての薬を拒絶するか?


…で、いつも同じ行き止まりに僕は突き当たるんだけど、人がどこかに線を引くということ自体が、身にあまりに過分な行為なのかもしれないな、という袋小路。
それでも僕もみんなも、今日も明日もそれからもどこかに線を引き、いびつながらも芯を体幹に突き通して生きていかなければいけない。


♪ Piano Man - Billy Joel


2006年12月12日(火)

誰か東京の寝床を提供して

昨日は日帰りで東京出張、フジテレビで一仕事。
そして明日も東京日帰りロケ。
先週金曜もそうだったし、1日おきぐらいに東京日帰ってる今日この頃。


♪ Lose Yourself - Eminem


2006年12月10日(日)

深夜にドームで草野球、スペシャルゲストも!

前エントリーにもチラリと書いていたが、今日はAM2:10から京セラドーム大阪で草野球の試合があったので参加してきた。
僕は担当していない別の番組のスタッフが中心となって結成した新チームの初試合に呼んでもらったのだ。
そしてなんと球場には名誉監督として、かつてヤクルト、巨人、阪神で活躍、今オフに阪神タイガースの打撃コーチに就任した広澤克実氏の姿が!
広澤さんはこの番組のレギュラー出演者なので、その絡みで。
さらにはホリプロ所属のタレント、ばんことみちゃんが始球式を務めるという、ド素人集団の草野球の試合にしては異例の展開。
ちなみに広澤さんはそれなりのアルコールを召された状態で機嫌よく現れ、審判等を務めてはいただいたが試合には出場せず。

ドームで投げる

僕は1番 ピッチャーという大役をいきなり任されたが、プロのコーチの前で投げるなんて、こんな緊張することはない。
しかし球自体の調子は良く(夜型の本領か?)、5イニング投げて四球0(死球は1)、三振も5つほどとったんじゃないだろうか。
打つ方は見逃し三振、ファーストフライ、センター前ヒット、キャッチャーフライと、4打数1安打に終わったが、スティールと得点は記録した。

投げているアップも撮ってもらった

といってもそこは経験者がほとんどいない新生チーム、やはり守備の乱れはいかんともしがたく、メンバーの質量ともに上回る相手に、試合は負けてしまった。
負けはしたが、場所、シチュエーション等含めて非常に楽しい野球で、いい経験をした。

広澤さん、ばんちゃんも入ってみんなで記念撮影

家に帰って風呂に入るともう6時前、とりあえず一眠り。
午後起き出し、大阪 梅田のヨドバシカメラにプリンターを買いに車で出向く。
今まで使っていたエプソンのプリンターの調子がいよいよ悪くなり、いろいろ検討した結果次はヒューレットパッカードにしようと、実は先だって目当ての品をAmazonにオーダーしていたのだが、そのボケAmazonが在庫もないのに注文を受け付けた挙句、2週間ほども経過した後になって「商品が確保できません」などとぬかしたアホメールを送りつけてきたので、ぬう、これでは年賀状印刷に間に合わぬ、と走ったのだ。

それにしてもさすが12月中旬の日曜夕方、梅田周辺の車の混雑具合たるや尋常じゃなく、おそらく歩いたら10分ほどで行ける道のりを30分以上掛けて車で進んでようやく駐車場に到着し、お買い物。
購入したのはヒューレットパッカードのPhotosmart C7180というオールインワンタイプ。
どうせなら今単体で使っているスキャナーもまとめちゃおう、ネガフィルムのスキャンができなきゃダメだな、と絞り込んでいったらこれになった。

購入したプリンターをさっそくセット


♪ Dance With Me - The Lost


2006年12月 9日(土)

渡辺謙にインタヴュー

体調も9割方回復した金曜日、5:30に起きて家を抜け出し、東京へ。

朝10時から西新橋の某試写室で「硫黄島からの手紙」を観て、それから少し時間をおき、15:30から同場所で主演 渡辺謙氏のインタヴュー撮影を行った。
今回はタレントやアナウンサーのインタヴュアーを立てず、ディレクターである私が聞き手を務めたわけだが、いやあ、緊張したが貴重な経験をした。

2部作の前作「父親たちの星条旗」は、戦争後に兵士たちが苛まれることになる苦しみにフォーカスが当てられていたが、今作の「硫黄島からの手紙」は、敗戦国側の視点ということもあって、硫黄島における戦闘そのものがもたらす悲惨さをより直接的に描いていた。
俳優たちの演技についても、同じ日本人だから感じやすいということもあるのだろうが、前作以上に兵士たちの感情を露に汲み取り表出するような脚本になっていたと思う。
思わず目が霞むシーンも何度かある。
と言いながら基本的には前作の路線を踏襲しており、お決まりのハリウッドものやここ最近の邦画のように、過剰なお涙頂戴演出はまったくない。

渡辺謙氏も超多忙の中、非常にフレンドリーに対応していただいた。

大阪の会社に戻ってそのまま居残り土曜朝の本番などなどを終えて帰宅、一休みしたところだが、このあと深夜26:10から、なんと京セラドーム大阪で草野球!
帰ってきたら5時だな…。


♪ Breathe - Ministry


2006年12月 8日(金)

病み上がりで雨模様の誕生日にGANGA ZUMBA

病み上がりの入り口、惨憺たる気分で迎えた我が誕生日だったが、うれしいプレゼントをもらった。
まずは妻から、かねてよりリクエストしていたマネークリップとカードケース。
ようし、これでデカい財布を持たない生活にチャレンジだ。

マネークリップ カードケース

そしてもう1つ、妻の両親よりメッセージカードとともに届けられていたのはキーケース。
ちょうど前のがボロくなってきてたところだし、さっそく使わせていただく。

キーケース

そして3日ぶりに出社。
だいぶ気分はマシになってきてはいるが、全般的に栄養とカロリーが不足しているのでちょっとフラフラはする。

午後、会社の健康管理室で30分ほど点滴を打ってもらった。

そうまでして夜は宮沢和史の新しいバンド、GANGA ZUMBAのライヴに行く。
ここでもう一度倒れるわけにはもちろんいかないが、だって1ヶ月も前からチケットを取っていたんだから仕方ない。
逆にこの日までに出歩くことができるほどに回復したことを喜ぼう!
場所は「なんばHatch」、スタンディングの1階席だがまあなんとかなるだろう。

18:30、現地で妻と落ち合う。
そして定刻の19時にほぼ遅れることなく、GANGA ZUMBAのステージが始まった。
およそ1年半ぶりに見る宮沢和史の姿。
総勢10名構成のバンドはやはり見ごたえがある。
あれ、ドラマーが替わっているみたいだ。
前任のGENTA氏はたしかにこの中ではちょっとキャラクターが強そうだったからかな…?

先月29日に発売したばかりのミニアルバムから、まず1曲目は「LION」。
このミニアルバム「DISCOTIQUE」の中でも最もキャッチーな曲だ、と僕も思った曲だが、これを最初に持ってきたか。
その後は「HABATAKE!」、「BAILA CON GANGA ZUMBA」とアップテンポな曲が続き、オーディエンスも大盛り上がり。
特に「BAILA CON GANGA ZUMBA」はCDで聴くよりも生で観た方が100倍すばらしいという典型で、個々のミュージシャンの超絶的な力量の集合が生み出すグルーヴがすごかった。
今福“HOOK"健司のパーカッションたるや、神がかり。

途中、宮沢和史とギターの高野寛、パーカッションのマルコス・スザーノとキーボードのフェルナンド・モウラの4人だけがステージに残り、宮沢のソロ名義で出した98年のアルバム「AFROSICK」から、「ILLUSION」のポルトガル語ヴァージョンと「矮小な惑星」を演った。
スザーノとモウラはこのアルバムの時からの付き合い、高野寛ともそのあたりから一緒だったというつながりで。
こういう人(宮沢和史)はもう2度とゴールデンタイムのドラマに俳優として出たりなんかしたらいかんね。
その流れで、宮沢1人で未発表の新曲をギター1本で弾き語る。
ラテンなカンジだけじゃなく、いつもの宮沢節も健在。

そして再びメンバー全員が出てきて再開したステージも進んだ終盤、サプライズゲスト MISIAが登場してホール内はまた一段とヴォルテージが上がった。
俺もビックリした。
実は昔からMISIAが好きな妻も飛び上がっていた。
ファーストミニアルバム「HABATAKE!」で共演している「Survivor」をガツンと歌い上げて一瞬で引き上げていくMISIA。
たった1回きりの大阪公演に、なんとまあ贅沢な使い方だこと。
MISIAは宮沢に「君だけがいない世界」という曲を提供されて歌っているので、ひょっとしたらそれも演るかな? とちょっとだけ期待していたんだけどそれはなかった。

本編のラスト2曲はちょっと記憶がおぼろだけど、たぶん「Bridge」→「Mambolero」。
「Bridge」のあのかっこいいリフ、何の音なんだろうなあ? と音源を聴くたびにいつも思っていたんだけど、ヴァイオリンだったのか! かっこいい。
ステージを通して土屋玲子のヴァイオリンはとても馴染んでおり、バッチリ相性のよさを感じさせてくれた。

アンコールはしめて3曲、これも不確かな記憶によると、「楽園」、宮沢ソロ名義の「ちむぐり唄者」、そして「DISCOTIQUE」。
「楽園」も「BAILA CON GANGA ZUMBA」同様、ステージで生を聴く方がよりいっそう引き立つ。
いわば新しい「島唄」か?
ヴォーカル&ダンス&三線等担当のクラウディア大城も、以前に映像で観た通り、ソロの歌はものすごく上手というわけではないけれど、コケティッシュなオーラは充分魅力的。

自分も学生時代バンドをやっていた音楽好きで数も量もそれなりに聴いてきたが、このGANGA ZUMBAのメンツ1人1人のテクニックはおそらくメチャクチャ巧い。
プロはもちろんみんな巧いが、その中でも一際巧い。
それが体感できただけでも病み上がり(かけ)に無理して行った甲斐はあるし、また40歳を超えてさらに肩の力が抜けて円熟味を増した感のある宮沢和史を観、聴いた意義も充分にあったし、さらには心身ともに弱っている時にはそれぞれの楽曲が心に染み渡り、一緒に口ずさもうものなら涙腺が見事に刺激されてしまったわけだが、1つ残念なのはミキシングがあまり上手くはなかったこと。
この小屋は音響もとてもいいところなんだけど、だからこそミックスの拙さがよく分かる。

いい気分でなんばHatchを後にして、一旦西天満まで出て「かっぱ寿司」で遅めの夕飯を食べて帰る。
うん、寿司なら美味しく食べられる程度に回復した。

おお、今日は6時台の新幹線に乗って東京だ、早く寝なきゃ。


♪ Bridge - GANGA ZUMBA


2006年12月 6日(水)

ダウン

妻の体調不良を気の毒だ、などと他人事のように心配している場合ではなかったようで、キッチリ1日半遅れでまったく同じ症状の(そしてより重症)、おそらくは胃腸風邪に見舞われてしまった。

月曜の仕事終わりに同僚たちと盛大に焼肉を喰って帰ってきたまではよかったのだが、23時あたりから突然襲ってきた嘔吐と下痢。
そこから今の今まで40時間あまり、38℃に達する熱にも苦しめられ、果物以外はほとんど食べることもできず、眠りも細切れで、ホントに死ぬかと思った。
治ったばかりの妻も仕事を休んで付き添ってくれた甲斐もあり、明日は何とか出社できそうだ。

ベッドの上で垣根涼介の「ギャングスター・レッスン」、「サウダージ」と読了して、そして今日の午後は最新刊「真夏の島に咲く花は」を読んでいたわけだが、このタイミングで再びフィジーでクーデターとはね。
しかしこの本といい高野秀行の「ミャンマーの柳生一族」といい、国際社会の歴史の教科書にはもってこいだ。


♪ Promenade - Emerson, Lake & Palmer


2006年12月 4日(月)

日曜も休めぬか

昨日は水槽の掃除と水換え。
その後、通っているピラティススタジオ主催のパーティーに行く妻を、会場のホテル竹園まで車で送る。
不運なことに妻はこの日、朝から嘔吐と下痢を繰り返す突然の体調不良に襲われており、結構辛そうだったけど、何ヶ月も前から楽しみにしていたパーティーだっただけに、気力を振り絞って行ったようだ。
おいしそうな料理もたくさん並んでいたそうだが、にゅうめんしか食べられなかったとか。
万全の体調で行ければよかったけれど、まあそれなりに楽しんできたようでよかった。
ちなみに私の晩飯は妻を送った帰り、JR芦屋駅近くの「ぎんなん」で特製玉とろテールラーメンと水ぎょうざを喰った。
相当美味かった。

久々の休みかと思いきやそれは甘く、晩からまさに緊急の打ち合わせが会社であった。

早く寝ればいいのになかなかできぬものだ。


♪ Baby It's Love - Buddy Holly & Bob Montgomery


2006年12月 3日(日)

ナイフフィッシュ死亡

一昨日のことになるが、昨年6月の購入以来飼育していた最古参の魚のうちの1尾、スポッテッドナイフフィッシュが死んだ。
突然死と言っていいと思う。

スポッテッドナイフフィッシュ遺影

購入当時約10cmだったこいつ、死亡した時は約47cm、1.3kg。
愛着があっただけにさすがに落胆。
120cm水槽は狭すぎたようだ。
合掌。


話題の映画「武士の一分」、そういえば原作がうちにあったはず、と思い出し、藤沢周平の短編集を引っ張り出して「盲目剣谺返し」を読み返してみた。
30分もあれば読みきれる短編なので贅肉を極力そぎ落とした簡潔な文章だが、それでいて、それだからこそ、静かに締めくくられるラストシーンはお仕着せじゃない真の涙を誘う。
名作だ、やっぱり。

実はひっそり今週、コンサートを観に行く予定なんだが、宮沢和史の新しいバンド「GANGA ZUMBA」は本当に面白い。
2nd ミニアルバムも出たけど、この人の実験魂、音楽に対する止むことのない探究心はすさまじい。
ごった煮といえばそれまでだが(飽き性?)、それぞれについて相当勉強し、また感性も卓越していなければここまでは創れない。
かけがえのない才能だ。


♪ LION - GANGA ZUMBA


2006年12月 1日(金)

謎が多い

12月になって1時間が過ぎようとしている。
いよいよ業務の方も慌ただしさを増してきた。
火曜の帰宅は28時(翌4時)、水曜は29時半(翌5時半)、今日は会社泊。
こんなペースで12月30日ぐらいまでは進行しそうだな。

時に皆さんは携帯電話を片手で操作する際、どちらの手で行うだろうか?
僕は右利き、そして携帯電話を操作するのは圧倒的に左手なのだが、それがマイノリティであるということを数日前に聞かされ、ウソだろおい、と実地調査を行ってみたところ、なるほどやはり、右利きの人間のおよそ95%は携帯電話を操作するのも右手であるという結果を得、ふーむと嘆息している次第なのである。
これはギターなんかをちょっとかじったせいかも、なんて考えたりもしているんだが、関係ないかな?


♪ Continuum - Jaco Pastorius