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2006年12月 9日(土)

渡辺謙にインタヴュー

体調も9割方回復した金曜日、5:30に起きて家を抜け出し、東京へ。

朝10時から西新橋の某試写室で「硫黄島からの手紙」を観て、それから少し時間をおき、15:30から同場所で主演 渡辺謙氏のインタヴュー撮影を行った。
今回はタレントやアナウンサーのインタヴュアーを立てず、ディレクターである私が聞き手を務めたわけだが、いやあ、緊張したが貴重な経験をした。

2部作の前作「父親たちの星条旗」は、戦争後に兵士たちが苛まれることになる苦しみにフォーカスが当てられていたが、今作の「硫黄島からの手紙」は、敗戦国側の視点ということもあって、硫黄島における戦闘そのものがもたらす悲惨さをより直接的に描いていた。
俳優たちの演技についても、同じ日本人だから感じやすいということもあるのだろうが、前作以上に兵士たちの感情を露に汲み取り表出するような脚本になっていたと思う。
思わず目が霞むシーンも何度かある。
と言いながら基本的には前作の路線を踏襲しており、お決まりのハリウッドものやここ最近の邦画のように、過剰なお涙頂戴演出はまったくない。

渡辺謙氏も超多忙の中、非常にフレンドリーに対応していただいた。

大阪の会社に戻ってそのまま居残り土曜朝の本番などなどを終えて帰宅、一休みしたところだが、このあと深夜26:10から、なんと京セラドーム大阪で草野球!
帰ってきたら5時だな…。


♪ Breathe - Ministry


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