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2006年9月29日(金)

ひとまず、あと1回

昨晩は金村義明さんが我々スタッフらを食事に連れて行ってくれた。
場所は東心斎橋の焼肉店「一斗」。
さすが金村さんご推奨の店だけあって、すべての肉が恐ろしく美味い。
そして値段はあくまで大阪価格。
これと同じものを東京で食べようと思ったら2倍3倍払わなければいけないだろう。

タイミング的なこともあり、表層上はあくまで笑いの絶えないおちゃらけた感じの食事会ではあったが、より一層の精進と思索を促される、ある意味シリアスな晩餐会でもあった。

ごちそうさまでした。

またいずれ。


♪ For The Heart - Elvis Presley


2006年9月28日(木)

無粋

あんましこういうところにこういうことを書くのも何なのだが、ここ数日は久々にハードだったので記録代わりにしたためてみる。

3本潜ったダイヴィングの翌火曜日、再び5:45起床で東京ロケへ。
今回が初のロケとなる新人のADは2時間あまり遅刻、これはまったくもってありえない。
新宿、世田谷と回って撮影を終え、雨中、タクシーにすわと飛び乗って車中で帰りの飛行機を予約、滑り込み、最近こんなんばっか。
その翌日、昨日は大阪で9:00-12:00 会議、13:00-21:00 ロケ、21:00-23:00 会議、雑務を片付けて先刻帰還。
さらに予定でいうと、本日は仕事を兼ねた晩餐会の後、深夜24:00頃(晩餐会次第でこれよりさらに押す)から再び打ち合わせが待っているはず…。

おや、こんな時刻にカメが起きてきて餌を食べているよ。
あくびをしながら。

深夜に餌を喰い始めたヘルマンリクガメのシロ


♪ Stars And The Moon - Fair Warning


2006年9月25日(月)

進歩した外界海洋潜水士に!

行ってきました、早朝5:50に起きて先週のリヴェンジ、スクーバダイヴィングへ。
場所は先々週と同じく和歌山の南部。
今日は客は僕と妻の2人だけ、引率のインストラクターもショップのオーナー1人という小所帯で。

"ディープダイヴィング"、"魚の見分け方"、"アンダーウォーターナヴィゲーション"という3つのアドヴェンチャーダイヴを行い、あとはこの分の学科講習が終われば晴れてアドヴァンスドオープンウォーターダイヴァー!
まだ学科を修了していない今日の段階で仮のCカードをもうくれたけど!

透明度がちょっと心配されていたが、初めの2本を潜ったちょっと深いところは15mほど見えていてなかなか良好だった。
水温も27℃、先週購入したラッシュガードも下に着込んでいたので至極快適。

今シーズンはこれで潜り納めかな。

オオカワリイソギンチャク 魚屋さんでもおなじみ カサゴ

イソギンチャクカクレエビ 地元のダイヴィングサーヴィスに居ついている仔ネコを膝に乗せてログ書き

明日は7時の新幹線に乗って東京ロケ!
早く眠らなきゃ...。


♪ Severed - Nuno


2006年9月24日(日)

今日も美味かった

昼間、水槽の掃除と水換えを行い、夜は妻と近所の沖縄料理店「とよもと」に晩飯を喰いに行った。
今日はナーベラー(ヘチマ)炒め、牛肉タタキサラダ、テールシチュー、アンダンス(沖縄の味噌)ご飯、豚足、ジーマミー豆腐を食べた。
ここのテールシチューは初めて食べたが、骨までグズグズになるほどよく煮込まれており、濃厚な旨みが閉じ込められていた。
ナーベラーもナスのようで炒めものとして他の食材との相性も抜群なカンジ。
そしてこれだけ食べてわずか3200円! なのも素晴らしい。


♪ Lovin', Livin', Givin' - Diana Ross


美味い肉と引き換えに失うもの…?

一昨日金曜の晩、後輩とともに会社の近所の焼肉店「吟味屋」でプロデューサー氏にご馳走になった。
ここは長崎の大村牛を一頭買いしているという店で、だからたいていの焼肉店ではあまり見かけないような珍しい部位の肉も多く置いており、そしてそれらの肉は100~150gほどの塊で出てきて、目の前でステーキハウスよろしく店員が焼いてくれる。
おろしたての生わさびや塩で喰うそれらの美味いことときたら。
この時も定番のメニューに加え、鞍下に近い「はね下」、尻の辺りの「いちぼ」、そして前脚に当たる「みすじ」を頼んだ。
サシが存分に入っていて、口腔中でたちまちとろけるほどに美味いのだが、体にはあまり優しくないであろうことも一口嚥下するたびに実感される…。
毎日記録しているカラダスキャンの値も、ここのところ内臓脂肪レヴェルが4→5に定着しつつあるだけに、より一層の自制が必要であろうな…。


♪ Stop - R. Kelly & Jay-Z Feat. Foxy Brown


2006年9月20日(水)

突然の迷惑訪問許容に感謝

午前中会社で会議、それ終わりで急ぎ飛び出して12:00伊丹発の飛行機で羽田へ向かうという、まるでビジネスマン=企業戦士のようなひと時。
会社を出るのが遅くなってしまい、空港に着いてタクシーを降りたのが11:50、5分後には機中の人となれたが、ちょっと焦った。

世田谷のとある住宅街の一角で打ち合わせがあったんだが、ん、世田谷といえば大学時代の後輩であるM夫妻が代田に住んでいるはず。
ダンナのサルくんはさすがに仕事中だろうが、奥方のヒロミちんと、昨年10月に誕生したまだ見ぬ彼らの第1子 コウタは在宅であろう。
ピポピポとメールを打ってみたら無事に連絡がとれ、仕事終わりで赤子の顔を見つつ少し寄らせてもらうことにした。

それと前後して、実は驚くような偶然の出来事が1つ。
打ち合わせ先に向かうタクシーの車中から何気なく外を眺めていたら、件のヒロミちんに非常によく似た若奥様がベビーカーを押してトコトコと歩いているではないか。
場所はまさに代田、環七沿い。
そして時は彼女にピポピポとメールを送ってみた直後。
でもまさかなあ、と思いつつその場はやり過ごし、後で確認することにした。

仕事を終えた夕刻、ヒロミちん&コウタと対面を果たす。
おお、目がクリクリと大きく丸くてかわいいではないか!
贔屓目じゃなくかなりかわいい部類の赤ん坊だ。
父親のサルは確かに目がクリクリと(というかギラギラと)大きく、各パーツが際立った顔つきをしているが無論ここまで(というかまったく)かわいらしくはない。
母親のヒロミちんは相当な美人なのでいいとこどりか、よかったよかった。

そして先ほどの懸案事項、タクシーから見た女性は果たして君だったのかと確認してみれば、まさかの大当たりで両者ビックリ。
いくら近所を通りがかったとはいえ素晴らしい偶然だ。

外を歩いている時は全然大丈夫だったんだけど、彼らの家に到着した瞬間からコウタが激しく泣き始めた。
つまり、完全に私を拒絶している。
「最近人見知りが激しくて、誰に対してもこうですよ」とヒロミ氏は言っていたが、概ね乳幼児にはウケがよろしくない私のことなので、その言葉が真実なのかそれとも体のいい慰めだったのかは、分からぬ。
おい、コウタ、遊ぼうぞ。

ヒロミちんとコウタ

40分ほどという短い滞在時間だったが、突如の訪問、大変お邪魔しました。
またゆっくりとアレしましょう。

余談ながらヒロミちんは忙しい子育ての傍ら、英会話教室にも通っているようで、うーんやるな。

帰り、羽田空港で「えんがわずし」という弁当を買って喰ったが、添加物の味ばかりがした。


♪ Clampdown - The Clash


2006年9月19日(火)

1万km離れた外国に行くことはたやすいけれど、足下100mの海に潜ることは甚だ困難である

結局台風の影響などほとんどなかった昨日、妻と伊丹の「ダイヤモンドシティ テラス」に出向いたのだが、現場近くには駐車場入場を待つ車の列、停めるまでに30分以上掛かった!
もうよほどのことがない限り休日には行くまいて。

かなり充実しており楽しいフードコードなどで過ごした後、「TOHO プレックス」で映画「グエムル 漢江の怪物」を観た。
この映画を絶賛したのは誰だ?
理解及ばず。

晩、TBSの「地球創世ミステリー プラネット・ブルー 海と大地の鼓動を聴け」を視聴。
民放なので意味の希薄なタレントの起用や、並べる要素の数が多過ぎて1つ1つのテーマに対する踏み込み不足といった嫌いはあったが、全体として非常に興味深く喰い付くことのできる番組であった。
ハワイ島の海、山、大地、そして空に関するレポートと、マッコウクジラの生態のシミュレーションが2本の柱。
ハワイ島で見られる現象を地球と生命の誕生になぞらえている点はとても面白かったし、ダイオウイカより稀少なダイオウホオズキイカのくだりには肌が粟立ったわ。

一昨日のNHKスペシャル「ビッグブルー シロナガスクジラの謎を追う」も、これまた稀少な世界最大の生物、シロナガスクジラの映像をかつてないほどに織り込み、その実態に迫った素晴らしい番組だったが、ここのところブルーづいているのだろうか?


♪ Thikhathali - The John Scofield Band


2006年9月18日(月)

予定消失

先週に引き続き行く予定だった今日のダイヴィングは台風の影響で中止。
原因が台風なので、予定がポッカリ空いたとはいえ釣りに行くわけにもいかないし温泉に行っても露天風呂には入れまい。
せっかくの休みだが参った参った。


♪ Gimme Some Slack - The Cars


2006年9月14日(木)

成長にうなずく

昨夜、飼っているヘルマンリクガメのシロの身体計測(といっても甲長と体重を測っただけ)を行った。
今年5月に購入した直後に1度測って以来、4ヶ月ぶり2度目。

結果は甲長約8cm、体重約115g。
前回の数値はそれぞれ約6.5cmと約65gだったから、わずか4ヶ月で甲長が1.5cm、体重がなんと50gも成長していた!
元気元気。
毎日見てるとあまり分からないけど、やっぱりガンガン大きくなってるんだなあ。

餌皿の中でウトウト寝ているシロ


♪ Mambolero - Ganga Zumba


2006年9月11日(月)

久しぶりのスクーバダイヴィング!

3日連続5時台起床となる5:45に床から何とか這いずり出し、1年ちょっとぶりのスクーバダイヴィングへ!
天候の状況がよければ舞鶴の冠島というところへ行く予定だったのだが、それがよろしくないということで場所は和歌山の南部。
メンバーはダイヴショップのスタッフ2人と他のお客さん2人、そして僕と妻の総勢6名。

現場に到着、準備風景

僕は去年オープンウォーターダイヴァーを取り、そのまま引き続きアドヴァンスドに進もうと申し込みはしていたのだが、あれよこれよという間に時が経ってしまっていた。
その再開である。
今日のクラスはボートダイヴィングとピークパフォーマンスボイヤンシー(PPB=中性浮力)。
新しいウェットスーツとデジカメのお披露目でもある。

インストラクターのMさん(左)と妻 ユカリン(右)

だいぶ久方ぶりだったけどほどなくして感覚も戻り、非常に楽しく潜ることができた。
天候も良く、水温も28℃と快適だったし。
やっぱし海は楽しいなあ。

穴から顔を出しているコケギンポ

芦屋のショップ帰着は20:30、自宅に戻ったのは21:00。
体はさすがに疲れている。
しかしショップのスタッフは土日に泊まりで能登にツアーに行っており、今日はこれ、そして明日も日帰りで同じく南部で潜るんだとか!
毎日朝早いし本当に体力勝負、仕事はいえ大変だ...。


♪ 水没都市 - 人間椅子


2006年9月10日(日)

昨日、今日をつらつらと

「クラウンローチがシマドジョウを食べている」という妻からの衝撃的なメールで始まった昨日、土曜日。

仕事終わりでヨドバシカメラに寄り、新しいデジカメ「EXLIM EX-Z1000」と、専用の水中ハウジングを買った。

EX-Z1000とEWC-80

これも先日、不注意からカメラを落としてしまった代償。
カメラ一落としで6万円あまりは激痛だな...!

夜、アルピニストの野口健氏と海洋冒険家の白石康次郎氏が出ていた「ニッポン!チャ×3」を視聴。
よかった。

そして今日、日曜は朝5:15に起床して7時プレイボールの草野球へ。
好天。
先発で2イニング投げたが、球が走って好調、無失点に切り抜ける。
その後ついたサードの守備でも、ノーアウト1、2塁からサードゴロを捕ってベース踏んで1塁に投げてとゲッツーを完成、思わずガッツポーズ。
しかし奇跡はここまでで、打つ方ではファーストフライ、サードゴロ、キャッチャーファウルフライと惨憺たる結果に終わり、最後には、後続のピッチャーが調子が悪かったのでランナーを溜めた状態で再びマウンドに登ったんだが、最終回2アウトからサヨナラヒットを打たれてしまった。
でも、助っ人として来てもらった友人 ガンゾーくんはツーベースを打ったし、後輩のSはホームランを放ったし(制球難でピンチを招いたリリーフも彼だが)、楽しかった。

1試合終えて帰ってもまだ9:30、水槽の水換えを行った。

晩飯は妻と近くの「ビッグボーイ」へ。

明日は久しぶりのダイヴィングだ、このためにカメラを買った。


♪ I Woke Up This Morning - Ten Years After


2006年9月 7日(木)

お見舞い

昨日、会社の同僚とともに、入院中の前任プロデューサーのお見舞いに行ってきた。
入院先は京大病院の脳神経外科、なんとも恐ろしいことに頭蓋骨をパッカリと開けて腫瘍を取り出したという、ちょっとシャレにならないシリアスさだが、幸いなことにおできのような良性のもので、9時間半にも及んだ大手術は成功、昨日会ったらもう以前とほぼ変わりない軽口を叩くほど、順調に回復していた。
しかしいろいろと大変そうだ。

手術中は呼吸による体のわずかな振動も命取りになるため、全身麻酔中は自力での呼吸は止まっているだとか、術後しばらくは、頭蓋内に残る気泡のため、寝たり起きたりといった動作を行うと脳震盪状態になって吐き気を催すだとか、麻酔から覚醒した瞬間、周囲の人々がありえないぐらい喜ぶだとか、僕たちにとっては未知のさまざまな体験談を聞き、なるほどなあ、へーそうなのかと不謹慎ながら感心しきり。
まあそれもこれも快方に向かっているから成立する話であって、本当によかった。

最近改装したらしい京大病院はビックリするぐらいきれいで近代的。
玄関入ってすぐにドトールコーヒーがあり、他の飲食店や売店も充実、さらには郵便局の出張所や旅行代理店(ここは病院だぞ!?)まであり、まるで極小の街。
この前の「白い巨塔」の舞台になっていた病院みたい。
ただしこの目を瞠る美しさは玄関周りの一角どまりで、プロデューサー氏が寝起きしている病棟は「築何十年だ...?」と思わせるボロボロぶり。
このあたりはお気の毒であるのと同時に、エアコンすら設置されていなかった我が学び舎の雰囲気が少しだけ想起されたのだった。

久しぶりに母学の敷地内に足を踏み入れ、突然、強烈なノスタルジーに襲われたひと時であった。
やっぱり大学時代の4年間というものは人生において極めて特殊な時期だったんだなあ、と改めて実感された。
あのような期間は、あの期間に似たような期間は、もう二度と僕には訪れない。
あの期間を生きた僕の精神は、僕の記憶の中に永遠に生き続けることはできるのだろうか?

夜、Cカードを取る時にお世話になったダイヴィングショップに1年ぶりに顔を出した。
来週は2006年初のダイヴィングだ!

まったく関係のない話だが、このたびの「FIBA 世界選手権」のオフィシャルボールのデザインはジウジアーロだったんだな!
驚いた。


♪ I Wanna Be Your Dog - The Stooges


2006年9月 6日(水)

FIBA世界選手権決勝&世界の巨大恐竜博2006観賞関東方面小旅行記

3日(日)、11:45神戸発のスカイマークに妻と乗って羽田へ。
この日、さいたまスーパーアリーナで行われる「2006 FIBA バスケットボール世界選手権」の決勝(&7-8位決定戦)を観戦するのだ。
2週間前に札幌に1人飛び、グループゲームラウンドで今回のチームUSAを観ていたのでまだよかったが、何よりも楽しみにしていた、決勝戦を戦うアメリカ、が観られなくて残念といえばやはり残念。
特に今回は妻も同行するのだが、彼女はもともとスポーツに対して興味があまりない。
それでもNBAに関してだけは、いつも試合の映像を観たり雑誌を眺めつつ隣で騒いでいる僕の影響で、シャックコービアイヴァーソンレブロン、ウェイドはもちろん、カーターT-MacKGキッドにナッシュにノヴィツキー、果てはアマレやキリレンコやJ-Willぐらいまでなら覚えるようになったので、このたびの観戦に際しても、「レブロンとかメロとかウェイドが観れるんだよねー、コービは辞退したの? 残念」なんてコメントはしていただけに、NBAのトッププレイヤーたちから選抜されたUSAが決勝に出てこないのはちょっとかわいそうでもある。
スペインはパウ・ガソルがケガで欠場とのことだし、先に行われる7-8位決定戦にドイツが出場し、ダーク・ノヴィツキーが観れることがまだ妻にとっては救いか。

羽田空港のマーケットプレイスで昼から焼肉を喰い、15:30頃、さいたま新都心駅に到着した。
このアリーナに来るのは2003年のNBA JAPAN GAMESの時以来3年ぶりか。

さいたま新都心駅に降り立つ

駅からアリーナに向かって歩いていくと、ちょっとしたイヴェント広場で元全日本プレイヤー、岡山恭崇さんのトークショーが行われていた。
久々に生岡山さんを見たが(以前、マジック・ジョンソンズ・オールスターズの試合を取材しに行った時に会場で遭遇し、ここぞとばかりに名刺交換をしてもらったことがある)、やはりありえないぐらいに大きい。
約230cm。
ショーの最後には質問タイムもあったので、挙手して1つ質問もしてしまった。
最後は、岡山さん自ら聴衆に「横に並びたい人がいたらどうぞ。一緒に写真撮りましょう」と呼び掛けてくれ、155cmの我が妻もステージに上がったら、目線が彼のヘソぐらいだったそうだ。

ビックリ人間大賞のようになっていた岡山恭崇さん

さすがに国内最高峰のアリーナ、チケットが完売しているこの日も人手はすごい。
グループゲームラウンドとはまったく異なるスケールと空気にテンションも自然と上がる。
今日の2試合に出場する各国のコスチュームに身を包んだ応援団の姿も目立つ。

16:15、席に到着。
札幌の試合のチケットを譲ってくれた会社の先輩もこの会場に来ているということで電話連絡をとってみたところ、案外近くてお互いに立ち上がって所在確認をすることができた。

アリーナ内に潜入 緑色のコスチュームに身を包んで騒いでいるリトアニアの応援団

16:30、7-8位決定戦のドイツvsリトアニアが始まった。
ゲームは序盤からお互いのシュートがテンポよく決まり、スピーディーに展開。
ドイツはガードの10番のデモンド・グレーネと11番のパスカル・ロラーの動きのよさが目立ち、5番 アデモラ・オクラヤのパワープレイも有効のよう。
対するリトアニアはアルヴィダス・マシャウスカスがいいプレイを連発している。
準々決勝では確か絶不調だった彼だが、この日はすこぶる調子がいいみたいだ。
8番のジエドリウス・グスタスと15番のロベルタス・ヤヴトカスもいい。

最初こそドイツも軽快に点を重ねていたが、第1クォーターの途中からリトアニアが攻守ともに支配を強め始め、徐々に点差は広がる。
序盤から好調なマシャウスカスは本当に動きがよく、得点だけでなくスティールやパスなどでも八面六臂の活躍。
また、7番のダリュス・ラヴリノヴィッチとダリウス・ソンガイラも得点を着実に重ねている。
特にD.ラヴリノヴィッチの決定力はすさまじい。

ドイツは大黒柱のノヴィツキーのシュートタッチが定まらず、なかなか差を詰められない。
NBAプレイオフの激闘から休みなく今回のナショナルチームに参加し、疲労が溜まっているのかもしれないな…。

47-41とリトアニア6点リードで始まった後半。
ハーフタイムを経てリフレッシュしたのか、ドイツが一気の猛追。
第3クォーター途中には、外が不調なノヴィツキーの豪快なダンクでついに同点に追いついた。
そこからしばらくは一進一退の接戦が続いたが、地道なディフェンス等で確実にドイツを凌駕していたリトアニアがやはり少しずつ差を広げ始める。
ドイツは頼みのノヴィツキーのスリーが決まらず、また本当につまらないパスミスやターンオーヴァーを連発。
リトアニアは引き続きマシャウスカス、D.ラヴリノヴィッチ、ソンガイラ、そしてリナス・クレイザが高いパフォーマンスを発揮し、働くべき人が働いているカンジ。
特にD.ラヴリノヴィッチは本当に1試合通して素晴らしく、終わってみればFG 7/8決めて18得点。
対するドイツは全体のFG%が36.4%、ターンオーヴァーもリトアニアより8多い25と、これでは勝てまい。
結果は77-62で、リトアニアの勝利。

決勝戦までのインターヴァルが1時間ほどあるので、一旦アリーナを出て隣接するレストラン街へ。
さすがに客が各店に殺到しており、ちょっと並んだが無事に腹ごしらえを済ませて時間前に戻ることができた。
余談ながら、アリーナに戻る時に私服に着替えたドイツ代表の5番 オクラヤと11番のグレーネとすれ違った。
あまりに突然だったので呆然と振り返るのみ。

19:30、いよいよスペインvsギリシャの決勝が始まる。
さすがに場内は満員、盛り上がっている。
左足の甲を骨折してしまったスペインのエース、ガソル兄は上だけユニフォームを着ているが、ジーンズを履いてベンチに。

いよいよ決勝、ギリシャvsスペインのティップオフ

さすがの世界選手権ファイナル、NBAのプレイオフもかくや、というすさまじいディフェンス!
10人のプレイヤーのものすごい集中力がスタンドS席まで伝わってくる!
なんと試合開始から2分近く両チーム無得点、最初のポイントはスペインの9番 フェリペ・レジェスのダンクというドラマチックな滑り出しだった。
その直後、今度はギリシャの9番 アントニオス・フォツィスが入れ返してすぐさま同点に。

開始当初はお互いにタイトなディフェンスが奏功していたが、先にギリシャがリズムを乱す。
エースが欠けたことによって危惧されていたスペインの方が、オフェンス、ディフェンスともに面白いぐらいに機能している。
特にオフェンスでは7番のファン・カルロス・ナヴァーロと8番のホセ・マヌエル・カルデロンのガード陣が縦横無尽にかき回し、内外ともに高い確率で決めている。
ギリシャは大型PGのテオドロス・パパルーカスが不発、他のプレイヤーたちにも、準決勝でアメリカを破った時の姿はまったく見られない。
ちなみにプロレスラーのようなその体躯と、ギリシャ人にしては珍しい黒人という風貌で一躍人気者となったセンターのソフォクリス・スコーツァニティスが出てきた時は場内から大きな歓声が沸き、結構な人気者であった。

第2クォーターに入ってもスペインの勢いはまったく衰えず、中でもすごかったのはセンターかと思ったらフォワードだった15番のホルヘ・ガルバホサ。
あのサイズでスリーをポンポン決める。
特にこのクォーターでは確か3連発もあり、いっそうチームを勢いづかせた感がある。
ギリシャのパパルーカスもようやくスリーを1本決め、またスティールからダンクを決めてチームを鼓舞するが、差は縮まらない。
とりわけアウトサイドが不調だった、ギリシャは。

スペインはエース不在で逆に燃えたのだろうか、皆闘志を前面に出し、いいプレイを連発している。
間違いなく世界トップレヴェルのガードであるという事実を証明したナヴァーロ、そして試合最初の得点となるダンクをブチかましたレジェスもいい働きをしている。
前半終了時点で43-23と、ダブルスコアに近い数字でスペインがリード。

こうなると第3クォーターで少なくとも1桁点差にはしておかなければギリシャは苦しい。
幸い、というか、スペインのショットが後半に入ってちょっと精度を落とし始め、スコアが停滞気味になるが、水モノのオフェンスと違ってスランプのないディフェンスは相変わらずきつく堅く、なかなか中に入ることはできない。
イージーなショットもいくつかあったんだけど、焦っているのかそれも落としてしまうギリシャであった。
そしてここぞというところで効率的にスリーを決めて突き放すスペインのガルバホサ!
まさにIn The Zone。
ナヴァーロも素晴らしい活躍を継続している。
ちなみに人気者のギリシャのスコーツァニティスは出てくるたびにファウルをしてすぐにベンチに引っ込んでしまっていた。

点差の詰まらぬまま試合は第4クォーターへ。
通常このぐらいの点差がこの時間帯であれば、リードしている方は若干流し気味にもなるものだが、そこはチャンピオンシップの決勝なのでそんなこともまったくなく、勝利に向かって邁進する手負いの獣、スペインの勢いは留まるところを知らない。
特に再三名前を挙げているが、ナヴァーロとガルバホサは実にすごい。
もうその一言。
すでに勝機をほぼ失ったギリシャは中も外も、そしてフリースローも入らない。
これが本当にUSAを破ったチームか? と瞠目するほどの体たらく…。

歓喜に沸き立つスペインチーム 向こうには弟 マルクと抱き合うパウ・ガソルの姿も見える

試合は70-47という大差でタイムアップ、スペインの優勝が決まった。
決勝らしからぬ思わぬワンサイドゲームに、試合そのものを楽しむ妙味は薄れてしまったが、この瞬間に訪れる興奮を現場で共有できるという幸福はしかと享受した。
無念の欠場を強いられたものの大会MVPを獲得したパウ・ガソルもうれしそうだ。
ふと「NBAの開幕に間に合うんだろうか?」と心配してしまったが…。

MVPのトロフィーを受け取るP.ガソル 派手な銀打ちが飛び出して、閉会式は終わった

宿泊予定の東京プリンスホテル パークタワーに23時頃、到着。
昨年オープンしたこのホテル、さすがにきれいだ。
対応も不満なし。


翌4日(月)午前、チェックアウトを済ませてホテルの玄関に出てみると、1台の観光バスが従業員に見送られて出ていくところだった。
訊くと、FIBAの外国人役員たちが宿泊していたそう。

ホテルを出てまず向かったのは六本木ヒルズ。
僕の担当している番組でも取材したが、“歌うアイスクリーム屋”として有名な「ストーン・コールド・クリーマリー」に行ってみるのだ。
11:30頃着いたが、夏休みも終わった平日のこの時間だというのに、すでに客が並んでいて驚いた。
さすが。

六本木ヒルズの外れにある「コールド・ストーン・クリーマリー」

ワッフルボウルに入ったアイスクリームを堪能した後、今度は千葉 幕張を目指す。
今回の関東地方1泊小旅行で定められた2つの主たる目的のうちの残り1つ、幕張メッセで開催中の「世界の巨大恐竜博2006」に行くのである。

13時、会場の幕張メッセに到着。
外は結構閑散としていたが、中に入ってみるとそれなりに詰め掛けているようだ。
いやあ、興奮してきたぞ、今日も。

「世界の巨大恐竜博2006」にやってきた

幕張メッセの1つのホールだけが会場となっているようだったので、お、ひょっとしたらあんまり大きくないのかな? と少しだけ頭をよぎったけど、実際にはそんなことなく、とても大規模な展示博だった!
初公開、このイヴェントの最大の目玉である全長33mのスーパーサウルスを始め、カマラサウルス、マメンチサウルスなどの巨大竜脚類に、ティラノサウルス、アロサウルス、トリケラトプスなどの定番恐竜たち、それに子供に人気のケラトサウルスや見た目がユニークな鎧竜 ゴビサウルス、羽毛恐竜のシノサウロプテリクスなど、非常にヴァラエティに富んだ標本が、かつて行われたどの恐竜博もブッ飛ばすであろう多くの数、展示されていて、これなら特に恐竜や化石好きならずとも満足するだろう、というクオリティー。
ニッチなところで、南米で発見された数種の独特な恐竜の化石標本や、連動するNHKの番組、「恐竜vsほ乳類」にも登場したレペノマムス、アデロバシレウスなど、マニアも喜ばせる展示も多数。

これが初公開、なんと33mのスーパーサウルス 全長5mのこのカマラサウルスは亜成体 22mのマメンチサウルスも充分に巨大だ

ティラノサウルスvsトリケラトプス ケラトサウルスの模型 鎧竜 ゴビサウルスはこんなユニークな姿をしていたという

恐竜王国、中国で発見された羽毛恐竜 シノサウロプテリクス 小型恐竜を捕食していたと考えられている大型哺乳類 レペノマムス 太古に生きた元始の哺乳類 アデロバシレウス

とにかく恐竜だけでなく、哺乳類や獣弓類、植物に魚類に鳥類に昆虫まで、本当に多岐に渡る標本が多種並ぶド迫力!
そして何よりも感動だったのは、複製は最小限で、実物の化石標本が多かったこと。
スーパーサウルスはさすがに複製だったが、マメンチサウルス、ルーフェンゴサウルス、クーミンゴサウルスにカマラサウルスなど、巨大恐竜たちの完全体に近い全身骨格の本物を前にすると、もはや言葉はない。

とにかく広大な会場に数多くの標本が展示されていて、本当に充実していた

去年の恐竜博にスーが初めて来た時も感動はしたけれど、今回はちょっと比じゃないな。

さらに、1日100組限定、抽選で当たればスタッフが撮ってくれる、“スーパーサウルスと記念写真”では見事当選して大喜び!
ちゃんとその写真を無料でくれるのだ。

広い会場内を歩き回って結構疲れた。

海浜幕張駅から高速バスに乗って羽田空港へ。
前日と同じくマーケットプレイス内で晩飯を喰い、横浜市内の友人宅でもう1泊する妻とここで別れて、1人スカイマークに乗って神戸空港へ帰ってきた。

22:30自宅着。
5月に購入して以来初めて人がいなかった1泊2日を経験したヘルマンリクガメのケージ内も思っていたより荒れていることもなく、魚も総員異常なし。


♪ 月さえも眠る夜 - The Boom


2006年9月 4日(月)

クロコダイルハンター、死す

今しがた“さいたま→東京→千葉 バスケ&恐竜博観賞ツアー”より帰宅、本来なら先にそちらの紀行録を記すつもりだったのだが、Yahoo! JAPANのトップページのニュース項目に「クロコダイル・ハンター事故死」という文字を発見、驚愕。
「アニマルプラネット」で放送しており日本でも観ることのできた「クロコダイルハンター」の主人公、スティーヴ・アーウィン氏が、撮影中に海中でエイに刺されて死亡したとのこと。

数年前、スカパーに加入した直後、同番組で徒手空拳で巨大なワニと格闘し、なおかつ朗らかな表情を浮かべている彼を観た時、「何で死なないんだ、この人は!」と声を上げて驚いた記憶があるが、ついに死んだか。
まあ今までも100回ぐらい死んでもおかしくないようなことしていただろうが、よりによって代名詞のワニでなくエイにやられたってのも皮肉な気がしないでもない…。
彼の決死の動物遊戯を表で裏で支えていた、共演者でもあった奥様も非常に気の毒だ。
などと勝手に思う。

とにかくまた1人、貴重な冒険野郎を失ってしまったことだけは、間違いがない。


♪ Deadtime Stories - Demolition 23.


2006年9月 3日(日)

いざ、さいたまへ

金曜夕方、さいたまスーパーアリーナで「FIBA バスケットボール世界選手権」の準決勝を観戦中の仕事仲間から携帯電話に届いた1通のメールには、「アメリカ負けた」とだけ書いてあった。

よもやまさかの事態にテンションが下降気味なのは否めないが、ともかく本日、さいたまに向かい決勝戦(と7-8位決定戦)を観戦してくる。
札幌で一度今回のチームUSAを観ることはできたし、そもそもレヴェルの高いバスケットボールの試合が観られれば満足はする僕はまだいいが、同行の妻はちょっとかわいそうかも。
もともとスポーツに興味はなく、隣で騒いでいる僕の影響でNBAのことだけはある程度分かり、今回も「レブロンとかメロとかウェイドとか観れるの」と多少喜んでいただけに…。
妻もよく知っているプレイヤーの1人、ノヴィツキーが観れるだけちょっとましか。


♪ Walking By Myself - Gary Moore