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2014年6月 1日(日)

ようやく観ました

今朝は町内の"クリーン大作戦"に参加。
草むしりやドブさらいなどで汗を流した。
本当はこういう人に決められた時分以外も、マメに手入れや掃除をするべきなんだけど、なかなか...。
でも溜め込むと後が辛くなるし、できるだけ頑張ろう。

午後、109シネマズHAT神戸に映画「アナと雪の女王」を観に行った。
なんだかこれだけロングヒットが続いていると、人として観とかないといけないようなおかしな気になってくる。
そして未だにシアター内のシートは完売、すごい。
ストーリーは、これまでのディズニー&ピクサーアニメ作品群と比べても分かり易くシンプルで、また上映時間も比較的コンパクト。
こっからもう一展開かな、と思ったところで素直にエンディングを迎えた。
そして話には聞いていた神田沙也加の歌唱が抜群。
松たか子ももちろん悪くないが、サラブレッド同士の対決は神田側に軍配が上がった。
何度も聴いていた「Let It Go」の歌詞の意味が、映画のシチュエーションを観て遅ればせながら初めて理解できたよ。

帰宅後、まだ明るいのでもう一踏ん張り、屋根に上がって太陽光パネルとトップライトを水洗いした後、トップライトにすだれを被せた。
これだけ暑いと、来週まで待っていては諸々手遅れになりそうだったので。


♪ It's Tricky - RUN DMC


2014年2月 2日(日)

和歌山小旅行など

1日から2日にかけ、和歌山へ小旅行に行ってきた。
目的は、エントリーしていた「紀州口熊野マラソン」(ハーフマラソン)に出場することだったんだが、今朝の雨に出走を断念、ほんのちょっとした観光に切り替えたのであった。


2014年2月1日(土)

昼前に家を出て、阪神高速湾岸線、阪和道経由で紀の国へ。
途中、泉大津PAで昼食を摂る。
宿泊は「紀州南部ロイヤルホテル」。
さすが和歌山、辺りに広がる梅畑には、もう白い花が咲いている木も多い。

もう梅の花が咲いていたミツバチは仕事をする

チェックイン後、ゆっくり温泉に浸かり、夕飯はホテル内の「みなべ亭」というお食事処で、旬の魚の造りや名物のウツボ、牛タン梅コロッケに、さんまの棒寿司、鯛釜飯などを食した。

ウツボの揚煮

食後は、ロビーラウンジで行われていた地元の若手ギタリストによるライヴを聴き、それからもう1度風呂に入って就寝。

地元若手ギタリストのライブ


2014年2月2日(日)

6時起床。
まだ真っ暗な外を見ると、やはり天気予報通りに雨が本降りだ。
確かに走るために和歌山くんだりまでやってきたわけだが、雨に打たれて体調を崩すリスクと天秤に掛けると、私としてはここは撤退するより他ない。
DNS。
気持ちを切り替えて、せっかくの小旅行を楽しんで帰ることにしよう。
...と思ってゆっくり朝風呂に入り、チェックアウトをして出掛けたら、レーススタート時刻にはもうほとんど雨は上がっているではないか...。
ガクッ。

道中、「道の駅 ふるさとセンター大塔」という味のある店で買い物をしてから、熊野古道・中辺路の入口に位置する「熊野古道館」へと行ってみる。

熊野古道館の中

熊野三山に来たことがないわけではないが、ちゃんと回ったことはないので、今度時間を掛けてぜひ堪能してみたいと思う。
宿を巡りながら、古道を歩き通す、なんてのも実に面白そうだ。
熊野古道館の目の前に位置する滝尻王子を少しだけ見学して、後にする。

この鳥居の向こうが世界遺産ここから中辺路が始まる

続いて向かった先は、日高川町にある「道の駅 SanPin中津」。
日高川町はジビエを売りとして押し出している町で、ここではなぜかホロホロ鳥が食べられるという。
ホロホロ鳥、という時点で野生でなく家畜なので、これをジビエと呼ぶことはできないはずなのだが...まあいいか。
途中、巨大な吊り橋が川に架かった向こうに、「日本一のヤッホーポイント」という看板が掲げられた何やら楽しそうなところがあったりした。
不思議なものをお作りになったものだ。

この椿山レイクブリッジの向こうに日本一のヤッホーポイントがある

中津の道の駅では、ホロホロ鳥の丼に、猪肉の串焼きを食べた。
イタリア料理店で調理されたホロホロ鳥を食べたことはあるが、このように親子丼風にアレンジされたものはもちろん初めて。
まったく違和感はない。
こちらは正真正銘のジビエ、地元で獲れた鹿の肉も買って帰った。

親子丼の鶏肉の代わりにホロホロ鳥が猪肉の串焼き日高川町産の鹿肉

川辺インターから高速に乗り、いざ西宮を目指す。
この後、17時開演の白石加代子さんの「百物語」を兵庫県立芸術文化センターで観ることになっており、なかなかに忙しい。
2時間ちょっとのドライヴを経て、無事に劇場に到着、前から2列目の良席で白石さんの迫力を堪能する。
第三十一夜の演目は、林芙美子作「晩菊」と、北條秀司作「狐狸狐狸ばなし」。
前者は戦後間もない頃の気怠さのような気配が濃厚に塗り込められた純文学で、文字面にするととっつきにくい作品のはずだが、そこは並外れた演技力で以て、しっかりと聴衆を世界に引き込んでくれる。
そして後者はもう朗読劇というよりも、変わり身も忙しない一人芝居、と称するほうがまさしくピンとくる。
こちらは女優・白石加代子のコミカルな一面が存分に発揮され、五役をこなすそのパワーにも圧倒された。
いよいよ次の第三十二夜はファイナル。
7月の舞台が楽しみだ。

白石加代子の「百物語」


♪ The bluest blues - Ten Years After


2013年9月21日(土)

第63回定期演奏会

兵庫県立芸術文化センターで、第63回定期演奏会を聴いてきた。
演目は、ワーグナーの「タンホイザー」序曲、ピアソラのバンドネオン協奏曲、そしてブラームスの交響曲 第4番。
開演前のプレトークで佐渡裕芸術監督が仰っていたが、オープンより8年、昨日の公演で、来場客が400万人を超えたとのこと。
これはかなりのハイペースだそうだ。
思えば私もこけら落としの第9に始まり、何度聴きにいったものか。
今日ももちろん満席であった。
そもそもは、バンドネオン協奏曲ってどんなんじゃろか、と興味を抱いてこの公演のチケットを買ったわけだが、ワーグナーとブラームスの方が正直よかった。
前者はオペラの序曲、後者はシンフォニーということで性格は違うが、弦楽と管楽のアンサンブルを堪能するという、オーケストラ本来の魅力が強く表れていたと思う、ともに。
ワーグナーの序曲には目を覚まされたし、ブラームスの4番の第3楽章はガツンとかっこよかった。
コンチェルトの方は本物のバンドネオンの代わりにアコーディオンが充てられていたんだが、そのアコーディオンを弾く御喜美江氏が実に超絶技巧。
プロなんだから当たり前といえば当たり前だろうが、小柄なヴェテランの女性奏者とは思えない迫力だった。
兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)は、今公演が年度始まりということで、新メンバーが11人ほどデビューしていたようだが、そのせいかまあ若干不安定だったかも。
コンチェルトの時のギロというパーカッションのズレは特に目立ったような...。
それにしてもいつも思うことだけど、演奏は超一流ではないかもしれないが、佐渡裕氏の指揮を4000円で観られるなんて、本当にリーズナブルな幸せだ。


♪ See You in Hell, Blind Boy - Ry Cooder


2013年6月 3日(月)

島根一泊旅

加入しているクレジットカードのサーヴィスとして、星野リゾートに優待料金で泊まれる、という特典が新しくできたので、せっかくだしどこかに行ってみようか、というのがそもそもの始まりだったのだが、ちょうど"平成の大遷宮"にかかっている出雲大社参拝を組み入れて、この度玉造温泉の「界 出雲」へと一泊してきた。


6月1日(土)

8時過ぎに自宅を出発し、中国道、米子道、山陰道を経由して、いざ島根県へ。

蒜山高原SAで休憩

休憩込みで4時間弱、正午頃に松江市内の宍道湖畔にある「ふじな亭」という店に入り、昼食を摂る。
私はその名も「遷宮御膳」というゴージャスなやつを頼んでしまい、昼から詰め込んでしまった。

宍道湖を望むその名も遷宮御膳

チェックインまではまだ間があるので、松江東部、中海の大根島に位置する「由志園」という庭園へ行ってみる。
ちょうど"花菖蒲まつり"が行われているのに加え、ここには"牡丹の館"なるものがあって、そこには年中満開の牡丹が展示されており、目を楽しませてくれる。

池には菖蒲牡丹の館内部

ヤマボウシもシンボルの一つなのか、とても多い。

大きなヤマボウシの木

もちろん日本庭園だが、なんとなくイングリッシュガーデンを思わせるような、微妙な和洋折衷人工感をやや覚えた。
また、この由志園は"高麗人参の里"でもあるようだ。

庭八岐大蛇をイメージしたという「竜渓滝」

玉造温泉へと入り、15時半頃、宿泊する「界 出雲」にチェックイン。
周りには大型旅館も多いが、2階建てで造りは小ぢんまりとした、隠れ宿のような雰囲気の旅館。
中庭をグルリと囲むように建っていて、完全に回遊できる。

「界 出雲」のファサード落ち着いたロビー

全室に露天風呂が付いているという客室も、充分広くて落ち着ける。
また、各所にコーヒーメーカーやアイスキャンディーバーなどが備え付けてあって、それらを無料で頂けるのに加えて、大浴場には日本酒が冷やされていて、なんとそれもフリードリンクと、細かなサーヴィスも尽くされていた。

部屋付き露天風呂コーヒーメーカーが備わったライブラリスペース

生憎外は小雨が降ってきたが、温泉街を一回り散策。
記紀神話をモチーフにした像がそこかしこに建っていたり、"玉造"の名とも深い関わりを持つ勾玉がはめ込まれた橋があったり。

八岐大蛇退治をモチーフにした像「まがたま橋」島の形も勾玉

小1時間ほどブラブラして宿に戻り、茶室で振る舞ってくれる抹茶サーヴィスを頂きに上がる。
8人ほどで神妙に座って待っている間、ともすると緊張してしまいそうだが、そこはお茶の先生が軽いトークで和ませてくれる。
菓子も茶も美味かった。

先生が茶を点ててくれる頂いた抹茶

満を持して、風呂へ。
加水してあるという湯は、これぞ温泉、という強いクセはほとんど感じられないが、出雲大社の社殿を象った湯の注ぎ口が湯船の真ん中に座す内湯、そして広々とした露天岩風呂ともに、適温で非常に寛げる。
居合わせる客もほとんどおらず、のんびりできた。

湯船の向こうには無料の冷酒サーヴィス、外には露天風呂

今回の宿泊プランは1泊朝食付にして、夕飯は付けていなかったため、温泉街へ夕食を摂りに出る。
「キッチン 花音」という店で、私は海鮮丼セットを食べた。
昼もたくさん食べたし、量的にはこれぐらいで充分、味も満足だ。

必要充分な海鮮丼セット

宿に戻って、少し時間を潰してから、21時よりロビーで行われる雅楽の演奏を聴きに赴く。
龍笛、篳篥、笙、筝の4人編成で、龍笛を吹く最も年配のおじさんがMCも兼ねる。
間近で聴くと各々、ヴォリュームというか音圧がものすごい。
笙のハーモニーたるや、解説の時に仰っていたが、まさに"東洋のパイプオルガン"という異名がふさわしい。
管の音出しやリズムも難しそうだ。
40分ほどのパフォーマンスの後には、楽譜や楽器も近くで見せてもらって、楽しい経験であった。

4人編成の雅楽を堪能する

部屋付きの露天風呂に入ってみてから、就寝。


6月2日(日)

7時半に起き、大浴場で朝風呂を浴びて、8時半から朝食。
巨大なアジの開きや湯豆腐を始め、まさに豪華過ぎる朝飯。
でもすべて平らげることができたのは、やはり美味さの為せる業か。

豪華過ぎる朝食

9時半過ぎ、チェックアウトして、出雲大社へと西へ向かう。
途中、やや渋滞しているところもあり、約1時間掛かって到着した。
事前より目をつけていた「古代出雲歴史博物館」の駐車場に車を停めることができたが、私が入った少し後には「満車です」という警備スタッフの声が聞こえていたから、やはり混んでいるのだろう。

出雲大社へ

境内に足を踏み入れ、途中、特設ステージで催されている奉納神楽を少し観る。
神西神代神楽保存会による「山ノ神」という演目だった。

奉納されていた出雲神楽

そして拝殿へ。
これがあの巨大な注連縄か...、近くで見ると思っていたより小さいかも? などと思いつつ、参拝。

拝殿の注連縄 大きさはこんなもんなんかな...?

出雲大社は他の一般的な神社の二礼二拍手一礼と異なり、二礼四拍手一礼なんだな。
続いて先月に一大イヴェント「本殿遷座祭」を終えたばかりの本殿、そしてその裏にある素鵞社と回る。
本殿は正面よりも、横や後方から見た方が迫力があるな。
屋根の千木と勝男木が空を切り裂くようでとてもかっこいい。

本殿前側方から見た本殿 立体造形が美しい千木が印象的だ

ん、本殿の西側には神楽殿があるのか、そちらも見ていこう、と足を向けてみたのだが、よくよく説明を読んでみると、こちらに"日本最大級の大注連縄"があると書いてあるじゃないか!
危ない、もうちょっとで勘違いを抱えて帰るところだった。
なるほど、確かに神楽殿の注連縄はデカい。
これだこれだ。
中では結婚式が執り行われていた。

いやあこれが本当の巨大注連縄だ

境内の一角では抹茶と菓子が振る舞われていて、そちらにもブラリと足を向ける。
案内をされてみると、そこには昨日旅館の茶室で茶を点ててくれた先生その人が!
なかなかの偶然であった。

そろそろ12時半、出雲そばを喰いに行こうではないか。
案の定、周辺の店はどこも行列ができているが、中でも少し歩いて"四ツ角"にある「かねや」という蕎麦店へ。
15分ほど並んで、席に着くことができた。

これでも短い方の行列

私は「三色割子そば 三段」をオーダー。
1段は普通の薬味、1段はとろろ、1段は生卵が載っている。
実に美味かった。

三色割子そば

食後、近くの「とみや」という店で、"ひやどら"と名付けられた冷たいどら焼きを頬張る。
これも美味い。

さすがに趣きのある風景が続く

プラプラ歩いて戻って、古代出雲歴史博物館へ入り、展示を鑑賞する。
まず常設展示で、目を惹くのはやはり古代の巨大神殿復元模型。
高さ48m、スロープ状の長い階段が続く威容は何物をも圧倒する。
ロビー中央には出土した"宇豆柱"も飾られていて、興奮を加速させる。

存在が圧倒的な古代神殿復元模型出土した宇豆柱

他、尋常ならざる数の銅剣や銅鐸が飾られていた様も凄まじかった。

大量の銅剣や銅鐸

特別展として催されていたのは、その名も「出雲大社展」。
ここでも、巨大神殿にまつわる資料が印象に残った。

古代の平面原図

15時過ぎ、博物館を後にして、帰途に就く。
途中、食事休憩も挟んで約4時間半の行程を無事に進み、20時前に自宅に帰着した。

帰りも蒜山高原SAで一杯


♪ 賽の河原 - 人間椅子


2013年5月 5日(日)

岐阜一泊小旅行

昨日今日と、妻、義父母と4人で岐阜の長良川温泉に泊まる小旅行に行ってきた。


5月4日(土祝)

10時新大阪発ののぞみで名古屋まで移動し、車で迎えに来てくれていた妻、義父母と合流して、名古屋高速と国道22号で岐阜へと向かう。
やっぱり道は混んでいる。
途中、岐南町にある「なまずや」という川魚料理の店で昼飯。
生憎なまずの蒲焼きは切れていたが、うなぎの蒲焼きと鯉の洗い等がついた定食は美味だった。

「なまずや」のうなぎ定食

14時頃には宿泊する長良川温泉の「十八楼」に到着。
この辺りは15年前、私が駆け出しのディレクターだった頃に仕事で訪れたことがあり、とても懐かしい。
あれは雨中の鵜飼のロケだったが、その時の記憶がまざまざと甦るのであった。

私的にとても懐かしい風景

宿の駐車場に車を停めて、岐阜城目指して金華山ロープウェイ乗り場へ。
岐阜公園内を歩いている途中、織田信長の扮装に身を包んだ御仁に遭遇、観光案内人だろう。

御屋形様と記念写真

さすがにゴールデンウィーク真っ只中、ロープウェイに乗るために40分ほど並んだ。
無論山頂にも人は溢れていたが、岐阜城(天守閣からの眺望は気持ちよかった)、そして資料館を見て回り、再び30分以上人の列に並んで、ロープウェイで下山。

ワイルドな石垣を持つ岐阜城天守閣から北東方向を望む下りロープウェイを待つ人たちと戯れるリロちゃん

この時点で16時過ぎ。

十八楼にチェックインし、部屋へ。
最上階の7階からは、長良川、停泊している屋形船、そして対岸にある長良川球場や競技場もよく見える。

部屋からの眺め

17時から、宿泊者対象で宿の近隣を少し歩いて解説をしてくれる無料ミニツアーがあるというので、4人揃ってそれに参加。
行ってみると、なんとガイドは昼間に岐阜公園で遭遇した織田信長公であった。
これは幸運に恵まれた。

再び信長公に出遭えた

宿が位置する川原町という通りを中心に歩きながら、様々な説明をしていただき、大変面白かった。
この川原町は電線が地中埋設されていて、なるほど景観がスッキリしている。

川原町には電柱がない景観重要建造物、と書いてあるプレート

定員は20名ということだったが、おそらく30人以上は参加していただろう、信長公も「やり甲斐があるわ」と呟きながら力が入っていたようで、予定所要時間30分のところ、40分以上もガイドしてくれていた。

旅館に戻り、夕食の前に一風呂浴びる。
展望風呂の眺めはよく、蔵の湯も趣があった。

19時前から部屋で会席料理の夕飯。
稚鮎の甘露煮や鱒の巻き寿司、焼きタケノコといった川の幸に加え、アワビや伊勢海老、造りなどの海の幸に、飛騨牛の味しゃぶ、さらには鮎雑炊等もあって、こういった旅館の夕飯の常のように、腹はち切れんばかりになって完食。

飛騨牛伊勢海老とタケノコ鮎雑炊

美味かった。

20時からロビーで"エアー"という男女ヴォーカルデュオによるコンサートが開かれており、食後それを聴きに行く。
落ち着いた大人のジャズ、といった風で、しみじみと聴き入ってしまう類の音楽を堪能した。

エアーのライヴ

その後、20時45分からは場所を変えて大広間で餅つき大会。
イヴェント目白押しで楽しいなあ。
子供の参加者がつき終わった後、今度は大人の希望者が壇上に上がってつくのだが、そのトップバッターを張りきって務めさせていただいた。
思えば餅をつくなど初めての経験ではないだろうか。

餅つき体験

つきたての餅をあんこときなこで頂いたが、言うまでもなくますます腹は膨らんだ。

寝る前にもう1回風呂入る。


5月5日(日祝)

早く目が覚めてしまい、6時半頃から朝風呂へ。
昨夜と男女入れ替わっており、こちらの方も好天下の露天風呂を始め、心地よかった。

7時半過ぎ頃からのんびりと朝ごはん。
朝食はブッフェ形式だったが、ヴァリエーションがとても豊富で、味もさることながら楽しい。
ついついたくさん食べてしまうな。

朝食の一部

のんびり過ごす義父母とは別行動をとり、私と妻は10時から始まる、指定各旅館宿泊者限定の無料観光ツアーに参加してきた。
また信長公がガイドだったら面白過ぎるがな、と思っていたのだが、さすがにそこまで奇跡は重ならず、元学校の教師をしていたというおばちゃんの案内人であった。
でもツアー開始直後に、岐阜公園の中でやっぱり信長公には出遭ったけど!

「若き日の信長像」前よりツアーは始まる

ツアーは岐阜公園からスタートし、信長居館跡、岐阜大仏、川原町等を巡り、その途中の道々で、"武者隠し"の紹介や「名和昆虫博物館」の解説等が挟み込まれる。
日本三大大仏といえば、奈良、鎌倉、そして三番目は高岡だとすっかり私は思い込んでいたが、どうやらこの岐阜だという説もあるようで、ガイドのおばちゃんはもうそれに盲従していた。
なるほど、この岐阜大仏は顔がうつむいていて、確かに参拝者と目が合うみたいだね。

下方を向いている岐阜大仏

ただ歩くのでも、説明を聞くのと聞かないのとでは大違い、有意義な散策となった。
11時20分頃、ちょうど十八楼にて散会。

今回泊まった十八楼という宿は、この辺りでもおそらく最大級の観光ホテルだが、従業員も皆教育が行き届いていて、サーヴィスも不足なく、この最も客が多いであろう繁忙期にも充分に満足を得られる旅館だった。

十八楼のロビーで一休み

義父母と合流し、4人で町をブラつく。
さっき私たちが見てきた大仏に2人を案内してから、先ほどは外から眺めるだけだった名和昆虫博物館に今度は入場、見学する。
壁一面の青が鮮やかなモルフォの膨大な標本を始め、男子なら心躍る世界の甲虫類等も種類豊富で、素晴らしいコレクションだ。
もちろん、この名和昆虫博物館の創設者である名和靖氏が命名したギフチョウのコーナーも充実している。
また、館内で使われている太い木の柱は、かつて唐招提寺で使用されていたもので、シロアリ被害に遭っていたそれが交換された時に譲り受けて持ってきたらしい。

壁一面のモルフォチョウはド迫力だかつて唐招提寺で使われていたという柱生きたギフチョウも展示されていた

名和氏は元々害虫研究に尽力していたということで、そんな繋がりが窺い知れる。

13時半頃、「川原町泉屋」という鮎料理の店で昼食。
定番料理はもちろん、ニョッキやピザ等に至るまで悉く鮎が使われており、どれも美味い。
鮒寿司そっくりの鮎の熟れ寿司なる珍味もあり、単品でそれも注文して食す。
また私の頼んだ鮎ラーメンは、薄味、細麺のラーメンの上に炭火で焼いた開きの鮎が載っている一品で、だしにも鮎の味が効いている。

珍しい鮎の熟れ寿司鮎ラーメン

満足。

食後、岐阜駅に移動して、私のみそこで3人に別れを告げ、JRで名古屋へ。
妻はもう一泊名古屋の実家でしてくるので、新幹線で独り関西へと戻るのであった。
ちなみに名古屋から東京方面へと向かう新幹線はほぼ満席だったが、大阪方面へ下る分は充分余裕あり。
日本最大の都市と第2位のそれとの差は大きいな、と実感。
17時過ぎには西宮の自宅に帰着した。


♪ Shock Um Down - Warrior Soul


2013年2月10日(日)

5000円ラン

今朝はリヴィングからモズが見えた。

獲物を探しているらしいモズ

それほど珍しい鳥ではないと思うが、家からこのようにジックリ観られる機会はそうそうない。
辺りをジッと見渡していて、明らかに獲物を探している風だった。

さらに夕方には、なんとコゲラが木をコンコンつついているのを同じくリヴィングから発見!

思いっきり首を反らせて木をつつくコゲラ

これもキツツキの中では割とポピュラーな種のはずだが、それでも家から見えた時には軽い興奮状態になってしまった。
2羽おったな。

10時半過ぎぐらいから久々にロードのロングランに出た。
初めてとなる30km走にチャレンジ。
15~16km辺りまでは1km6分を超えない平均ペースを守ることができたが、そこから徐々に落ち始めた。
少しマシになっていた左膝がそれぐらいから気になり始め、さらに20kmを超えると両足の裏が痛いの疲れたの。
1月6日に28kmを走った時よりも明らかに調子は悪かったな。
ここにきて不安が拭えぬ。
30.76kmで、3時間13分25秒。

しかし何といっても一番のアクシデントは、13.6km地点の芦屋浜でコンタクトレンズを落としてしまったことだ!
どうにも見つからなくて諦めた瞬間、このままタクシー乗って家帰ったろかしらん、という思いが頭を掠めたが、何とか気を取り直して片目コンタクトで走り続けたのであった。
よーあっこから17kmも走ったなー。

家に帰ってCSのスペースシャワーTVプラスを観ていたら、「We Are The World」のヴィデオクリップが流れてきた。
久々に観入ったが、レジェンドクラスのアーティストたちが順に節を回していく様に、30年近くの時を超越して涙がこぼれる。
間違いなく20世紀を代表する名曲の1つだ。
そら北朝鮮も使いたくなるわ。


♪ We Are The World - USA for Africa


2013年2月 4日(月)

インフルエンザショック

今日、妻が朝から熱っぽかったということで病院に行ったら、インフルエンザだと判明した。
因みに妻も私も予防接種は受けている。
予防接種済みであっても罹らないというわけではなく、たとえウィルスに侵されたとしても症状を極力抑える、というシステムらしい。
だから妻ももしワクチンを接種していなければ、今頃さらなる高熱に苛まれていることだろう。
そういえば私も、前の週末どうにも体がだるかったのはひょっとしたらインフルエンザに罹患していたのかも。
朝起きるのがいつも以上に辛かったし、昨日のLSD失敗も、実はなぜあんなにしんどかったのか、イマイチ腑に落ちていなかった。
あれは、ワクチンによって威力が弱められたインフルエンザのせいだったのか、と思うと納得度合いが高まる。
職場でも罹患者が増えているし、私が先にウィルスキャリアとなり、家で妻にうつした、という可能性も大いにあるなあ。

車に乗っていたら、FMからKE$HAのニューアルバムに収録されている"Dirty Love"という曲が流れてきて、「なんだかえらくパンキッシュだな」と思っていたところ、なんとfeat. Iggy Popだとか。
オートチューン使いまくりのディスコソングやダンサブルなポップチューンのイメージばっかりだったが、こんな音楽性も持っているのか。
アルバム買ってみようかな?


♪ I Wanna Be Your Dog - Iggy Pop


2012年10月28日(日)

身近なオペラ

今日は町内の集会所で、ご近所のIさんのところで開かれている陶芸教室の作品展があったので、行ってみた。
オーソドックスな器もあるが、既成概念に囚われない、いい意味で玄人っぽくない作品も多くあり、非常に親しみやすい展示会だった。

上部に見える時計も陶芸作品

その後、友人のオペラ歌手、繁田千都子さんのコンサートを聴きに、酒蔵通りにある「白鷹禄水苑 宮水ホール」へ。
もうおひと方のソプラノは太田裕子さんという方。
まさにオペラ歌手にとって体全体が楽器だということがよく分かる、素晴らしい歌声に圧倒された。
縁遠くなりがちなイタリア歌劇についても随所で詳しい解説を入れてくれ、より身近に感じられるような演出も。
ロケーションもよかったし、日常を忘れてリラックスするひと時となった。

「Concerto di Due Leoni」のひとコマ

お疲れさまでした!


♪ What's Going On - Marvin Gaye


2012年6月23日(土)

「寄り道」@アクアホール

午前はスイミングスクールへ。
今日はほぼバタフライのレッスンで、距離も少し多め。
でもやっぱり会員も多めだったから、ちょっと休憩時間が長かったかな。
技術を身につけることももちろんとても重要だが、今の自分のマックスを少し超えるぐらいの距離を泳がないと、泳力は伸びないんだろうな...。

一旦家に戻ってから再び出発し、山陽道でたつの市を目指す。
今日は「たつの市総合文化会館 アクアホール」で宮沢和史さんの「寄り道」の日だ。
私は今回で6度目の参戦となる。

高速に乗る前にまずは金仙寺湖のほとりにある「三田屋」でちょっと贅沢なランチ。
店の前は何回も通っていたけど、初めて入った。
大きなフィックス窓の外には湖と樹々が広がり、席配置はゆったり、黒人ミュージシャンによるピアノの弾き語りライヴもあり、実に素晴らしい雰囲気だった。
料理ともども堪能した。

窓の向こうには金仙寺湖

ホール横のロビーに置いてあったモニターには今回のツアーのトレイラーが流れていた

17:00の定刻を5分ほど回ってから、「寄り道」が始まった。
宮沢さんがギターを持たず、ピアノのオケをバックに歌う「故郷になってください」から幕開け。
このピアノ演奏は塩谷哲氏によるものということが後ほど明かされた。
2曲目からはギターを手にして「からたち野道」、それから最新アルバムより「月光」と「愛という言葉」。
「よっちゃばれ」は癖の強い曲が多いが、さすがに「寄り道」向けの選曲。
いい2曲だ。
続いては再び塩谷氏のピアノを流しての、美空ひばりの名曲「みだれ髪」だったが、さんざん日本固有の曲の魅力を語った後で、このアレンジがタンゴヴァージョンだったのはどうなのだろう...? とこの1点だけが引っ掛かった。
6曲目は沖縄民謡の「西武門節(にしんじょーぶし)」を、録音された我如古より子氏の声とともにデュエットという形式で。
宮沢さんは今年の「寄り道」ツアースタートに際して、前出の塩谷氏や我如古氏らと空っぽのホールで共演、録音したそれらの音源を"おとづれ"と称してライヴで流していた。
続いて「あの海へ帰りたい」が演奏されたが、この曲は元々我如古より子氏に歌ってもらうために制作したものだったという。
確かにセルフカヴァーアルバムの「SPIRITEK」に収録されていたけど、誰に提供したのかは知らんかった。
これも私が特に好きな曲の1つだ。
この後、GANGA ZUMBAの"おとづれ"とともに「楽園」、そしてジェイク・シマブクロ氏の「Shima」を、これまたジェイクとさらにはディアマンテスまで加わった豪華"おとづれ"で。
次の「暁月夜」で石川さゆり氏の声も連れてきていれば凄かったのだろうが、さすがにそれはなく、会場は柔らかい笑いに包まれた。
「寄り道」では私は今回初めて見たんだけど、なんと宮沢さんが椅子から立ち上がり、立った状態で三線をかき鳴らす「島唄」の熱唱で本編は終了。
アンコール1は「中央線」と「風になりたい」。
「風になりたい」では半分ほどの客が立ち上がりまるでバンドのライヴの時のようなノリ。
これは、宮沢さん曰く「寄り道」史上初だったそう。
その盛り上がった空気を引っ張ったままのアンコール2は「遠い町で」、これで本当に終わり。

もはや細かく書き表す意味もないが、今日も本物のアーティストによる本物のパフォーマンスを全身で感じて、体は疲れているけれど目に見えない何かが充填された。
自分の作った楽曲を演奏し歌うことによって、たくさんの人を感動させることができる仕事と、それを生業としているミュージシャンに称賛と敬意を。

「赤とんぼ」の町に夕焼け


♪ 愛という言葉 - THE BOOM


2012年6月21日(木)

ハードロック今昔物語

今朝のさくらFMからは、ザ・ローリング・ストーンズの楽曲が立て続けに流れてきた。
やっぱりええなあ、と思いつつ聴いていたわけだが、改めて彼らの活動時期について考えてみると、結成は1962年。
1973年生まれの私が彼らを聴き始めた80年代後半あたりには、もちろんずっと現役であり続けていたけれども、充分にレジェンドと感じさせる域にすでにいた。
60年代の終わりに結成されたディープ・パープルやブラック・サバス、そして80年に解散していたレッド・ツェッペリンなんかも、レジェンドとしての私の中でのポジショニングは似たようなもの。
ふと、今の若い子たちにとってそんなバンドって何なんだろう? と考えた時に、ひょっとしてガンズ・アンド・ローゼズやエクストリームやニルヴァーナになんのかな、と思い至って、ちょっとしたショックを受けた。
私がよく聴いていた80年代後半~90年代当時に、レジェンド級だと感じていた前出のバンドたちは、デビューしてから20年とかそこら。
ということは、2012年の今、まさに80年代~90年代にデビューしたバンドたちが、すでに"大昔から活動している大御所"と若い音楽ファンから捉えられていてもまったく不思議ではない。
まあ当時と今ではHM/HRシーンの趨勢や様相はまったく異なっているから、単純な比較はもちろんできないだろうが、スキッド・ロウやイングヴェイ・マルムスティーンやドリーム・シアターが果たして今の10代のバンド少年たちにどう受け止められているのか、ちょっと興味がある。

中身はまったく成長していなくても、年を取ったんだなあ、と実感した朝の1コマ。


♪ Lick And A Promise - Aerosmith


2011年11月 6日(日)

1週間前

9:30からランに出た。
ちょうど本番1週間前の、最後の距離走ということで、芦屋浜の10kmコースへ。
走り始めて約30分後、半分ほど行ったあたりから細かい霧雨が降り始め、終わる頃には結構本降り。
またやー。
「全日本駅伝」の第2区まで観て行こう、なんて家でグズグズしてへんかったら降られずに済んだだろう...。
1時間1分で10.21km。
そして家に帰って、シャワーを浴びて外を見てみたら雨は上がっていた...。

夕方、CSのミュージック・エアでザ・ブライアン・セッツァー・オーケストラのライヴを観ていたのだが、この人ギターがこんなに上手かったとは知らなんだ。
弾くフレーズもセンス抜群。
1995年とちょっと古い演奏だったが、単なるロカビリーおやじではないことを存分に印象付けるいいステージだった。

夜、妻と「ロッキンバーグマン」で晩飯。
いつも昼ばっかりだったが、夜も大盛況。
美味かった。


♪ Switchblade 327 - The Brian Setzer Orchestra


2011年8月14日(日)

「カーズ2」鑑賞→1人走り

映画「カーズ2」を観に行ってきた。
いきなり「007」ばりのアクションシーンに始まり、代替燃料とか謎のエージェントとか、ストーリーもまるで「ゴルゴ13」かと思うほど前作に比べると遥かに込み入っていて、結構ついていくのに必死。
ディテールが煩雑なだけで、本筋たるプロットはそうでもないんだけど。
まあ細かいところは分からなくても子供には楽しいのだろう。
グランプリ第1戦、日本のシーンで、「ポリリズム」の前にThe Carsの「You Might Think」が流れてきた時には、「おっ」と思わされたが、エンドクレジットを見たらWeezerがカヴァーしてたみたいだな。
ピクサー作品に外れなし、が前提なのでそもそも基準は高いが、それに照らし合わせると今作は諸手を挙げて絶賛、というわけにはいかないなあ。

夕刻、久々に犬を連れずに単独でランニングへ。
今日は18時前、まだ陽が残るうちに出てみたが、日光の直撃は喰らわないので、事なきを得た。
往路はちょっと頑張って7分20秒、帰りは少し抜いて8分35秒。
THERMOSのボトルにポカリスエットを詰めて持参したんだが、手に持って走るのはやっぱりちょっとしんどい。
慣れの問題かもしれんけど...。
この時期、時間帯はどうしても給水問題が生じるな。

帰宅、早めの一風呂が気持ちいい。


♪ Don't Cha Stop - The Cars


「此岸礼賛」ツアー

昨日午前は、「フリゼーア」で調髪。
若干抽象的なリクエストをS店長にはさせていただいたが、サッとやってくれるのがさすが。

夕方、天王寺まで出向き、「あべのキューズモール」内に新しくできたライヴハウス「ROCKTOWN」に、人間椅子のライヴを観に行く。
ゆったり感もあるし、なかなか良い小屋じゃないか。
客層は男女ほぼ同比率、いつものことながら年齢層も幅広いが、中でも50代、あるいは60歳を越えてるんじゃないかとも思われる見た目は普通のおばちゃんが、「昨日の名古屋はねえ」などと、どう聞いても連日観ているような会話をしているのがクール。

今回はニューアルバム「此岸礼讃」のツアーということで、当然ここからの曲が多かった。
もはやおなじみとなった短髪、着流しの和嶋慎治氏と、スキンヘッドに白塗り、袈裟のパチもんみたいなのに身を包んだ鈴木研一氏が登場、ナカジマノブ氏も健在だ。
まずは「沸騰する宇宙」、「あゝ東海よ今いずこ」と新曲。
いきなりギターとベースのユニゾン全開だ。
あれだけ動くフレーズを弾きながら歌う鈴木氏はやはり只者ではない。
そして和嶋氏の本質はやはりブルースマンなのだな、と実感した。
ただ、全体的なまとまりはいま一つだったかも?
演奏力自体はかつての方が良質だったかな、あるいは。

正直、ここ数年の人間椅子のアルバムには、キャリア初中期のものに及ぶほどの何かを感じることが個人的にはなかったが、今回の「此岸礼賛」は久々にスマッシュヒット。
各楽曲それぞれにフックがあるし、パワーも充分。
円熟。

ライヴは続いて、一旦新譜を離れて「恐怖!! ふじつぼ人間」。
前にも書いたかもしれないが、この曲はまったくもってライヴ向き、家で聴くよりも断然いい。
シンプルなリフをひたすら刻み続ける、ロックンロールの基本様式がうねるうねる。
以下、順不同だが「春の匂いは涅槃の薫り」、「胡蝶蘭」、「ギラギラした世界」、「阿呆陀羅経」、「雷神」、「今昔聖」、「冥土喫茶」、「深淵」、「赤と黒」、「地獄のロックバンド」、「天国に結ぶ恋」、「針の山」で本編が終わり、アンコール1回目が「悪魔と接吻」、「地獄風景」の2曲、そして最後のアンコールが「どっとはらい」。
ニューアルバムの中で私が一番好きな曲、「今昔聖」は生で聴いてもカッコよかった。
本編最後の2曲はいわゆる初期の名曲だが、やっぱりこっちを聴くとオーディエンスのテンションも一変する。
私自身、もちろんそれまでも充分楽しんでいたが、この2曲部分に入ると一気に心の琴線が震え始めた次第。
良いものは時を経るとさらに良くなる。
「どっとはらい」は「恐怖!! ふじつぼ人間」と同様、ライヴで聴くと100倍楽しめるチューンだ。
青森も東北、津軽弁が今年はちょっと違う響きを纏ってはいないか。


♪ 今昔聖 - 人間椅子


2011年7月16日(土)

今村さんを迎える

車の中で宮沢和史氏の楽曲を聴いていたら、今さらながらに新しい発見をした。
かれこれ20年近く、フェイヴァリットアーティストとしてずっと聴き込んでいたはずなのに、未だに気づく魅力がある。
これほどの深みを刹那でも味わうことができ、束の間の幸福に浸った朝。

夕方、お招きしていた西宮市議会議員の今村岳司さんが拙宅に来訪。
MGFに乗ってこられ、元オーナーとして初っ端からガツンとやられた気分!
素晴らしすぎる。
料理をつつきながら色々な話をさせていただいたが、少年期を含む今村さんのルーツの一部や、最近の私生活にまつわるトピックスなども聞かせていただき、妻も興味津々。
難解な理屈や複雑なプロセスももちろんたやすく使いうるであろう人だが、実のところその思考回路、価値観は至ってシンプル。
到達すべきゴールが明確にイメージできることに加え、短時間で様々な情報を処理し、数多くの選択肢が持つ可能性を吟味することができるからこそ、辿り着く手段は無駄が削ぎ落されて機能美溢れるものになるのだろう。
結論として、型に嵌まらないおかしな生き方を普通にこなす今村さんは、どこまでもクールでロックな兄貴。

一緒に

暴言、失礼いたしました。


♪ 誰よりも遠くから - 宮沢和史


2011年6月26日(日)

江坂で大人のLIVE

昼は水槽の掃除と水換え。

夕方、とあるライヴを観るために妻と江坂へ向かう。
先月、ちづちゃんを囲むパーティーに行った時に知り合ったYちゃんが実は私の会社の大先輩であるTさんと知己だった、ということが判明したのだが、そのYちゃんに誘われ、Tさんの奥方であるモリ・アキコさんというシンガーのライヴに向かったのである。
小屋は「パインファーム」という若干縦長のスペース。
今回は、クリスタル・デューというバンドとのコラボレーションという形になっているようで、このクリスタル・デューはなんと30年ぶりの再結成ライヴだということがショーの最中に分かった。
モリ・アキコさんはとにかく一言で形容するならパワフル。
関西弁のMCは友近っぽくもあり、ソウルフルな歌唱は綾戸智恵を彷彿とさせるかも。
周りを元気にする歌い手さんだなー。
クリスタル・デューは、生憎私は存じ上げなかったんだが、かつては知る人ぞ知る名バンドだったようで、確かに楽曲はキャッチーで味もある。
ファンキーで楽しげなオヤジたちである。
セットの後半には、"Dindy"なるステージネームを持つTさんも上がり、ハネまくりのピアノを披露してくれた!
このような技をお持ちとはついぞ知りませんでした。

Dindyも弾く

帰り道、元ジャズダンサーでヨガインストラクターという経歴を持つYちゃんといろいろ話しつつ電車に揺られる。
今日はどうもありがとう、また遊びましょう!


♪ ハーモニカ - モリ・アキコ


2010年8月19日(木)

だーよー

これは大ヒット、「へんしん!!じゃがポテ仮面」。
特に“だーよー”がいろんな意味で秀逸!


♪ Weatherman - R. Kelly


2010年7月18日(日)

出石に「寄り道」日帰り260余km

昨日は宮沢和史氏のソロコンサート「寄り道」をはるばる出石の「永楽館」まで観に行く日、というわけで、9時に自宅を出て、西宮北ICから一路豊岡へ向けてひた走る。
前日までのぐずついた天気とは一変、暑い。
途中経由する舞鶴若狭自動車道は現在無料化実験中の路線なので、ひょっとしたら大混雑の可能性も…、と若干危惧していたが、いつもよりは多少交通量が多いもののとても渋滞に至るようなレヴェルではなく、一安心。

休憩を挟み、12時頃無事に出石に辿り着いた。
ライヴは15:30からなのでまずは観光などをするとしよう。
おおお、さすがに軒を連ねる蕎麦屋の数が多い、圧倒的だ。

賑わう本町辰鼓楼

極小の城下町、といった風情の町並みも古き佳き日本という形容がピッタリ当てはまるようで、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれる。
往来の多い通りから少し入ったところにある「永楽蕎麦」という店で昼飯を喰うことにする。
出石の皿そば、初めて喰ったがなるほど、わんこそば感覚ですな。

「永楽蕎麦」初めて食べた出石蕎麦

手打ちの二八だという蕎麦はコシがしっかりしており大変美味く、また、とろろや生卵を好みで加えてすするつゆも薬味のネギが抜群に合う絶品。
2人で15皿、堪能した。

食後、出石城跡などをブラブラと歩く。

出石城跡

しかし本当に暑い。
この連休に夏祭りが行われるようで、出石の町はその準備で賑わっていた。
祭りも楽しそうだなあ。

夏祭りの飾りつけが揺れている

なかなかオシャレな喫茶店で少し時間を潰した後、いよいよ「寄り道」の舞台である「永楽館」へ移動。
永楽館は明治時代に建てられた芝居小屋とのこと。

「永楽館」

中は畳敷きの座敷席となっており、雰囲気たっぷり。
これはいい小屋だ。
キャパは300名ほどか。

いよいよ始まる

15:30の定刻キッチリに花道を通って宮沢さんが登場した。
まずは「星のラブレター」、「中央線」と立て続けに。
そこからいつものように肩の力を抜いたMCが挿し挟まれ始めた。
今回はどうやら、宮沢さんの思春期からTHE BOOM結成時、沖縄に傾倒した頃、そしてブラジルにハマったソロ活動と、時系列に沿って彼の音楽人生を追体験していく、という流れが一つのテーマになっているようだ。
他に演った曲は、オフコースの「私の願い」、「First Love Song」、沖縄民謡「スーキカンナー」、「島唄」、「carnaval」、曲名失念したがボサノヴァのスタンダード、「釣りに行こう」、美空ひばりの「みだれ髪」、「月に降る雨」、「楽園」が本編(曲順は前後しているものあり)。
アンコールは沖縄民謡の「梅の香り」、そして皆で歌う「風になりたい」。
歌と同じほどの尺を割いて話をしてくれるのは相変わらずだが、昨日は全部で2時間20分ほどといつもよりやや短めだった。
技術的にややこしい曲を演る時はネックが短めのギターを使っていたようだが、弾き語りストとしてのギターの腕は相当のレヴェル。
年を経るごとにまだまだ上手くなっているのでは?
馴染みの歌もツアー毎にアレンジが進化しているので、そこも聴きどころ。
三線一本で歌い上げた「島唄」は、バンドで演るドラマティックなヴァージョンとは全然異なる趣があったし、初めて弾き語ったという「月に降る雨」なんかも、まるで端からフォークソングとして作られたんじゃないのと思うほどにハマっている。
良かった。

18時、出石を後にする。
途中、「但馬のまほろば」という道の駅で晩飯を喰い、21時過ぎに帰宅した。


♪ 釣りに行こう - THE BOOM


2010年7月12日(月)

イヴェントだらけ、人間椅子と肉団子で締めた日曜日

日曜午前は池田市石橋の某所を訪問、有意義な時を過ごす。

西宮に戻り夙川の「馳走 侘助」で昼食を喰ったのだが、その時に駐車違反シールを例の2人組に貼られてしまった。
ガクッ。

午後、建築家・A氏のお手引きにより、故・石井修氏が設計した「目神山の家22」の見学会に参加させていただく。

「目神山の家22」

見学者は建築家数名を含む20名ほど。
周囲の深い緑と調和する、小ぢんまりとしていながらも素晴らしい山荘風の家であった。
石積み階段になっているアプローチも実に気持ちがいい。

アプローチも楽しいので苦にならない

一旦家に戻ってから再び出発、心斎橋の「OSAKA MUSE」に行き、人間椅子のライヴを観る聴く。
「疾風怒濤」ツアー。

「疾風怒涛」ツアー

定刻の18:30を5分ほど過ぎたばかりでショーは始まり、まずは「鉄格子黙示録」で幕開け。
続く「羅生門」の演奏があまりに凄くて、鈴木研二と和嶋慎治のコンビネーションが凄過ぎて早くも感動の落涙。
以下、順番に多少の前後はあるが、「蟲」、「死神の饗宴」、「りんごの泪」、「どだればち」、「水没都市」、「塔の中の男」、「深淵」、「品川心中」、「地獄」、「心の家事」、「道程」、「相克の家」、「人面瘡」、「針の山」で本編が終わり、アンコール1が「幸福のねじ」、「ダイナマイト」、そしてアンコール2が「どっとはらい」で締め。
今回の公演はライヴCD化を予定して録音されているとのことで、それをネタにしたMCもいくつか。
肝心の演奏だが、前半こそキレキレで冴えまくっていたものの、後半にいくにつれてなんだかいつもらしくなく雑になっていったような印象。
ご本人たちのノリはずっとハイのまま、そしてオーディエンスのパワーも徹頭徹尾力強かったが、珍しく演奏に小さなミスが目立った(しかしながらそれでもスリーピースバンドとしてのライヴパフォーマンス&テクニックは超絶的なレヴェルだが)。
ミキシングも良くなかった。
とはいえ人間椅子のライヴ、メチャメチャ楽しんで足は棒と化し、声は枯れた。

心斎橋界隈のインテリアショップ巡りなどをしていた妻と合流し、千日前の中華料理店「紅蘭」で遅めの晩飯。
混んでた。
かなり久々に来たが、肉団子の唐揚げはやはり絶品。
店内で点いているアナログテレビの選挙特番がサンテレビという、ザ・大阪を体現するディープな空気に沈降、味わい尽くして家路に就いた。


♪ 幸福のねじ - 人間椅子


2010年5月17日(月)

DIO's Gone.

ロニー・ジェイムズ・ディオ氏死去。
今朝、この訃報に接して以来、「Long Live Rock 'N' Roll」が延々頭の中をグルグル回っている。
Rainbowについては正直、私はどちらかというとジョー・リン・ターナー派だったが、それにしたってパワー、テクニック、そしてカリスマ性を備えたヴォーカリストとしてもちろんロニーは充分に崇めていた。
「Gates Of Babylon」、「Stargazer」、「A Light In The Black」、「Man On The Silver Mountain」、「Kill The King」、「Master Of Insanity」、「Die Young」…、彼の声なくして存在することなど想像もつかない名曲の数々が、ちょっと想いを馳せただけでもすぐにたくさん浮かんでくる。
R.I.P.


♪ Buried Alive - Black Sabbath


2010年4月10日(土)

第33回定期演奏会など

午前、うちから徒歩1分のヘアサロン「フリゼーア」で散髪。
前髪パッツリ短くしたぞ。

午後、兵庫県立芸術文化センターに、佐渡裕氏指揮の「第33回定期演奏会」を聴きに行った。
演目は、「箏とオーケストラのための協奏曲」(作曲 坂本龍一)、「『樹影にて』アジアの箏とオーケストラのための」(作曲 グバイドゥーリナ)、「バレエ音楽『ロメオとジュリエット』op.64より」(作曲 プロコフィエフ)。
箏の演奏はなんと宮城道雄に師事したという、沢井一恵氏。
そして1曲目の、坂本龍一氏が書き下ろした協奏曲はこれが世界初演。

そのコンチェルトだが、坂本龍一という名前から私が事前に想像していたような曲とは大きく異なっていた。
箏を前面に出したキャッチーな主旋律でも聴かせてくれるのかな、と思いきやそうではなく、音数が少なくアヴァンギャルドな構成。
冬、春、夏、秋の4つのパートに分かれており、沢井氏がそれぞれチューニングの異なる4台の箏を爪弾いていたが、四季を通して曲調はマイナー。
夏ブロックはさすがにヴォリュームこそ上がっていたが、音階は決して明るくない。
分かりやすくもなかった。

2曲目の「樹影にて」も、とことんプログレッシヴ。
一般的な邦楽というイメージから想起される、流れるような箏の旋律をいくばくか期待はしていたんだが、曲は前衛に徹する。
聴いてる途中、ジョン・ゾーンとかジョン・ケージっぽいなあ、なんて思ってたんだが、後で沢井氏の経歴を見てみたらズバリ、ゾーン氏ともケージ氏とも一緒に仕事をしたことがあるそうで!
坂本氏の協奏曲があのような作りになったのも、和音階の縛りに引っ張られたことに加え、ひょっとした奏者である沢井氏の特性に負うところが大きかったのかもしれないな。

兵庫県立芸術文化センター3Fデッキエリア

前半がこんな感じだったから、休憩を挟んで演奏された「ロメオとジュリエット」に、「ああ、いかにもこれが“音楽だ”」と安堵を感じてしまったことは否定できない。

正直申し上げて、この管弦楽団の演奏レヴェルは決して最高の部類に入るものではないと思うが、それでも開演前のプレトークも含め、佐渡裕氏の指揮が4000円で観られるのはお得と言う他ない。

芸文センターを出て、ピッツェリア「La Zucca di napoli」で晩飯を食べた。
マリナーラ、水菜とパリパリイモのサラダ 温玉のせ、窯焼き タケノコ、窯焼き ラムをオーダー。
不味い、というわけではなかったが、ピッツァは他に美味すぎるものを知ってしまっているだけに、まあ普通。
そしてタケノコはちょっとアク抜きが甘いのか、エグみがかなり残っていたように感じたし、ラムは火の通しが足りないような味わい。
残念ながら食後の胃内には若干の不快感が残った。

店を出た後、「西宮ガーデンズ」に少し立ち寄り、妻がTシャツやアクセサリーを購入した。


♪ 盗人賛歌 - 人間椅子


2010年3月19日(金)

水戸華之介 & 人間椅子

先月出たTHE BLUE HEARTSのトリビュートアルバムで、水戸華之介と人間椅子がコラボレーションして「情熱の薔薇」をカヴァーしているということを知り、早速iTunes Storeで買って聴いた。
今も聴き続けている人間椅子は別格として、私の世代にとってTHE BLUE HEARTSやアンジーは、筋肉少女帯、レピッシュ、ジュンスカイウォーカーズ、ボウイ、ラフィンノーズらとともに、ティーンエイジャー真っ只中に薫陶を受けたいわゆるバンドブームを体現、象徴する存在である。
久しぶりに一瞬だけ思春期の頃に戻ったような気がしたが、気のせいだった。


♪ 天井裏から愛を込めて - アンジー


2009年11月 7日(土)

「THIS IS IT」→「とよもと」

「THIS IS IT」を109シネマズHAT神戸で観てきた。
猛烈に良かった。
マイケル・ジャクソンは奇人ではあったが、間違いなく稀代のエンターテインナーであり、パフォーマーであった、という事実が改めて証明されている。
それにしても、もしかしたらこうなることを見越して撮っていたんじゃなかろうか…、と疑ってみたくなるかの如く(もちろんそうではなく、おそらくはツアー終了後に何らかの形で商品化することを企図して撮影したいたのだろう)、リハーサルや舞台裏の様子がこれでもかというぐらい詳細に回され、記録されている。
ツアーそのものは水泡に帰してしまったが、そうなってしまった今、これだけの内容が詰められたリアルな映像作品を見せつけられてしまうと、これはもう激しく感動する以外ないではないか。
結果的には陽の目を見ることがない(こうして映画にはなったが…)ビッグショーの実現に向かって多くの才能が同じヴェクトルを持って邁進している姿は、まさに鬼気迫るものがある。

このたびのリハーサルの映像を観て、そして音を聴いて、彼のコンサートの演奏はすべて生だったのだ、という事実を知り、少し驚いた。
そしてまた、演奏者の技術も卓越しているし、それを強いられている。

劇場で観て、そしてDVDで買ってまた観たいと思わせる数少ない作品だ。

西宮に戻ってきて、苦楽園口の「ビオ・マルシェ」でなんだか体に良さそうな食品などを妻が購入。
それから「とよもと」で晩飯。
今日はすき焼き、豚足、あんのう芋(安納芋と書くらしい)、島オクラの炒めもの、モズク、白甘鯛、野菜そばなどを食べた。

あんのう芋

腹いっぱいだ。
おっちゃんが作ってみたというラディッシュの漬物も出してくれた。
それにしてもおっちゃん、相変わらず体調が万全でなさそうでちょっと心配だな…。


♪ I Just Can't Stop Loving You - Michael Jackson


2009年10月10日(土)

ウクレレと友2人

本日は10年来の友人、I(♀)とT(♀)が我が家に来ることになっている。
まず15時過ぎにIが来訪。
ピラティスの体験レッスンを妻から受けるのだ。
その間、私は家にいても仕方がないので(というかいない方がいいので)、「ウクレレカフェ オコナ」へ行ってきた。
スパムとパイナップルが載った「アロハピザ」と美味しいコーヒーをいただきながら、今日もウクレレを借りてコード表を見ながらひたすら練習。
1時間以上も熱中してしまい、ギターをいじり倒した昔日を思い出すほどに左手指の腹が痛くなったよ。
楽器は面白いなあ。

家に戻りなんだかんだして、19時前にTもついにやってきて全員集合。
すき焼きをつつきつつ、近況や共通の知人などについて語らう。
楽しく腹いっぱいになった後、栗の詰まったパウンドケーキまで食べてまさにはち切れそう。
あっという間に23時前、2人は帰っていった。


♪ Laughing Boy - The Lost


2009年10月 6日(火)

大先輩と

取締役主宰の晩餐会が開かれ、参加してきた。
といっても小規模なもので、総勢6名。
場所は「マリリンズキッチン」というなかなか不思議で味のある店。
創作的な小品たちに、伊賀豚を使った2種の鍋料理をいただいたが、非常に美味かった。
新入社員もいたのでかなり幅広い年代に渡る宴席だったが、終始楽しく幕を閉じた。
店を出ると、雨。

有志4名でその後カラオケへ。
こちらもガヤガヤ楽しく、電車のある時間に無事帰宅。


♪ Walkin' All Night - Little Feat


2009年9月25日(金)

今日も「てぃだ」は楽しい異空間

妻が梅田まで買い物に出てきていたので、夜合流して、天六近くにある奄美島料理の「てぃだ」で晩飯を喰った。
コブシメ(紋甲イカ)&エラブチ(青ブダイ)&サーモンの造りに、田芋のコロッケ、ヒキ(スズメダイ)の唐揚げ、豚しゃぶサラダ、海ぶどうなど、そして締めは鶏飯と島バナナ。
初めて食べるエラブチの刺身は後味に独特の風味が残り、これまた初めてのスズメダイはウオゼに似た淡白な味わい。
どれもこれも当然美味かった。
そして20時を過ぎたあたりで、店内に居合わせたミュージシャン 小林成芳さんによる奄美民謡弾き語りライヴが始まった。

奄美の民謡を唄う小林成芳氏

カチャーシータイムもあり、仕事帰りの大阪に居ながらにして、まるで旅先の南の島でのんびり夜を過ごしているかのような至福の時。
美味いし、楽しい。


♪ Squeeze Box - The Who


2009年9月 6日(日)

THE BOOM Live Tour 2009

夕方、THE BOOMのコンサートを観に、「大阪国際会議場 メインホール」に行ってきた。
ツアー名は「THE BOOM 20th Anniversary Live Tour 2009 My Sweet Home」。

定刻の17:00を僅か数分過ぎたところでショーは始まった。
初っ端はニューアルバム収録曲の「All of Everything」。
ちょっと意外な幕開けだ。
以下、演った曲を覚えている限り、順不同に記す。
「そばにいたい」、「君はTVっ子」、「First Love Song」、「風をなぞるように」、「帰ろうかな」、「この街のどこかに」(非常に良かった)、「からたち野道」、「夢から醒めて」、「中央線」(宮沢さんがギターとハーモニカを奏でるアレンジ)、「星のラブレター」、「おりこうさん」→「都市バス」→「なし」(スカメドレー。もう1曲演ってたかも)、「真夏の奇蹟」(キー下げてた?)、「berangkat -ブランカ-」、「神様の宝石でできた島」、「風になりたい」、「月さえも眠る夜」、「24時間の旅」(前は宮沢さんもギターを抱えていたはずだが、今回は弾かず)。
本編最後の「島唄」は、前回同様にかなりドラマティックな演出とアレンジ。
アンコール1発目は、新曲の「20 -twenty-」。
バックのモニターにはこれまた前回の大阪城野音でも使われていた過去を振り返る映像が流されていた。
「不思議なパワー」でもう1ぺん締めて、2度目のアンコールはツアー名にも冠された「My Sweet Home」。

最初期の頃の曲を、これでだけ音楽性が変わった今でも演れるというのはすごいが、あの客のノリはちょっと苦手だ…。

GANGA ZUMBAでもTHE BOOMでも、そこに宮沢和史がいて、彼が作った曲を演奏する限り、それは良い悪いといった次元を超え、「宮沢和史」以外の何物でもない。
今夜も素晴らしい音楽に触れることができた。


♪ この街のどこかに - THE BOOM


2009年7月10日(金)

3人のMJ

恥ずかしながらものの見事に時流に乗り、氏の没後に「DANGEROUS - The Short Films」と「VIDEO GREATEST HITS - HISTORY」、2枚のDVDを購入した。
今さらながら、1980年代、90年代の作品とは俄かに信じ難い、まさに“Shot Films”と呼ぶにふさわしい映像に驚嘆し、そして在りし日のマイケル・ジャクソンのキレのある動きにド肝を抜かれたわけだが、それと同時に各作品に出演しているゲストの豪華さにも改めて脱帽。
「JAM」にマイケル・ジョーダンが出ているのは知っていたので、メイキングも含めて観賞前より楽しみにし、そして実際非常に楽しく観たのだが、「REMEMBER THE TIME」にマジック・ジョンソンが出演しているとはついぞ存じ上げなかった!
それも、エディ・マーフィ演じる王様の家来という役柄で。
下僕ですよ。
う~む…。
いずれにせよ、どうしようもないほどゴージャス。


♪ Black or White - Michael Jackson


2009年6月22日(月)

マツダスタジアム→後楽園→「寄り道」で700km弱の旅

前週末、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」、いわゆるマツダスタジアムに行ってきた。
そもそもは、日曜に岡山市内で行われる宮沢和史氏の弾き語りコンサート「寄り道」を聴きに行く予定をいれており、それならば、と日程を探ってみたところ、ちょうど土曜のナイターで広島vs日本ハムが開催されることが分かり、チケットを押さえた次第。

土曜朝10:30に家を出、途中2回休憩を挟んで、16時に球場着。
これほどの長距離ドライヴは久しぶりだ。

やってきましたマツダスタジアム

聞いてはいたが、さすがに新しいだけあってマツダスタジアムは素晴らしい。
まず張られているネットが最少限のバックネットだけで、内外野席からの視界はすべてクリア。
雰囲気はスカイマークスタジアムよりもさらに楽しげで、飲食店もこれでもかというぐらいにヴァラエティ豊富で、力の入れ具合が見てとれる。
内野席と外野席の間が区切られているなんてこともなく、1周グルリと歩くことができる。
レフトスタンドの下に埋まる席やただ見エリア、寝ソベリアも見ることができた。
フードも、広島風お好み焼き、グリルチーズバーガー、すじポン、豚バラ串、鶏モモ串、アイスクリームをトッピングしたクレープなど、食べ過ぎた。
いやー試合前から楽しい。

先発は齊藤悠葵とダルビッシュ。
もしかしたらスウィーニーかも…、と少し不安ではあったが、ダルビッシュでよかった。

ダルビッシュ

この球場のスピード表示は他よりも遅めなのだろうか、あまりいい数字が出ない。
着実に抑えるダルビッシュに対し、広島はポコポコと打たれて、小刻みに加点を許す。
栗原のセンターオーヴァーツーベースで1点返すが、それのみに留まった。
ダルビッシュはまだ余裕がありそうだったけど、代打・中田を出され、結果7回でマウンドを降りることになった。
中田は一瞬「お」と思う当たりだったが、レフトフライ。

代打・中田

広島はリリーフの横山なんかもいまひとつで、結局6-1で日本ハムの勝ち。
心配されていた雨は、途中で何度かパラついたものの、本降りにならずに助かった。

宿泊のグランドプリンスホテル広島まで車を走らせて、チェックイン。

翌日曜日、10時前にチェックアウトし、今度は一路岡山へ。
天気はあいにくの雨模様だ。

山陽自動車道を東に戻る。
途中、吉備SAで昼食を摂り、岡山市街へ入ったのが14時前頃。
若干右往左往した挙句、岡山城近くの市営駐車場へ車を停め、日本三名園の一つ、後楽園を人生初見学。
雨も止んで、陽差しも暑いほど。

後楽園 後ろに岡山城も見える

園内の木立に、アオバズクというなかなかに珍しい猛禽が止まっている、と、写真撮影をしていた人に教えてもらい、しばし見物。

アオバズク

なるほど。

一回りした後、「寄り道」が行われる「岡山三木記念ホール」へ向かう。

三木記念ホール

席は結構前の方。
これで「寄り道」は通算4度目だな、確か。
小さなハコでの弾き語りということで、どんなライヴよりも宮沢和史さんが身近に感じられ、その雰囲気に押されてか、トークの中でも比較的プライヴェートな話題が多く出るイヴェントだ。
MCそのものが占める時間的割合も高い。

定刻の16:30を10分ほど過ぎて始まり、1曲目は「Poeta」と変化球。
それから序盤は、「光」、「僕がきらいな歌」、THE BOOMのライヴでも演っていた「津軽海峡冬景色」など。
実はフォークシンガーとしてプロになることを目指していた、という少年期の話や、南こうせつ氏らと共演したエピソードも披露され、その流れで「夢一夜」を熱唱。
また、慰霊の日が近いということで、沖縄の話もたっぷりと。
「白百合の花が咲く頃」が聴けるかも、と少し期待したけど、それは無理であった。
後半は、大城クラウディアのアルバムからの曲や、次のTHE BOOMのアルバムに収録されるという「First Love Song」という新曲、そしてこれまた先日の大阪城野音で感動させてくれた「神様の宝石でできた島」などを演り、本編最後は大仰な演出がかけられた「島唄」。
アンコールは「夢から醒めて」、「風になりたい」の2曲で締め。
最後はオーディエンス含め「風になりたい」を合唱し、そしてスタンディングオヴェーション。
「寄り道」でこれは珍しい。
今回も大満足の内容だった。

終演後、MCの中でも出てきた「やまと」という食堂へ飯を喰いに行ってみようと、調べて向かってみたら、なんと午後7時で閉店だとか!
せっかく来たのに、参った。
ので近くにあった「とりそば太田」という店で晩飯。
あっさりしており、美味かった。

再び山陽道に乗り西宮へ帰る。
2時間ちょいで家に辿り着いたが、この2日間、非常に充実していたことは間違いないものの、さすがに疲れた。


♪ ねんねこよ - THE BOOM


2009年5月24日(日)

デビュー20周年のコンサート

昼間少し仕事をしてから、夕方、妻と大阪城野外音楽堂にTHE BOOMのコンサートを観に行ってきた。
暑い。
数年ぶりの活動再開にして、デビュー20周年コンサート。

入場時に配られた記念メダル

20年の歴史を振り返る、という意味も強いであろう今回のコンサート、さすがに初期の曲が多い。
もちろん「LOVIBE」や「百景」からも演ってはいたが、割合的には圧倒的に「極東サンバ」あたりまでのチューンで占められていた。
前夜の「ミュージックステーション」でも一緒にステージに立っていた4人のサポートメンバーも一緒だった。

どちらかというといつもほどMCは多くなく(それでも昔の思い出話などはやはり面白かった)、その代わりにガンガン曲を立て続けに演っていく感じ。
ステージの後ろに設置した大型スクリーンには、4台ほどのカメラで撮っているライヴ映像(後方からでは見づらい表情もよく見える)や、編集された過去の素材(ヴィジュアル面での変貌もよく分かって、時に笑いも起きていた)などが流されていて、効果大。
そのヴィジュアルエフェクツも含めて、「神様の宝石でできた島」が私には一番よかった。
あとは、導入の紹介トークが抜群だった「島唄」、今の彼らの心境が生々しく表現されている「夢から醒めて」などにも感動。

それにしても3時間弱、長いのは嬉しいがやや疲れたな。
次は9月だ。

森ノ宮のカレー店「印度屋」で晩飯。
妻から辛いと以前より聞いていたので、辛さに弱い私はかつて森ノ宮に住んでいた時も近寄らなかった店なのだが、あえてチャレンジしてみたところ、確かに限界値に近い辛さではあるものの、無事完食することができた。
辛いだけでなく旨みが詰まっており、手間暇掛けて作られているのであろうことが窺い知れる。


♪ 24時間の旅 - THE BOOM


2009年4月10日(金)

老いたかつてのバンド小僧

マンションの同じフロアに住むKさんとこの中2の娘さんが今度ギターの購入を考えているそうで、よかったらその相談に乗ってくれないか、というご連絡をお母さんからいただいたのが数日前。
そして今晩、その子と小4の弟さんが2人で我が家にやってきた。
ちょうどこの前弦を張り替えたところのギターを引っ張り出して、入り口をレクチャーしたりしながらしばし時を過ごす。
帰り際、自分のギターを買うまで、ということでテレキャスターを貸してあげたら、喜んでもらえて何より。
大げさにいえば、異文化交流的な面もあって、いやはや。


♪ Psychedelic Eyes - Electric Boys


2009年3月22日(日)

草野球の試合が雨で中止、カメと遊んだりテレビを観てみたり。

3本のギターの弦を張り替えてみた。
エピフォンだけ、チューニングをしていると1弦が切れてしまう。
今日も新品を2本も切ってしまった。
なぜだろう? うーん。

「とよもと」が電話に誰も出ず、たぶん店も休んでいる。
心配だ。


♪ What It Takes To Win - Journey


2009年3月15日(日)

人間椅子ライヴ

人間椅子のライヴを観に行ってきた。
ハコはESAKA MUSE、初めて行った。

ESAKA MUSEへの入口

進入はそれほど早くなかったけど、まだ結構スペースがあったから年甲斐もなく中央寄りの前方に位置取ってしまった。

定刻10分過ぎぐらいに登場、鈴木氏はと同じく顔は白塗り、スキンヘッドで黒い袈裟姿、和嶋氏は裃羽織った地味めな和装。

1曲目は「鉄格子黙示録」。
そこから「針の山」にでもいくのかと思いきや、なんとこの前出たベストアルバムに収録されている歌詞付き完全ヴァージョン!
これはたまげた。
それから「恐怖!!ふじつぼ人間」、「りんごの泪」と続いた。
デビュー20周年を記念するツアーだけに、MCの内容も2人が昔を懐かしむ話が多い。

続いて新曲の「狂ひ咲き」、幻のデビュー曲「陰獣」を始め、思い出す限り順不同で書いてみると、「平成朝ぼらけ」、「羅生門」、「夜叉ヶ池」、「死神の饗宴」、「黒猫」、「猟奇が街にやってくる」(「陰獣」と同じく今回のベスト盤がメジャー新録)、「幽霊列車」、「賽の河原」、「どっとはらい」、「道程」あたり。
本編最後は「針の山」で、アンコールは1回目が「天国に結ぶ恋」と「地獄」のあの世シリーズ、2回目がまたも地獄かぶせの「地獄風景」で終了。
なぜか最後はパツンパツンの学生服姿で登場した鈴木氏、これも20周年を祝してか!
この前みたいにもう1回本物のアンコールやってくれるかと期待したけど、すぐに明転、SEが流れ出して少し呆気なかった。

それにしても上手い、超絶的に上手い。
バンドとしてみても無論だが、特に和嶋慎治ときたら神業だ。
スリーピースで弾きながら歌いながらなのに、スタジオ録音と同等かそれ以上の正確さで以て難度の高いフレーズをいともたやすく演奏する。
「夜叉ヶ池」の後半だったか、あの複雑な高速リフの中に潜むピッキングハーモニクスを完璧にこなしながら歌う技術は何だ。
そして私のフェイヴァリットチューンの1つである「黒猫」での弾きまくりは実に爽快。

鈴木研一のベースももちろん瞠目に値する。
あれだけ歪んだ音でアルペジオを奏でるベーシストもなかなかおるまい。
パフォーマンスもさすがだ。

セットリストはもちろん「人間椅子傑作選」からがほとんどだったが、やっぱり20周年ということで、割と幅広い時代からの選曲が意識されているように感じた。
おなじみのパチンコソングや期待していた何曲かが聴けなかったのはちょっと残念ではあるが、その代わりいろいろ珍しい曲もあったので不満なし。
とても素晴らしいライヴであった。

会場まで車で行ったんだけど、行く途中に新しいインサイトを見た。
試乗用のディーラー車か、もし一般ユーザーのだとしたら相当早い納車だ。


♪ 幽霊列車 - 人間椅子


2009年3月12日(木)

生HANOI ROCKS

「なんばHatch」にHANOI ROCKSのライヴを観に行ってきた。
FAREWELL TOUR、と銘打っているように、どうやらこれを以て解散するっぽい(また?)。

本ツアーのパンフレット

HANOI ROCKSといえば我が青春の1ページ。
ちょうど音源の主流がレコードからCDへと移行する過渡期であった思春期、私が初めてレンタルショップで借りてきてカセットテープに落としたCDがHANOI ROCKSの「TWO STEPS FROM THE MOVE」だった(お金がなかったので買えはしなかった)。
間違いなく、それからバンド小僧への道を辿ることになった主要因たる存在であり、事実今に至るまでフェイヴァリットとして長く聴き続けているバンドである。

オープニングアクトとしてまずWEDNESDAY 13なるバンドが登場。
ヴォーカルはPANTERAのPhil Anselmoのような地獄の咆哮系で、楽曲はちょっとポップなデスメタルというか、RAMONESっぽさもなんかあったりする、そんな感じ。
正直演奏はお世辞にも上手いとは言えなかったが、パワーはあった。

20時過ぎ、ついにHANOI ROCKSが、Andy McCoyが、そしてMichael Monroeが姿を現した。
1曲目は「Obscured」。
その後も最近のアルバムからの曲が続くが、5曲目あたりで「Back To Mystery City」を演り、おお、いよいよか、と思いきや、それからまたいくつか最近のやつ。

Michaelの歌は下手だし、昔はガリガリだったけどさすがに腹は少し出てきてたし、マイクスタンドを振り回すパフォーマンスやギラギラフリフリのグラムファッションは20世紀の遺物に違いないけれど、そんなことはまったく関係なくカリスマ。
そこにいて歌っているだけで絵になる、様になる。
そして私の心も動く。
終始Michaelはご機嫌でテンション高く、時折オカマっぽい動きも交えながらノリノリだった。
途中、「A Day Late, A Dollar Short」で赤いサックスを吹くMichaelとラメ入りレスポールを弾くAndyが肩を寄せ合うツーショットが見られた時は本当に感慨深かった。

ショーは後半に入り、おなじみの昔の曲が続く。
やはり客もこちらの方が俄然盛り上がる。
「Cafe Avenue」なんて懐かしい曲を演ったと思ったら、「Self Destruction Blues」は最近のアレンジかな、メッチャ速いヴァージョンだった。
「I Can't Get It」、「Boulevard Of Broken Dreams」、「11th Street Kidzz」、「Malibu Beach Nightmare」、「Don't You Ever Leave Me」、「High School」など(順序は前後しているかも)、そして本編最後は「Tragedy」。
これが本物だ。
それにしてもバラードだって構わずMichaelはチョケる、ガナる。

まったくもったいつけることなく出てきたアンコールは、「Oriental Beat」、「Taxi Driver」、そして「Up Around The Bend」でおしまい。
代表曲の1つとはいえ、カヴァー曲で締めくくるというのもニクい。
「Taxi Driver」のアレンジはカッコよかったなあ。
あと、いくつかの曲はまるでテレビサイズみたいに短めに編集されていたのも印象的。
ひたすら高速ダウンピッキングを繰り返すベーシスト氏、かなり上手いなと思っていたら、元ELECTRIC BOYSだったのな。

ファン歴20年オーヴァーにして初めて見える生HANOI ROCKS、生Michael Monroeは素晴らしかった。


♪ Whatcha Want - Hanoi Rocks


2009年1月10日(土)

佐渡裕&山下洋輔

未だ時差のズレも完治せぬ今日午後、兵庫県立芸術文化センターにPAC第21回定期演奏会を聴きに行ってきた。
曲目は2つ、まずは山下洋輔氏作曲、そしてもちろん自身もピアノを弾くピアノ協奏曲第3番「エクスプローラー」と、ショスタコーヴィチの交響曲第5番。
指揮はともに佐渡裕芸術監督。
これで4000円は安いなあ。

山下さんはでも正直言っちゃうと、やっぱりジャズをずっと演ってた方がいいんじゃないかな?
氏の問題というよりも、スコア通りに忠実に演奏することが至上のクラシックとインプロヴィゼーションこそ真髄のジャズとではあまりに隔たりが大きすぎて、オーケストラの方がついてきていないような気がして。
ノリがちょっと乖離していて、苦笑の場面も。
オケといえば、超一流でないことは仕方ないけれど、それにしてもこれまで聴いたどの演奏よりも出来がよくなかったように思う。
肝心なところで音がズレる、外れる。
でも楽曲自体はとてもよかった。
コストパフォーマンス的には、充分に贅沢。

帰途、動物病院に寄って預けていたヘルマンリクガメのシロを引き取ってきた。
問題なく元気そう。


♪ 甘い言葉 悪い仲間 - 人間椅子


2008年12月29日(月)

GANGA ZUMBA観てきた

大阪厚生年金会館芸術ホールにて行われたGANGA ZUMBAのライヴに行ってきた。

「HABATAKE!」→「シェゴウ・アレグリア!」→「ブラジル人・イン・トーキョー」で幕開け。
ほんの短いMCを挟んだ後、「Berimbau」から「MARIA BONITA」へと直結メドレーが演じられ、非常に気持ちが良かった。
というのも、この2曲、前から似てるなあ、と思っていて、頭の中でどちらかの曲が回っているうち、次第にもう一方の曲に変わってしまう、ということがしばしばあった。
きっと宮沢さんもそうだったに違いない。

序盤から中盤に掛け、今福健司さんのパーカッションをフィーチュアする場面が目立ったが、やっぱり超絶的に上手い。
マルコス・スザーノも然り。
地味だけど堅実な宮川剛さんと並び、素晴らしく安定した打楽器隊だ。

対して、宮沢和史さんの歌唱を始め、バンド全体の演奏はほんの少しだけどいつもよりもくたびれていた?
PAアウトのミキシングも、前も1度あったがヴァイオリンの音が小さく、全体的にもあまり上手とは言えなかった。
「SAMBA CAOS」から「Bridge」という土屋玲子さんの見せ場もちょっと残念だったぞおい。

あとは、順不同になるが、「宇宙の塵になって」、「EDEN」、「ZOOM IN SKY」、「嫉妬深い風」、「The One」、「Survivor」(さすがに今回はMisiaは来なかった)、「Mamborelo」といった曲が演られ、本編最後は「WONDERFUL WORLD」。
各曲、特に入り方などでいろいろアレンジがなされていて、試行精神が感じられた。

ここまで宮沢さんによるMCらしいMCはなかったが、アンコールのアタマで2008年の締めくくり、ブラジルの話をされ、そこから「足跡のない道」。
先ほど書いた内容と矛盾するようだが、この「足跡のない道」はベストパフォーマンスだったと思う。
アレンジ、そして歌。
ホール内の空気、観客のテンション。
さらに照明演出も含め、すべてが完璧に化学反応を起こし、サビの落涙度もこれまでで最高だったのではないだろうか。
アンコールはそれから「ハリクヤマク」で、静かに噎んでいた場内のヴォルテージをグイっと引き上げ、そして「DISCOTIQUE」でさらに弾けるという、構成もバッチリ。
おまけの1曲、再びの「WONDERFUL WORLD」を演って終了。

「紅白歌合戦」にも出るそうだし、来年はTHE BOOMも活動するようだし、楽しみだ。


♪ Berimbau - GANGA ZUMBA


2008年12月26日(金)

疲労感が極めてゼロに近い優れ物

働き出してからとんと記憶にない出来事だが、今年は多くの勤め人と同じくなんと今日、26日をもって仕事納め。
担当番組のスケジュールの都合上、14時~17時という棄て鉢な時間帯に忘年会を行い、総勢60名を超える大所帯でうどんすきをつつきながら酒をかっ喰らったりしてきた。
余興、賞品なども盛りだくさんで盛り上がり。

帰途、阪急百貨店のメンズ館にあるBOSEの直営店に足を運んでみる。
これまですこぶる気に入って愛用していた同社のアラウンドイヤーヘッドホンが壊れてしまったのだ。
新たなヘッドフォンを偵察すべく赴いた次第だが、やはりノイズキャンセリングのQuietComfortがよい。
とてもよい。
しかしとても高い。
うーんと唸っていてもいいものはいい、というわけで、大事に労わって使用することを自らに誓いながらアラウンドイヤータイプのQuietComfort 2をドバーンと購入。

QuietComfort 2

壊れんといてや。


♪ Power - Rainbow


2008年11月22日(土)

今日も非常に長い一日で、書き出すと東京とかDIESELとか「1408号室」とか「Chinese Democracy」とか

6時に身を床から持ち上げて、東京へ。
この1週間、ちょっときつい状態だったのでよっぽど言い訳を捏造して寝直してやろうかと思ったが、そこは普段他人に対してエラそうに説教垂れている我が身を振り返り、ブツブツ言いながらも起きて行くしかないのであった。

今日も3連休初日だから駅には人が多いなあ。
赤坂での会議を終え、品川でカレー喰って大阪へとんぼ返り。

夕方、梅田で妻と落ち合い、阪急百貨店のメンズ館に入っているDIESELで買い物。
来月初旬に訪れる私の誕生日プレゼントのようなものとして、前から漠然と欲しかった白っぽいスニーカーと、店頭で衝動的に選んだちょい厚手のロングスリーヴTシャツを購入。

DIESELで買ったスニーカーDIESELで買ったロングTシャツ

まあええ買いもんやったかな。

一瞬家に戻り、すぐに車に乗って神戸へ出掛けた。
HAT神戸の109シネマズで映画を観る。
映画の前にサーティワンでアイスクリーム入りクレープを食べようと妻と言っていたんだが、まさかのクレープ品切れ!
ガク。

観たのは「1408号室」。
スティーヴン・キング原作のホラーというかスリラー映画とのことだが、最低限の知識しか持たない状態で鑑賞。
多少のネタバレを予感させるかもしれないので、ご覧になる予定の方は注意されたし。

入り方から序盤に至るまでの流れは非常に期待を持たせる、いい雰囲気に満ちていたが、中盤からちょっと怪しくなってきた。
主人公のプライヴェートな過去が絡んでくるんだけど、それが微妙な挿入のされ方で、巧緻な伏線となっているわけでも謎の核心とリンクしているわけでもない。
これならヘタにファミリーの問題なんかを登場させるより、単純なホラーとして作り上げた方がよかったんじゃ?
あるいはミステリーとして成立するようなスリラーに仕上げてほしかった。
ラストまで、全編通してよく分からず、後には何も残っていない。

ユニクロでフリース買ってうどん喰って帰ってきて、届いていたAmazonからのメール便を開封。
ついに、ついに出た。
Guns N' Rosesのニューアルバムが!
「Chinese Democracy」が!

ついに出た「Chinese Democracy」

この名前のアルバムが出るらしい、と初めて聞いたのは、もうすぐ35歳にならんとする私が大学生の頃。
つまり、15年近くも前。
それからも、今年こそ出るらしい、なんて噂が何度も立ち上っては否定されてきた。
ハードロック界では半ばその存在が神格化されている彼らだが、実はスタジオ録音の正規のアルバムは過去にわずか3枚しかリリースしていない。
それにも拘らずここまでその名前が大きくなり、また大勢の人々の期待を幾度も裏切りながら、17年ぶり! にアルバムを出したのにここまで売れてしまうというのは、まさにGuns N' Rosesのみが為し得る神業としか言いようがない。
とにかくオールドファンとしては、たとえオリジナルメンバーがAxlだけになっていようが理屈抜きにうれしい。

未だに胃がもたれているような感じがするのは、帰りの新幹線の中で調子に乗って食べきってしまった「わいも」のせいか?


♪ If The World - Guns N' Roses


2008年10月14日(火)

小豆島に「寄り道」

12日(日)、13日(月)と、小豆島へ行ってきた。
きっかけは、宮沢和史氏のソロツアー「寄り道」。
この秋もやるらしい、しかし関西圏では行われず、足を延ばせるのは地理的にも日程的にもここだ、ということで、小豆島公演のチケットを取り、それならばとせっかくなので妻とともに出掛ける1泊旅行に転化させたのが事の顛末。

日曜は早起きして8時に家を出た。
姫路発のフェリーが11:15なので、余裕を見て早めに出発したのだが、ちょっと余裕を見過ぎたようでこの分だとあまりにも早く到着してしまう、と気づいたのが第二神明から加古川バイパスに入ったあたりか。
姫路バイパスの別所SAで1時間近く時間を潰し満を持して姫路港へ向かったのであった。

おりいぶ丸

ちなみに小豆島へは今も橋が掛かっていないので船で渡るより他に途はない。
定刻通り11:15に滑り出した福田港行きのフェリー。
車も満載で、人もかなり多い。
天気もまずまず良い。
船内で軽い昼食を摂り、これまた定刻の12:55に小豆島 福田港に到着。

上陸してまず向かったのは寒霞渓という景勝地。
ロープウェイもある美しい渓谷らしい。
山の麓の方に位置する「こううん駅」からロープウェイに乗車、5分弱で山頂へ。

寒霞渓に架かるロープウェイ

ちなみにロープウェイも満員電車状態。
さすが3連休。
ロープウェイの中からニホンザルが見えた。

ロープウェイから見えたニホンザル 木に登って揺すっていた

寒霞渓の眺望は素晴らしかった。
紅葉の時にはさらに人が溢れるというがさもありなん。

寒霞渓の展望スペースから望む

小豆島といえばオリーヴ、なわけで、オリーブソフトクリームなるものも食べてみたり。

寒霞渓を後にし、今度は銚子渓の方へ車を走らせる。
途中、スカイラインでたくさんのニホンザルに出会った。

大挙横断中

後で聞いた話だが、ここらのサルは比較的おとなしいらしい。
確かに箕面のやつらとは大違いだった。

なかなか堂々としたもの

野生のサルたちを見た後に我々が訪れたのは、「銚子渓自然動物園」、別名“お猿の国”。
つまり、サルだらけの動物園のようだ。

「お猿の国」入口

ちょうどショーの時間だったので、最前列かぶりつきで“モンキーショー”を観たが、アイちゃん(8歳)の芸には存分に楽しませてもらった!

アイちゃんのモンキーショー

たぶんやってることはあんまり大したことはないと思うんだけど、何しろ舞台までの距離が何十cmもないほどの近さだからとにかく面白い。
グーでタッチなんかもサーヴィスでやってくれたし、臨場感は何物にも勝る。

歯を剥き出して妻とグータッチ

観衆もとても多かった。
モンキーショーの後、園内をグルリとしてみたがまさにお猿の国、楽園であった。

至るところサルだらけ、柵も何もない親子

宿泊はお猿の国からすぐのところにある「リゾートホテル オリビアン小豆島」。

ホテル入口

満室状態のようだ。
いかにも地方のリゾートホテル、といった感じで、ゴルフ場やテニスコート、プールなども完備してゴージャスかつゆったりした造り。
露天風呂付きの天然温泉もあるし、のんびりするにはよさそう。

プールやテニスコートも見える

早めに夕食。
ホテル内にある鉄板焼き店で、“瀬戸内”というコースを。
地のものを活かしたオードブルに、ホイルに包んだタイの味噌焼き、ひたすら巨大なサツマイモやニンジン、ズッキーニ、エリンギなど、そして主役の讃岐牛がドーンとあって、さらにはタコのガーリックライスにデザートと、常人はとても喰い切れないヴォリューム。

各種オードブルタイの味噌焼き讃岐牛タコのガーリックライス

もちろんどれも非常に美味しかった。
しかしここ数年記憶にないほどに腹がはち切れそうになり、フロントで胃薬もらって飲んだよ。

オリーヴ茶

腹を抱えて呻きながら、楽しみにしていた温泉へ。
時間が早めでピークを外したこともあり、広々とした露天風呂にもゆっくり入ることができてよかった。
やっぱり露天に限る。

部屋に帰って寝ようと思ったが、テレビでやっていた「コラテラル・ダメージ」を最後まで観てしまった。

ちょっとゆっくりめに起きて、朝食ブッフェを摂ったのは10時頃。
天気は快晴、暑くなりそうだ。

チェックアウトして、車を走らせてまず立ち寄ったのは「小豆島ふるさと村」という道の駅。

小豆島ふるさと村

小さな施設で特に目立ったものはなかったような。
しかし3セクかどっぷり役所かしらんが、道の駅とかこういうところって妙に場違いなほど金掛けて作られててきれいね。
高速道路のSAとかPAもバンバン改修されてるし。
そういえば小豆島の道路はいかにも島の道然としてはいるが、よく整備されていて走りやすい。

次は「オリーブ園」へ。

「オリーヴ園」

最初のオリーヴの原木やら“オリーブ発祥の地”と書かれた碑やらを見る。

オリーブの原木オリーブ発祥の地であるらしいオリーヴの実

しかし本当にオリーヴの木だらけだなー。
アップダウンが激しい地なので歩くと汗みどろになる。

続いて向かったのは「小豆島オリーブ公園」。
宮沢和史さんの「寄り道」が行われるホールもこの公園の中にある。

コンサートが行われる「サン・オリーブ」

開園まではまだ時間があるので、少々散策。

イベント広場ギリシャ風車

小豆島はギリシャのミロス島と姉妹島らしいが、確かに異国情緒溢れる造りだ、この公園。
太陽もちょうど燦々と照ってるし、本当に地中海に浮かぶ小島みたい。
オリーブ記念館の2Fにある店でハーブのパスタを食べ、オリーブ茶やスモモのジュースを飲みつつ時間をやり過ごす。
そして15時を回り、いざ「寄り道」の会場である「サン・オリーブ」へ。

いざ「寄り道」

キャパシティは500~600人ほどだろうか。
当然ほぼ満員だ。
定刻の15:30を数分超えたところで暗転、宮沢さんが登場してコンサートが始まった。

1曲目は名前が分からないがボサノヴァのスタンダードっぽいポルトガル語の歌。
そして「イパネマの娘」と続く。
いつもの「寄り道」のようにリラックスして笑えるMCがここに挟まり、3曲目はSMAPの「青いイナズマ」、それから未発表曲の「二人のもの」。
さらにブラジル人アーティストの曲が続き、どうも前半はトークも含めてブラジル押しのようだ。
今年は日伯移民100周年だし、宮沢さんも彼の地でツアーを行ってきたばかりなのでそうなるのも自然なことなのだろう。
ブラジルブロックの締めはもちろん「足跡のない道」。
やはりこの歌はアコースティックが一番いい。

絢香の「三日月」も演ったが、後半はご自身の曲が中心。
「白いハマナス」にちなむ稚内の故人のエピソードや、佐渡島で保護されているトキを見て「朱鷺 -トキ-」を書いた話なども聞くことができた。
歌っているよりもしゃべっている時間の方が長いのもいつもの「寄り道」通り。
特に今回は興が乗っているのか、さらに長い。

「島唄」は初めて聴くアレンジで、かなりよかった。
そして最後はまさかの「神様の宝石でできた島」。
確かに島で行うコンサートの締めくくりにはふさわしいだろう。

これだから「寄り道」はちょっと無理してでも来る価値がある。
行かなきゃ、と思わせてくれるし、終わった後には必ず、来てよかった、と思わせてくれる。

長く演ってくれたのはうれしいんだが、ほぼ3時間近くの長丁場だったため、帰りのフェリーがちょっとヤバい時刻。
5速MTとアルファの回頭性をフルに活かして車酔い御免のエンジン高回転ドライヴで夜道をひた走り、大部港に着いたのは出港25分前の19:15。
何とかなった。

何とか間に合った

復路のフェリーは岡山の日生行き。
客室は結構空いていてゆったり。
20:40に日生港着、赤穂から山陽自動車道に乗って龍野西SAで晩飯を喰い、播但自動車道、姫路バイパス、加古川バイパス、第二神明、阪神高速と経由して、23時、西宮の自宅に帰着。
なかなか早かったな。


♪ 島唄 - 宮沢和史


2008年9月22日(月)

野球やらパーティーやらPCやらで濃密な日曜日

11時から草野球の試合。
前夜から天気が危ぶまれ、当日の早朝も何かと確認や連絡に追われたが、何とか雨に降られることなく試合をすることができてよかった。
公式戦だったが、9-3で勝利!

一旦帰宅してシャワーを浴び、夕方からは会社の後輩であるWの結婚式2次会に行ってきた。

後輩 Wの結婚式2次会

夫人は初めてお会いしたがきれいな人。
空間がもう祝福のエアで満ちているので、こちらまで幸せにあやかれるかのようないいパーティーだった。

そういえば草野球の折、S主将がハワイ旅行のお土産としてMLBグッズをくれた。

S主将に頂いたハワイ土産

メジャー全30球団のミニチュアヘルメットがズラリと並んだボード。
これはうれしいではないか。

頂き物といえば、心の友、東京在住のT夫妻より、彼らの音楽ユニット「在不」のCDが贈られていた。
贈り先の1つとしてピックアップしていただけるだけでもありがたいことだが、ブツもまた非常に蠱惑的。
感謝。

2次会からの帰り道、ヨドバシカメラで新PC用のソフトウェアやらマウスやらBluetoothアダプターやらを買ってきており、先ほどまでしばらく作業をしていた。
今回はHDDをパーティションするのはやめてみようかね。


♪ Battle Hymn - Manowar


2008年9月 9日(火)

「アイアンマン」試写

映画「アイアンマン」のホール試写会に行ってきた。
「スパイダーマン」同様アメコミが原作であるという本作、実写ということで多少リアルにアレンジはなされているものの、いかにもマンガらしくドガーンドガーンと豪快に話は進んでいく。
些細なことを気にせず素直に受け入れさえすれば、単純に楽しめる。
充分に、面白かった。
本編最後、「I am an Iron Man.」という台詞から直結してBlack Sabbathの「Iron Man」がガツーンと流れてくる件はなかなか乙。
エンドクレジットによるとどうやらあちらではテレビアニメシリーズの主題曲に使われているようだ、「Iron Man」。

帰り、新町の「介」という鉄板焼きの店で晩飯喰って帰宅した。


♪ Let's Get Back - Alvin Lee & Co.


2008年8月30日(土)

ブラジル帰りのGANGA ZUMBA

五度GANGA ZUMBAを観に、金曜の業務終了後なんばHatchへ。
関西の公演はほぼ観ているかも。
今回は妻も一緒。

冒頭、メンバーがステージ上に登場する前にまずはスクリーンに先月のブラジルツアーの模様がダイジェストで上映された。
彼ら(もちろんとりわけ宮沢和史さん)にとっても、現地の人たちにとっても素晴らしいツアーであったようだ。
関連があるのかどうか、最近宮沢さんのメディアでの露出が増えている。

「HABATAKE!」、「シェゴウ・アレグリア!」で幕を開けたが、先日出たばかりのニューアルバムからもたくさん演っていた。
音源を聴いても分かるとおり、「MARIA BONITA」はなかなかライヴにも向いた佳曲だし(確かこれは発売前に前回のツアーで披露してなかったかな?)、ルイス・バジェがノリノリの「ZOOM IN SKY」もよかったし、何よりも沖縄民謡の「ハリクヤマク」をあんな風にアレンジしてすこぶる様になっているのはさすがと唸るしかない。
また、ソロ名義のアルバム「AFROSICK」から「CAPITA DE AREIA」を、打楽器ストも含めて全員マイク前に立ち、スタジオ収録音源にできるだけ忠実に歌うのを初めて観たが、かっこよかった。
珍しく、というか、「DISCOTIQUE」の中盤あたりからテンポが少し走り出して、セットリストの後半の曲はおしなべていつもより速かったような気がしたが、それもまたバンドの気合いの為せる業か。
全体的にクラウディア大城さんのヴォーカルはやっぱりちょっとアレかなあ…。
今回はマルコス・スザーノの代わりに伊藤直樹さんがパーカッションで参加していた。

「楽園」、そして大ラスの「足跡のない道」で半ば感涙。
やっぱり一緒に口ずさんでいるとこれらの楽曲はどうしようもなく心情に訴え掛けてくる。

今回はPAもメッチャよくって、「Bridge」のヴァイオリンが聴き難いなんてこともなかった。
そして、結成3年目とのことだが、バンドとしてのパフォーマンスも当然ツアーを重ねるごとにレヴェルアップしてる。
各メンバー間のケミストリーなんかも、どんどん熟成されてきているように感じた。

すし詰めじゃないだけマシだったけどオールスタンディングはやっぱりこの年になると結構堪えるね。

なんばWalkのうどん屋さんで晩飯喰って帰宅。


♪ WONDERFUL WORLD - GANGA ZUMBA


2008年8月24日(日)

閉幕の日に

午前、草野球の試合が予定されていたが昨夜遅くまで降り続いた雨のためやむなく中止。
残念。

先日、2店舗が統合されて新たに場所を移しグランドオープンした「ひごペットフレンドリー クラウンパーク伊丹店」に行ってみた。
おおこれはすごいじゃないか。
1Fはイヌ・ネコゾーン、2Fは水棲生物・爬虫類・小動物関係に分けられた2階建ての店舗だが、かなりでかい。
品揃えももちろんそれにふさわしく、マニアックではないが広範囲に渡って充実している。
なにより、2Fにはテラリウムをそのまま大きくしたような巨大な滝、黄金のニシキゴイが多数泳ぐ池、周囲に椅子が並べられて休憩スペースも兼ねている展示用海水魚水槽などなど、インテリアもゴージャス。
移転に伴って爬虫類の留守預かりをやめてしまったのが残念だが、いやこれは楽しい店舗だ。

その足を伸ばして「イオンモール伊丹テラス」へ。
駐車場に入るのに20分ぐらい掛かった。
まずは「スポーツオーソリティ」で妻が使うピラティス用のボールを購入し、鯛焼きや生ジュースなんかを買い喰い飲みしたりして、「ジャスコ」で夕飯の買い物。
ここの食料品売り場は初めて来たけど、広大。
ここも楽しいなあ。
それにしても大盛況だ、イオンモール。

晩、妻が渾身の、でもないか、ブイヤベースを製作。

ブイヤベース

今はなき「カフェ・ラティーノ」に倣いリングイネを入れたり、安かったワタリガニなんかも奢って、美味しくいただいた。

北京オリンピックが閉幕。
野球に関しては…、まあ力を尽くして頑張った人たちに素人が文句を言うのもアレなのでアレするがアレだなやっぱり。
男子バスケットボール、全部を観たわけではないが、今回はUSA強かったみたいだ。
バルセロナを知っている世代からしたらあの必死ぶりはやっぱりちょっと違和感があることは否めないけど、もはやそんな時代ではないことも事実。
決勝もかなり焦ってただろうなあ。
コービ・ブライアントレブロン・ジェイムズがチームメイトとして真剣勝負に臨んでいるという光景だけでも充分刺激的だが、今回観た限りではドウェイン・ウェイドがどうやら完全復活を遂げた様子。
ここ2年ほど怪我がちだった彼だが、今大会でのペネトレイトの鋭さはNBAチャンピオンシップを獲得した2005-2006シーズンのそれに戻っているように感じた。

閉会式にジミー・ペイジが出てきたのには魂消たな。


♪ Politician - Cream


2008年7月20日(日)

浴衣を着て西宮神社の万燈籠を観に

昼、水槽の掃除と水換えを行った。

そして夕方からは、妻ともども今年購入した浴衣を初着用して、西宮神社へと徒歩で向かった。
本日はえびす夏祭りの日、その一環行事である「万燈籠」が18時半からあるらしいので、それを観に行くのだ。

表大門前にて

十日戎などの時とは打って変わって、露店はまったく出ておらずいわゆるお祭り然とした賑わいはない。
見物客はそれなりに多いが、皆のんびりと落ち着いて待っている感じ。
これはこれでいい雰囲気だ。

本殿の前に神輿がやってきた

18:30の点灯式まで少し時間があったので、売店で“鯉と亀のエサ”を買って池のカメにやったり、お茶を飲んだりわらびもちを喰ったりして過ごす。
そのうち陽も沈み出し、境内中に置きまくられたロウソクに次々と火が灯され始めた。
人も暗くなるにつれて増えてくる。

池に浮かべられたロウソクにも火が灯され始めた

19時半からは、“原笙会”という女人舞楽の会による舞楽奉納が、松林の間にある開けたスペースで催された。

原笙会による舞楽

演奏者も舞う人たちも全員女性で、言うなれば宝塚歌劇団の超ミニ雅楽版といったところか。
あたりはすっかり暗くなり、無数のロウソクや提灯の明かりとほんの少しの舞台用照明が幻想的な非日常空間を演出している。
ええ気分や。

参道も明かりで埋め尽くされ美しい

「力一杯」でつけ麺を喰って帰ってきた。


♪ Cold Wit It - Fiend


2008年7月19日(土)

時間の流れが変わる家はすぐ近くにある

ついに堪えられずに「崖の上のポニョ」主題歌をiTunes Storeで購入してしまった。
これが人生初ダウンロード購入。
まさか初めてインターネットで買うのが宮崎アニメの曲だとは…。
今日も200回は脳内リフレインしたんじゃないか、この歌。

昼、所用あって妻の友人宅へお邪魔させてもらった。
川西能勢口にほど近い宝塚市内にある一軒家なのだが、広い庭では植物が生い繁り野菜なども多く育て中、味のある平屋の建物もとても築30年とは思えないほどモダンで温かい内装。

庭にはトマトやナス、それにゴーヤーなどが生っている

うちから車で1時間も走ってないのに、なんだか田舎にある友達のおばあちゃんちに遊びに来た、みたいな雰囲気。
時間の流れも下界とは違っているような気がして、気分ゆったりと過ごすことができる。

ヴェランダの鉢で飼われている3頭のミシシッピアカミミガメ

いやはやのんびりさせていただきました。

夕方、OBPに移動して腹ごしらえにお好み焼きを食べてから、「シアターBRAVA!」へ。
「かもめ」を観劇。

「シアターBRAVA!」前にて

原作 アントン・チェーホフ、演出 栗山民也、出演 鹿賀丈史、藤原竜也、美波、小島聖、麻美れい 他。
鹿賀さんと美波は「有閑倶楽部」でも共演してたね。
鹿賀さんや藤原くんの演技は今さら言及するまでもなく一級品だが、麻美さんの存在感十分のド迫力と、小島聖さんの堂々たる演じっぷりにも感嘆した。
ヒロインを務めた美波さんも華奢な体躯からは想像できない声量で、起伏の激しい難役を見事に演じていたように思う。
ストーリーは言ってみれば結果的に救いのない悲劇なわけだが、登場人物が比較的多い割に各々の性格付けが充分になされていなかったように感じられた。
上演時間の問題なのか、脚本・演出上の問題なのか。
藤原くんと鹿賀さん扮する主要人物2人は作家という役どころなのだが、語られる台詞に作家・チューホフの本音が塗り込められていて、そのあたりは非常に興味深かった。


♪ Imperial - Primal Scream


2008年7月16日(水)

崖ポニョ

MLB オールスターゲームはまさかの延長15回、5時間近い戦いに。
念のため長めに録画予約はしてきたものの、さすがに足らずに尻切れだ、と会社の天井を仰いだ昼下がり。

ここ数日、私の頭の中を「崖の上のポニョ」の歌がずーっと回っているのだが、会社の近くを歩いていたら、30代後半くらいのおっちゃんが3~4歳の娘を自転車に乗せて2人で声を合わせて「♪ポ~ニョポニョポニョ魚の子~♪」と声高らかに歌いながら走り過ぎていった。
公開前にしてこの浸透具合、さすが。

昨晩、ちょっとした不注意から1匹のヤモリを家に招じ入れてしまい、捕まえようとしたが玄関のシューズラックの裏に隠れてしまって姿を見せず。
早丸1日以上が経過したが未だ発見せられず。


♪ Mr. Onsomeothersbitches - Methods Of Mayhem


2008年6月12日(木)

沖縄とホルモン

某レコード会社を2年ほど前に退職、今は「東風(こち)」というアーティストをマネジメントする会社で働いている旧知のT氏が会社に訪ねてきてくれ、1時間あまりいろいろな話をした。
特に盛り上がったのが沖縄話。
職を辞した後しばらくは石垣島に長逗留していたというほど沖縄が好きなTさんと、沖縄の音楽や喰い物、そして関西にある沖縄料理店などについて熱く語り合ってしまった。
そもそも、この東風というアーティストが名前から分かる通り沖縄にも因んでおり、沖縄居酒屋などを回って演奏も頻々に行っているそうだから。
それにしてもTさんとは断続的とはいえ割と長い間一緒に仕事をしてきたが、これほどまでに沖縄好きとは知らなんだ。
それは向こうも同じことだったと思う。
普段こんな話しないからねえ。

晩、仕事&野球仲間のMと「天五ホルモン」で飯喰って帰ってきた。
この世に存在する最も美味い飲み物であるかのようにビールを次々に飲み干してゆくMとは主に野球の話など。
ここんとこ並行事業が多すぎて脳味噌がきしみ神経はささくれ立ちがちな毎日だが、こういったひと時が何にも代えがたい。

明日は7時出社って!


♪ 手紙 - THE BOOM


2008年5月30日(金)

2度目の「寄り道」

御所の西っ側にある京都府立府民ホールに、宮沢和史さんの弾き語りコンサート「寄り道」を聴きに行ってきた。
これは昨年7月に続き2度目だ。

手作り感満載の掲示

このホールはキャパシティが多く見積もっても500〜600人程度、「寄り道」ツアーは小さなハコでしか演らないのでどうしてもチケットが取り難く、一昨日の神戸・月世界が取れなかったのでこの日の京都になったわけだがそれはともかく、客席がステージと向かい合った位置だけでなく、両サイドにも数は少ないが配置されている。
つまりコの字型に演者を囲む形。
今回私の席はそのサイドのところ、その名もステージサイドバックというポジションだった。
ステージに出入りする宮沢さんがわずか2メートル横を歩き、演奏中も6メートル前方で左側面の全身を見せている。
これはこれで臨場感がすごい。

今回はいつになく宮沢さんがパーソナルな話題を多く話していた。
自分のお子さんの話(!)や、自身の子供時代、アマチュア時代のこと、バンド結成当時のことなど。
THE BOOMのことも結構な時間を割いて話され、非常に興味深かった。
ちなみに先週の原宿の「寄り道」の時、4人が揃って1曲演ったらしい。
また、今年はブラジル移民100周年ということもあり、宮沢さんが傾倒しているブラジル音楽についても熱く語られ、ボサノヴァのスタンダード「イパネマの娘」も披露。
今度発売されるGANGA ZUMBAの曲「足跡のない道」も。

曲を演奏している時間と同じくらい、トークもあって、正味2時間あまりのワンマンショー。
「JUSTIN」に始まり、「遠い町で」、「星のラブレター」や「中央線」といったおなじみの曲に加え絢香の「三日月」の見事なカヴァーまで歌い上げたコンサートは「神様の宝石でできた島」、そして「四文字の叙情詩」の朗読で幕を閉じた。
完璧な構成だ。
歌、詩、そして語りやMCなど、彼の口から発せられる言葉をすべて聞いていると、おぼろげながら統一された彼の持つ世界が見えてくるような気がする。
熱くなる。


♪ それでも気車は走る - THE BOOM


2008年5月24日(土)

3度目のBOYZ II MEN

BOYZ II MENのコンサートを観にグランキューブ大阪へ。
これで3回目の生BOYZ II MEN。

まずはおなじみ、「Motownphilly」で幕開け。
それから「Muzak」、ちょっと違うアレンジをかました「On Bended Knee」、「Perfect Love Song」、そして「我々がプロとして初めてレコーディングした曲」と前置きを振ってから歌った「Please Don't Go」と続く。
おお、こうして並べてみると、実は前回(昨年1月)の時のセットリストと極めて近しいな!

そして中盤はニューカヴァーアルバム「Motown: A Journey Through Hitsville USA」から5曲ほど。

後半、再び定番のナンバーが始まり、「I'll Make Love To You」でのバラ配りパフォーマンスも健在、そして「End Of The Road」で本編終了。
アンコールでは今一度「Motownphilly」で盛り上げて、最後はスタッフ一同もステージに引っ張り出して勢揃いでお別れ。
ジャパンツアー最終公演だったこともあって、いかにもな大団円て感じだった。

しかし彼ら、あそこまでの地位に登り詰めたビッグネームなのに、丁寧なMCを含めたステージングがとても親和的。
パーソナリティの根っこに確かに存在する先天的な明るさや気さくっぷりが見てとれるなあ。
余談ながら今回もバックステージパスを販売していた。
8000円ナリ!


♪ Thank You - Boyz II Men


2008年5月 1日(木)

4度目のGANGA ZUMBAライヴ

周囲のスタッフの多大な協力を賜り、仕事を何とかかんとか収めてGANGA ZUMBAのライヴを観にアメ村のBIGCATに急行した。
こないだ出たばっかりのシングル「シェゴウ・アレグリア!」を冠したツアーの1発目だ、大阪が。

いきなりカップリングの「Under The Sun」で幕を開けるというちょっと意外な組み立て。
これぞ高野寛節の真骨頂。
続いても「why?」と、高野さんフィーチュアな序盤。
宮沢さん抜きでクラウディアがヴォーカルをとる土屋さん作曲の新曲や、同じく次のアルバムに入る予定の新曲が数曲披露された。
聴衆の前で初演奏だと宮沢さんも言っていた。

定番の中では「BAILA CON GANGA ZUMBA」や「楽園」を結局最後まで演らずそこらへんに関しては少しすかされた気もしないではないが、イントロが新しいアレンジの「Mambolero」、踊りまくりの「WONDERFUL WORLD」、ヴァイオリンの見せ場、「SAMBA CAOS」なんかは聴けて安堵。
それにしても前回同様、ヴァイオリンのPAアウトのレヴェル、ちょっと低いんじゃ…?

シングル曲「シェゴウ・アレグリア!」は、正直家やiPodで聴いてる分には、まあいかにもサンバ然とした曲調もあって(私はGANGA ZUMBAのそこに惹かれているわけではないので)、「いい曲だなあ」と強く思っていたわけではない。
しかし昨晩、ライヴで聴きそして一緒に声を枯らしてサビを歌った「シェゴウ・アレグリア!」は涙が出るほどいい曲だった。
本当にいい曲は、歌っていると勝手に共感できて泣けてくる。
だから天才なんだよなあ、宮沢和史は。

本編最後は「HABATAKE!」と「DISCOTIQUE」で、熱狂のうちに一旦締め。
アンコールは曲名不明の沖縄民謡のスタンダードをアレンジしたもの~「ちむぐり唄者」からこの夜2度目の「シェゴウ・アレグリア!」と続き、終了。
さらにアンコールが望まれたが、結局なかった。

ライヴを観ながら聴きながら、そして帰途、何かをやらねば俺は、という想いを強くして、努力を誓い幸運を祈るのだった。


♪ kaze ni naritai (GZ Ver.) - GANGA ZUMBA


2008年3月 8日(土)

人間椅子を観てきたよ

朝から水槽の掃除と水換えして、夕方から会社で会議にひとつ参加して(早退して)満を持して心斎橋のOSAKA MUSEに向かい人間椅子のLIVEに参戦!

人間椅子“春と修羅”ツアー

彼らがデビューした直後からだからその歴はかれこれ20年にも届こうというファンである私だが、実はライヴを観るのは2度目。
あれは「踊る一寸法師」の時のツアーを京都の確か磔磔に観に行ったきりだから、もう12~13年ぶりにもなるのか!
それ以降ももちろん何度も関西でライヴは行っていたが、仕事で行けなかったり知らぬ間に終わっていたりで機会に恵まれなかった。

髪も短く、丸眼鏡を掛けて現われた和嶋慎治氏は着流しの上に羽織を羽織って、まるで大正~昭和をまたいで生きた小説家といった風貌。
鈴木研一氏はスキンヘッドと顔を白塗りメイク、衣装として袈裟を身に纏っており、織田無道氏とはまた違った方向の悪い坊主といった雰囲気満点だ。
そしてさらに大きくなって(太って)いた。
さすがメタボリックエンジェル。

新譜「真夏の夜の夢」の収録曲は大体演っていたんじゃないだろうか?
特に序盤は新曲押し。
音圧が強烈でスリーピースとは思えない力だ。
今回のアルバムはここ数年の中では出色の出来だと私は感じているが、でも主に終盤、やっぱり昔の曲を演った時の方が何か盛り上がっていたような気がする。
私個人としてもそうだし。
「夜叉ヶ池」や本編最後を飾った「青森ロック大臣」、アンコール1回目の「人面瘡」、2回目の「針の山」とか。

ライヴなので我を忘れて歌い踊りノリまくるのももちろん正解だが、彼らの場合はその超絶的な演奏テクニックに観入る、という楽しみ方も選択できる。
これを弾きながら歌うか、と楽器やバンド活動をかじった者にとっては衝撃的なプレイが間近で観られるのだから。
ベースは単にルートを刻むだけじゃなくて動きまくってメロディーを作っているし、ギターも歌メロや声のリズムとはまったく切り離されてヘヴィなリフや正確なソロを奏でる。
真面目な人柄がステージ上でもにじみ出るSG魔人・和嶋氏はその手元を見ているとほうとため息が出るし、怪奇入道・鈴木氏のパフォーマンスはやはり圧倒的に絵になる、魅了される。
MCを含めたステージングも、10数年前に観た時よりも明らかに熟達していたと思う。
嗚呼、こんな人たちが音楽一本で食べていけないとは…!

2度目のアンコールが終わり、客電も点いてアナウンスも流れ始めたが再び巻き起こるアンコール。
「これが本当のアンコールだ!」と言って出てきた彼らは最後に「ダイナマイト」を疾風のように演奏して去っていった。
この年齢になるとどうも感動しやすくなって困る。
素晴らしいライヴだった。

帰り、「浪花そば」で「ひめ丼定食」(日替わりのあなご天丼と山菜そばのセット)を喰ったら腹いっぱい。

22:30頃家に到着すると、夕方から妻にピラティスを習いに来てくれていた草野球チームマネージャーのNちゃんとKちゃんがまだいてちょっとびっくり!
しゃべり倒していたら時間を忘れて帰るのも忘れていたらしい。
駅まで送った。
明日は公式戦だ!


♪ 空飛ぶ円盤 - 人間椅子


2008年2月 2日(土)

携帯端末高級化体感事件

携帯電話を替えた。
N705i。

N705i その1N705i その2

私はこれまで“今まで使っていたものが壊れた”、という理由以外で携帯電話を替えたことはないのだが、今回も例外でなく、勝手に電源が落ちたりまた入ったりするという怪奇現象に頻繁に見舞われるようになったので仕方なく。
取り扱いが乱暴なためか、大体1年前後しかもたない。
ただこのたびがいつもと違うのは、発売日当日、ショップの開店早々に最新機種を買い求めに行った、というところ。
ワンセグでテレビを観るわけでもなければ、携帯電話で音楽を聴くこともないしムーヴィーを撮ることもない。
だから905みたいな機能ゴテゴテフルスペックはいらないが、譲れなかったのは国際ローミング対応であること。
そんな折、705シリーズでGSMおよび3G両方に対応した国内メーカーの機種が出るじゃないか、しかもamadanaか~、とふと知り得、いそいそと2月1日の発売日に早起きして買いに出掛けた次第。
しかし周知のようにドコモの料金体系が新しいモデルから変わっており、なんと端末1台が4万円、5万円、6万円。
これはとてもじゃないが1年ごとに「壊れた~」と言って機種変更している場合ではない。
大事に使わなくては。
この心掛けもいつまで続くやら…。

帰宅していろいろといじってカスタマイズしつつ、人間椅子の曲の着うたを作ったり草野球チームのロゴの待ち受け画像なんかを細工していたら、「アニマルプラネット」と「ナショナルジオグラフィックチャンネル」があまりにも面白かったこともあってもうこんな時間だ。


♪ I Am The Walrus - The Beatles


2007年12月31日(月)

謎の動悸

昨晩は比較的早く帰ってこられたので、今年の走り納めとばかりにトレーニングウェアに着替えて夙川沿いを走ってきた。
私の場合走る時はいつも、心肺機能が参るよりも先に脚の筋肉が疲れてくるのだが、昨日は普段と異なり、1kmほど行ったあたりから息がものすごく上がってきた。
なんだこりゃ。
やっぱりここ数日の睡眠不足&長時間勤務の影響かね。
それとも厳寒で鼻水が垂れすぎ、呼吸がおかしくなっていたか。
ようしこうなりゃショック療法だと、50mダッシュ→ウォーク→50mダッシュ...とインターヴァルをやってみたら、収まるどころかさらに動悸は激しくなって心臓は止まりそうになり、さらにはそれまで大丈夫だった筋肉も悲鳴を上げただけだった。
それに寒すぎて、ニット帽でちゃんと隠していたのにメチャメチャ耳が痛くなった。
年齢を忘れていたよ。

TBSで放送していたイカ天特番は、まさに当時安もんのエレキギターを買ってもらったばかり、バンドブーム真っ只中で中高生時代を送った私にとって垂涎物。
人間椅子の扱いってあんなものなのね...。
確かにイカ天といえば放送前期こそがクライマックスではあったが、それにしても後期のヴォリュームがあまりに少なすぎた。
ひょっとして斎藤ノブ氏とか誰か、後期出演者と映像の二次使用について揉めたりしたとか? と無根拠に推測してみたり。

今日は早起きしてペットショップにヘルマンリクガメのシロを預けに行き、それから会社に出て最後の仕事を片付けてから名古屋の実家に向かう予定。
各地で豪雪らしいが名神は大丈夫か?


♪ エイズルコトナキシロモノ - 人間椅子


2007年12月24日(月)

オペラ「ヘンゼルとグレーテル」など

昨日付けでFT編集長からFT到達光士に改名いたしました。
以後お見知りおきを。

兵庫県立芸術文化センターに、佐渡裕芸術監督プロデュース&指揮のオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を観に妻と行ってきた。
2年ぶりのリヴァイヴァル公演。
オペラといえど日本語だし、ほんわかほのぼのでよかった。
会場には子供も多くて若干驚いた。
終演後のカーテンコールの時、指揮者の佐渡さんがサンタの衣装を着てステージの上に!
これは絶対本人のアイディアだな。

帰ろうとホワイエに出てみたら、劇中の“お菓子の家”にちなんだ催し物として、それを模したお菓子細工がズラリと並べられているのに気付いた。
お客さんの投票によって順位なんかも決めるみたいだった。

“お菓子の家”ホワイエはなかなかの人出

帰りは別に用もなかったので妻と2人ブラブラと歩いて帰途へ。
ノロノロ歩いて大体40分の道のり、適度な散歩。
帰り、うちの近くのスーパーに寄って夕飯の買い物。
今日は一緒に夕飯は喰えそうにないので、一足早いクリスマスディナーとして、ローストチキンと大豆のオニオンベーコンスープ。
どちらも私の好物だ。

「M-1 グランプリ」、近年の中ではかなりレヴェルの高い最終決戦だったのでは。
旧知のキングコングも見事に復活し、嬉しい限り。


♪ Pilots - DramaGods


2007年10月 1日(月)

1週間で2度目の沖縄出張帰り

先月25日~27日に続き、29日~今日まで再び2泊3日で沖縄出張へ。
ようやく西宮も長袖が必要になってきたが、あちらは当然まだまだ灼熱の亜熱帯。
特にスコールの後なんかは蒸し暑さがすごい。

29日の晩はスタッフ3名とともに国際通りの「守礼」という店で石垣牛の焼肉とアグーのしゃぶしゃぶをたらふく喰った。
1人前の量がハンパじゃない。
割りにビックリするほど高くない。
30日は業務を終えた後、チーフプロデューサー氏と2人でDFSを偵察してから美栄橋の琉球炉端焼店で晩飯。
料理も充分に美味かったが、これまで仕事、プライヴェート含めて世界各国を渡り歩いている上司のいろいろな体験談を改めてたっぷり聞くことができ、非常に興味深いひと時だった。
カメルーンでいきなり逮捕されたとか、サラリと語るものだから。
とにかく辺境話に大輪が咲いた。

その後、上司と別れて1人で国際通りをぶらついて妻への土産にアクビちゃんのTシャツを1枚購入し、「鳩間島」という居酒屋へフラリと吸い込まれる。

なぜか沖縄限定、アクビちゃんTシャツ

ちょうどオーナー兼ミュージシャンの吉川某氏の沖縄民謡ライヴが始まる時刻だったので、腹はいっぱいだったがこれは聴かなければ。
三線を手にステージに立った吉川さんは客いじりをしながら場を巧みに盛り上げる。
「島人ぬ宝」や「涙そうそう」、「島唄」、「花」といったポピュラーな曲を始め、「てぃんさぐぬ花」や名前も分からないコテコテの沖縄民謡も朗らかに歌い上げて、居合わせた吉川さんの旧友はもちろん、金沢から来た団体酔客や東京から来た泉谷しげる似の単独男、果てはすましてチビチビやっていた若いカップルも興が乗ってきて踊り出し掛けたので、当然我も遅れをとるわけにはいかず、太鼓をデンデン叩きつつ店内を歩き回ったのだった。
いやー楽しかった。

「鳩間島」のステージで吉川さんと

本日帰宅、久々の西宮の夜は、妻と久々に「翠香」に喰いに行った。
相変わらず美味かった。

そして明日は朝から東京だー。


♪ 50 Candles - Boyz II Men


2007年9月 9日(日)

とにかくよかった、GANGA ZUMBAのツアー最終公演@なんばHatch

昨夜は「なんばHatch」へGANGA ZUMBAのコンサートを観に聴きに。
“SUMMER SESSION UM”と名付けられた全国8ヶ所公演の最終日。
GANGA ZUMBAとして観るのももうこれで3度目だ。

難波駅構内のインフォメーションボード

1曲目は「Rainbow Warriors」、GANGA ZUMBAはラテンミュージックをベースとしているバンドだが、この曲のイントロがもう由緒正しきロックンロールのそれっぽい雰囲気満載で、こりゃ盛り上がるや。
この前行ったソロコンサート「寄り道」の時とはまったく違うワイルドな出で立ちに戻っていた宮沢和史氏の動きも激しい。
マルコス・スザーノの姿がない。

途中、フロントマンの宮沢さんが一時退席してMCを高野寛氏に預け、フェルナンド・モウラと土屋玲子さんの新ユニットの曲(「カンガルー」というタイトルのプログレっぽいインスト)や、この日が宮沢さんプロデュースのアルバム発売日であるクラウディア大城さんのソロ曲を演ったりしていたが、そんな風に当たり前にステージが成立していることで分かるように、このバンドは決して“宮沢和史+その他のミュージシャン”なのではなく、それぞれが傑出した技量と個性を持ったプレイヤーなのだ、と改めて認識。
そしてそれとは別にバンドという塊としてのパワーも日を重ねるごとに目に見えて増しているようで、前回前々回に観た時よりも格段に演奏、パフォーマンス、ステージングが、よかった。
曲は「Habatake!」、「楽園」、「ちむぐり唄者」、「Mambolero」(高野さんのイントロから入るヴァージョンがライヴではすっかり板に付いているが、今回はそこにクラウディアのセクシーダンスも絡んでいた)、「SAMBA CAOS」、「BAILA CON GANGA ZUMBA」、「DISCOTIQUE」、「WONDERFUL WORLD」といったおなじみのものに加え、宮沢さんのソロ曲「ブラジル人・イン・トーキョー」のポルトガル語ヴァージョン、奥田民夫の「すばらしい日々」のカヴァー、アルバム「UM」から「why?」、「Toquio」などなど。
各曲のアレンジも、毎回少しずつ変わっている。
終盤、「WONDERFUL WORLD」の時には、GANGA ZUMBA初代ドラマーにしてオルケスタ・デ・ラ・ルスのドラマー GENTA氏が登場、そこらへんの事情はよく分からんけども、大いに沸いた。

しかし私が曲を熟知しているとか、元々大好きだから足を運んでいるとかいった点をまったく考慮に入れないとしても、純粋に楽曲の持つポテンシャルとそれを具現化するスキル、そしてパフォーマンスといったアーティストのライヴ力によってここまでオーディエンスを盛り上げられるって、ちょっと他にはおらんのちゃうか、と思うほど、昨晩のステージは素晴らしかった。
一度も彼らの曲を聴いたことがない人が仮に行ったとしても、あのステージのすごさはきっと分かったと思う。
それほど、言葉では説明できないほどに、特にショー後半に差し掛かってからの勢いは凄まじかった。

大好きな曲と詞を追い掛けていて、それがステージの上で演っているアーティストと自分勝手にシンクロした時、涙腺が刺激されるのは何のせいだろう。

アンコールではキーボードをフィーチュアした、フェルナンドとドラムの宮川さんとパーカッションの今福健司氏の3人によるモダンジャズっぽい曲に続き、「Bridge」。
さらに、2度目のアンコールを待たずに「もう1曲演っていいですか」という宮沢氏の言葉の後に始まった本当のラスト曲は、このステージ2回目の演奏となる「WONDERFUL WORLD」。
これは再度のGENTA氏呼び込みによるアクシデント選曲なのか、そうでないのかは不明。
とにかく、よかった。

惜しむらくはミキシングの拙さよ。
特に弦楽器のPAバランスが悪く、「SAMBA CAOS」や「Bridge」なんかのヴァイオリンの見せ場の時に、ヴァイオリンのソロフレーズよりもギターのカッティングの方が音デカイとかありえへんで、ほんま。
前はそんなことなかったのにミキサー代わったんかな。


♪ Rainbow Warriors - GANGA ZUMBA


2007年8月31日(金)

今もっともアツいコンサートの1つ

今一緒に仕事をしている関ジャニ∞の大阪公演初日、1回目のコンサートを観てきた。
47都道府県すべてを回るという前代未聞のツアーだが、大阪でついに44ヶ所目になるとか。
さすが日本のトップアイドルグループの1つ、パフォーマンス、演出ともにハイレヴェルで、見せ物としてとても高質なものだった。
また、彼らの“アイドルとしての顔”に改めて感心。
この内容のツアーを移動しつつ消化しながら、もちろん別の仕事もこなしている。
いやはやすごいやつらだ。


♪ ズッコケ男道 - 関ジャニ∞


2007年8月16日(木)

気分はもう徹夜明け

MacBookのモバイルネット接続だが、やっぱりPHSじゃどうにも遅くて使い勝手が悪いのでウィルコムを解約、USB接続の端末 D01HWが出たということで、イーモバイルを新規契約した。

イーモバイルのD01HW

いやー速い!
これなら使える。
料金もウィルコムのAIR-EDGEとあんま変わらんし。

さらに、これまで使っていたaudio-technicaのヘッドフォンが壊れてしまったので、BOSEのTriPortを購入した。

BOSEのTriPort

決め手はズバリ軽さと装着感、これに尽きる。
意匠的にはイマイチだが仕方あるまい。
ノイズキャンセリング機能の付いたやつはやめた。

帰ってきて2日経つがまだ時差ボケが直らない。
夕方過ぎると眠くてたまらん。
時差ボケするタイプじゃなかったんだけどなあ。


♪ Move On Up A Little Higher - Bessie Griffin


2007年7月22日(日)

Guns n' Roses World Tour 2007

大学時代のバンド仲間、M山くんとともにGuns n' Rosesのライヴに行ってきた。
本来4月にやる予定だったのが延期された振替公演。
無事に行われて何より。

会場はインテックス大阪。
17時開演ということで、16:30には現場に到着はしたが、まずは前座、オープニングアクトのパフォーマンスがあるみたい。
ムックというらしいそのバンドには悪いが、オールスタンディングなのでちょっと中に入るのは勘弁してもらって外で座って時間潰し、彼らが終わった18時に入場した。
まあ半ば覚悟はしていたとはいえ、そこから1時間半待たされ、GNRが出てきたのは19:25…!

とにかくアクセル・ローズと愉快な仲間たちのことなので、まず姿を現すかどうか、そして公演の内容にも一抹の不安があったことは否定できないが、杞憂に終わった。
初っ端は「Welcome To The Jungle」、これはオーディエンス盛り上がる。
私的にも、20年近く前、まさにバンド小僧まっしぐらだった頃に文字通りトップに君臨していたHRバンド、GNRのアクセル・ローズが、彼以外はたとえオリジナルバンドの面影はなかろうと、目の前で「Welcome To The Jungle」を歌っているその事実に、少なからず感動した。

1stアルバムから「It's So Easy」、「Mr.Brownstone」と続いた後は「Use Your Illusion」から「Live And Let Die」、再び1stから「Sweet Chiled O' Mine」と流れて、さらに新曲も披露。
新曲はアンコールも含めて確か5曲ほどやっていたと思うが、コーラスを多用したGNRらしからぬ曲や、ピアノをフィーチュアしたチューン、出る出ると噂されて早数年、なかなか出ないニューアルバム「Chinese Democracy」のタイトルソングらしい曲など。
ミディアムテンポで重めの楽曲が多かった、新曲は。

各メンバーのソロとそれに付随するメンバー紹介以外はまったくMCなし、立て続けに曲を演奏してショーは進行。
アクセルの歌唱は、まあピッチはアレだけども思っていたよりは全然ちゃんとしていた。
ハイトーンのシャウトも結構出てる。
ただ中音域の乏しさと低音のスカスカ具合は予想通りだったが。
まあそういった話の次元じゃなく、あれはあれでいい。
ちなみにヴィジュアルはやっぱり少し太っていて、年取ったレオナルド・ディカプリオみたいだった。

メンバー編成は、何とトリプルギターにキーボーディスト2名も加えて、全8名、たぶん。
ギタリストは1人はスラッシュとザック・ワイルドを足して2で割ったみたいな、1人は元気なイジー・ストラドリンみたいな、そしてフライングVを抱えたもう1人はおちょけ者であった。
ちなみにフライングV氏は松井秀喜のTシャツを着て、伊福部昭のゴジラのテーマを奏でるパフォーマンスを見せていた。

順不同で演った曲(新曲以外)を列記してみると、「Knockin' On Heaven's Door」、「You Could Be Mine」「Out Ta Get Me」、「My Michelle」、「November Rain」、「Rocket Queen」、「Don't Cry」、「Used To Love Her」、「Patience」、「Nightrain」といったところか。
「My Michelle」、「Rocket Queen」なんかは、ライヴで聴くと抜群にいい。
「Rocket Queen」カッコいいなあ。
M山の好きな「Civil War」は演らず残念。
「November Rain」ではアクセルのピアノも聴けた。
本編最後は「Nightrain」で、特効もド派手に、盛り上がった。
そうそう、特効含めた演出も失礼ながら思っていた以上にしっかりしていた。
ソロから曲に入る流れとか。

アンコールは新曲2曲と、「Paradise City」。
もうお約束ってカンジ。

いやあ、素晴らしかった、我が青春の1ページ。

M山を私の車に乗せて西宮に連行し、妻も拾って3人でお好み焼き店「来たろう」で遅い晩飯。
塩そばもお好みももちろん美味いが、やっぱりここのねぎ焼き最高。
初めて食べた「大貝ときのこのバター炒め」という一品も大層美味かった。


♪ Rocket Queen - Guns N' Roses


2007年7月16日(月)

音楽とカレーとコーヒー

文字通りの台風一過、天気予報がまるで外れて昨日の日曜は朝からずっとまあ晴れていた。
これやったら野球できたんちゃうか?

柄にもなく家事を手伝い、一通り掃除機をかけたんだけど、これはキツいな!
汗だくになるし結構力仕事だしちゃんと隅々までやろうと思ったら平気で30分以上掛かるし。
妻に改めて感謝だ。

夜、友人が主催するイヴェント「TUZUMI CAFE」に妻と行ってきた。
心地よいラテン音楽を聴きながら美味しいカレーを食べてコーヒーを飲もう、TUZUMIのデニムを履いて、という趣旨のイヴェントで、場所は職場が近い妻も移転前はよく行っていたという堀江の「ロカリテ」。
あ、ジーンズじゃなくて短パン穿いて行ってごめん。

何気ない非日常、面白くて可能性があるコンセプトだと思います。
いい夜を過ごせました。


ようやく、「リクガメ日誌」がリアルタイムに追いつきました。
もし興味がおありならばぜひ。
http://www.kaiyou-k.jp/rikugametop.htm


♪ Hot Porno Star - Dirty Rig


2007年7月12日(木)

宮沢和史「寄り道」ツアー ファイナル

会社に行く前、テレビを点けたらまだ試合が始まって間もないMLBオールスター。
録画はしていたがついついそのまま観入ってしまったら、周知のあのイチローのランニングホームラン!
1人で手を叩いてエキサイトしてしまった。
中継が終わるまで家出られんかったわ。
にしても、周りのスーパースターたちが皆満面の笑みをたたえて、それらに負けない満面の笑みを浮かべたイチローを迎えていたのがまたよかった。
やる男だ。
ゲームとしても非常に面白かったんでないの。

晩、宮沢和史さんのソロツアー、「寄り道」のファイナルに1人行ってきた。
場所は大阪厚生年金会館芸術ホール。
文字通りソロ、たった1人で聴かせるアコースティックライヴだ。
このツアー、5月に京都から始まったんだが、実はその時にはチケットが取れなかった。
最終公演の大阪が取れて本当によかった。

GANGA ZUMBAの時とはまた全然違う、ヒゲをきれいにそった顔に風呂上がりのようなサラサラヘアー、そして白シャツにジーンズというシンプルな出で立ちで現われた宮沢さん。
まずはあいさつ抜きで「楽園」、「光」と2曲続けてアコースティックギター1本(とハーモニカ)抱えて歌い切る。
バンドの時もだったけど、やっぱり「楽園」は生で聴くとCDの何百倍もいい。
どっちかというと結構淡々と進行していくのかな、と思いきやまったくそんなことはなく、何なら歌よりよっぽど長いんちゃうかという軽妙なMC。
ツアー関連グッズの宣伝やビリーズブートキャンプなどの小ネタを挟みつつ、沖縄にまつわる話やこれまでキャリアについてなどの真面目なトピックも語り、そして随所に詩集からの朗読などを盛り込んで。
客席との掛け合いしりとりはなかなか笑えた。
楽曲は、「からたち野道」といった古い曲や、見事にアコースティックアレンジの施されたSMAPの「青い稲妻」などを途中に、そして「沖縄に降る雪」といった定番も後半に持ってきて、本編最後は最近の曲、「銀河」と詩を1篇。
アンコールはこれまた昔の「モータープール」、そして「僕にできるすべて」の2曲を続けて、最後の最後に詩をまた1つ。
アンコールの準備をしながら、「また出会えると分かっているなら、別れもまたいいもんだね」なんて台詞をさらりと口ずさむあたり、そして、「そうなりたい」と題された、ステージで朗読された詩に代表されるその言語感覚は本当にさすが、と感服する他ない。
また、フィンガーピック中心の、宮沢さんのギターを弾く技術が相当高いことにも改めて敬服。
演奏時間はそれほどでもなかったが前述のようにトークが長かったのでショーは全部で2時間半を大きく超えたにも関わらず、一瞬たりとも緩むことなく入り込むことができた。
感謝。


♪ あの海へ帰りたい - 宮沢和史


2007年5月20日(日)

ミュージカルと映画の2本立てなど

本当に久々に1日遊び倒した。

幸運にもご招待をいただいたので、12:00開演、ミュージカル「ハウ・トゥ・サクシード」を観に梅田芸術劇場へ。
出演は西川貴教、大塚ちひろ、三浦理恵子、赤坂泰彦、団時朗ら。
ブロードウェイではおなじみの喜劇の翻訳版とのことだが、まったく深く考えさせられることなくテンポよくコミカルに展開してゆくマンガチックなストーリー、各々の技量も確かで、正味2時間半を超える長尺ものだったけど、それを感じることなく非常に楽しく観ることができた。
いかにもアメリカ的。
演出もよく、完成度が高かった。
かなり大きめのハコだけど、満員御礼、T.M.人気衰えずか。
そんな中招待してもらったにも関わらず相当いい席で、まったく申し訳ない。

三番街の地下にある小洒落た中華風カフェでケーキと白桃ジュースを平らげて少し休憩し、ブラブラ歩きながらショップ巡り。
「NU」に入っている「ITAL STYLE」という店で、ポロシャツ、普通のシャツ、そして「タナカユニバーサル」TSTのスニーカーを買ってしまった。
2枚のシャツはITAL STYLEのTRENTA OTTOというブランドのもの。
ついにタナカユニバーサルをゲットだな。

左がポロシャツ、右は普通の半袖シャツ タナカユニバーサル TSTのスニーカー

17:30、DD HOUSEに入っている沖縄創作料理店、「遊食屋」で早めの晩飯。
ゴーヤーチャンプル、チラガー、ジーマミー豆腐、がめ煮、グルクンの唐揚げ、琉球サラダ、豚味噌のおにぎりを食べた。
がめ煮も素朴で美味く、グルクンの唐揚げは思っていた切り身ではなく1尾まるごと、中骨まで食べられる熱々の揚げたてでかなり感動したが、冷静に判断すると東通の「轟屋」、あるいは西宮の「とよもと」が上回る。

それから「イーマ」に移動し、「ブルク7」まで上がって19:20開演の映画「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」を観る。
劇場公開3作とOVA2作の計5部作のうち、第3部に当たる作品だ。
率直に言って、第1作の「ラオウ伝 殉愛の章」、そして第2作のOVA「ユリア伝」に比べて遥かにストーリー構成はよかった。
細かい演出も効いており、煽情具合のサジ加減も絶妙。
原作には描かれていないオリジナルエピソードも、邪魔になるどころか極めて効果的だったと思う。
うん、こいつはよかった。
阿部寛のケンシロウも全然おかしくないし、角田信朗の赤鯱も意外に上手くてビックリした。

「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」パンフレット

これで今日は5:30には起きて草野球だ。


♪ Lola - The Kinks


2007年5月15日(火)

今日の気持ちの動きの一部

寝ぼけ眼で観た松坂はやっと期待通りだった。
これまで、トロントのロジャースセンター(スカイドーム)とか、日本の球場にも似ている人工芝の球場でどちらかというと好投をしたことが多いように感じていたから、フェンウェイパークであれだけの制球ができたことは喜ばしいでしょう。

とある制作プロダクションの新しい本社ビルに行ったら、もうこれがものすごく、呆れるほどゴージャスな建物でテンション上がった。
CASSINA IXCに丸ごとプロデュースを任せたかのようなスタイリッシュな全貌、中にはデジタル家電紛いのオモチャがそこかしこに転がっており、また編集室にはダーツマシンまであって、こりゃ仕事になるか?
「モンスターズインク」の特典DVDに収められていたピクサー本社の様子を少しだけ髣髴とさせた。

会社からの帰り道、ヘッドフォンの右耳、至近距離から不意に外人男の呟きが聴こえ、咄嗟に恐れ戦いていたら、それがPrinceの「Pussy Control」に含まれたものだと分かり、真剣に安堵した。

「報道ステーション」を観ていたら、古舘伊知郎氏のコメントに対し、憤慨にも似たマイナス感情を覚えた。
まあこれはいつものことだけど。
プロレスとF1の実況は本当に素晴らしかったのに。


♪ She's Lost Control - Joy Division


2007年4月28日(土)

GANGA ZUMBA再び

今日も今日とて松坂の登板を観るために8:00起床。
うー眠い。
ヤンキースvsレッドソックスという好カード、松井は抑えたがまたもなぜか1イニングだけウソのように乱れる松坂。
防御率4点台では叩かれそうだなあ、あれだけもらってるだけに。
今後にさらに期待。

天気が良かったのでヘルマンリクガメのシロをヴェランダに出して歩かせる。
今日はラヴェンダーをかじっていたり。

ラヴェンダーとシロ

部屋に入れた時匂ってみたらバッチリラヴェンダーの香りつきだったぞ、カメ。

夕方から、FM802主催のライヴイヴェント、「RHYTHM & GROOVE」を観に聴きに妻となんばHatchへ。
出演アーティストは、orange pekoe、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND、そしてGANGA ZUMBA。
もちろん目当てはGANGA ZUMBA。

orange pekoeの超絶ギタリストの、ガットギターを操る妙技に驚いた。
ゲスト参加していたらしいパーカッションも激ウマ。
OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDも初めて観たが、メロコアもしくはグランジ風のヴォーカルラインに、3本のアコースティックギターやエレキヴァイオリンやドラムやパーカッションが激しく絡んでいく変わった音楽。
ステージ上手に陣取っていた狂気のGt & Voは始終オーディエンスにケツを向けてヘッドバンギングしていたぞ。
そしてヴォーカルの声量の問題かミキシングの問題か、PAのバランスがよろしくなかった。

昨年12月に同じ場所で観たGANGA ZUMBA、再び。
Interludeの「GANGA ZUMBA」に続き、「BAILA CON GANGA ZUMBA」、「HABATAKE!」、「DISCOTIQUE」、「Bridge」と、ごく短いMCを挟みながら立て続けに。
さすがに前2アーティストとはまったく比にならない客席の反応、盛り上がりぶり、ステージングの上手さ。
それから宮沢和史ソロ名義の「ちむぐり唄者」(以前と微妙にアレンジが違ったような気がする)、「WONDERFUL WORLD」、「Mambolero」でアッサリと本編は終了。
思わずあちこちで悲鳴も上がる。
25日に1st フルアルバム「UM」が出たばかりだが、新曲やらないなあ、って思ってたら、アンコールで「why?」を演った。

いやあよかった。

今日はTシャツを2枚買ってしまった。

GANGA ZUMBAのTシャツ

千日前の「徳家」で鯨を食べて帰ってきた。


♪ WONDERFUL WORLD - GANGA ZUMBA


2007年4月18日(水)

張り続けつつ

環境が変わり、この春から新たに2本の番組に就いているが、今週月曜に一方の初担当本番が、そして1日空けて今日、もう1つの方の本番があった。
なので正直ここ数日、身も心も慌ただしかったけど、どちらの番組ともに事前に思っていた以上に首尾よくいけたような気がして、ホッとしている。
特に今日の分は、ちょっとした任務遂行感を得、近未来における可能性を見た。
綻びが出ないように様々なバランスをとり続けながら、頑張らなければ。

昨日は東京日帰り打ち合わせ。
現場となった世田谷のスタジオでは、その前日、大阪のスタジオでご一緒した芸人さんにまさに偶然遭遇したり、新幹線の車中では日本公演中のバンド、Europeのツアークルーと乗り合わせたり。
降り際に、その時携帯していたiPod nanoにたまたま入っていたEuropeの「The Final Countdown」が表示された液晶画面をクワッと彼らに見せ付けて独りニヤニヤしていた。


♪ Nightrain - Guns N' Roses


2007年4月11日(水)

Bad News

Guns n' Roses来日延期…!
ベーシスト氏が捻挫をしたのだとか。
実は21日(土)の大阪公演のチケットを買っておりすでに手元に、学生時代のバンド仲間、M山くんと行く予定だった。
「Appetite For Destruction」で彼らを知ってもうすぐ20年、その生き残りはすでにアクセル・ローズだけだが、観ない、聴かない選択肢はないと思っていたから…。
調整の上、7月以降に振替公演を行うらしいが、そこはアクセル・ローズと愉快な仲間たちのこと、一抹の不安は残ったままだ…。

結構遅い時間に、妻と2人、近くのお好み焼き店「来たろう」に行き晩飯を喰ったが、相変わらず平日なのに待ちも出るほどの人気ぶり。
外はサックリ、中はフワフワの絶品もまた、相変わらず。


♪ The Next Episode - Dr. Dre


2007年4月 7日(土)

エッセイストか

結局、松坂大輔のデビュー戦はバッチリ生で観てしまい、6時に寝て仕事行ったけど眠くなかったのが不思議!

元々コントロールがそれほどいい方ではない松坂だけど、1四球という数字以上に、ストライクとボールがハッキリしていたような気がする。
特にスライダーを引っ掛けているケースが目に付いた。
けど何だかんだ言って、7イニング6安打1失点10奪三振はさすが! 立派!
防御率3点台前半、17~19勝と見ているが!?

昨日書き忘れていたが、DIESELのメンバーズポイントがある程度貯まっていたので、ノヴェルティのUSBメモリーと交換してもらった。

DIESELのUSBメモリー 非売品?

ちょうど1つ欲しいと思ってたし、こりゃかっこいい。
256MB。

「たけしの誰でもピカソ」の10周年特番を観た。
基本的には徹頭徹尾たけしさん賛美のコーナー連発だったが、顔ぶれが豪華、企画も豪華、それぞれが発する一言一言が妙に重くて、ずっと見入ってしまった。
いいこと言うなあ、というポイントだけが共通しているんだけど、少し前に観たフジテレビの「たまッチ!」というスポーツ特番にVTR出演していた桑田の名言がなぜかオーヴァーラップ。
「アメリカに来て分かったこと、日本の野球は素晴らしい。あとはパワーだけ」
あ、これは松坂の話題の時に書くべきだったな。
今回の特番の中では、宮沢和史がたけしさんの詩に曲をつけてGANGA ZUMBAが演ったりもしていた。
主観を述べさせてもらうなら、曲はイマイチだったけど…。

最近のニュースについて所感を少し。

市川市のイギリス人女性殺害事件の容疑者が未だ行方知れず。
被害者が容姿端麗な白人であることや、いろいろとネタを持っている容疑者のバックボーンなどから派生した話題が報道やワイドショーではよく取り上げられているみたいだが、これってもんのすごい警察のミスなんでないの、そもそも。
その時点で明らかに容疑者にもっとも近い人物の自宅に向かい玄関のチャイムをピンポン、そして丸腰の男1人は非常階段から逃げて行った、て!
ホンマに刑事か?
何でも総勢8名ばかりで向かっていたらしいが、素人が考えても建物の出入り口ぐらいは押さえんか?
ホンマに警察か?
もちろん全部のニュースやワイドショーを観ているわけでもないけれど、この警察の恥ずべき失態を大きく扱っている報道番組ってありますか。
当然今は容疑者を確保することが最優先なのでそこを今突いてもしょうがないのだろうが、いつぞやの未成年者が容疑者だった事件のように、容疑者が逃亡中に自殺→真相は不明、なんてオチだけは避けてほしいと思う。

あと、ついに赤ちゃんポストが地方自治体(熊本市)の許可を得たんだとか。
いろいろと屁理屈はつけられようが、やっぱり絶対的に本末転倒でないか。
違法行為(それも人命に関わる)を前提とした上で、その逃げ道をお上が用意するという異様ぶり。
スピード違反をする車の存在を前提として、高速道路に“100kmオーヴァーの車は安全のためこちらをお通りくださいレーン”を作るか?
我慢できない人はこちらで触りたい放題、女性専用車両ならぬ痴漢専用車両を用意するか?
人命に関わるからこそ、と大義名分をブチ立てているようだが、それはやはり詭弁だ。
社会通念上許されざる行為であるからこそ法規制で制限しているのならば、この方策は道理の上で破綻している。
大げさに言えば、法治国家であることを捨てた。

なことを思っている矢先に、苫小牧で21歳の母親が、「育てるのが煩わしくなった」とかの理由で4歳の長男と1歳の三男を自宅に置き去りにして男の家へ(次男はどうしたんだろう?)、なんとそのまま1ヶ月以上も放置し、哀れ三男は死亡、長男は生ゴミや生米、マヨネーズやケチャップを食べて何とか生き永らえていた、なんてニュースが。
拷問しても、撲殺しても、膾斬りにしても物足りないこんな気狂い女が母親になるような世界ならば、法治国家であることを捨てても赤ちゃんポストを置く意味はあるかもね。


♪ Wolf To The Moon - Rainbow


2007年2月28日(水)

スティーヴィー・ワンダー ジャパンツアー2007

昨晩は妻と朝潮橋にある大阪市中央体育館へ、スティーヴィー・ワンダーのコンサートを観に行った。
多少高をくくって車で行ってしまったが、中央体育館の駐車場はもちろん、ファミレスも含めて付近の駐車場は見事に満車の上に空き待ちの列、そりゃそうだわな。
仕方なく私が忌み嫌うドキドキパニック路駐アドヴェンチャー。

せっかくダッシュで間に合わせたのに、19時開演予定のコンサートは押しに押しまくり、結局始まったのは19:30。
ロックバンドならまだしも、彼のようなアーティストでここまでルーズなのはちょっと珍しい。
何かワケありか?

そんなカンジでアタマからドップリと入り込めたわけでなく、また実際の音の方も、CDで言うならオーヴァープロデュース気味、ヴォーカルを始めシンセなど各種音にかけられているエフェクトが煩わしく、生感は乏しい。
とはいえ、前半のクライマックス、「You Are The Sunshine Of My Life」に引き続き聴こえてきたチェンバロのイントロ、ぬぬ、これは私の大好きな「Higher Ground」だ。
そしてさらに同じくチェンバロが印象的な「Superstition」に続くと場内はオールスタンディングのダンシング。
盛り上がってきた。
ちなみに編成はスティーヴィーの他、ギター×1、ベース×1、ドラム×1、パーカッション×1、キーボード×1、トランペット×1、サックス×1、コーラス&ダンス×4の総勢12名。
そして御年56歳のスティーヴィーは見事にでっぷりと太り、禿頭の面積が広がっていた。

後半に差し掛かり、スティーヴィーが音楽の先生よろしくピアノを使って観客にいろいろなハミングをさせる、いかにもアメリカ的コメディタッチ溢れるMCの流れからそのまま「My Cherie Amour」、「I Just Called To Say I Love You」、さらには「Part-Time Lover」へと、サビやコーラスをオーディエンスに歌わせながらのパフォーマンス。
これはこれでまあいいけど、俺も歌ったけど、できれば観客の歌じゃなくて、フルヴァージョンの楽曲をちゃんと聴きたかった。
特に「Part-Time Lover」なんかは。

ショーの最後はメンバー紹介、そしてスティーヴィーがあいさつをして終わり。
アンコールもなかった。
曲で終わるんじゃなく、まるでInterludeのまま幕を閉じたような。
ある意味斬新。
とことん大人のショー、というカンジだった。
「Sir Duke」や「Uptight (Everything's Alright)」なんかを演らなかったのはちょっと残念だったな。
車は無事だった、今回は。


♪ Higher Ground - Stevie Wonder


2007年2月 7日(水)

「ジョトォ」のケーキなど

今日は東京日帰り出張。
新大阪駅のホームで、最近頓に盛り上がっている陣内智則さんとバッタリ。
かつて春先の大阪 桜ノ宮で、ドブ川みたいに汚い川に忍者装束を着せて潜ってもらう、なんてハードなロケもご一緒したことがあるが、もうそんなことは決してさせられぬ、遠くへ行っちゃいましたね~、なんて。
本人は否定されていたが。
挙式まであと10日、さすがにちょいお疲れっぽかった。

音羽地区の某大手出版社で一仕事終え、帰阪…なのだが、ここであることをふと思い出し、銀座の三越に立ち寄る。
実はかねてより目をつけていた洋菓子店「ジョトォ」でケーキを買って帰ろうとひらめいた。
関西では京都の大丸にしか出店していないようで、なかなか行く機会もないので。

いざB1Fのショップに行ってみたら、なんと店先からデパート内の階段に至るまで、100人単位の行列が!
むむむと思いつつよく聞いてみたら、これは17時からのシュークリーム販売を待つ列だそう。
ここの店では12時と17時の1日2回限定でシュークリームを売っており、その人気たるや、この目で確かめた。
今日はすでに売り切れで間に合わなかったが、次機会があればこれもチャレンジしてみよう。

今回買ったのはモンブラン×2、かぼちゃプリン×1、ジョトォ(ショートケーキ)×1。

「ジョトォ」のケーキ3種

帰宅は結構遅くなったが、妻と分けて食べた。
これは美味い!
大人の味で貫かれたモンブランに甘くないかぼちゃプリン、そして生クリームが「ツマガリ」並みに美味なショートケーキ。
今夜のカラダスキャンが少し恐ろしい。

帰途、iPodから流れてくるボブ・ディランの「Just Like A Woman」を聴いていて思ったが、この曲の邦題「女のように」って、柳沢厚労相の一連の発言をある意味超越している意訳だなあ。
詞のニュアンスがまったく伝わっていない。

明日から再び静岡 伊豆へロケ、そして会社泊と2泊3日の旅だ。


♪ PERSPECTIVE - Yellow Magic Orchestra


「これも含めて、スーパーボウルなんです」

今、スーパーボウルのリピート放送をNHK BS1で観ているのだが、試合については詳しくないので置いとくとして、プリンスのハーフタイムショーがすごかったね!
バスケットボールと違いアウトドアのデカいスタジアムならではのド派手演出。
いやはやスケールが違う。
独立したコンサートイヴェント並みの手間隙を掛けているじゃないか。
そして雨が降りしきる中、「Purple Rain」。
おなじみのシークレットブーツとちょっといただけないノイジーなアドリブのギターソロを差っ引いても、素晴らしい。
プリンス観たくなった。

さらにすごいと言えば、JAL社長が自身の報酬大幅カットなどを含めた再編を発表とか。
年間収入は960万円に、個室も廃し、電車通勤も検討?
まあ当然と言えばそうなのかもしれないし、これまでの経緯に問題があったことも事実だろうが、ここまでの英断はなかなかできるもんじゃないと思う。
素直に、えらいなあ、と思った。
人間って大なり小なりその手中に収めた既得権を手放すことに関しては異常なほど抵抗するのが常。
だからこそ世の中はいびつに、醜く、そのピラミッドを変容させていく。
これを見習ってぜひともお役人の方々に血税の使途を考え直していただきたい、と望むのは無理があるか。


♪ When Doves Cry - Prince


2007年1月31日(水)

「バベル」試写会

昨晩は妻を誘って映画「バベル」の試写会に行ってきた。

一言どころか言葉を尽くしても言い表せないような、この世の人間の業すべてが凝縮されているが如き。
3つ、あるいは4つの異なる映画を、この「バベル」をバラせば作れるんじゃないか? とでも感じてしまうほどに、何の関係もなさそうな、それでいて強弱の差はあれ何がしかの形でリンクしているいくつかの世界がパラレルに展開されてゆく。
それでいながら、観終わった時には、ああ、1つの映画だった、とまとまりを感じられるような不可思議な魅力を持った作品。
周囲の人々の反応は必ずしも芳しいものばかりではなかったが、こりゃアカデミー賞も獲るかもね?
メキシカン然なのかヒスパニック然なのか、とにかくそれっぽいガットギターの寂しげなメロディラインが、荒涼とした実景と感情に非常によく合っていた。

今、遅まきながら、「ハードロックカフェ ジャパン」の20周年記念イヴェントとして2004年に行われた「ギターウォーズ」のDVDを観ながらこれを書いているんだけど、ヌーノ・ベッテンコートとポール・ギルバートがユニゾンを弾いているだけで背筋がゾクゾクしてくる。


♪ Communication Breakdown - Steve Hackett, John Paul Jones, Paul Gilbert,
Nuno Bettencourt


続きを読む "「バベル」試写会"

2007年1月20日(土)

私の集中力は、マルチタスクよりも優先的に使役される

音楽を聴くのも本を読むのも好きで、往復の通勤電車内でしばしばそれを私は行うが、1つ1つを単体で実行するのはいいけれど、同時にやるのはよくない。
どんな本でも曲でもそれはあまりよくないが、特に古川日出男の著作を読む時、彼が構築する言葉の群れは、音楽を聴きながら、を許さない。
全能ならぬ全脳を以って当たらねばならぬ!


♪ The Wasteland - Warrior Soul


2007年1月19日(金)

BOYZ II MENのコンサート、2度目

昨晩、大阪厚生年金会館で行われたBOYZ II MENのコンサートに妻と行ってきた。
彼らのコンサートは一昨年の11月以来2度目だが、前回は会場が大阪ブルーノートと、小規模なライヴハウスだった。
今回はまだまだ彼らにとっては大きなハコではないが、それでも演出も含め前よりはだいぶ“コンサート然”としたものになるであろう、と充分に予見される。

定刻の19時を20分ほど過ぎてショーは始まった。
Shawn、Wanya、Nathanの3人もハッキリと衣装と分かる出で立ちだ。
昨年10月にリリースされたアルバム「The Remedy」を引っ提げての今回のジャパンツアー、そのニューアルバムの1曲目、「Muzak」から幕開け。
それからおなじみの「On Bended Knee」、再びニューアルバムから「Perfect Love Song」と続き、4曲目はファーストアルバムのオープニングチューン、「Please Don't Go」だったのだが、ん? なぬ? と思ってしまうような、バッチリ合わせてはいるんだけど、ちょっと微妙なニオイも漂う3人の振り付け!
なかなか興味深かった。

同様に昔の曲を振り付きで歌い上げたり、ちょこちょこと新曲を演ったりしながらステージは進む。
「I'll Make Love To You」でのバラ配りはもうおなじみのパフォーマンス。
途中のMCでは、BBMCの広報担当者が出てきて商品宣伝、そして観客の1人に直筆サイン入りTシャツをプレゼントしたり、Nathanが履いている「TANAKA UNIVERSAL」というブランドのスニーカーをアドリブでこれまたお客さんにあげたり。
また、「Winter / Reflections」から、中島美嘉の「Will」のカヴァーも歌った。

相変わらずWanyaのクリアかつラウドな歌唱はまるでCDのように素晴らしいが、ShawnとNathanは連日のショー疲れなのかそうではないのか、イマイチ声が出ていない。
書き忘れていたが、今回は音も全打ち込みではなく、キーボーディスト2名、キーボーディスト兼ベーシスト1名、ドラマー1名がバンドとしてステージ上で演奏していた。

正直、演出もろもろも込みで、前回以上に楽しめた、とは言えないかな。
まあこの前は物理的距離が格段に近くて臨場的だったということはあるけど。
そもそも今度のアルバム「The Remedy」自体が、楽曲面でこれまでの作品には及ばないと僕は感じているし…。
だからかどうかは分からないが、「The Remedy ツアー」なのに、新曲の割合も少なかったように思う。

コンサート本編ラストは「End Of The Road」、そしてアンコールで「Motownphilly」(前回はトップにもってきていたが、今回はアレンジも変わっていた)をドカンと演って彼らは上機嫌に去っていった。

そういえば今回も前回同様、終演後楽屋に行って彼らと写真が撮れるバックステージパスが売られていたが、さすがに今度は買わなかった。


厚生年金会館を出て、近くの和食店「伊尹(いいん)」で晩飯。
妻の職場がこの近くなので、連れて行ってもらった。
皮付きで豪快に焼かれて香りも芳醇な新竹の子や、超絶的に肉が柔らかい合鴨の治部煮、サザエの造りなどがとても美味くて印象に残った。


♪ Dreams - Boyz II Men


2007年1月15日(月)

駅弁大会恐るべし

予言通り本日は4:45に起きて6:00新大阪発ののぞみ100号に乗り東京へ。
当然バッチリ寝ようと思い臨んで乗り込んだわけだが、駅の売店で買ったスポーツ紙、車内情報誌、そして持ち込んだ文庫本を読んでいたら結局一睡もせぬままに到着してしまった。
禅僧の生活リズムか。

新宿は京王百貨店で開催中の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」という催事を取材してきたのだが、いやはや、その人手の多さに心底驚愕した!
月曜だというのに開店の10時からドドーッと正体不明の一群が大挙押し寄せ、午前中のフロアはまるで通勤時間帯のJR大阪駅のホーム上のよう。
週末においては推して知るべし。
参った。

その後渋谷のスタジオに場所を移して残りの撮影を終え、さあ帰ろうとその建物のエレヴェーターに乗り込もうとした時、入れ違いに降りてきたのは数年前レギュラー番組をご一緒していた浅草キッドの玉さんじゃないか。
おおお、と声を合わせて望外の対面。
最近「男子のための人生のルール」という本を出版された玉さんから、販売促進大阪支部長の大役を仰せつかりました。
アイアイサー!

寄り道することなく真っ直ぐ新幹線に乗って関西への帰路に就くが、またも惰眠を貪ることは叶わず。
乗り物で眠れない体になってしまったのか。
ほんの一瞬、意識を失いそうになりかけた刹那、R.Kellyの「Trapped In The Closet (Chapter 2)」の終盤に交ぜられたドアをノックするかすかな音がヘッドフォンの向こうのiPod nanoからやけにリアルに、クリアに聴こえてきて精神活動は一気に覚醒させられ、また新富士駅を過ぎて確か15分ぐらい経過した頃、ゴダイゴの「ガンダーラ」を聴いていたら車窓の外に「ガンダーラ」というファッションホテルが見えたので、これはもう寝るわけにはいかなくなった、なんて事情もある。

19:04新神戸着、妻の誕生日である今日は、昨日より遊びに来ている義母と妻が午前から神戸で買い物三昧に耽っており、ここで僕も合流して新神戸オリエンタルホテル内のレストランで夕食をとり、そして名古屋に帰る義母を2人で見送る。

久しぶりに夙川畔を少しだけ通って、駅から家路に就いた。


♪ What The Deal - Boyz II Men


2006年12月 8日(金)

病み上がりで雨模様の誕生日にGANGA ZUMBA

病み上がりの入り口、惨憺たる気分で迎えた我が誕生日だったが、うれしいプレゼントをもらった。
まずは妻から、かねてよりリクエストしていたマネークリップとカードケース。
ようし、これでデカい財布を持たない生活にチャレンジだ。

マネークリップ カードケース

そしてもう1つ、妻の両親よりメッセージカードとともに届けられていたのはキーケース。
ちょうど前のがボロくなってきてたところだし、さっそく使わせていただく。

キーケース

そして3日ぶりに出社。
だいぶ気分はマシになってきてはいるが、全般的に栄養とカロリーが不足しているのでちょっとフラフラはする。

午後、会社の健康管理室で30分ほど点滴を打ってもらった。

そうまでして夜は宮沢和史の新しいバンド、GANGA ZUMBAのライヴに行く。
ここでもう一度倒れるわけにはもちろんいかないが、だって1ヶ月も前からチケットを取っていたんだから仕方ない。
逆にこの日までに出歩くことができるほどに回復したことを喜ぼう!
場所は「なんばHatch」、スタンディングの1階席だがまあなんとかなるだろう。

18:30、現地で妻と落ち合う。
そして定刻の19時にほぼ遅れることなく、GANGA ZUMBAのステージが始まった。
およそ1年半ぶりに見る宮沢和史の姿。
総勢10名構成のバンドはやはり見ごたえがある。
あれ、ドラマーが替わっているみたいだ。
前任のGENTA氏はたしかにこの中ではちょっとキャラクターが強そうだったからかな…?

先月29日に発売したばかりのミニアルバムから、まず1曲目は「LION」。
このミニアルバム「DISCOTIQUE」の中でも最もキャッチーな曲だ、と僕も思った曲だが、これを最初に持ってきたか。
その後は「HABATAKE!」、「BAILA CON GANGA ZUMBA」とアップテンポな曲が続き、オーディエンスも大盛り上がり。
特に「BAILA CON GANGA ZUMBA」はCDで聴くよりも生で観た方が100倍すばらしいという典型で、個々のミュージシャンの超絶的な力量の集合が生み出すグルーヴがすごかった。
今福“HOOK"健司のパーカッションたるや、神がかり。

途中、宮沢和史とギターの高野寛、パーカッションのマルコス・スザーノとキーボードのフェルナンド・モウラの4人だけがステージに残り、宮沢のソロ名義で出した98年のアルバム「AFROSICK」から、「ILLUSION」のポルトガル語ヴァージョンと「矮小な惑星」を演った。
スザーノとモウラはこのアルバムの時からの付き合い、高野寛ともそのあたりから一緒だったというつながりで。
こういう人(宮沢和史)はもう2度とゴールデンタイムのドラマに俳優として出たりなんかしたらいかんね。
その流れで、宮沢1人で未発表の新曲をギター1本で弾き語る。
ラテンなカンジだけじゃなく、いつもの宮沢節も健在。

そして再びメンバー全員が出てきて再開したステージも進んだ終盤、サプライズゲスト MISIAが登場してホール内はまた一段とヴォルテージが上がった。
俺もビックリした。
実は昔からMISIAが好きな妻も飛び上がっていた。
ファーストミニアルバム「HABATAKE!」で共演している「Survivor」をガツンと歌い上げて一瞬で引き上げていくMISIA。
たった1回きりの大阪公演に、なんとまあ贅沢な使い方だこと。
MISIAは宮沢に「君だけがいない世界」という曲を提供されて歌っているので、ひょっとしたらそれも演るかな? とちょっとだけ期待していたんだけどそれはなかった。

本編のラスト2曲はちょっと記憶がおぼろだけど、たぶん「Bridge」→「Mambolero」。
「Bridge」のあのかっこいいリフ、何の音なんだろうなあ? と音源を聴くたびにいつも思っていたんだけど、ヴァイオリンだったのか! かっこいい。
ステージを通して土屋玲子のヴァイオリンはとても馴染んでおり、バッチリ相性のよさを感じさせてくれた。

アンコールはしめて3曲、これも不確かな記憶によると、「楽園」、宮沢ソロ名義の「ちむぐり唄者」、そして「DISCOTIQUE」。
「楽園」も「BAILA CON GANGA ZUMBA」同様、ステージで生を聴く方がよりいっそう引き立つ。
いわば新しい「島唄」か?
ヴォーカル&ダンス&三線等担当のクラウディア大城も、以前に映像で観た通り、ソロの歌はものすごく上手というわけではないけれど、コケティッシュなオーラは充分魅力的。

自分も学生時代バンドをやっていた音楽好きで数も量もそれなりに聴いてきたが、このGANGA ZUMBAのメンツ1人1人のテクニックはおそらくメチャクチャ巧い。
プロはもちろんみんな巧いが、その中でも一際巧い。
それが体感できただけでも病み上がり(かけ)に無理して行った甲斐はあるし、また40歳を超えてさらに肩の力が抜けて円熟味を増した感のある宮沢和史を観、聴いた意義も充分にあったし、さらには心身ともに弱っている時にはそれぞれの楽曲が心に染み渡り、一緒に口ずさもうものなら涙腺が見事に刺激されてしまったわけだが、1つ残念なのはミキシングがあまり上手くはなかったこと。
この小屋は音響もとてもいいところなんだけど、だからこそミックスの拙さがよく分かる。

いい気分でなんばHatchを後にして、一旦西天満まで出て「かっぱ寿司」で遅めの夕飯を食べて帰る。
うん、寿司なら美味しく食べられる程度に回復した。

おお、今日は6時台の新幹線に乗って東京だ、早く寝なきゃ。


♪ Bridge - GANGA ZUMBA


2006年12月 3日(日)

ナイフフィッシュ死亡

一昨日のことになるが、昨年6月の購入以来飼育していた最古参の魚のうちの1尾、スポッテッドナイフフィッシュが死んだ。
突然死と言っていいと思う。

スポッテッドナイフフィッシュ遺影

購入当時約10cmだったこいつ、死亡した時は約47cm、1.3kg。
愛着があっただけにさすがに落胆。
120cm水槽は狭すぎたようだ。
合掌。


話題の映画「武士の一分」、そういえば原作がうちにあったはず、と思い出し、藤沢周平の短編集を引っ張り出して「盲目剣谺返し」を読み返してみた。
30分もあれば読みきれる短編なので贅肉を極力そぎ落とした簡潔な文章だが、それでいて、それだからこそ、静かに締めくくられるラストシーンはお仕着せじゃない真の涙を誘う。
名作だ、やっぱり。

実はひっそり今週、コンサートを観に行く予定なんだが、宮沢和史の新しいバンド「GANGA ZUMBA」は本当に面白い。
2nd ミニアルバムも出たけど、この人の実験魂、音楽に対する止むことのない探究心はすさまじい。
ごった煮といえばそれまでだが(飽き性?)、それぞれについて相当勉強し、また感性も卓越していなければここまでは創れない。
かけがえのない才能だ。


♪ LION - GANGA ZUMBA


2006年11月11日(土)

「The Lion Sleeps Tonight」の謎

どこかから聞こえてきた「ライオンは寝ている(原題:The Lion Sleeps Tonight)」。
言わずと知れた、The Tokensなどで有名なアカペラスタンダードだが、その歌い出しをボーっと聴いていたら、今さらながらにある疑念が急激に湧き起こってきた。

“In the jungle, the mighty jungle the lion sleeps tonight.”という歌詞から始まるわけだが、んん? ちょっと待てよ。
ライオンてジャングルに棲んでたか?

ライオンの棲息地域はもちろんアフリカのサヴァンナ。
ジャングル、密林という状況とはかけ離れているじゃないか?
確かもう1亜種だけ、非常に稀少なインドライオンというやつがインドのとある森林に棲んでいたはずだが、それもトラやヒョウなど、文字通り(亜)熱帯の密林を主たる生活圏にするネコ科たちとは違い、比較的木々がまばらな地域に棲息している、というようなことをどこかで読んだことがある。

うーん、ちょっとした謎だ、私的に。

どこかに本当にジャングルをねぐらにしているライオンがいるのか、ご存知の方はどうか教えてください。


♪ Thank You For Talkin' To Me Africa - Sly & The Family Stone


2006年10月24日(火)

みんな幸せ?

テレビ一式の一新に伴い新たに必要になった分波器、分配器、各種ケーブルなどを買い求めにヨドバシカメラに行ったのだが、その際衝動買いに近い形でiPod nano用のポータブルスピーカーとパソコンにつなぐ小型アクティヴスピーカーを買ってしまった。

iPod nano用ポータブルスピーカー パソコンにつないだアクティヴスピーカー

iPod nano用のスピーカーはサンワサプライのもので、乾電池とACアダプターの両方で動くから便利。
パソコンにつないだ方は、ヘッドフォンも愛用しているaudio-technica製で、アンプ内蔵だからスッキリ。
これまでは、昔使っていたミニコンポのスピーカーを流用してパソコンに接続して聴いていたが、別でアンプが必要なパッシヴタイプだったからちょっと邪魔だったし、デザインもイマイチマッチしていなかった。

衝動買いに近い、と先に書いたけれども、実はスピーカーの新規購入はここ最近おぼろげには頭にあった。
そのきっかけは、カメを飼い始めたこと。

うちにはヘルマンリクガメが1頭いるのだが、そいつの住むケージが置かれているのはパソコンと同じ部屋。
カメが来る前は夜でも割りと平気でスピーカーから音を出してパソコン内の音楽を聴いていたのだが、これまで使っていたスピーカーはコンポのものなので出力およびサイズもデカく、フローリングの床に直置きしていたから、カメが来てからはそこそこ聴ける音量を出すとかわいそうに、パチッと目覚めさせてしまうことが多かった。
それも様子を見ていると、空気中を伝わる音を感じて起きるというよりも、床から響いてくる振動音の方がこれまた床に直置きのケージ内で寝ているカメには迷惑だったみたい。
そういう事情でここ数ヶ月はパソコンから音を出しにくく、極々小さなヴォリュームでしか聴いていなかった。
音楽は聴きたい、でもカメにストレスを与えたくない、そういった欲求を満たすために必要だったのが、パソコンデスクの上に置くことができるような小型小出力のスピーカー。
床から離せたということでケージに伝わる振動は激減したと思うし、またパソコンの前に座っている僕の耳とスピーカーとの物理的な距離も縮まったから、そんなに音量を上げなくても充分に聴くことができる。
現に今も適度な音量で聴きながらだが、ヘルマンリクガメのシロは小屋の中でグッスリ!

パソコンとカメ小屋の位置関係

iPod nanoのスピーカーの方も同様の発想からで、つまり、パソコンとカメケージの置かれている部屋の隣室に当たるリヴィングルームで本を読んだりしている際など、音が欲しくなる時がある。
その場合、もしパソコンのスピーカーで音を聴くとしたら、当然パソコンの前に座っている時よりも音量を上げなければいけないので、その選択肢は却下。
リヴィングルームにあったテレビ&DVDプレイヤーにはオーディオシステムもセットしていたが、わざわざそれらを起動させるのも大げさだし、またそのスピーカーも巨大、そして床に直置きだから、隣の部屋といえどもフローリング張りの床ゆえにカメケージに伝わる振動は少なくないだろう。
というわけで、ACでも乾電池でも動くスピーカーがあればソファーの横でもどこにでも運んでiPod nanoの音が聴ける、カメにも影響なかろうと。

話は変わって、来月に行われる予定の日米野球。
日本代表は先だって不出場が決まっていた藤川、岩村、松中、SHINJO、松坂に加え、福留も辞退を表明。
あえて汚言を吐くが、あんたらファン投票を何だと思ってんだ?
ふざけるな!
体が痛くて出れませんというなら今やってる日本シリーズも休んでみろよ。
今年のオールスターゲームだって俺たちは忘れてないぞ。
対するメジャーリーグ代表は、確かにThe best of the bestと呼べるメンバーではないかもしれないけれど、それでもメジャーNo.1左腕のヨハン・サンタナ、今季両リーグ合わせてホームラン&打点2冠のライアン・ハワードを始め、ジョー・ネイサン、K-ROD、アンドルー・ジョーンズ、ジョー・マウアー、デヴィッド・ライト、ジャーメイン・ダイ、カルロス・ベルトラン、ホゼ・レイエスと、まさに脂の乗り切ったバリバリのスタープレイヤー揃い!
やつらは本気だぞ。
こりゃもう観戦時のテンションは「日本ガンバレ」じゃなくて、「メジャーリーガーのすごいプレイを観よう!」だな。
もう一度言うが、NPBプレイヤーたちよ、ファンをなめるな。
ここ数年のファン離れを喰い止めようという気概が肝心の主力選手たちにないのなら、このまま来季以降も日本プロ野球の人気など滑落し続けてしまえばいい。
井川がちょっと好きになった。


♪ I'm Going Home - Ten Years After


2006年7月17日(月)

柵越え打たれたの初めてかも

昨日の昼は妻と兵庫県立芸術文化センターに、オペラ「蝶々夫人」を観に行った。
音楽 ジャコモ・プッチーニ、プロデュース&指揮 佐渡裕、演出 栗山昌良。

オペラ「蝶々夫人」

あらすじをご存知の人も多いと思うが、原作者が外国人ながら日本が舞台で出演者の多くも日本人という特異なこのオペラ、和服を着て日本髪のかつらをつけた役者たちがイタリア語で歌い上げる様はなかなかエキセントリックだ。

指揮と演奏はもちろん一流、歌唱も演技も物語も申し分なく楽しませてもらったけれど、残念だった点も少々。
まず、申し訳ないけれど蝶々夫人役の歌手がオキレイではない!
ちょっと遠めに見ると松竹新喜劇を演じている藤山直美にしか見えない蝶々夫人、「こんなに美しい娘は見たことがない!」なんてセリフも出てくるんだけど、そこには感情移入できなかったよ…。
力のあるソプラノシンガーなら、ある程度ボディにヴォリュームがあるのは仕方ないのかもしれないけど、それにしてもここって結構ストーリー上で大事な要素だと思うから勝手なこと言うけど何とかならんかったものか…。

あと、時代考証というか設定も結構いい加減で、物語序盤に僧侶が出てくるんだけどなぜか信仰するのは猿田彦の神。
そんなバカな。
ご丁寧に頭まで剃っている役柄で、名前もボンズという、いかにも坊主が語源ですと主張している僧侶なのに、仏じゃなくて神って。
他にも別の出演者が「イザギ、イザナギ、猿田彦の神、天照大神(原文ママ)」と祈る場面があるし。
日本や東洋の宗教についての情報が少ない時代に外国人が書いた作品なのだから、このような誤りがあるのは当然ではあると思うんだけど、少なくとも今、日本で日本人が演出をして上演するんだから直してもいいと思うんだけどなあ。
オリジナルの作者が明確な意図を持って創っている箇所は決して修正すべきではないけれど、単純な錯誤の部分は大いに直してもらった方がもっともっと物語にのめり込めるのに。
ご丁寧に観音像まで出てくるし、こうなるともうわけが分からないよ…。
イスラム教の信徒が「イエス様!」って祈っているようなもんなのにな。

便宜上不満ばかり書き連ねてしまたが、ピンカートンとスズキとシャープレスの素晴らしい3重唱を始め、最終、第3幕はさすがのクライマックスの連続で、ずっと圧倒されっぱなしだった。
物語後半の盛り上げ方は文句のつけようのないプロフェッショナルたちのなせる業だ!


夜は19時プレイボールのナイター草野球へ。
遅ればせながらニュー軟球初経験。

ナイター草野球

昨晩は3番 ファーストで出場、いつもは下位打線なので、ぬう、今夜は打たねばと張り切ったが、打棒の結果は1四球2三振ノーヒットと散々…!
今回の相手は初対戦だったけど、サウスポーのピッチャーが完璧にホンマもんで、ストレートは125キロぐらい出てたんじゃなかろうか。
ここ数年対戦した投手の中で一番速かった。
150キロのストレートを打ち、120キロのカーヴを打つプロのすごさを改めて知ったのであった。
守備ではいいプレイもできたけどエラーもしてしまった。

5-3と2点リードした状態で、6回からマウンドに上がったんだけど、なななんとフェンスオーヴァーの同点ホームランを打たれてしまった…!
ビックリした。
新しい軟球にビヨンドマックスとはいえ。

試合はそのまま引き分け。
負けてないんだけど、負けた気分だ…。


♪ Digital - Joy Division


2006年6月11日(日)

ケニアで、そして神戸で

昨日、担当している生番組の放送を終え諸々の業務を終えた後の夕刻、急いで向かった先は神戸にある「ユニセフ兵庫支部」。
3年半前にケニアに新婚旅行に行った際、現地でお世話になったナチュラリストの加藤直邦さんがアフリカの自然と動物に関する講演会を行うという情報を数日前にキャッチしたので、これはぜひとも駆けつけなければと思い至った次第。

加藤直邦さん講演会場入り口

残念ながら講演本編には間に合うことができなかったが、終えた後の加藤さんを捕まえてしばしお話をすることができた。

現在34歳の加藤さんはケニア、マサイマラのロッジでナチュラリストとして1999年~2004年まで働き、その後中南米を約1年かけて回られ、今は日本に戻ってきてしばし腰を落ち着けておられるそう。
余談ながら今年3月に放送されたテレビ東京「TVチャンピオン」の“野生動物発見王”で、見事優勝されてもいる。

2003年に遠く離れたアフリカの大地の一点でお会いしてお世話になった人に、今日本の神戸に在る古い建物の小さな会議室で再び見えているという奇跡的な状況に一人高揚した。

自然や動物などといった、自分の好きなことばかりにまつわる仕事をして、一見自由気ままに一度きりの人生を謳歌しているように我々一般社会人には感じられる加藤さんのような人は、しばしば「羨ましい」と他人から思われがちだし、また実際にその言葉を掛けられることもあろうが、本当は彼のような人たちに対して「羨ましい」という言葉を用いることはひょっとしたらおこがましいことなのではないだろうか、と僕は少なからず思う。

「羨ましい」という言葉は“恵まれている”人を表現する時に本来使われるべき。
しかし加藤さんの場合、もしかしたら運に恵まれていたような部分も少しはあったのかもしれないが、本質的に今の彼が生きる環境を作り出したのは、彼の努力であり決断であり行動であったことは間違いない。
僕たちのような歯車的サラリーマン人種はたとえば加藤さんのような類の生き方を選択している人を目の当たりにすると、「いいなあ、自由で」とか「好きなことやって生きていけるなんて羨ましい」とかついついこぼしがちだけど、それは実は“やりたいことをできるのにしない、する勇気がない”小市民の愚痴にしか過ぎない。

誰だって“好きなことをやって生きていく”人生を選択するとこはできる。
だけど“できる”と“する”の間には、大きくて深いクレヴァスが横たわっているだけで。

経済的な不安、家族のこと、異なる環境に飛び込む勇気、オンリーワンの道を歩む行動力。

いろいろな要素が手枷足枷となって“好きなことをやって生きていく世界”に一生を賭けて踏み込むことができないだけに過ぎない。
だからそうしたとても深く、そしてとても高い数々の障壁をクリアして自分の本当に好きな道を歩いている加藤さんのような人は決して「羨ましい」のではなく、「すごい」っていうことなんじゃないだろうか、一言で言うと。
誰もが論理的には“できる”んだけど、実際にはほとんどの人が“できない”ことをするすごさ。

とにかく昨日再び加藤直邦さんに会うことができて僕にとってはとてもよかった。

夜、「イングランドvsパラグアイ」の後半をそっちのけで、宮沢和史の新バンド、Ganga Zumbaの初ワンマンライヴをNHK BS2で放送していたので一心不乱に視聴した。
まったくカテゴリーは異なるが、宮沢和史もまた加藤さんと同様に、自分の好きなことを追求する人生を地に足つけて歩んでいる“すごい”人間である、なんて無理矢理つなげてみる。

宮沢の他に、女性ヴォーカル、ギターの高野寛、ベース、ドラム、パーカッション×2、トランペット、キーボード、ヴァイオリンの10人で編成されるこの新ユニット、さすがに宮沢和史が呼び集めた面子だけあって皆いろいろな面においてとてもレヴェルが高いが、あえて技術的なところだけでいうと宮沢さんの歌唱だけが少し遅れをとっているのは確かかも…!
もちろん彼のアーティストとしての全人格はそれを補って余りあるものなので、形として結実しているものは最高に素晴らしいんだけど。

宮沢和史さんは間違いなく僕がこの世で最も好きなミュージシャンです、念のため。

世界的に見ればFIFA ワールドカップはもうグラグラと煮えて沸き立っているわけだが、NBAではひっそりと(?)ファイナルも始まっている。
まずはジェイソン・テリーの爆発でマヴス先勝か。
アトランタ時代に現所属チーム、ダラス相手に46点取った試合を少し思い出したよ。


♪ Habatake! - Ganga Zumba


2006年5月14日(日)

ボリショイ・バレエ団の公演を観劇

昨日は夜から妻と兵庫県立芸術文化センターへ、ロシア国立ボリショイ・バレエ団の公演、「ラ・バヤデール」を観に行った。
演奏は関西フィルハーモニー管弦楽団。

3幕に分かれたステージは2回の休憩を含めて都合3時間、鍛えられた人間の肉体の躍動が創り出す美を存分に堪能した!
第1幕の後半で、主人公のソロルとニキヤがデュオで踊る場面はこれぞバレエの真骨頂という正統派のペアダンスが楽しめたし、その直後、ガムザッティとニキヤという相対する2人のプリマ(正確に言うと1人の方のダンサーはまだプリマではなくてその下のリーディング・ソリストというポジションのようだが)がユニゾンで合わせるところは鬼気迫っていた。
第2幕ではコミカルな黄金の仏像もソロで踊り、また「この人たちがプリンシパルになるとは到底想像できないんだけど」というような、筋骨たくましいまるでプロレスラーのような肉体を持つ半裸の男たちと、同じく筋肉質な1人の女が舞う“太鼓の踊り”もオーケストラの生み出す力強い音楽と巧みに融合してド迫力を噴出していた。

しかしバレエ公演のように感受すべき要素が数多くある類のエンターテインメントというものを観賞するならば、同じ演目を幾度か繰り返し観てみたくなる。
ダンサーの肢体の動きに注目していればややもすると奏でられている音楽に耳を傾けることがおろそかになるし、反対に聴覚に神経を集めているとどうしても視覚がおざなりになってしまう。
だからおそらく同じ演目を何度観たとしても、そのたびにオーディエンスは新しい発見をして感動するのだな。

観劇の後、西宮北口駅近くの創作西洋料理店、「炭火Dining Kitchen Feu」というダイニングで夕食。
彩りサラダ、おにあさりの白ワイン蒸し、和牛もも肉の炭火 実山椒ソース、鮮魚のブイヤベーススープパスタ、きのこのリゾット風ピラフなんてものたちを食べたが、どれも非常に美味かった。
中でも実山椒ソースの濃厚な味わいと、肉に付け合わされていたタケノコの凝縮された香りと旨みが素晴らしく舌に残った。

自宅に帰って宅配ボックスに届けられていたカメ用飼育器具を取り出しケージセッティングの仕上げに取り掛かる。
保温球も吊ってサーモスタット&タイマーその他もろもろも設置し、ついにひとまず完成をみた。

ひとまず完成したケージのセッティング

中に棲むカメは本日取りに行く予定!


♪ Think - Aretha Franklin


2006年3月12日(日)

佐渡裕による「大澤壽人とその時代」

今日は兵庫県立芸術文化センターで行われた「大澤壽人とその時代」というコンサートに妻と行った。
指揮は芸術監督の佐渡裕、演奏は兵庫芸術文化センター管弦楽団。
曲目は組曲「路地よりの断章」(大澤壽人)、「パリのアメリカ人」(G.ガーシュウィン)、「ディヴェルティメント」(J.イベール)、ピアノ協奏曲第3番「神風」(大澤壽人)。
席はなんと前から1列目、もう1m先がステージというド迫力。

大澤壽人(1907~1953)という人は僕は今回初めて知ったんだけど、神戸の裕福な家庭に生まれ、ボストンやロンドン、パリに留学した後帰国、当時の西欧音楽界最先端の作風を採り入れた、交響曲を含む数々の作品を日本で披露するもあまりにも先を行き過ぎていたためか充分に評価されず、映画音楽やラジオの仕事、宝塚歌劇団た松竹歌劇団のレヴュー作曲家として、またシンフォニック・ジャズ作曲家として活躍していたとのこと。
半世紀を経た今、当時は理解されなかったモダン・クラシックなそれらの作品群が陽の目を浴びているらしい。

今日のコンサートはNHK神戸放送局の岡愛子という女子アナが司会を務め、指揮者の佐渡裕の各曲についての解説や大澤その人にまつわるエピソードトークなどが随所に挟まれるという進行だった。
こういった構成はただ演奏のみをひたすら続けられるよりも僕たちのような素人にとってははるかに分かりやすくて親切だ。
地域社会に一つの文化を定着させ根を張ろうと試みている兵庫県立芸術文化センターの心意気がとてもよく表れていた構成だったんじゃないだろうか。

確かに当時としてはともすればエキセントリックでアヴァンギャルドであっただろう大澤壽人の曲ももちろん聴いていて面白かったが、楽曲的に僕が今日の演目の中で一番好きだったのはジャック・イベールの「ディヴェルティメント」。
わずか16人のオーケストラで演奏される、とても軽妙で小気味良い作品だった。

さすがに最前列、佐渡裕の飛び散る汗も見えれば気合とともに漏れる呻き声も聞こえ、とても小さなヴォリュームで奏でられるヴァイオリン・ソロのフレーズもはっきりと追うことができるし、最後のピアノ協奏曲の時にはピアニストの超絶的な手元も非常によく見えた。

かなりの紙幅を費やさなければ正確な意図を説明することはできないと思うので一言だけ書いておくと、確かにオーケストラという音楽演奏は様々な表現の可能性を内包していることには違いないだろうが、それでも僕が思うのは、そこには厳然と限界というものが存在するし、そしてその限界は飛び抜けて高いものではない、ということ。
ヴァイオリンやヴィオラやチェロやコントラバスやピアノやホルンやトロンボーンやファゴットやオーボエやクラリネットやフルートやティンパニなどなどで表現しうることはとても多様ではあるけれど、ある意味では画一的で単元的である、という私見。


帰ってから水槽の水換えと掃除をした。
ちょっと風邪気味のようで、咳と頭痛に加え、花粉症が重なってもう大変だ。

もうすぐF1開幕戦の放送が始まるな。


♪ Love Like A Man - Ten Years After


2006年1月15日(日)

妻の誕生日にEWFのコンサートに行った

今日は妻とEARTH, WIND & FIREのコンサートに行った。
会場は大阪・肥後橋のフェスティバル・ホール。

なんと35周年記念のツアー、僕らが生まれる前から活動しているオヤジたちということで、さすがに観客の年齢層も比較的高い。

バンドを構成する人数が多いのでセットは見た目やっぱりゴージャス感があるが、そこは35周年のEWF、そこらの鼻たれアーティストたちのように虚飾を配したり奇抜な演出をするでもなく、とてもシンプルでアダルトな雰囲気に満ちていた。

これまたロックコンサートとは違い、17:00の定刻に1分たりとも遅れることなくショーは始まった。
ドラム、キーボード、ギター×2、ホーン×3に続いて、ベースのVerdine White、ヴォーカル&パーカッションのとRalph Johnsonともう1人(新メンバー? 氏名不詳 有名メンバーであれば相すみません)の3人がステージに姿を現すと歓声が一際大きくなる。
最後にPhilip Baileyが満を持して登場すると、早くもオーディエンスは大興奮。
Maurice Whiteは残念ながら脱退してしまったけれども、EWFの魅力は存分に味わえよう。

高見沢俊彦の衣装を着たロナウジーニョのような風貌のVerdine Whiteは最初から踊りまくっている。
もちろん指弾きのリズムが乱れることもなく、そのスタイルも含めてとても50歳を大きく超えているとは信じがたい。

こちらも50歳をオーヴァーしているPhilip Baileyだが、その歌は本当に素晴らしかった。
声量もものすごく、30年以上前に録られた歌声と何ら変わることがない。
低中音域はまだしも高音となるとどうだろう、と少しは思っていたんだがまったくいらぬ心配だったようで、そのファルセットのすさまじさたるやかくばかりか、と感動するハイ・クオリティ。

脇を固めるRalph Johnsonと新メンバー? もコーラスを中心に美しい声を響かせ、適当な表現かどうかは分からないがCDを聴いているかのような出来映え。

また3人ともパーカッションの腕前も一流で、あんな裏をとって叩きながら歌うなんて絶対に日本人にはできそうにない。
小柄で動きのいい新メンバー? のスティック回しやシンバル蹴りも堂に入っていた。

ダンスメドレーから始まったステージはいきなりスタンディング。
2曲目の生「Shining Star」に、早くも僕の脳髄も刺激された。

踊りっぱなしの数十分間の後、楽曲も一旦クールダウンしてバラードを中心に組み立てられた中盤へ。
本当にPhilipの歌唱は素晴らしいの一言だ。

途中、各メンバーのソロ演奏もあったが、フレーズやメロディーやテクニックではなく、リズムとグルーヴのみで聴かせてしまうのはさすがというか何というか。
とにかく、PhilipとRalphともう1人の声の重なり合いと、ストリングス、キーボード、ホーン、ドラムの音の洪水とが見事に調和して生み出している独特のグルーヴときたら本当にすさまじかった。

そしてパフォーマンスは勝手に決めたけど第3部、再びダンスナンバーが連続して繰り出される終盤へ。
幻想的なキーボードのイントロから導き出された「Fantasy」にホールは再熱狂だ。
しかしここにきて年齢的なところが少し出てしまったのか、超人的ファルセットを聴かせまくっていたPhilipが若干疲れてしまったように見え、期待していた「Fantasy」の歌唱のキレはイマイチだったのがいささか残念ではあったが仕方なし。

続けて「Sing A Song」、「Let's Goove」、「September」(記憶違いで細かい順序は前後している可能性あり)といったチューンたちが演奏されるにつれ、聴衆も僕もエンディングへ向けてさらにさらに盛り上がっていく。
このあたりでリードをとっていた新メンバー? のヴォーカルもかっこよかった。

しかしこんだけ本編でやっちゃってアンコールでやる曲ないんちゃうかなあ、やらんのかなあ、なんて頭の片隅で思いつつ本編が終了、アンコールは1回、1曲あった。
「The Eternal Dance」にも入ってる昔のバラードだったけど何だったか忘れちゃった。

とにかくオヤジになっても元気なEWFの真髄であるグルーヴを総身で感じたダンサブルな120分であった。


西宮市内に戻って、苦楽園口にある「魚卓や」で夕飯。
七輪炭火焼で美味い魚が食える最高の店である。
魚は金目鯛ときす、他には牛ロース、じゃがいもバター、かきのねぎ味噌焼、サーモンと半熟玉子のサラダ、銀しゃりを食べた。
どれもこれも美味しくて満足。

実は今日は妻の誕生日で、帰宅してから「ツマガリ」で買っておいたバースデイケーキを囲んだ。
こちらも相変わらず美味いケーキだけど、お腹がいっぱいだあ。


♪ Shining Star - Earth, Wind & Fire


2006年1月13日(金)

隔世の感?

昨日の出勤途上、iPod nanoから流れてきた音を聴いていてふと思ったんだけど、Ten Yaers AfterとLynyrd Skynyrdの音ってものすごく似通っていないか、再結成後は(Ten Years Afterに関しては正確には再々結成か)。

オリジナルは全然違うはずなのに、Ten Years Afterの2004年発表のアルバム「NOW」と、Lynyrd Skynyrdが1991年に発表したアルバム「LYNYRD SKYNYRD 1991」を聴いてみると、極論すれば「同じバンドだよ」なんて言われても「ああそう」なんて納得してしまいそうな危うささえはらんではいないか。
どちらもちょっと泥臭くてブルージー、でも現代的でキャッチーなフレーズを取り込むことも忘れないハードロックってカンジ。
何だこの歩み寄りは。

そもそもが両バンドともに、それぞれAlvin LeeとRonnie Van Zantという一番大事な核となる人物なしで再(々)結成してるわけだから、変わってしまうことは仕方がないんだけど。
かつてRitchie Blackmore抜きで再結成したDeep Purple、最近で言えばFreddy Mercury抜きで再結成したQueenと同じ暴挙。
サザンオールスターズがたとえば解散したとして、桑田圭祐抜きで再結成しますか。
生き死にに関わらず。
「NOW」を初めて聴いた時なんか、だまされた、こりゃ同名の無関係バンドじゃないか、と思ってライナーの隅から隅まで目を通したもんな。
Lynyrd Skynyrdの方が弟のJohnnyが歌ってるだけまだましか。

でも両方とも嫌いじゃないんだけど、最近の音も…。


♪ Baby Won't You Let Me Rock 'n Roll You - Ten Years After


2005年12月11日(日)

神戸で「たん平」→そういえば「ルミナリエ」

先週日曜日に引き続き4つの水槽の水換えを行った。
この前追加したばかりのコリドラスたちが一番無神経に水換え作業中もせっせと餌を探して底をつつき回っていた。
頼もしい限りだ。

前々回のエントリーで宣言した通り? 今夜は神戸・北野坂にある「牛や たん平」でタンをたらふく食べるべく、妻と夕方家を出た。

道中の車の中では、届いたばかりのiPod用アクセサリー、Icarplay Wireless PlusというFMトランスミッターを使ってiPod nanoに入っている曲を聴きながら行った。
シガーライター用のソケットにアダプターをはめ込み、空いているFM周波数を使ってiPodから車のアンテナに無線で飛ばして聴くことができ、さらにはiPod本体の電力は消費せずに充電しながら、という便利な代物である。
CD並みの音質とは言えないけれど、概ね満足できるレヴェルではあったと思う。
ただ僕の車のソケットは開閉式のケースの奥にあるので、これをつないでいる時はそのケースを常にオープンにしておかなければならないのがちょっとした問題。
近々DIYで何とか解決を試みてみるかな…。

神戸に近付くにつれて何だか車の数がどんどん増えてきた。
んーなんだろうなあ、なんて思いつつ高速を降りたあたりでやっと気が付いた。
今日は『ルミナリエ』の真っ只中じゃないか!
何て血の巡りの悪いこと。
4年ほど前に妻と一度観に行き、「1回観たからもういいか」とそれ以来行ったことはなかった。
これはとんだ時合に来てしまったな。
せっかくだから食べ終わったら少し観に行こうか。

ルミナリエ中ということでやっぱり駐車場探しに苦労したけど、何とか「たん平」のすぐ近くの立体式タワーパーキングに停めることができた。

「たん平」の狭い入り口をくぐってみると、やっぱりものすごい人!
まだ18:30過ぎだというのにすでに席は埋まり、待っている人も5~6人。
さすが毎年オフにはイチローもくるという超人気店、予約は必須。

たん平コースを2人前。
先付けの味噌漬けを始め、刺身、焼き物、シチューとタン尽くしを味わい、さらにはハラミと野菜の焼き物に刻んだタンやノリが散らされたたんご飯まで。
メチャクチャ美味かった。

店を出て、腹ごなしに少し歩いてルミナリエ会場へ。
もちろん人は多いが、さすがにもう11回目ということもあってか、数年前よりは落ち着いて観て歩けるような気がする。

西側の入り口から望む

ちょうどライトアップされた道すがらに、よく行くTRANS CONTINENTSがあったので寄ってパンツとニットを1着ずつ購入してしまった。

ルミナリエ終点の東遊園の露店ででたい焼きを1つ買って食べ、再び駐車場に歩いて戻って帰った。
今日が年末29日か30日に休めるまでの最後の休日だった。


♪ My Way - Sex Pistols


2005年12月 2日(金)

iPod nano続報 ヘッドフォン新調

これまではポータブルオーディオ用のヘッドフォンとして、再生機と同じメーカーであるPanasonicの黒いものを使っていたのだが、このたび購入した白いiPod nanoにはちょっとミスマッチな気がして、新しくaudio-technicaの白いものを買ってさっそく使用した。

ヘッドフォンも新調

樹脂の白い部分とメタリックな箇所のバランスが、裏面が銀色に光っている白いiPod nanoとよく合っているように感じる。

僕はイヤホンや今主流の巻き取り式の耳掛けタイプなどがどうも耳に馴染まず、密閉型のヘッドフォンが好きだ。
何より音漏れも少ないと思うし、音質もベター。
これもちゃんと店で試着したのでフィット感もバッチリ、ちょっと高かったけどいい買い物だったんじゃないだろうか。


♪ Snow White 〜白い恋人たち〜 - Boyz Ⅱ Men


2005年12月 1日(木)

iPod nanoが届いた

今になってiPod nanoを買った。
4GBの白。
Webのアップルストアで買ったんだけど、無料で好きな文字列を刻印サーヴィス、なんてやっていたから、勢いで「海洋空間」のURLとメールアドレスなんぞを入れた。

自分のサイトアドレスを刻印した

一緒に「クリスタルジャケットセット」という保護フィルム&ケースを買ったんだけど、不器用な僕はやっぱり本体裏側のフィルムを貼る時に少しズレてしまった…。

これまではPanasonicのSDカードで聴くやつをポータブルオーディオとして使っていたんだが、その本体の小ささはすこぶる気に入っていたものの、SDカードだから当然容量は大きくないし書き込みにも時間が掛かるし、何より専用ソフトの使い勝手が悪くてもう勘弁してくれってカンジだったので。

しかしiPodであっても手持ちのCD音源を放り込むためには当然一度PCに取り込まねばならぬわけで、これがやっぱりどうにも時間が掛かる!
CD1枚分変換するのに、16倍速ドライヴでも実質5分以上は軽く掛かる。
とりあえずの目標枚数にもまったく及ばぬまま、気付けばこんな時間になってしまった。

こんな状態

公私ともにやらなければいけないことが山積…。


♪ Speed Master - Gackt


2005年11月12日(土)

BOYZ Ⅱ MENライヴ@大阪ブルーノート

今日は土曜日、いつものように金曜夜を徹しつつ今朝の本番、午後の会議などを終え、夜は、デビュー当時から僕が本当に大好きなアーティスト、BOYZ Ⅱ MENのライヴに行く。
ハコは新装開店相成ったばかりの大阪ブルーノート。
大阪ブルーノートの15周年記念イヴェントでもある。

その前にまずは腹ごしらえ、ということで、妻と合流した後、ブルーノートが入っている商業施設、大阪・西梅田のハービスENTにある「Mare Cucina」というイタリアン・レストランで夕食をとる。
やはり土曜の晩、どこをどう覗いても満員満席。
食べたメニューは、鴨ロースのスモークと茄子、栗とさつま芋のリゾット、スズキと魚介のカルトッチョ、仔羊ロースのグリル リコッタチーズソースなど。
バゲットだけはちょっとうーんだったけど、それ以外はどれも文句なく美味い。

そしていざ21:00開演のBOYZ Ⅱ MENライヴへと向かう。

彼らほどのアーティストならば当然もっと大きなホールや、あるいはドームクラスのアリーナだってチケットは完売するはずだし、事実過去の来日時にはそういった会場でコンサートを行っていたけど、あえてブルーノート。
その魂、最高だ。
我々オーディエンスにとっては、チケットの入手しにくさ、という点のみを除けば、ハコは当然小さければ小さいほどライヴは楽しめるものとなる。
ちょっと無理してチケット買って、本当によかった。
ちなみに、このたびのワールドツアー、日本での公演はここ大阪ブルーノートのみ。
うーん贅沢だ。

ホール内、後方ではあるけれどステージ正面に位置するカウンター席に無事落ち着くことができた。
そもそも容れ物自体が小さいので、それでも充分に近い。

ジュースを飲みつつ待っていたら、定刻を少しだけ過ぎて始まったBOYZ Ⅱ MENのパフォーマンス。
1曲目は「Motownphilly」、まずはガツンと勢いをつけておいて、すかさず2曲目、Shawn Stockmanのアカペラで始まった「On Bended Knee」でストンと落とし、聴衆はまさに固唾を飲んで息すらも殺して聴き入り、観入るしかない。
早くも最前列の女性は感涙をこらえきれずにハンカチを取り出していた。

ブルーノートならではの親近感とカジュアルさを失わぬまま、さすがのワールドクラスのビッグネーム、凡百のアーティストとは一味も二味も異なるオーラを発散。
少し前に体調の振るわないMichael McCaryが脱退してしまい、メンバーは4人から3人になってしまったが、そんな残念な出来事すら忘れさせてしまうような、本当に“力のある歌”。
確かにPAから流れてくるのは3人の“生の声”だけではないし、ところどころサビなんかではRecされたコーラスが聴こえてはいたけれど、そんなことは、関係ない。
僕も正直、序盤から感動した。

Shawnをメイン・スポークスマンとして、軽妙かつ平易な英語を使ったMCでますますオーディエンスはノッていき、曲も比較的最近のものよりも初期の頃のナンバーを中心にステージは進んでいく。

Nathan Morrisのコワモテ歌唱ももちろんソウルフルだが、Wanya Morrisのハイトーン伸びやかな声は本当に素晴らしかった。
ダボダボのデニムパンツにTシャツをインし、その上からジャケットを羽織って頭にはベースボール・キャップ(しかし耳に光るダイヤのピアスは超ド級)という出で立ちは到底彼ら以外には似合いそうもないけれど、そんな無頓着なファッションセンスなど彼方に吹き飛ばしてしまうかっこよさを、BOYZ Ⅱ MENは歌のパワーだけで作り上げてしまう。

今日まで1日2公演の4日間連続で大阪ブルーノートでのパフォーマンス、8回目の公演のラストとはとても思えない、ハイレヴェルでご機嫌麗しいライヴだ。
ラストだからこその、か。
すごく観客に暖かい、この小屋ならではの近しいパフォーマンス。
楽しい。

たった1時間の短いステージはすぐに終盤、「I'll Make Love To You」で女性客たちにバラを配った後、「A Song For Mama」で本編は終了、すぐにアンコールに応えて再びステージへ姿を現す。
Wanyaが謝辞を述べた後、僕がこの世の中で最も好きなチューン2曲のうちの1曲、「It's So Hard To Say Goodbye To Yesterdy」をアカペラで歌い始めた時には鳥肌が立った。
そのまま「End Of The Road」へとなだれ込み、最後はShawnが客席を一回りするサーヴィスをして、そして皆でサビを合唱し、本当の終演…。
本当にあっという間の、幸せな時間だった。

…これで終わりかと思いきや、実はさらにテンションの上がる、素晴らしいエピローグが。
なんと開演前、ホール内の売店で“メンバーの直筆サイン入りCD & バックステージでメンバーに直接会えるPASS”を売っているのに僕はいち早く気が付いてしまい、幸運にも限定32枚のそれを購入していたのだ!

そして無事に対面叶い、撮ってきたのがこの写真。
メンバーたちに、「デビュー当時、ファースト・アルバムからずっとファンだった。だから今夜会うことができて本当にうれしい。また!」という旨の言葉を伝え会話を交わすこともでき、もう最高。

終演後、楽屋でBOYZ Ⅱ MENのメンバーとともに

しかし未だ興奮冷めやらずに神経は昂っているんだけど、睡眠時間は昨日はわずかに2時間、そして明日も実は早起きして富山まで長距離ドライヴ、久々に2日連休が取れたので1泊の小旅行をしてくる予定。
決して“体を休める”旅にはなりえないけど、心の洗濯を…。


♪ End Of The Road - BOYZ Ⅱ MEN


2005年11月11日(金)

それぞれに合った音楽

誰でも1曲や2曲ぐらいは、想い出の曲、と言えるものがあると思う。
その曲を耳にするといつも、「あー、部活が辛かったあの時を思い出すなあ」とか、「新入社員として右も左も分からんとあたふたしてたなあ」とか、「あの頃はあいつやあいつやあいつらとよく遊び回ってたよなあ」とかいった、特定の時期を想起してしまうような曲が。

地球が誕生してからこれまでの約46億年間を一日に喩える、なんて例はよくあるけれど、それと同じように、一人の人間の一生を一日に喩えることもできよう。
それと関連して、と言えるのかどうかは分からないが、先に挙げたように、高校生の頃、とか新入社員の頃、とかいった特定の時期といった単位ではなくて、「ああ、これは朝の目覚めの時に聴く音楽だ」とか、「彼誰刻にふさわしい曲だなあ」とか、「風呂上がりのまったりした時間帯にピッタリの音」とかいう風に、一日の中の特定の刻限を個人に思い起こさせる曲や音楽もあると僕は感じる。

そう漠然と思い描いていると、じゃあ一日の終わりたる夜、まさに入眠せんという時に聴きたくなる音というものは、人生の幕を閉じようとしているその時にも欲する音に相違ないのだろうか…、などとどうでもいいことを考えてしまう。

そんな僕が今聴いているのはアニメソング。


♪ 終わらない物語 - 森岡純


2005年11月 6日(日)

再び佐渡裕、そして「銀しゃりや」

2週間前に杮落とし公演に行った兵庫県立芸術文化センターに、今日も午後からコンサートを聴きに行ってきた。
佐渡裕指揮、演目はラヴェル「ボレロ」、モーツァルト「協奏交響曲 変ホ長調」、そしてベルリオーズ「幻想交響曲」。

例によって当然満席、改めて素晴らしいホールだなあ、と思った次第。

おそらくこの手のコンサートにしては珍しいことだと思うが、開演前に佐渡裕氏が壇上でプレトークを行っていた。
トークとともに、達者なピッコロの腕前を披露する一幕もあり。

1曲目のラヴェルの「ボレロ」が中では一番印象深く、とてもよかった。
同じ旋律を繰り返し、まずはフルートが、次にオーボエやクラリネットが重なり、管楽器も加わり、そしてヴァイオリンも、ヴィオラも、チェロもコントラバスも…、となぞっていく様は圧巻。
4種の弦楽器がすべて揃ってピチカートしている景観もまた圧倒的。
フルオーケストラの魅力が存分に表れている曲だと感じた。

最後、「幻想」の第5楽章も同じようにフルオーケストラのフルオーケストラたる持ち味が充分に表現され、大いに盛り上がって幕を閉じた。

終演、カーテンコール

演奏中の佐渡さんは、指揮をしているような、ただ単に踊っているだけのような(?)、とにかく楽しそうにノッていた。


家に戻ってから水槽の水換え。
残念なことに8月に生まれたライアーテール・ブラックモーリーの稚魚1尾が死んでしまっていた。
これで生き残ったのは1尾。
かなり大きく育った個体で、こいつは丈夫そうだ。

一っ風呂浴びて、夕飯は芦屋市役所近くの「銀しゃりや」という和食店に赴く。
今日食べたのは、銀しゃり(その名の通り、この店がこの店たるゆえん、釜で炊いた美味い白飯)、明石蛸の造り、柿と法蓮草の白和え、カレイの一夜干し、松茸の湯豆腐、神戸牛サーロインと野菜の盛り合わせの陶板焼、そして最後に栗のジェラート。
ピンクの和服を着た美しい女性店員のサーヴィスも心地良い、今晩も良い食事であった。

でも汗はかいたし焼き物の匂いはついたし、また風呂に入らねばならぬ羽目に。

嗚呼、つかの間の休日は一瞬に過ぎ行く。


♪ Cruisin' - Larry Carlton


2005年10月24日(月)

佐渡裕の「第9」を聴きに行った

陽の届かぬところに行けば薄ら寒いけれども明るく爽やかな秋の好日、小春日和となった昨日、阪急西宮北口駅前にオープンしたばかりの兵庫県立芸術文化センターへ、ベートーヴェンの交響曲第9番、いわゆる第9を聴きに妻と2人行ってきた。
指揮を執るのはこの劇場の芸術監督である佐渡裕。
特にクラシックのコンサートにこれまで足繁く通っていたわけでもない我々の目当てはもちろん彼だ。

一昨日、22日にグランドオープンの初日を同公演で迎えており、2日目の昨日も聴衆で溢れかえっていた兵庫県立芸術文化センターは、思った以上に美しく優雅で、洗練されていながらもとっつきやすい雰囲気に満たされた、とても良いホールであった。
パンフレットの造作やコンサートの値段設定、企画イヴェントの志向性や会場内の様々な趣向からも、オーケストラやクラシック音楽をより身近な存在として、地域の人たちの間に根付かせたいのだ、という意思が強く感じられた。

兵庫県立文化芸術センター正面前 正面入口入ってすぐの大きな階段 さすが杮落とし公演、広々としたホール廊下にも人がたくさん

肝心の演奏の方は、恥ずかしながら第9を生で最初から最後まで聴いたのは初めてだったが、大きく言って、当然ロックやポップスのライヴとはまったく異なるいろいろな楽しみ方が感じられた。
まずは場面場面に応じた起伏や展開がとてもドラマティックで、指揮者 佐渡裕の背中や全身が語る表情と相まってかなりの迫力。
特に最終楽章、もっとも有名なあの主旋律がチェロとコントラバスの静かな重低音で始まるところなんか鳥肌もんだった。
合唱付きっていうのも、クラシック音楽に対する理解が深いとはとても言い難い我々のような聴き手にとっては、変化が感じられるというか、楽曲の持つストーリーの展開が分かりやすくてよかったと思う。

それにしてもオーケストラの生み出す音楽というものは本当に複雑でとてもたくさんの顔を持っている、ということが昨日は改めて感じられた。
全体を全体として、1個の楽曲として聴くのももちろん心地良いし、それに対して、たとえばヴァイオリンが奏でるフレーズだけを耳で追ったとしても、それはそれで充分に楽しく、また全体を聴いていたのでは気付きえないいろいろなことが分かったりもする。
リズムとテンポの変化に聴覚を集中させていても飽きることはない。

たぶん言い換えるなら、どんなに短くてシンプルな曲でも、明確な目的意識を持って何十回と繰り返し聴かなければ、きっとその曲について理解することなど到底できない、ということになるのだろうと思う。
それを前提とした上で、各パートすべてを瞬時に聴き分け修正しコントロールし、自分の理解するものをオーケストラを使って表現する指揮者という立場の人間はまさに超人だ。


家に帰ってから、忙しくてついついできなかった水槽の水換えを2週間ぶりに行った。
3ヶ月ぐらいしか経っていないのに早くも切れてしまった35cm水槽用のライトも交換する。

実はかれこれ2週間ほど僕は風邪気味なのだが、昨日は妻も発熱しているようだったので、帰途「いかりスーパー」に寄って買ってきたお惣菜などで夕飯。
といってもさすがのいかり、カニグラタンや鹿児島産赤鶏の照り焼き、サーモンのサラダなどをおかずに、ネギトロをごはんに載せて丼にして、鬼神のごとき強さを見せる千葉ロッテマリーンズを観ながら食べたが、なかなか美味しかった。


♪ In Trance - Space Age Playboys