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2008年7月19日(土)

時間の流れが変わる家はすぐ近くにある

ついに堪えられずに「崖の上のポニョ」主題歌をiTunes Storeで購入してしまった。
これが人生初ダウンロード購入。
まさか初めてインターネットで買うのが宮崎アニメの曲だとは…。
今日も200回は脳内リフレインしたんじゃないか、この歌。

昼、所用あって妻の友人宅へお邪魔させてもらった。
川西能勢口にほど近い宝塚市内にある一軒家なのだが、広い庭では植物が生い繁り野菜なども多く育て中、味のある平屋の建物もとても築30年とは思えないほどモダンで温かい内装。

庭にはトマトやナス、それにゴーヤーなどが生っている

うちから車で1時間も走ってないのに、なんだか田舎にある友達のおばあちゃんちに遊びに来た、みたいな雰囲気。
時間の流れも下界とは違っているような気がして、気分ゆったりと過ごすことができる。

ヴェランダの鉢で飼われている3頭のミシシッピアカミミガメ

いやはやのんびりさせていただきました。

夕方、OBPに移動して腹ごしらえにお好み焼きを食べてから、「シアターBRAVA!」へ。
「かもめ」を観劇。

「シアターBRAVA!」前にて

原作 アントン・チェーホフ、演出 栗山民也、出演 鹿賀丈史、藤原竜也、美波、小島聖、麻美れい 他。
鹿賀さんと美波は「有閑倶楽部」でも共演してたね。
鹿賀さんや藤原くんの演技は今さら言及するまでもなく一級品だが、麻美さんの存在感十分のド迫力と、小島聖さんの堂々たる演じっぷりにも感嘆した。
ヒロインを務めた美波さんも華奢な体躯からは想像できない声量で、起伏の激しい難役を見事に演じていたように思う。
ストーリーは言ってみれば結果的に救いのない悲劇なわけだが、登場人物が比較的多い割に各々の性格付けが充分になされていなかったように感じられた。
上演時間の問題なのか、脚本・演出上の問題なのか。
藤原くんと鹿賀さん扮する主要人物2人は作家という役どころなのだが、語られる台詞に作家・チューホフの本音が塗り込められていて、そのあたりは非常に興味深かった。


♪ Imperial - Primal Scream


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