« 2006年9月 | メイン | 2006年11月 »

2006年10月31日(火)

乞食飯

今日の夕飯のおかずは妻の会社の友人にいただいた北海道のじゃがいもを使ったコロッケと、ご近所の方に分けていただいた黒枝豆というなにやら珍しい大ぶりの枝豆だった。
生かされた。


♪Rock Did It - Dirty Rig


2006年10月29日(日)

代車に乗って球場へ

今日はまず京都のカーショップ、ホリイトレーディングへ車を預けに行った。
バンパーについた傷の補修と、オイル交換、そして走行距離も1万3千kmを超えたのでタイヤローテーションも頼んできた。
代車として借りたのはたぶん以前にも1度借りたことのあるVWゴルフIII。

19時からは草野球の試合。
今日は1番 サードで出場。
第1打席はフォアボール→盗塁→次打者のショートゴロで飛び出してしまい3塁で憤死。
満塁で回ってきた第2打席はショート正面へのゴロだったけど、ショートがバックホームして悪送球、出塁して打点1。
第3打席はレフトへのクリーンヒット。
守備機会はゴロ1つとファウルフライ1つだけだったけど、無事にさばけた。
個人成績は、2打数1安打1四球の3出塁で、1打点2得点。
試合も11-5で勝ち、かなり楽しい野球になった。

家の近くに戻ってきてから、「芦屋らーめん庵」で晩飯。
西宮~芦屋2号線沿いのラーメン激戦区にあって、この店は国道を挟んで真向かいにある「ふうりん」と人気を二分する有名店。
やはり少し並んだ。
味は、もちろん全然不味くはないんだけど、ちょっとだけこってりめなカンジ。
個人的にはあっさり味の「ふうりん」の方が好きかな。
「日の丸軒らぁめん」も「希望軒」も相当美味いけど。


♪ Ego - Boyz II Men


2006年10月28日(土)

ついに、そして物欲塗れの獄卒門番

先週思わぬトラブルに見舞われたNewテレビなどなど購入大作戦だったが、ついに代替のテレビボードが届き交換、配線等もすべて済ませて、セッティングが完了した!
パイオニアのピュアビジョン42インチに、同じくパイオニアのHDD/DVDレコーダー、ホームシアターシステム。
幅1800mmのテレビボードの上には、今まで床にベタ置きしていた、ホーリーが棲む35cm水槽も載せた。

ついにセッティングされたテレビ一式 35cm水槽も載った これでリヴィング・ダイニングは8割方完成?

居住開始より2年と半、これで拙宅のリヴィング・ダイニングも8割方完成したか?

さらに、仕事帰りに家電店に寄って、この秋新登場の加湿機能付き空気清浄機をドドーンと購入。
シャープの一番パワフルなタイプ。

シャープの加湿空気清浄機

実は先日のスピーカーに引き続き、これも購入のきっかけはヘルマンリクガメ。
季節は晩秋に入り、カメケージの中の湿度がかなり低くなってきた。
リクガメというやつは温度のみならず結構湿度にも敏感なようで、うちにいる種の適湿度は約40~50%。
加湿器なしではちょっとその維持は難しい、どうせなら人にも好影響が出るように部屋ごと加湿だ、どうせなら最新アイテム、除菌に花粉吸い取り能力も高い空気清浄機タイプにしよう、おおデザインもいいじゃないか! という流れ。

さらにさらに家に帰り着くと、Amazonで注文していたDVD「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」ディレクターズカット版 完全予約版BOXが届いていた!

これが「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」完全予約限定版だ

原哲夫御大のサインがプリントされたステンレスケースに、海洋堂製作の北斗4兄弟フィギュア、そして複製原画が同梱された逸品。
こりゃ完全にコレクターズアイテムだな。
パーフェクトペンシルみたいだ。


♪ I'm Not Like Everybody Else - The Kinks


2006年10月27日(金)

狂喜と悔恨を内包した新宿の夜を振り返る未明

水、木と東京1泊ロケに行っており、先ほど生還。

水曜の起床は驚天動地の午前5時。
ただいつもの生活パターンは急には変えられぬので、前日(すでに当日)眠りに就いたのは3:30であった。

9時新宿着、そこから千葉の市川、三鷹と順に回り(というかこりゃ東京横断だな!)、初日の撮影は終了。
一旦赤坂のホテルにチェックインして荷物を置き、再び街へ。
この晩は僕の大学時代の友人で現在横浜在住のKamaQと、彼の勤務先がある新宿で飯を喰う約束をしている。
ロケに同行させている新入社員のTも連れて行った。

KamaQとは昨年11月、鹿児島で行われた彼の結婚パーティー以来、1年弱ぶりの再会になるが、まあ実際会ってみてもやっぱり「おお久しぶり」なんてこともなく、つい昨日も遊んだかのような空気になるのは自然な流れであろう。
行く前は若干緊張していた後輩のTもまあ混じっとけ。

駅近くの「スエヒロ」ですき焼きを食う。
岩手短角和牛というやつで、当然美味かった。
KamaQは奥方のなっちゃんが地方出張で家にいないからこの夜は別に帰らなくても全然平気という思惑もあってか、奇妙にテンションが高いではないか。
酒を飲むペースも速い。
あとでTが「あの人『オーイエー』ばっかり言ってましたねぇ」と感想を漏らしていたが、それもあながち的外れではない。

「スエヒロ」を出た後、歌舞伎町のバッティングセンターに行き、一遊び。
といいつつ皆調子に乗って3プレイずつぐらい打った。
バッティングセンターのラジオで、日本ハムが日本シリーズ第4戦を獲り日本一に王手をかけたことを知った。
なかなか乙なものじゃあないか。

バッティングセンターを出てから向かったのは、KamaQがしばしば訪れているという、ゴールデン街外れにあるRock & Soul Bar「Happy」。
にいちゃんが1人でやっている小さな店だが、ロックンロールのうねりに浸るのにはもってこいの隠れ家っぽい。
まあ我々は主に新入社員Tを囲んで騒いでおったが。
この頃にはすでにKamaQとも竹馬の友の契りを結んでおり(?)、会話もだいぶ洗練されてきた(?)。

バーを後にし、さあ明日も早いしそろそろ帰るかと思いきやなかなかそうは上手くいかぬもので、ダーツバーの「バグース」が通りすがりにあったのが運のつき、フラフラと吸い込まれた。
カウントアップばっかり6回ほどやったのかな。
俺が4回ぐらいトップをとったような気がするが、よく覚えていない。

深夜2時解散、KamaQは「漫喫で寝るよ」と言って怪しい雑居ビルに消え、僕とTは赤坂のホテルに戻った。
眠過ぎる。

翌日、木曜日の朝。
ホテルのロビーに待ち合わせた集合時間に、新入社員のTが前回に続きまたもや遅刻。
ここで深く言及はせぬが、お前ブチ殺すぞ的なエピソードではある。

この日は前日よりもさらに移動スケジュールがハードで、銀座→葛飾→また銀座→新宿→渋谷と撮影を進め、最後はもはや時間との戦い、晩飯も喰えずに20:40、渋谷のスタジオをぶっ飛びだして最終の新幹線に何とか間に合ったのであった。
帰りの新幹線車中に流れる字幕ニュースで、日本ハムが勝って日本一に輝いたことを知った。
うーん、こりゃあんまり乙なもんじゃないね。


♪ FM - Steely Dan


2006年10月24日(火)

みんな幸せ?

テレビ一式の一新に伴い新たに必要になった分波器、分配器、各種ケーブルなどを買い求めにヨドバシカメラに行ったのだが、その際衝動買いに近い形でiPod nano用のポータブルスピーカーとパソコンにつなぐ小型アクティヴスピーカーを買ってしまった。

iPod nano用ポータブルスピーカー パソコンにつないだアクティヴスピーカー

iPod nano用のスピーカーはサンワサプライのもので、乾電池とACアダプターの両方で動くから便利。
パソコンにつないだ方は、ヘッドフォンも愛用しているaudio-technica製で、アンプ内蔵だからスッキリ。
これまでは、昔使っていたミニコンポのスピーカーを流用してパソコンに接続して聴いていたが、別でアンプが必要なパッシヴタイプだったからちょっと邪魔だったし、デザインもイマイチマッチしていなかった。

衝動買いに近い、と先に書いたけれども、実はスピーカーの新規購入はここ最近おぼろげには頭にあった。
そのきっかけは、カメを飼い始めたこと。

うちにはヘルマンリクガメが1頭いるのだが、そいつの住むケージが置かれているのはパソコンと同じ部屋。
カメが来る前は夜でも割りと平気でスピーカーから音を出してパソコン内の音楽を聴いていたのだが、これまで使っていたスピーカーはコンポのものなので出力およびサイズもデカく、フローリングの床に直置きしていたから、カメが来てからはそこそこ聴ける音量を出すとかわいそうに、パチッと目覚めさせてしまうことが多かった。
それも様子を見ていると、空気中を伝わる音を感じて起きるというよりも、床から響いてくる振動音の方がこれまた床に直置きのケージ内で寝ているカメには迷惑だったみたい。
そういう事情でここ数ヶ月はパソコンから音を出しにくく、極々小さなヴォリュームでしか聴いていなかった。
音楽は聴きたい、でもカメにストレスを与えたくない、そういった欲求を満たすために必要だったのが、パソコンデスクの上に置くことができるような小型小出力のスピーカー。
床から離せたということでケージに伝わる振動は激減したと思うし、またパソコンの前に座っている僕の耳とスピーカーとの物理的な距離も縮まったから、そんなに音量を上げなくても充分に聴くことができる。
現に今も適度な音量で聴きながらだが、ヘルマンリクガメのシロは小屋の中でグッスリ!

パソコンとカメ小屋の位置関係

iPod nanoのスピーカーの方も同様の発想からで、つまり、パソコンとカメケージの置かれている部屋の隣室に当たるリヴィングルームで本を読んだりしている際など、音が欲しくなる時がある。
その場合、もしパソコンのスピーカーで音を聴くとしたら、当然パソコンの前に座っている時よりも音量を上げなければいけないので、その選択肢は却下。
リヴィングルームにあったテレビ&DVDプレイヤーにはオーディオシステムもセットしていたが、わざわざそれらを起動させるのも大げさだし、またそのスピーカーも巨大、そして床に直置きだから、隣の部屋といえどもフローリング張りの床ゆえにカメケージに伝わる振動は少なくないだろう。
というわけで、ACでも乾電池でも動くスピーカーがあればソファーの横でもどこにでも運んでiPod nanoの音が聴ける、カメにも影響なかろうと。

話は変わって、来月に行われる予定の日米野球。
日本代表は先だって不出場が決まっていた藤川、岩村、松中、SHINJO、松坂に加え、福留も辞退を表明。
あえて汚言を吐くが、あんたらファン投票を何だと思ってんだ?
ふざけるな!
体が痛くて出れませんというなら今やってる日本シリーズも休んでみろよ。
今年のオールスターゲームだって俺たちは忘れてないぞ。
対するメジャーリーグ代表は、確かにThe best of the bestと呼べるメンバーではないかもしれないけれど、それでもメジャーNo.1左腕のヨハン・サンタナ、今季両リーグ合わせてホームラン&打点2冠のライアン・ハワードを始め、ジョー・ネイサン、K-ROD、アンドルー・ジョーンズ、ジョー・マウアー、デヴィッド・ライト、ジャーメイン・ダイ、カルロス・ベルトラン、ホゼ・レイエスと、まさに脂の乗り切ったバリバリのスタープレイヤー揃い!
やつらは本気だぞ。
こりゃもう観戦時のテンションは「日本ガンバレ」じゃなくて、「メジャーリーガーのすごいプレイを観よう!」だな。
もう一度言うが、NPBプレイヤーたちよ、ファンをなめるな。
ここ数年のファン離れを喰い止めようという気概が肝心の主力選手たちにないのなら、このまま来季以降も日本プロ野球の人気など滑落し続けてしまえばいい。
井川がちょっと好きになった。


♪ I'm Going Home - Ten Years After


2006年10月22日(日)

大潮的潮汐精神日

というわけで本日午前、テレビ台に続きテレビ、ホームシアターシステム、レコーダーと一式が届いたのだが、テレビ台に不具合ありで後日交換の憂き目…。
せっかく貴重な休日を半日空けて待っていたのに、この憤怒のやり場は一体どこへ。
また配線外して物どかしてまたつないだりしてなんだかんだで半日仕事だな…。
なんかそのクレームの電話の時の対応にもちょっとイラっとさせられ、こんなことがあると品揃えはいい店でももう今後買いたくなくなるね。
今日は設置後の状況写真でもアップしようと思ってたんだけど、先送り。

そんな精神状態で乗ったからというわけではないかもしれないが、夕方出掛けた時に車をぶつけてしまった…!
…。
軽傷ではあるが、来週入院予定。

気を沈め、夜は5回目の結婚記念日祝いに、妻と夙川駅近くのイタリアンレストラン「アルテシンポジオ」へ。
スタッフが1人店を去ってしまったようで、Oシェフ始め2人で切り回す週末のディナータイムは大忙し。
太地産鯨のカルパッチョ 秋田産ハモン添えに、若狭で揚がったウチワエビ尽くしの前菜、キノコと岡山産栗を使った生ショートパスタ、野菜満載の生フィットチーネ、それから軍鶏のローストを食べたが、初めて食した鯨のカルパッチョにまずはドカンと一撃喰らった気分。
魚とは違い肉とも異なる、海棲哺乳類ならではの独特の味わいが、激ウマ。
家畜ではないからこれもジビエの1種? なんてOシェフと話しながら。
個人的にそれ以上に感銘を受けたのがウチワエビ。
一皿に造りと火を通したものが載せられていたが、特に生の身の甘さといったら!
生半可なイセエビなんか目じゃないんじゃないか。
秋の味覚満載の両生パスタ(ちなみに「パスタは何でもお好きなように」というお言葉に甘え、メニューにないフリーオーダー)も相変わらずウマウマで、ソースも対照的な2品だったから、食べ比べも非常に楽しい。
そういえばウチワエビもメニューにはなく、ねだったら出てきた(笑)。

デザートまで辿り着けぬ満腹ぶりで、今夜も満足感と罪悪感の混交体。


♪ Karma - Diffuser


今日はテレビが届くよ!

日本シリーズ第1戦を観てしまった、中日先勝か…。

SHINJOに続き松坂も日米野球辞退、こりゃ野村監督じゃなくても怒るよ!
日本チーム、ベストメンバー(人気面、実力面とも)とは程遠くなっちゃうのかな…?

MLBは、第7戦までもつれたナショナル・リーグ チャンピオン・シリーズをセントルイス・カーディナルスが制し、デトロイト・タイガースとのワールド・シリーズがもうすぐ始まる。
これまたいささか不思議な組み合わせか。
ケガ人続出がやっぱり響いたか、ニューヨーク・メッツ。
ワイルドカードながら強力投手陣も安定し、今最高に勢いづいている、生まれ変わった昨年までの弱小チーム、タイガース。
ここのところ“ア高ナ低”と言われて久しいが、果たして?

先日「すぽると!」で、久々にメディアの前に姿を現した動くマイケル・ジョーダンを観た。
NBAの国際化、先に行われた世界選手権についての発言などをオンエアしていたね。

NBA開幕まであと10日!


♪ Day Of The Lords - Joy Division


2006年10月20日(金)

求人してないかな? エンタープライズ

先ほどリピート放送していたNHKの「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」を観た。
今回は北欧に住むクズリ。
こいつは知る人ぞ知る希少動物で、野生のものがこうして撮影されることは少ない。
地元のカメラマンと組んでかなり踏み込んだ取材に成功していて、素晴らしい仕上がりだった。
また、この番組は構成もよく練られており、短い放送尺を逆に上手く活かしている。
月曜20時枠の「生きもの地球紀行」、「地球!ふしぎ大自然」が幕を閉じても、この手の良質な番組を生産し続けるNHKよ。

そうそう、そういえばフランクフルト・モーターショーでコンセプトカーとして発表されてから早3年、あのアルファロメオ 8C コンペティツィオーネがついに市販されるんだってね!
なんとしても1度実車を拝みたいと、大阪はもちろん東京モーターショーにも足を運んだのに日本には来なかった。
ミツオカには悪いがこないだのオロチとはちと違う正真正銘のピュアスポーツ、アルファでは何年ぶりになるのか、FRの2ペダルMT、エンジンは4700ccのV8で最大出力331ps。
全世界500台限定生産で、日本での販売価格は2200万円。
先月28日に始まったばかりの購入申し込み受付、公式サイトを覗いてみたらとうの昔に締め切られているじゃないか!
富める者たちよ。
まいったまいった。


♪ When I'm President - Extreme


2006年10月19日(木)

気狂い

ここのところ、新しいテレビを購入するに当たって、それ用のテレビ台もずっと探していた、というのは既報通り。
インテリアショップを回ったり、インターネットで適当な品を探しあぐねていたりとしていたわけだが、ネットを見ていながら感じたのが、「インテリアショップ(ブランド)のウェブサイトはなんて見難いんだ!」という憤りにも似た苛立ち。
えてして何かにつけてオシャレであると言われている、もしくはオシャレであろうと努めている、あるいはオシャレでなければいけないという強迫観念に追い立てられがちなこれらの業界が犯しがちな典型的失策だと思うのだが、あまりにも「体裁」のみにこだわりすぎるために、実際にウェブサイトを閲覧する利用者のアクセシビリティだとかインターフェイスだとかいったものは完全に無視されている。
つまり、文字は小さく特殊フォントは読み難い、やたら無駄なフラッシュ動画やスクリプトが多い、だから重たい、それでいて本当に知りたい情報が載っていない。
端的に言うと、極めて反合理的。
非合理的ではなく、反。
イスラム原理主義者にはお叱りを受けるだろうが、これは最早失策ではなく確信犯なのかもしれない。

「芸術」と「創作」を取り違えてしまうことは犯罪的である。
「クリエイター」、という言葉を使うと、それをあたかも「芸術作品を産み出す人」、と理解してしまうような風潮が世の中には弱くないと感じるのだが、僕の考えはそうではない。
「クリエイター」=、文字通り「作り出す者」。
createという言葉が本来持つ意味は、「作る」「創る」、という行為であって、そこには有形無形の何かを産み出すという意はあっても、決して「芸術」が介入する余地は与えていないように僕は思う。
じゃあ「芸術する者」は何と言うのかと問われれば、それに当たるカタカナ英単語は「アーティスト」に他ならない。

だからといって、「芸術」などという言葉のはっきりした定義などというものはもちろんこの世のどこにも存在してはいないから、誰がアーティストで誰がクリエイターかなんてのを決める基準は人の脳ミソの数だけある。
ちなみに僕はSNSのセルフプロフィールにある職業欄の選択肢を「クリエイター」としているが、そこには「芸術的な何かを創造する者」などという傲岸な意図は微塵もない。
僕はテレビ番組を制作しているが、民放が制作するテレビ番組は「芸術作品」「アート」ではなく、「商品」であるから。
アーティスティックな振る舞いなどは何もしていないが、番組という商品を作っているから「クリエイター」、という話。

ここで話を本筋に戻すと、インテリアショップ(ブランド)のオフィシャルウェブサイトというものにおいては、利便性や合理性よりも芸術性を優先させるなんてことは、断じてあるべきではない、こっちは趣味のページを趣味で見てるんじゃないんだから(私見です)。
商売目的でなく、顧客に対するサーヴィスなんてものも概念にはなく、ただ単に自分の感性の欲するままに製作して公開しているウェブサイトであれば、芸術性が優先しようが何が優先しようがそんなものは勝手にしたらよろしい(私見です)。
マジョリティであろうがマイノリティであろうが、民衆の人格や感性に訴えかけて、「対価を得ることを前提に」モノを創り出したとするならば、そのモノがテレビ台であってもイスであってもはたまたそれらを喧伝するウェブサイトであっても、それは絶対に「芸術」なんかではない、と僕の狭小なスタンダードラインは制定しているから、すなわちどれだけトレンドリーダーとしての自負があろうがなかろうが、インテリアショップ(ブランド)の商用ウェブサイトはまず始めにアクセシビリティを優先する以外に道はない(私見です)。
「他者の感性」を意識し、採り入れてしまった瞬間に悉く「芸術」は汚染され、霧消する(私見です)。

結局何が言いたかったのかというと、「クソ寒い冬にコート着てマフラー巻いてまでオープンカフェのテラスで茶飲んでんじゃねえよ!」ってことです。

思わず激して話が逸脱してしまったが、まあウェブサイトが見難かろうが、肝心のブツは良いんだけどね。


♪ Keep A Knockin' - The Crickets


2006年10月18日(水)

1つの環境の変化

オークランド・アスレティックスのケン・モッカ監督がクビとな。
うーん、ディヴィジョン優勝を果たし、プレイオフ ファーストラウンドも勝ち進んだのに、リーグ優勝シリーズでスウィープ負けを喫しただけで…、なんと厳しい。
18歳まで名古屋に住んでいた僕にとって、モッカといえば昭和57年、中日ドラゴンズがリーグ優勝した時の主力、3番バッターとして非常に印象深い選手だった。
ちなみにその年の彼の成績、打率.311、ホームラン23本は今でもそらんじているぐらい。
同じ年にブレイクした応援歌、「燃えよ!ドラゴンズ」の歌詞を今でも寸分違えることなく歌うことができるのは言わずもがなだ。
余談ながら田尾安志さんはそのシーズン、打率.350で大洋の長崎啓二にわずか1厘及ばず2位。
シーズン終盤、大洋戦では勝負してもらえず敬遠ばかりされていたのは語り草だ。

また、日本ハムの新庄剛志が日米野球辞退を表明した。
これは来月観に行く予定の僕にとって、非常に悲しいニュースであった。
エンターテイナーらしくないじゃないか、SHINJOよ…。

昨晩は、契約期間満了につき先週いっぱいで1年半に及ぶ勤務を終えた、番組庶務担当の女の子の送別会的な宴が、後任女子の歓迎会を兼ねて執り行われた。
場所は大阪 北新地のしゃぶしゃぶ店、「しゃぶ壱」。
美味い美味い。
しゃぶしゃぶなのにサーロインとかロースとかなんだとか肉が部位別に分かれており、牛タンのしゃぶしゃぶなんてのも初めて食べた。
一般企業に比べれば休みも少なく夜も遅い過酷な職場だったけど、本当にご苦労さまでした、Jちゃん。


♪ 轍 ~わだち~ - コブクロ


2006年10月17日(火)

大仕事(私的に)を終えた

昨日は12:00開演の舞台「オレステス」を観に梅田の「シアター・ドラマシティ」へ。
演出 蜷川幸雄、出演 藤原竜也、中島朋子、北村有起哉、瑳川哲朗ら。

役者たちの存在感と演技力はさすがにすさまじい。
今や蜷川作品の主役を張る若手俳優として筆頭といえる藤原竜也、あの年齢であれだけの表現力を備えているということが、細かなテクニックも含め本当に素晴らしい。
吉田鋼太郎演じるメネラオスの衣装がデーモン閣下っぽかったけど、それはそれだ。

ただ、作品全体のクオリティーとしては、僕はちょっと評価が低い。
舞台に雨を降らせる演出は、ストーリー上の効果としてはとてもよく理解できるんだけど、その雨音で役者の声がかき消されて聞き取りにくくなるという、演出以前のプリミティヴな問題が解決されていなかったし、“悲劇のマエストロ(と僕が勝手に思っている)”たる蜷川にしてはラストシーン、オチのつけ方があまりにあまりっちゃあ、あんまり。
先日観た「あわれ彼女は娼婦」が優れていただけに、かすかな残念。

劇場を出て高速に乗り、今度は神戸へ。
ついにこの日は、薄型テレビなどなど一式をまとめて購入してしまおう! と決めていたわけで、候補のテレビ台を置いているインテリアショップへ向かうのだ。

着いたのは灘にある「サザンモール六甲」内に入っている「interior Vis」。
おお、ここはエムケーマエダの家具の展示品がとても多いじゃないか。
通販も便利で良いけれど、やっぱり大事なものは自分の目で見て手で触れて、確かめてから買いたい。
エムケーマエダがアイシン精機、アスプルンドとコラボレートして立ち上げた新ブランド、「imusas」シリーズのテレビ台に決定!
「LIVING HOUSE」のお姉さん、ごめんね。
ここには「ACTUS」も入っており、伊丹空港の店まではいかないがそこそこ大きな店舗で、小物をいくつか購入した。

今度は芦屋と西宮の市境あたりにある家電量販店「コジマ NEW芦屋店」へ、先日書いてもらった見積もり票を持って。
プラズマテレビ 42インチ、専用スタンド、フロントサラウンド5.1chのホームシアターシステム、そして今週発売が始まる新しいHDD/DVDレコーダーをパイオニアで揃えてドカーンと買ったで!

カードの引き落とし日が非常に怖いが、品物が届く日は非常に楽しみだ!

ホームセンターにも足を伸ばして買い物をした後、晩飯を喰いに2号線沿いのラーメン店、「ふうりん」へ。
さすが平日でも客足の途絶えぬ人気店、少し並んだ。
温度は極めて熱々、味はあっさりしょうゆのスープがやっぱり最高に美味い。

と、ここまでも昨日は結構盛りだくさんの休日だったわけだが、メインイヴェント(私的に)はこの後、帰宅してからだった。

実はピラティスに最近すっかりハマっている妻のリクエストで、日本国内には売っていない専用のマットを買うべく、北米とイギリスに拠点を置くとあるピラティス団体のウェブショップに先日オーダー、それから何度かのやりとりをEメールでしていたのだが、数日前から急に僕が送ったメールがエラーになって向こうのサーヴァーから突き返されるようになった。
エラーメッセージによると、どうやらスパムメールとみなされているらしい。
文面を少し変えてみても、また違うメールアドレスから送ってみてもダメ。
商品にかかわる結構重要な質問を向こうからされていて、これに応答しないことには買い物が進まない。
うーん、こりゃどうしたもんか…、と悩んでいたのだが、まあこうなりゃ電話するしかないわな。
というわけで一念発起、昨晩、向こうのオフィスが開いている時間を見計らってカナダへ国際電話を掛けたのである。

いやー、結果から言うと、思った以上にスムーズにやりとりをすることができ、無事問題も解決、明日商品を発送しまっせ! 1週間ぐらい待っといてな、という言質もジェシカ(向こうの担当者)から聞くことができた。
旅行行った時とか、実際に相手が目の前にいれば片言でも筆談でもジェスチュアでも何でも意思を伝えることはできそうだけど、電話となるとそうはいかないから相当緊張する。
しかも遠くカナダはトロントに掛けている電話だから、もしまごついてグダグダとしゃべっていたら料金もえらいことになる。
ありがたいことにこっちが英語の拙い日本人だということを考慮して、ジェシカもゆっくりはっきりしゃべってくれたり、辛抱強く聞いてくれたりしたので、実際には5分ほどで済みよかったよかった。


♪ Blaze Of Glory - Jon Bon Jovi


2006年10月16日(月)

頼むでNHK

昨日はMLBプレイオフ ニューヨーク・メッツ vs セントルイス・カーディナルスの生中継を観るために頑張って早起きした。
天気も良かったので、ヘルマンリクガメのシロをヴェランダで歩かせながら。

NHK BS1のMLB中継を観ていたら、その数時間前に終わったもう1つの試合、デトロイト・タイガース vs オークランド・アスレティックスの結果をさも当たり前かのように放送していたが…、ちょっと待てい!
このタイガース vs アスレティックスの試合はこの後、同じBS1で夜に録画ながら放送予定。
これから自分のとこで放送する予定の試合の結果を前もって言うか、普通?
せっかく情報が載っていそうなサイトにも立ち寄らず、夜の録画中継を楽しみにしていたのに…。
喩えて言えば、深夜にF1グランプリを録画中継するフジテレビがその前の夜のニュースで結果を伝えてしまうようなものなんだけど!
頼むで、NHK。

午後から水槽の掃除と水換えを行ったのだが、今日は外部フィルターのホースが外れて床が水浸しになったり、うちで一番大きな、50cm近くあるナイフフィッシュという魚が跳ね回って僕の頭も体も服もずぶぬれになったりと、いつになくトラブル頻発。
中でもきつかったのが、外部フィルターの内部に水を呼び込む“呼び水”という作業中に、誤って水槽内の飼育水が僕の口の中に入り込んできてしまったこと!
この呼び水という作業は、メンテナンスなどを行って外部フィルター内部の水を抜いた場合、その後に再設置した際に必要な行為で、外部フィルターに接続されたホースの口をくわえて息を吸い、水槽内の水を外部フィルターの中に文字通り呼び込む。
図解すると下のようなカンジ。

これが“呼び水”だ

当然汚水を飲む、あるいはそこまでいかなくとも口腔中に飼育水が入り込んでしまう危険性があるのでいつも気をつけていたんだけど…。
僕は以前島根の松江城のお堀を回る遊覧船に乗った時、宍道湖とつながっているそのお堀の水が汽水かどうか確かめるためにペロリとなめたことがあるのだが、その後3日間ほどひどい下痢をしっかりと患った。
その悪夢が頭をよぎったよ。

晩飯は珍しく「肉が食べたい」と積極的に所望した妻とともに苦楽園口のステーキハウス「神楽」へ。
目の前の鉄板で焼いてくれるパフォーマンスも楽しいし、フィレ肉はこの上なく柔らかくて美味い。
僕は伊勢海老までついた「雅」コースを食べた。
大満足。


♪ Show Me Your Soul - P.Diddy, Lenny Kravitz, Pharell Williams, Loon


2006年10月15日(日)

今度「グレートアマゾン」行ったついでに家寄るわ

昨日、仕事終わりで会社の後輩、Uくんの結婚式2次会へ行ってきた。

誰しもに好かれる優しい人間性を持ったU、そして新婦のNちゃんを祝福するために多くの人が集まり、非常に素晴らしいパーティーだった。
こういったハッピーオーラに包まれた場に居合わせると、他人事ながらこちらもささくれ立った心が和まされる。
今後ともお幸せに!

勝手にアップ U夫妻よ お幸せに


♪ Dancing On Air - Jack Bruce


2006年10月13日(金)

日本ハムファイターズとデトロイト・タイガース

会社の同僚とともに近くの焼肉店「吟味屋」で晩飯。
ここは3週間ほど前にも訪れた激ウマ店だが、昨晩は大腿部に当たる“まるしん”とヘレのステーキを食べ、あとは上タン塩やら上ロースやら上ハラミやらウルテやら。
ステーキはメチャ柔らかだけど脂身の少ない部位を頼んだので、比較的ヘルシーだった?
驚いたのはタン!
片側を軽く炙る程度が食べ頃のこの上タン、肉質だけをとればあの神戸の「たん平」をも遥かに凌駕していると言っていいだろう。
これまで食べたタンの中で最高かも。

話は変わってプロ野球、パ・リーグは日本ハムが優勝。
やっぱり今年から定められた1勝のアドヴァンテージは大きかったね。
哀れソフトバンク。
もちろん4月に引退宣言をした新庄パワーも強く影響したと思うが、何といっても投手陣の充実、日ハム躍進の最大の原動力はそこだろう。
シーズン前には計算に入っていなかった八木、マイケル、そして両武田。
一気に株を下げた金村抜きでも日ハム投手陣は強かった。

強力投手陣といえばこちらもリーグ優勝決定シリーズが大詰め、MLBのデトロイト・タイガースもそれによって今シーズン大躍進を遂げたチーム。
今季急成長、昨日も投げて勝ったジャスティン・ヴァーランダーにジェレミー・ボンダーマンという若きエース級、頼れるヴェテラン ケニー・ロジャースに安定感のあるネイト・ロバートソンという先発陣に、103マイルを投げる怪物ルーキーセットアッパーのジョエル・ズマヤ、そして最後を締めるトッド・ジョーンズと駒が揃っている。

同列で論じるべきではないのかもしれないけど、日本ハムとタイガース両チームに共通しているのは、どちらも開幕時には確実に結果を出すプレイヤーとして数えられていなかったルーキークラスのピッチャーがガンガンと台頭してきたこと。
遊星からの物体Xによってグンと戦力が底上げされたチームなんだなこの2つは、とふと思った。
両方ともこのままチャンピオン?

余談ながら、NPBを観た後にMLBを観ると、やっぱり違いを感じてしまうな。
スピード感、何よりも静から動に移る際の爆発的なクイックネスがすごい、メジャーは。


♪ B.R.O. - Racer X


2006年10月12日(木)

大散財近し

現在私は“可及的速やかにテレビ買い替え作業”の真っ只中。
テレビ局に勤める身としては甚だ恥ずかしながら、今使用しているテレビは10年ほど前のブラウン管方式で、テレビ台、スピーカーその他一式も当然それに倣って年季が入っている。
ただ余談ながら画質のことだけを言うならば、今や主流の液晶やプラズマよりも旧来のブラウン管の方が実は良い、これは間違いのない話。
あれらのテレビの最大のメリットは“省スペース”ということであって、決して画質ではないので、別にこれまで使っているテレビが壊れたわけでもないからさして必要に迫られず買い替えに至らなかった。
輪を掛けて余談ながら、薄型でしかもブラウン管に引けをとらない高画質である、「SED」という方式が本当は一番優れている。
しかしキャノンと東芝が共同開発しているこのSED方式のテレビは、実は公式にアナウンスされた市場発売時期がすでに何度も何度も延期されているという代物であり、本来ならもうとっくの昔に店頭に並んでいるはずのもの。
現時点での発売時期は開発元によると“2007年10月~12月”とのことだが、それも疑わしいと個人的には思うぐらい。
ここ1~2年の液晶およびプラズマテレビの価格下落が存外に大きく、それに対抗できるだけの価格設定ができるまでに未だコストを調節できないでいる、というのは本当らしい。

余談が思わず長くなってしまったが、この“SEDの発売延期(あるいは永遠に出ないかも? もしくは出たとしても相当高価かも?)”が僕のテレビ買い替えムーヴメントの後押しをしたことは事実である。
こいつが常識的な値段で近々に発売されるならばそれまで待とうじゃないかワトソンくんという心持ちだったのだから。

そして買い替えに踏み切るもう1つの理由は、これまた恥ずかしながら今の我が家にはテレビ番組録画メディアがVHSしかない、ということ。
10年以上前より録り溜めてきたNBAのVHSテープも優に数百本を数え、すでに収納場所はない。
これはなんとしてもNBAの次シーズンが始まるまでにHDDレコーダーを導入して、録画メディアをDVDに切り替えなければ!
そしてどれだけ時間が掛かるか分からないけれど、今ある保存用の録画済VHSをすべてDVDに落としていかなければ!
HDDレコーダーを買うならばそらついでにテレビも買い替えましょうよ、古いんだし。
ちなみにNBAの開幕は10月末、わ、もう日にちがないじゃないか!

というわけで、冒頭の文章に至る。

しめてテレビ、HDDレコーダー、ホームシアターシステム、そしてテレビ台を揃えるべく、わずかな暇を見つけては家電店に足を運んで値引き交渉をしたり、インテリアショップのサイトを覗いてテレビボードを探していたりしているわけだが、昨日も夜に少し時間ができたので仕事終わりの妻と待ち合わせて大阪 南堀江の立花通を歩いてテレビ台を見繕ってみた次第。

事前にある程度の情報を収集し、目星をつけた上で出向いているので非常に有意義な物色ができた。
エムケーマエダはやっぱりかっこいいね。
今使っているダイニングセットがとても気に入っているKRISTALIAもすこぶる欲されるところだが、ここはお値段がちと桁外れなのでそうそう手は出せぬ。
はてさてどうなることやら。
面倒くさいけど楽しい作業。

偵察を終え、堀江のおでん屋さん、「水」で晩ご飯。
各種おでんとキムチ鍋を2人で腹いっぱい食べてわずか3000円。
こりゃうれしいね。

そのまま家に帰れれば言うことなしだが残念ながら帰宅が許されるのは妻のみ、僕は再び会社へ戻り業務の続き、今しがた帰還。
なんか9月末あたりから電車で帰れる日が圧倒的に少なくなった。


♪ Sheila - Steelheart


2006年10月11日(水)

ホームベーカリー入手

エムケーの「ふっくらパン屋さん」

役得でホームベーカリーをいただいた。
ええ会社や、エムケー。
タクシーじゃないよ。


♪ Dream Song - Ministry


2006年10月10日(火)

犬の顔を見に帰る

先日、めったに連絡をよこさない名古屋の実家の母より、「飼っている犬の調子が悪い」という旨のメールが入り、何となく気になっていたので昨日、突発的に日帰りでフラリと帰ってきた。

実家で飼っているポメラニアン(♂)のニルはもうすぐ15歳、人間でいうとおそらく80歳ぐらいに当たる老犬で、すでに数年前より白内障で目はほとんど見えず、また耳もほとんど聞こえず、内臓器官も病を患って手術経験ありと、正直言っていつ死んでもおかしくないような状態。
いざ帰り着いて見てみると、後肢がかなり弱くなっているらしかったが、食欲はあり体重も増えていたぐらいなので少し安心した。
ただ、喜んで尻尾を振って歩いていてもテーブルの脚やふすまや冷蔵庫や壁にゴチンゴチンと頭をぶつけている様は、やっぱり何度見てもいささか滑稽ではあるんだけど、哀しすぎる。
今は独り暮らしの母にとって唯一の同居家族でもあるこいつ、そういった意味でもできるだけ長生きしてくれよ。

犬界のヘレンケラー ニル 顔の寄り

さすがに世間は3連休の最終日、名神はそれなりに混んでおり、西宮-名古屋間は往復ともに片道3時間弱掛かった。

さっき帰ってきて何気なく観ていたテレビ朝日の「くりぃむナントカ」でやっていた「第2回 長渕ファン王決定戦 Part 1」に、本物の長淵剛が出てくるという演出が仕込まれており、普段ヴァラエティはあまり観ない僕だけど、とても面白く視聴した。
こりゃすげえや。


♪ スチャダラカウント10 - スチャダラパー


2006年10月 8日(日)

小ネタ集

昼から恒例の水換えと水槽の掃除を行ったのだが、ブラックアーマードプレコの様子が少しおかしい。
体が水に沈まず、どうしても上方にツツーッと浮いてきてしまうという奇妙な症状。
ガラス壁に吸い付いていても、氷上を滑るかのように水面へ浮かんでくる。
原因などはまったく不明だが、思うに体内に腐敗ガスでも溜まってしまったのだろうか?
それとも浮き袋に障害でも?
とりあえずは見守るしかないか…。

晩飯は妻と近所の焼肉店「牛庵」へ喰いに行ったのだが、ファミレス的な焼肉店なのでまあ味は仕方あるまい。
でもその割には結構お高いのね!
これなら他行くかな。

20年の一区切り、とりあえず最後の鈴鹿は、ラストシーズンのミハエル・シューマッハ無念のリタイア。
競技は違うが、僕が思い出したのは2003年のNBAオールスター。
この年が本当の現役最終シーズンだったマイケル・ジョーダンが登場し、彼は彼らしく試合終盤で勝敗を決するかに思われたビッグショットを決めたのだが、その前に立ちはだかったのが若きスーパースター コービ・ブライアント
結局試合は最後の最後にフリースローを沈めたコービによって、ジョーダンのイーストが敗北した。
これぞ“世代交代”を象徴する1試合だったと僕は思っているわけだが、今日のF1 日本グランプリもまた、1人のスーパースターの手から1人の後継者へとバトンが託された、そんな1戦に感じられた。

先刻はNHKスペシャル「プラネットアース」の第6集「草原 命せめぎあう大地」を視聴。
映し出される数々の貴重で興味深いシーンに瞠目だが、ある情景の撮影のためにカメラまで開発し、また年単位の歳月を掛けるそのスケールに脱帽。
嗚呼、死ぬまでにそんな仕事がしてみたい。

MLBプレイオフ、アメリカン・リーグのファーストシリーズはアスレティックスがツインズをスウィープで下し、そしてディヴィジョン優勝のヤンキースはワイルドカードのタイガース相手に1勝しか挙げられず、敗れた。
打線は水モノ。
ナショナル・リーグの方もメッツがドジャースをスウィープ。
印象としては第1戦のドジャースの痛恨の走塁ミス、あれが最後まで尾を引いたような感じがする。
ペドロ・マルティネスを欠いても投打がしっかりと噛みあっているメッツ、さすがにレギュラーシーズンのあの強さはダテじゃなかった。
斎藤隆は負け試合で1回2/3を投げ、素晴らしい結果を残したようだが。

話はあちこちに拡散してゆくわけだが、最近PCのセキュリティソフトをノートンからソースネクストに替えたんだけど、動作が格段に軽快になった。
ノートンの常駐はちょっと負担が重いな、やっぱり。


♪ Toy Soldier - Riverdogs


あの顔にあの肉体

テレビ朝日の「草野キッド」で、草野仁さんと浅草キッド、そして井出らっきょさんが100mにエントリーしたマスターズ陸上の模様を放送していたので、かぶりつくように視聴。

普段からビルドアップしていることで有名な草野さんだが、ランニングウェア姿を見るとちょっと太り気味のカンジ。
大丈夫か? なんて思ってたら、負傷で本番は棄権!
残念。
浅草キッドの2人とはレギュラー番組をずっとご一緒していたので、こちらも思い入れ強く観る。
加圧トレの伝道師たる博士、さすが。

次回の放送では浅草キッドがハワイで走った自転車100マイルの様子が流されるようだ。

刺激を受けるじゃあないか。

京都 山科で男性が路上で殴殺された事件で、警察は44歳の無職男を指名手配した、というニュースがあったが、この前の山口の事件とは違い容疑者は未成年などではないにもかかわらず、僕が見た限り、FNNでも読売新聞でもどこでもその指名手配された男の名前も顔も報道されていない。
マスメディアが顔も名前も隠したままで「指名手配」とはこれいかに?
どんなガイドラインなのかちょっと分からない。


♪ Straight Through The Heart - Dio


2006年10月 5日(木)

NBA開幕の前に、MLBに刮目!

NBA開幕までもはや1ヶ月を切り、あと3週間以内に何が何でも(?)HDレコーダーとプラズマテレビを買わねばならぬ(?)わけだが、そんなこんな今、MLBはいよいよプレイオフが始まった。

松井秀喜のヤンキースはタイガースとぶつかり、初戦はデレク・ジーターの活躍などでNYYが勝利。
今年のジーターは本当に頼りになるね!
まあこれまでもレギュラーシーズンイマイチでもポストシーズンに入るとすさまじい結果を残すクラッチプレイヤーだったが。
それにしてもあのヤンキースで台湾人のワン・チェンミンが堂々、押しも押されもせぬエースの座に君臨しているというのは、アジア人として無意味に誇らしかったりする。
バスケットボールに限らず、野球もサッカーもその他の競技もきっと、これまで世界をリードしてきた先駆国とそれ以外の後発諸国との力の差は、確実に縮まっている。

アメリカン・リーグのもう1つのカード、ツインズvsアスレティックスは、今季、2年ぶりのサイ・ヤング賞を獲るであろう3冠エース ヨハン・サンタナで負けてしまったMIN、痛い。
残念ながらフランシスコ・リリアーノは現在ケガで欠くものの、驚異の安打量産キャッチャー、ジョー・マウアーの台頭に、サンタナ、ジョー・ネイサンといった前と後ろの投手の柱がしっかりしているツインズは、ひょっとしたらワールドシリーズかな、なんて思っていたけど、これはちょっと厳しいぞ。

ブレーヴスがまさかまさかの負け越しを喫してプレイオフ進出が途絶えたナショナル・リーグの方は、どうしたってメッツが面白いはずだったんだけど、ペドロ・マルティネスが故障、手術で今季終了という詐欺のような非常事態…。
カルロス・ベルトランの復活は喜ばしかったものの、さすがに難しいだろう。

クローザーとして素晴らしい成績を挙げた斎藤隆のドジャースと田口壮のカーディナルスも進出しているナショナル・リーグも例年になく興味をそそられるところだ、個人的に。
奇跡の26歳男、アルバート・プホルズもさっそく1発を放ったようだし。

来月は不測の事態が発生せぬ限り、京セラドームで日米野球を観戦予定!
惜しくもポストシーズンゲームには残れなかったライアン・ハワードも観られるかな!?
どんなスポーツでもハイレヴェルなパフォーマンスを観るのは本当にワクワクする。


♪ Lafayette Railroad - Little Feat


2006年10月 4日(水)

「プラネットアース」第2シリーズが始まった!

いよいよ第2シリーズ、NHKスペシャル「プラネットアース」の放送が再開された。
第5集『高山 天空の闘い』。

今回の放送で圧巻だったのは、何といってもユキヒョウの映像!
あれだけ近くで、あれだけ鮮明にしっかりと撮影された映像は、番組の中でも言っていたが世界初だろう。
極寒の地の住人にふさわしい豊かな体毛を持ち、険しい山岳地の住人にふさわしい長い尾としなやかな身のこなしを備えたユキヒョウの、狩りのシーンまで観られるなんて!
日本の動物園にもユキヒョウはいるが、哀しいかな、これほど魅力的な獣だとは分からなかった。

現在、世界にたった5000頭しか生息していないというユキヒョウ。
動物園のような人が管理する施設で保護することももちろん意義はあろうが、本来の彼らの棲み処で本来の生活を営むことができる個体が増えれば、もっといいのになあ。

第1弾のDVD BOXも購入したが、今シリーズ以降も確実に買わねばならないな。

余談ながら、以前放送された「プラネットアース」内で、おまけ映像として撮影の舞台裏を少し明かしていた点について、「GALAC」誌上に批判的な意見が比較的多かったのは意外だったな。
僕にはとても興味深かったのだが…。


♪ Life - Sly & The Family Stone


2006年10月 3日(火)

ミツオカ「オロチ」が出るって

光岡自動車の「オロチ」市販が正式決定したんだとか。
コンセプトカーを初めて見た時、ん? ちょっとロータスに似てるなあ…、と思ったけど、いやいやそれではあまりにもオロチに対して非礼、あるいはこれは現代のシェルビーACコブラか。
全幅は堂々の2000mmオーヴァー、エリーゼなんかよりもドーンと押し出しの強い筋肉質な外観。
市販モデルもさぞかしスーパースポーツカーかと思いきやそうではないようで、3300ccで233ps、車重も1580kgとちょっと軽快とは言いがたい動力性能みたい。
トランスミッションも5速ATというのがMT派の私としてはまったくもっていただけぬ。
そして気になるアッチの方はというと、1050万円ナリ!
だけど少なくとも、同価格帯にあるポルシェやマセラティ、TVRなどと性能的には比肩しうるモデルではない。
大量生産ではないし、これを高いと見るか安いと思うかはそれぞれだが、それにしても張るデザイン料だこと…。

文句を並べ立ててしまったけど、本質のことを言うと僕は、公道を走らせる乗用車なんぞに必要なものはデザイン99%、とにかく“見た目”に尽きる、という意見を持っている、実は。
233psであろうが165psであろうが、普通に日本の公道上を走っている限りそのパフォーマンスのすべてを引き出すことなどは常人にはできないし、その必要もないし、またすべきでもない。
いささか極論ではあるが、サーキットを走ってコンマ何秒かを縮めることに鎬を削っている世界の住人でない以上、まともに走りさえすれば(現代に製造、販売される車はすべてこの水準は満たしている)自動車に求められるものは“かっこよさ”、それに集約される。
辛うじて滑り込んでくる他の要素といえば、たとえば音だとか足回りの固さだとか運転感覚だとかいった“演出”面だろうか(我が愛車 アルファロメオはこのあたりの魅せ方がなんともはや)。

そういった観点からいくと、トヨタ以外の国内メーカーの業績不振や相次ぐ世界規模の業界再編、オペルの日本撤退などここのところあまり面白いニュースのなかった日本自動車シーンにとって、オロチの一般発売は素晴らしいことである。
この車をかっこいいと思うかどうか、それは人それぞれの感性だが、とにかくこのような車が世に出る土壌を失うことは健全ではない。
記念に3年前の大阪モーターショーで撮ったオロチの写真をアップ。

2003年の大阪モーターショーで撮ったオロチ

周りを見渡せば、とかく猫も杓子もお父さんもお母さんもミニヴァンに乗っている昨今、自分の乗りたい車を探すだけでも大変な苦労を強いられるひねくれ者にとっては、統廃合ではなく拡散と多様化こそが正常進化に思われてならないので、いろいろと厳しい環境はあるだろうが、大小メーカーそれぞれのチャレンジに期待せずにはいられないのであった。


♪ Real Gone - Sheryl Crow


2006年10月 1日(日)

いつになれば内臓脂肪レヴェルは4に戻るのか!

そぼ降る小雨の中、妻と夕食をとりに外へ。
「B(仮名)」という店に行ったがトラブル発生、店を替える。
イタリアンレストラン「アッタカーレ」へ。
店に入って席に座るなり、シェフのIさんが「実は今日でアッタカーレ最後なんです」。
ええっ!?
よくよく聞くと、店を閉めるというわけではなく、これまでの経営者からこの店を買い取って独立、店名を変えて心機一転新たに頑張るということのようだ。
たびたび利用しているデリヴァリーも安泰とのことでよかった。

今日はポテトのニョッキ トマトソース、中トロのカルパッチョ、白グジのうろこ焼き、但馬牛ほほ肉の赤ワイン煮、それにイチジクパンを食べた。
高級懐石でも使われるグジ(アマダイ)のうろこ焼き、初めて食べたんだけど、本当にウロコがパリパリに逆立っててビックリ!
なるほど、その食感も面白い。

これだけ気をつけよう、気をつけようと言ってるのに、また高カロリーな食事を食べ過ぎてしまった…。
特に今日は4切れも食べてしまったイチジクパンがこたえたか。
食後3時間以上が経過したが、苦しい腹は収まる様子なし。

寝過ぎの食べ過ぎで体がダルいよ。
ちなみに妻は何を思ったのか今日から10月中の毎日曜日、ここのところハマっているピラティスのインストラクター養成コースなんぞに通い出したので、元気そうの健康そうだ。


♪ Ken Kaniff (Skit) - Eminem


痛い

深夜、会社内の廊下を走り回っていたら転んでケガをしてしまった。

負傷した左ひじ

左ひじの他に、両ひざの近くもすりむき傷。
今年33歳。


♪ おりこうさん - The Boom