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2007年4月 7日(土)

エッセイストか

結局、松坂大輔のデビュー戦はバッチリ生で観てしまい、6時に寝て仕事行ったけど眠くなかったのが不思議!

元々コントロールがそれほどいい方ではない松坂だけど、1四球という数字以上に、ストライクとボールがハッキリしていたような気がする。
特にスライダーを引っ掛けているケースが目に付いた。
けど何だかんだ言って、7イニング6安打1失点10奪三振はさすが! 立派!
防御率3点台前半、17~19勝と見ているが!?

昨日書き忘れていたが、DIESELのメンバーズポイントがある程度貯まっていたので、ノヴェルティのUSBメモリーと交換してもらった。

DIESELのUSBメモリー 非売品?

ちょうど1つ欲しいと思ってたし、こりゃかっこいい。
256MB。

「たけしの誰でもピカソ」の10周年特番を観た。
基本的には徹頭徹尾たけしさん賛美のコーナー連発だったが、顔ぶれが豪華、企画も豪華、それぞれが発する一言一言が妙に重くて、ずっと見入ってしまった。
いいこと言うなあ、というポイントだけが共通しているんだけど、少し前に観たフジテレビの「たまッチ!」というスポーツ特番にVTR出演していた桑田の名言がなぜかオーヴァーラップ。
「アメリカに来て分かったこと、日本の野球は素晴らしい。あとはパワーだけ」
あ、これは松坂の話題の時に書くべきだったな。
今回の特番の中では、宮沢和史がたけしさんの詩に曲をつけてGANGA ZUMBAが演ったりもしていた。
主観を述べさせてもらうなら、曲はイマイチだったけど…。

最近のニュースについて所感を少し。

市川市のイギリス人女性殺害事件の容疑者が未だ行方知れず。
被害者が容姿端麗な白人であることや、いろいろとネタを持っている容疑者のバックボーンなどから派生した話題が報道やワイドショーではよく取り上げられているみたいだが、これってもんのすごい警察のミスなんでないの、そもそも。
その時点で明らかに容疑者にもっとも近い人物の自宅に向かい玄関のチャイムをピンポン、そして丸腰の男1人は非常階段から逃げて行った、て!
ホンマに刑事か?
何でも総勢8名ばかりで向かっていたらしいが、素人が考えても建物の出入り口ぐらいは押さえんか?
ホンマに警察か?
もちろん全部のニュースやワイドショーを観ているわけでもないけれど、この警察の恥ずべき失態を大きく扱っている報道番組ってありますか。
当然今は容疑者を確保することが最優先なのでそこを今突いてもしょうがないのだろうが、いつぞやの未成年者が容疑者だった事件のように、容疑者が逃亡中に自殺→真相は不明、なんてオチだけは避けてほしいと思う。

あと、ついに赤ちゃんポストが地方自治体(熊本市)の許可を得たんだとか。
いろいろと屁理屈はつけられようが、やっぱり絶対的に本末転倒でないか。
違法行為(それも人命に関わる)を前提とした上で、その逃げ道をお上が用意するという異様ぶり。
スピード違反をする車の存在を前提として、高速道路に“100kmオーヴァーの車は安全のためこちらをお通りくださいレーン”を作るか?
我慢できない人はこちらで触りたい放題、女性専用車両ならぬ痴漢専用車両を用意するか?
人命に関わるからこそ、と大義名分をブチ立てているようだが、それはやはり詭弁だ。
社会通念上許されざる行為であるからこそ法規制で制限しているのならば、この方策は道理の上で破綻している。
大げさに言えば、法治国家であることを捨てた。

なことを思っている矢先に、苫小牧で21歳の母親が、「育てるのが煩わしくなった」とかの理由で4歳の長男と1歳の三男を自宅に置き去りにして男の家へ(次男はどうしたんだろう?)、なんとそのまま1ヶ月以上も放置し、哀れ三男は死亡、長男は生ゴミや生米、マヨネーズやケチャップを食べて何とか生き永らえていた、なんてニュースが。
拷問しても、撲殺しても、膾斬りにしても物足りないこんな気狂い女が母親になるような世界ならば、法治国家であることを捨てても赤ちゃんポストを置く意味はあるかもね。


♪ Wolf To The Moon - Rainbow


コメント

USBメモリー、スタイリッシュでかっこいい!

北海道に「不用犬ポスト」があると聞き、
すごく切ない気分になったが、今回の
「赤ちゃんポスト」は・・・怖い。

これで出生率が上がったりしたら、もっと怖い。

いいでしょうUSBメモリー!
赤ちゃんポスト、賛否両論あるけど、やっぱり公がそれを認めたらあかんと思うのよね…。
飼えなくなったペット≒育てられなくなった子供?

お久しぶりにお邪魔します。
ちょうど一昨日、赤ちゃんポスト設置許可のニュースを観て、一児の母である妹と「良かったね」と話していたところでした。
理屈では反対の意見があるのも頷けますが、実感を伴った感情論から言えば、それで生きるチャンスを得られる子供が増えるなら、とホッとしました。
これから課題もたくさん出てくるとは思いますが、出産や育児に対する日本の制度のあり得ないほどの不備や不親切の数々を思えば、こうのとりのゆりかごは救済措置としてはありだと私は思います。

確かに感情的にはそのような想いも導き出されましょう。
至極当然と思います。
だからこそ、この措置に関しては賛否両論あります。
私の考えは、家庭内で通用するローカルルールや友達同士の内輪の取り決めならばいざ知らず、条令や法律などといった、不特定多数者に対して一般に遍く作用する決め事を制定する際には、“感情論”といったパラメーターは介在させるべきでない、あくまでも“理屈”に則って話を進めなければいけない、というものです(レアケースにおける制度の弾力的な運用、などは別として)。
人は100人いれば100個の感情があり、その感情が各々の問題に下す判断は異なります。
そうした異なる価値観を持った複数の人間が話し合い、着地点を見出す時に必要なものは、理屈、それしかありません。
もちろん細かい意味合いで言えば、その“理屈”だって人によって解釈が違ってくるシチュエーションもあるでしょうが、それでも多くの場合において、多数の人格が議論する際に用いるべき共通言語は“理論”に尽きると思います。
まずその前提を踏まえた上で、理を詰めることによって自分なりに今回の赤ちゃんポストについて考えを進めた結果、エントリーに記しているような意見に至っています。
そもそも、たとえ設置したからといって実際に命を救われる子供がどれほどいるのか(その将来が明るいものになるのか否かも含めて)、その本質についても私は懐疑的でもありますが。
最後に、「出産や育児に対する日本の制度のあり得ないほどの不備や不親切の数々」と書かれていますが、発展途上国のみならず、欧米先進諸国を含めても日本のそれらは平均水準以下にはないはずです。
もちろん実際に日本に住んでいる我々にとっては憤懣百出、文句の言いたいことがたくさんありますが、それはあくまでも絶対的なものであって、相対的には極めてシステマティックに整備されていると思います。
ストリートチルドレン、識字率、ドラッグ中毒、銃被害、虐待。
とかく近年の日本は「格差社会」だとしばしば批判的に指摘されますが、世界の中で見れば、まだまだ日本ほど格差の小さな国は稀ではないでしょうか。

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