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2006年12月28日(木)

新しい感覚を得ると、代わりに失う感覚がある

この時期はたいていの社会人が多忙だが、その中でも放送業界というのはまた一段と輪が掛かっており、そして担当番組のシフトによってはドツボに嵌ることもある。
忙しさ自慢をしたところで詮無いことではあるが、ここ1週間ほどあまりにもアレでちょっと笑けるぐらいなので、ちょっと書く。
以下、実勤務時間。

20日(水)-10:00~25:00
21日(木)-13:00~22:00
22日(金)-11:00~26:00
23日(土)-6:30~19:00
24日(日)-11:00~29:00
25日(月)-13:00~28:30
26日(火)-12:30~43:00←つまり、翌27日(水)の19:00までぶっ通し!

30時間連続勤務したのは何年ぶりか。
自律神経も働かぬわ。

月曜深夜の仕事終わり、早く帰ればいいのに、会社の後輩がアルファGTを乗ってきているというので、おお運転させてくれと試乗、朝5時の中之島通を走る。
セレスピードはディーラーで試乗した時以来2年半ぶりぐらいだけど、やっぱり面白いね。
次は2ペダルMTにしようかな!?

節目節目の時期は忙しいということもあり、たとえば今ぐらいでいうなら大晦日とか正月とかクリスマスとか(まあ最後のはどうでもいいが)いった季節の行事に対して、年々僕自身の意識が、また実際に伴う行動が希薄になってきている。
そして慄然としたのが、年中行事を軽視するそうした僕の行いについて、僕自身が何の後悔も寂寥も憤懣も感じていないということ。
元旦といっても単に365分の1日、12月31日と1月1日の狭間を境にして、“今年を締めくくる”だとか“来年の抱負”だとか区切ることがナンセンスじゃないの、という、生まれ出でし時よりその萌芽は有していた、実も蓋もない怜悧な思考が自分の中でどんどん強くなってきている。

都市型核家族的かつ大量消費型利便生活が育んだと言えなくもないこうしたスタンダードを着々と肥え太らせている俺は日本人失格のカメ型ロボットなのだろうか?


♪ Every Night Is Ladies Night - The John Scofield Band


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