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2005年11月28日(月)

レイカーズの惨状その他

今日は早く帰ったのでNBAリーグパスで放送していたロサンジェルス・レイカーズvsニュージャージー・ネッツを視聴した。

やっぱり総体的に言って、今季のレイカーズはとても苦しそうだ。
正PGがスマッシュ・パーカー、優秀なポイントガードがいないという状況がまず厳しい。
フィル・ジャクソンのトライアングル・オフェンスは特に純粋なPGを絶対必要条件としない、という点を差し引いても、それにしたってブルズの2度目のスリーピート時(あの頃も確かにロン・ハーパーが先発PGを務めるなど、ピュアPGはいなかった)とは状態はまったく異なる。
経験の少ない若手揃いのメンバーたちはつまらないミスを繰り返し、ただ一人頼りになるスーパースター コービ・ブライアントは聞きしに勝る気負いぶりで撃ちまくる撃ちまくる。

しかし相手のネッツもヴィンス・カーターがすこぶる不調で、前半こそ圧倒したものの後半に入ってレイカーズが追いすがる。
ゲーム全体としては決してハイレヴェルな好ゲームではなかったと思うが、最後の5分間はさすがNBAということを感じさせる興奮の試合展開になった。
コービがジェイソン・キッドの激しいチェックを受けながらも、連続でスリーを決める。
ルーク・ウォルトンもそれなりに頑張る。
ネッツが2点リードした48分終了間際のタイムアウト明け、コービがデコイとなってディフェンスを思いっきり引きつけ、満を持してスリーポイントラインの外側で待っているラマー・オドムにパスを送る。
彼はドフリーの逆転スリーを外したが、数分前に貴重なフリースローを2本続けて外したブライアン・クックが長い腕と気持ちでオフェンス・リバウンドをつかんで、そのまま第4クォーター終了のブザーとともにショットを決めてオーヴァータイム突入!
いやあ、観ていて声が出た。

結局は総合力の差でレイカーズ敗北。
オドムはOTでもフリーを外しまくっていたな…。


とにかく強い横綱 朝青龍、7連覇から一夜明けていろいろとニュース番組でも特集を組んだりしているが、改めてすごい男だ。
問題を起こして物議を醸したりもしたが、基本的には器の大きな大人の男だと思う。
あれでまだ25歳ってんだからもひとつすごい。
亀田興毅といい、若くて強いヤツは華がある。


♪ Hit The Road Jack - Suzi Quatro


コメント

レイカーズのガード陣はホントにヤバイです。
まともにローテーションすら組めませんから・・・。
トレードを画策しようにも、トレード要員すら居ませんし。

オドムも酷かったですね。
フリースローもフィールドゴールも外しまくり。
いつものように半分ぐらい決めてくれれば、それだけで勝てたのに。

終盤の頑張りだけは、今後に期待を持たせてくれましたけど。

確かに、ほんの2~3年前のダイナスティがウソのような滑落ぶりですよね…。
コートサイドのジャック・ニコルソンも何を思う…(笑)。

いやあレイカーズ、前半が特に酷かったですね~。いくら打ってもシュートが入らずわずかに28得点!パス出せる選手がウォルトンぐらいですもんね。
後半はネッツのファールトラブルに助けられて猛烈に追い上げて地元を沸かせましたが、どうにも不安ですね。

で、生放送の方を録画してたんですが、今季まだ1度も延長突入の試合見てなかったので3時間ぐらいしか予約してなかったんです。おかげでOTに入って1分ぐらいしか見れなかった…。

うわあ、それは残念…。
でもそれほど緊迫したOTではありませんでしたよ…。
本当にまずはゲームメイキングやきっちりとハーフコート・オフェンスをコントロールできるガードを用意することが急務に思われます。

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