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2012年12月31日(月)

年末一族郎党城崎温泉一泊旅など

30日から31日にかけて、妻、母、義父母、義兄とともに城崎温泉に行ってきた。


12月30日(日)

できれば朝、前日に買ったシューズを履いて山を少し走ってきたかったが、生憎の雨につき断念。
9時前に家を出て、新大阪駅で母、義父母と義兄に合流、10:05発の特急こうのとりでいざ城崎へ。
指定席はほぼ満席。
12:49、城崎温泉駅着、まずは駅前の「グビガブ」にて、昼食を摂る。
本日お世話になる宿、「山本屋」と同系列店舗ということで、旅館のご主人・Tさんと早くも会うことができ、ご挨拶。
私は地ビールカレーを食べたが、美味かった。

温泉街のほぼ真ん中に位置する「山本屋」

食後、宿から呼んでいただいた車で送迎を受け、少し早めのチェックインもさせていただいた。
早速浴衣に着替えて外湯巡りに出掛ける。
天気はやはりずっと雨で、コンディション良好とはいえなかったが、浴衣の上に丹前を、さらに半纏を羽織れば仲居さんの言う通り寒くはなく、足元も長靴を貸してもらって万全の態勢だ。

生憎の雨だが城崎温泉は大賑わい

温泉街は悪天候にも拘わらず無論観光客がたくさん。
一年のうちでも最も忙しい時期だろう。
温泉街自体を大きな"温泉旅館"に見立て、競い合いつつも健全な共存共栄を図る城崎温泉に人が集う様子は、私にとっても嬉しい光景だ。
お店を少し覗いた後、「まんだら湯」、「一の湯」と入って、宿に戻る。

外湯の1つ「まんだら湯」は比較的小規模

温泉の湯が少し熱めということもあって、もうまったく寒さを感じないぐらいに温まった。
そして楽しみにしていた夕食は、もちろんカニ。

贅を尽くした宿の夕食

カニすきに、ゆでガニ、カニ刺し、焼きガニ、締めはカニ雑炊とまさに旬のズワイガニ尽くし。
他に各種造りや前菜などもあり、また別注した但馬牛のステーキに加え、ご主人のTさんがサーヴィスもしてくれて、これでもかというぐらいに堪能した。
1人当たりカニ2杯以上はあっただろう。
こりゃ贅の限りだ。

サーヴィスしてくれた焼きガニとカニ刺し

夜は内湯を一風呂浴びて、就寝。


12月31日(月)

6時半頃に起き、7時から開くという外湯に行く。
地元の人たちが前夜言っていた通り、雨は雪に変わっていて、既にそこそこ積もっている。
雪の城崎温泉も、風流なり。
規模の大きな「御所の湯」で熱い風呂に浸かって目を覚ました。

雪景色の中、「御所の湯」へ

豪勢な朝食を済ませ、9時半頃、「山本屋」をチェックアウトしてTさんご夫妻に別れを告げる。
お世話になりました。

雪降る中、温泉街を西に歩き、「城崎温泉ロープウェイ」に乗ってみる。
山頂からの眺めは実に素晴らしかった。
雪が舞っているとはいえ、晴れ間も折々に覗くので、日本海まで見渡せた。

ロープウェイに乗って大師山頂に来た

山頂の茶屋で少し寛いでから下山、温泉街をブラブラ歩いて、買い物もしつつ駅の方へと向かう。
正午前、カニ寿司で知られる「大黒屋」で昼食。
私はカニ丼を賞味。
もちろん美味い。

カニ丼

昼食後、駅前のカフェでコーヒーを飲んで時間を調整し、13:30発の特急で城崎温泉を後にする。
ちょうどカフェにいる頃に一番雪が強く、あたかも吹雪のようになっていたが、電車に乗っていくらもしないうちにもう雪景色とは縁がなくなった。

カフェにいる時、外はちょっとした吹雪に

義父母は名古屋まで帰るので新大阪まで乗っていくが、私たち夫妻と私の母、妻の兄の4人は尼崎で途中下車して、お別れ。
また来年~。

西宮の自宅に一旦帰ってから、夙川の鮨店「もとい」で4人で晩飯。
年末恒例の贅沢飯だが、今年に限っては2日続けての贅沢となってしまった。

たまには大将も一緒に

サヨリの酢締めやカキのバターソテーといった一品、そしてにぎりはヒラメの昆布締め、マグロの赤身&中トロ、ウニにクルマエビなど、いやあ今宵もどれも美味かった。

赤身だがトロに近い味わい 大将曰く「小トロ」

暴食もこれを限りにせねばな。


♪ It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday - Boyz II Men


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