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2008年3月 2日(日)

「ペテン師と詐欺師」観劇など

昨日は私の会社の女子が妻のピラティスのレッスンを受けにうちへ来てくれた。
それと入れ違いに私は会社へ出掛け一仕事終えた後、夕方妻と兵庫県立芸術文化センターと合流して「ペテン師と詐欺師」を観る。
この1週間で3度目の観劇。
鹿賀丈史、市村正親主演のミュージカルである。
他の出演は、ソニン、愛華みれ、香寿たつき、鶴見辰吾など。
基本コメディタッチのにぎやかなミュージカルだから、理屈抜きで楽しい。
「ハウ・トゥ・サクシード」みたい。
もちろんこれだけの面子なのでパフォーマンスも極めてプロフェッショナルなわけだし。
特にソニンは、「スウィーニー・トッド」の時にも思ったけど、とにかく歌が上手い。
宝塚歌劇団出身の2人よりも確実に上手い。
演技もこの年齢でかくや、というほどに確かだし、ミュージカル俳優として邁進すれば相当なレヴェルまでいくのかもしれない、ひょっとしたら。
鹿賀さんは正直言って滑舌がちょっと怪しく歌のピッチも不安定だったが、そんな技術上の欠陥を超越した魅力がある。
立ち姿の美しさもお年を考えたら尋常ではないし、さすが劇団四季の看板は伊達ではない。
市村さんの、空気を瞬時に読んだアドリブは見事、ヴィジュアルとは関係ない何かを常に舞台の上で発散しているよう。
よかった。

観劇後、芸文センターに併設されているレストラン「イグレックテアトル」で晩ごはん。
たらば蟹と根セロリが入ったカプチーノ、豚バラとホワイトアスパラガスを使った前菜に、カマスのソテー、ラムのソテーなど。
初めて行ったがなかなか評判はいいようなので気にはなっていた店。
全然悪くないし美味かったけど、感動的に満足したということはなく、まあ普通でした。


♪ Wish You Could Be Me - Korn


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