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2008年5月10日(土)

物書きになった後輩と会食、「恐竜大陸」、そして仕事

(木)(金)と東京出張。
まずは木曜午後、天王洲のスタジオで某芸人コンビと打ち合わせ。
以前一度仕事をご一緒した時に、またやりたいな、と思ってこのたび声を掛けさせていただいた人たちだ。

その晩は、大学の後輩で現在は職業作家として活躍しているHと表参道の「雅灯」で久々の対面を果たして会食。
文学の世界では最高のカテゴリーに属する1つである大きな賞も獲っている男だが、話してみれば以前から知っている彼と何ら変わりなくって、それは当たり前のことといえばそうなんだろうけど、すぐにリラックスして語り合うことができた。
学生時代の思い出話、お互いの仕事のこと、家庭のこと、プライヴェートな話題、出版物にまつわる話、世の中の出来事について…。
気がつけば1つの店に腰を据えて4時間ほども話し込んでいた。
自らが生業とするフィールドにおいて一線級のポジションを確保して闘いつつ、他者との会話の前提となる高い知力を備え、そして物事を脳内で処理する演算能力が優れている人と様々な議題について語り合うというのは言葉では表現できないほどいい刺激になるし、またたとえ全部ではなくとも価値観や感覚を共有できるというのは一勤め人に過ぎないこの身にとって非常に僥倖ともいえる。
またぜひ。

ホテルに宿泊して起きて金曜日は仕事は夕方からしかないので、朝から幕張メッセまで出張って開催中の「恐竜大陸」を観に行ってきた。
そのイヴェント名の通り、今回はアジア、中でも主に中国とモンゴルから出土した恐竜たちをフィーチュアした催しだったみたいだが、それを事前にあまり意識することなく行ってしまったので、あれ、とちょっと拍子抜けしたことは否めない。
一昨年行った「世界の巨大恐竜博」には相当感銘を受けた記憶があるが、今回は規模もあれよりは小さかったと思うし、インパクトも大きくなかったような気がする。
サウロロフスの実物やタルボサウルスの実物、羽毛恐竜たちの模型なんかはよかった。
でもディロングはおらんかったな。

サウロロフスの1種の実物標本

会場内のフードコートの食事は最低品質だった。

夜に限りなく近い夕刻、赤坂で某狂言師と打ち合わせ。
非常に真面目で好感度の高い方だ。

21:00羽田発のANAで帰ってきたが、関空着便なので自宅までの帰途がこれまたしんどかった。


♪ The Groover - T.Rex


コメント

出張お疲れ様でした。
後輩の方。とても足元にも及びませんが、とりあえず同じ世界の片隅にちょっぴり爪先を置いている身としては、私も一度お会いしてお話を聞いてみたいものです。
それにしても編集チョー、相変わらず人脈が広いなぁ。
様々な世界の方とのお付き合いがあって、それこそとても羨ましいですわ。素晴らしい刺激になりそう。
そして、私もまた編集チョーにお会いしたくなりましたデス(笑)

てゆーか、Hくんのギターって今敢えて聴いてみたいね。

”相変わらず”なんでしょうが。

彼、いまは東京在住なん?
一時期は京都って聞いていたが。

>ヒ〜
労いありがとうございます、缶詰中のヒ〜さん!
いやいや、お会いしたヒ〜さんも魅力的な個性をお持ちの方でしたよ、充分に。
理屈で分かりあえる人と語るのは楽しいひと時です。
また相見えましょう。

>ろペーす・りー
今は手慰み程度にしか触っていないようなのでどうでしょうか、ギター。
現在は奥様と一緒に東京在住のようですよ。

でもさ、3月頃のBRUTUSの「ギター愛」特集に、偉そうにジャズギターを弾きます、なんて1ページ独占しとったぜ、芥川センセイ。^^;

言っていることは、イングヴェイファンでしたが・・・(汗)

それは読んでいないのでよく分かりませんが…。
少なくとも“ちゃんと”弾いてるわけではないみたいです。

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