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2008年8月17日(日)

「五右衛門ロック」→追悼草野球紅白戦

昼、大阪厚生年金会館に「五右衛門ロック」を観に行った。
劇団☆新感線の芝居で、作 中島かずき、演出はおなじみいのうえひでのり、出演は古田新太、松雪泰子、森山未來、江口洋介、川平慈英、濱田マリ、橋本じゅん、そして北大路欣也ら、超豪華。

中身は「ルパン三世」と「ヤッターマン」を足したようなドタバタ活劇だが、とても素晴らしかった。
ロックミュージカルとも言うべき、生バンドを使った分厚い音もすごく、もちろん各俳優も個性的な名演を見せてくれたし、肝心のストーリーも屈託なしに楽しめた。
音もそうだが、基本的に舞台装置など演出そのものがド派手で、いかにも新感線らしい。
松雪さんは何年経っても変わらず美しく、何より森山未來くんの舞台上の身のこなし、存在感は頭抜けている。
「キャバレー」を観た時も思ったが、この人はテレビや映画よりも舞台俳優としての方が何倍も活きていると思う。
バレエなどを基礎とする動きが際立っているし、同じく舞台で叩き上げてきた川平さんとの見事なタップダンスの競演も見せてくれた。
北大路さんは、無論圧倒的な演技力とオーラで重しになってはいるのだが、あまりに正統派の重鎮過ぎて、この芝居の中では時にちょっと滑稽だったかも?

正味3時間半近い大作だったが、とても楽しかった。

近所で妻と飯を喰った後駅で別れ、私はそれから豊中ローズ球場へ向かった。
晩、先日亡くなった会社の先輩にして野球部の中心人物であったKさんを偲んで、会社の野球部員たちによる追悼試合が行われるのだ。
中には東京支社からこのために帰ってきた人たちもいて、下は新入社員から上はもうとうに定年を越えているご老体まで、30人近くが集まった。

スコアボードには故人の名も

紅白戦らしく和気藹々とした雰囲気の中、試合は進行。
しかし内容はかなり締まったものになり、テンポよく9回まで行って3-2という接戦。
こちらも楽しかった。


♪ Get Duffy - Primal Scream


コメント

五右衛門ロック おもしろそうだよな~と思っていました。東京&大阪で、やはり名古屋飛ばし・・・。そして超豪華な出演人!!それだけの人が見れるっていうのもスゴイ。北大路欣也さん・・・ソフトバンクの父の声なのにね。

これはかなりよかったよ!
名古屋ではやらなかったんだね、それは残念…。

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