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2009年1月31日(土)

「ベンジャミン・バトン -数奇な人生-」試写

映画「ベンジャミン・バトン -数奇な人生-」のホール試写に潜り込んできた。
なんと総尺167分。
しかし会場がちょっと寒くておしっこを我慢していたのにも拘わらず、その長さが苦痛に感じられないほどの良作であった。
ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットといえば「バベル」の組み合わせがすぐに想起されるが、今回もいいコンビネーション。
終演後に私の横を歩いていた女性2人組が「ブラピもうかっこよすぎるわ~」と嘆いていたように、彼演じるベンジャミンは魅力的で、ブランシェット扮するデイジーも然り(20代の設定時はちょっとしんどいかなと思ったけど…!)。
さすがに時間を使って脚本を膨らませているだけあって、各々のキャラクター付けもしっかりしていた。
ただ、2人がいかにして惹かれ合い、恋に落ちていったか、というプロセスの描き方には少し不満があるが。
ベンジャミン・バトンの症状はリアルに存在しているものではないだろうし、そういう意味で本当にシリアスなテーマを内包している作品ではないが、少なくとも観ている時間そのものは無駄には感じられない、充分に娯楽性を備えた映画であった。


♪ Light Years - Pearl Jam


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