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2013年6月29日(土)

久々の映画館

午前、映画を観に109シネマズHAT神戸へ行った。
たくさんの人が今日から公開の「真夏の方程式」を上映するシアターへと吸い込まれていく中、我々はひっそりと2番シアターに向かって「二流小説家」を鑑賞。
アメリカ小説の原作を邦画にアレンジしたものだが、元々のプロットがしっかりしているから観られるものにはもちろん仕上がっているものの、いきなりの銃撃はありえんだろとか、作家の探偵ごっこもしっくりこないなあ...とか、やはりところどころに無理がある。
マネージャー代わりの女子高生や、主人公の偽名小説を愛読するパラリーガル、被害者の妹などの登場人物もヴォリュームのある原作ではしっかりストーリーに関わってきて、意味のある立ち位置を与えられていたが、どうしても2時間弱の尺の中にはそういった深みは描かれておらず、多くの説明が雑に流されてしまっている印象だ。
武田真治扮するシリアルキラー・呉井大悟は見事にハマっていた。
バーで偶然出会う主人公の元恋人の今の夫、"今野先生"は今野敏本人なのな。


♪ Too Late - Black Sabbath


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