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2006年3月17日(金)

オフィスがスポーツバーと化した14時45分以降

ご多分に漏れず、昨日のWBC 日本vs韓国戦。
表題の通り、試合終盤の時間帯は、デスクにいた人の多くが仕事そっちのけで奇声や呻き声をそこかしこで上げていた。
その1人として、興味のない人には大変迷惑だったろうとお詫び申し上げる…。

8回表
韓国打者のライトファウルグラウンドへの飛球をイチローが捕れず、観客に向かって悪態を吐く→「うわー、イチローが怒ってるよー!」
センター 金城からの好返球をサードの今江が落球し、判定はセーフ→「何でやねん! アウトやろ!」→リプレイVTRで落球を確認→「…落としてるわ…」
イ・ジョンボムが左中間へ2点タイムリー→「わ! うわあ! ………」

8回裏
イチローが巧くバットを合わせるも、浅いセンターフライ→「あ! これは落ちるんちゃう!? …伸びすぎたか…」

9回裏
先頭の西岡がレフトへソロホームラン→(フロア中が拍手喝采、ハイタッチ)「やったー!」「よっしゃー!」「やっぱり右打席の西岡は打つわ!」
松中が一二塁間を破るヒット→「…よし…!」
韓国のピッチャーが、まだ2年目だという活きのよさそうな若手に代わる→予想通りストレートは速く、落ちるスライダーもいい→「(やばいんちゃう…?)」
代打・新井が最後はスライダーに完璧にタイミングを外されて空振り三振→「(やっぱり…)」
1点ビハインド、2アウト1塁で多村が初球をレフトライン際に大飛球→「いったー!!! …切れた」
球種は少ないながらも抜群の配球で追い込まれる→「(やばいやばいやばい迷ってる迷ってる真っ直ぐかスライダーか真っ直ぐかスライダーかチェンジアップか)」
ど真ん中のストレートを空振り三振、ゲームセット→多くの人がため息を吐いて仕事に戻り、僕はもう少しボーっとしていた

今さら言うまでもないことだけど、1点を争うゲームではやっぱりミスをした方が負けるのだ、という鉄則を改めて思い知らされた。
岩村の本塁憤死、ファウルフライを捕りそこなった打者を四球で歩かせる、そして今江の落球…。
同時に、韓国は本当に強い、と感じた。
パワフルだし速いし守備でミスしないし決めるべきところでちゃんと仕事をするし。
どんなときにも最後にものを言う精神力も残念ながら日本をはるかに上回っていたと認めざるを得ない。

…仕事してないな、俺。


♪ MISS Mistreated - Rainbow


コメント

イヤ、昨日はお仕事中のところを「悔しいぃ!」メールしちゃってすみません(^_^;)ゞ
前半から中盤にかけて、もう息詰まる投手戦で、コレはミスった方が負けるぞ……と心配していたことがジャパンチームに……。
あの時は私もテレビの前で「なんでっ?! アウトじゃん!」と憤り、その後リプレイ見てガックリでした。うわー、ヤベェよ~っと言う感じで。
でも本当に韓国は気合の入ったイイ試合をしてました。「負けた」と認めざるえない強さでしたね……。ウウウウ。
後はもう、本日の米×メキ戦で他力本願を望むのみ。でも、有り得ないだろうな~。はぁぁぁ。

>ヒ~
ありえちゃいましたね。
まずは明日! ですが複雑な気分…。

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