« 無安打 | メイン | 「ソーシャル・ネットワーク」試写会 »

2010年10月26日(火)

プチ入院日誌

昨日から今日に掛けて緊急入院の憂き目に遭った。
早朝、何か左の下腹部に違和感があるな、と思いながらウトウトしていたら、段々痛みが増してきてついには耐えきれなくなり、9時の診療開始を待てずにタクシーを呼んでみやけ内科クリニックへ。
レントゲンを撮ったり点滴を打ったりしたものの、腸閉塞の疑いかも、という程度にしか分からず、このまま入院となる可能性も高いということで、書いてもらった紹介状を持参して総合病院の笹生病院へ再びタクシーで移動。
この頃にはもう痛みは尋常じゃなく、片時もジッとしていられない。
おそらくはタクシーの車中にカード入れを忘れてしまったのもむべなるかな。
笹生病院にて、採血、点滴、レントゲン、検尿、CTスキャン等の検査・処置を受け、左尿路結石であるという診断結果が下った。
CTスキャンに石の影が写っていた。
症状の方は、点滴や飲み薬で痛み止めの処置はしてもらったものの一向に効かぬので、強力な注射を打ってもらったらようやく落ち着いてきた。
そしてこのまま入院することが決定し、病室へ。
まさに着の身着のまま、経験はないが、寝込みを司法当局に襲われて、そのまま拘束されてしまった犯罪者のような心境も僅かに感じるではないか。

妻に着替え等を持ってきてもらい、私は夕方まで点滴つなぎっ放し。
点滴のスタンドをガラガラ動かしながら移動というのを初めてした。
と同時に、利尿を促進するためにスポーツドリンクを中心に水分をガンガン摂る。
食欲はほとんど起こらず、出された夕飯は大半を残してしまった。
薬の影響下にあるのか、寝たり起きたり、半眠半覚状態が続く。
19時過ぎに妻も家に戻り、私は同室の巨漢患者のこれまた尋常じゃない鼾に悩まされながら長い夜を過ごす。
そして熱を測ったら38.6℃も。
なぜ。

今朝は6時過ぎから点滴開始。
夜中にだいぶ汗はかいたが、まだ熱は高い。
朝食は半分近く食べられるようになった。
午前、医師の診察を受けたところ、もう石は流れてしまったよう、とのこと。
なんとまあ呆気ない。
確かに痛み止めはとっくに切れているはずだが、鈍痛は残るもののあの激痛は去っている。
その後主治医の判断により、今日の退院が決まった。
お粥にしてもらった昼食はほとんど平らげることができた。
夕方、迎えに来た妻とともに帰宅。
まだ熱発は残っており、さらには水分補給過多の反動か、下痢気味だ。
明日1日は静養の予定。


♪ Hush-A-Bye - Peter, Paul & Mary


コメント

あわわわ、大変だったんですね!
お加減はその後いかがですか?
結石は痛いそうですね…。あれも癖になるというか、一度詰まると、その後も度々ってこともあるそうなので、くれぐれもお大事にどうぞ。

私も過去、診察していきなり入院、当日手術ということがありましたよ。
なーんの用意も心の準備もしていなかったので焦った焦った(^_^;)

私は結構痛みには強い方なんですが、それが「もう殺してくれ!」と思うほど…。
今日から何とか社会復帰しております。
医師にも、「また近い将来なるかもね」などと感じの悪い予言をされました!(怒)

コメントする