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2011年6月 1日(水)

ファイナル幕開け

NBAファイナル第1戦はヒートがマーヴェリックスに92-84で先勝。
まだチラリとしか映像は観ていないが、さすがにマイアミのホームコートというべきか。
特に終盤のあのレブロンのドライヴからのダンクなんかはまさに。
初戦は落としてしまったが、ダラス・マーヴェリックスとダーク・ノヴィツキーは、チームがファイナルに進出した05-06シーズン、そしてノヴィツキーがMVPに輝いた06-07シーズンあたりがともにピークかな、と思っていたんだが、なかなかどうして、まだ死んではいなかったことを今シーズン見事に証明した。
5年前のファイナルで敗退した時には、ここ一番で爆発できないところに精神面の弱さが...、といった批判もチラホラ聞こえたノヴィツキーだが、今年33歳を迎えるヴェテランとなり、何よりそのメンタルにおいて飛躍的な成長を遂げたように思われる。
正直、クイックネスやスタミナ面では当然20代の頃には及ばないわけで、それをカヴァーして余りある精神的強靭さを身に付けたというところだろう。
現在38歳、私と同年生のジェイソン・キッドの健在ぶりも頼もしい限り。
特にポジションを考えると、この年齢であれだけの存在感を示せることは驚異ですらある。
客観的に見れば、ケミストリーさえ機能すれば地力に勝るのはマイアミなのかもしれないが、心情的には今度こそダラス...、というのが本音である。


♪ Criminal Instinct - Jerusalem Slim


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