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2014年6月16日(月)

NBA閉幕

今年のNBAファイナルは、呆気なくスパーズが4勝1敗でヒートを下し、僅か5試合で幕を閉じてしまった。
しかもヒートが勝った第2戦のみ2点差という接戦で、あとの4試合はいずれも15点差以上で敗れるという(おまけにホームで1つも勝てず...)、ヒートにとってはこの上ない体たらく。
まだ全部の試合を観たわけではないが、個々のプレイは別として、シリーズとしては近年稀に見る"外れ"だったのではないか?

それにしてもスパーズは安定して強かった。
スタイルとしてはとにかく地味で、正直観ていて面白いチームではないけれど、ダンカンの異名"ミスター・ファンダメンタル"を地でいくような教科書通りのセットプレイを高い確率ではめ込んでくる。
ディフェンスも抜かないし、ジャズもそうだが、ハイライトシーンに頻繁に登場するプレイこそ少なくても、確実に勝ち星を挙げてくるしぶといチームだ。
個人的には、8年前に日本でそのプレイを観て以来、私が注目しているベリネッリがリーグで長く生き残り、今シリーズでもポイントは少ないながら、要所で存在感を示してくれたことが嬉しい。

対してヒートの方は、あまりにもむらっ気が多かったように感じる。
レブロン一人、ここぞという時に気を吐くものの(それでもプレイオフ通してずっと気迫が前面に出ていたわけではなかった)、ケミストリーはまったく機能せず。
2連覇中ということで、モティヴェーションも中途半端だったような...?
カンファレンス・ファイナルだってペイサーズの自滅に助けられたような部分があるから、思えば始まる前からすでにこの結果は見えていたのかも。
また一昔前のような西高東低の時代がやってきたかな?

それにしてもせっかくファイナルMVPを獲ったのに、レナードの扱いが小さ過ぎるのがかわいそう...。

...などと、このような時期に他のスポーツの感想など書いてみる。


♪ Mon Cheri - The Georgia Satellites


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