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2017年5月16日(火)

病歴公開

両目で物を見ている時には何ら支障は感じないが、片目ずつ例えば本の文字を追おうとすると、あれ、ところどころ視野が黒く落ち込んで読めないじゃないか...、ということに気が付いた数か月前。
眼科に行き、散瞳薬を点眼して眼底検査を受けたが、その時の担当医師には異常なしと言われ、日を改めて視野検査を行った結果、初期の緑内障と診断、進行を遅らせる目薬を処方してもらった。
ちょうど同級生の中にも、最近緑内障と診断された友が2人いて、彼らに私の症状を話したところ、それは緑内障だ! と指摘を受けていたのだが、それが証明された形。
院長の説明によると、どうやら私の場合、眼圧は正常範囲内だが、視神経乳頭という部分の凹み面積が広いため、この疾病の発症につながったらしい。
あとは、私のようなド近眼に緑内障は出やすいとも言われているよう。
今のところ症状はごく軽いということで、それほど心配する段階ではないとのことだが、精神年齢はいつまでもアレなつもりでも、実年齢はもう43歳、肉体からは経年劣化の兆しがちょこちょこ発せられているようで。
怪我も絶えぬし。

去年、耳の病気を患った経験以来、どうも聴覚や視覚といった感覚を失うことに対する恐れが増幅されたような気がする。
各器官や運動能力の衰えのカーヴをいかに緩やかにするか、そしてその衰えをいかに受け入れていくか、そのあたりが後半生の大きな課題となりそうだ。


♪ Bitter Sweet - King's X


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