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2019年5月26日(日)

大山グランピング犬旅

そらみと行ける旅のオプションとして以前より思い描いていたキャンプ。
今回は妻も一緒ということで、グランピングスタイルで楽しむべく、少し遠いが鳥取県のFBI DAISENをチョイスした。
5月にしては暑かったが、雲一つない快晴に恵まれ、またロケーションは最高、スタッフの対応も気持ち良く、素晴らしい旅となった。


2019年5月24日(金)

11時半に家を出発、中国道~米子道経由で大山を目指す。
途中、ドッグラン併設の社PAで小休止し、休憩時間を抜いてちょうど3時間ほどで目的地のFBI DAISENに無事到着した。
抜けるような青空が広がり、伯耆富士の異名を持つ大山がきれいに見えている。

大山
宿泊する"ヴェランダ"

宿泊する"ヴェランダ"にはその名の通り、階段を上るデッキテラスが備え付けられており、そこはまるで星見台。
コットンテントの中には立派なベッドが2台置かれ、電源まで引かれている。
エリア内も早速一回りしてみるが、30000坪近いという敷地はまさに広大で、視界が開けた草原地帯もあれば、木漏れ日が揺れる森林ゾーンもあり、これならばテント持参のフリーサイト利用でも腰を落ち着ける場所に困る心配はなさそうだ。
この週末からオープンするというプールもとても本格的な造りで驚いた。
さらには各所に設置された炊事場には悉く給湯器が付けられていて温かい湯が出るし、快適なユニットシャワーブースはいくつもあるし、トイレだってキャンプ場にあるまじき洋式水洗スタイル。
これは人気になるわけだ。
FBIは淡路島の施設にも行ったが、あちらはビーチサイドで規模が比較的小さめ、こちらは深い緑に包まれた山間で大規模と対照的。
個人的にはこっちの大山の方が好きだ。

デッキテラスの上からコットンテントの内部広くて楽しいキャンプサイト木漏れ日射す森林帯本格的なプールもあって驚いた

そらみに晩飯を喰わせてから人間も腹を満たすべく、カフェレストランで夕食。
"ゼンブ"入ったヴォリュームたっぷりのハンバーガーと、プルドポークライスというのをオーダーした。
どこもかしこも犬連れで入っていいし、オープンエアが心地良い、ちょっとゴージャスなダイナーの雰囲気だ。

オープンエアが気持ち良いカフェレストラン夕食

食後、ドッグランエリアで沈む夕陽を眺めてから、テントに戻る。
昼間は関西の都市部と変わらない暑さだったが、太陽が姿を隠すとグッと涼しくなり、半袖では厳しくなる。
そして期待通り、雲一つない快晴の夜空には、まるでプラネタリウムのような星々が無数に浮かび上がり、普段の生活圏では絶対に目にすることがない満天の星空に感動し、眠りに就いたのであった。

陽が沈む夜が訪れた


2019年5月25日(土)

そらみも私も夜通し熟睡、というわけにはいかず、ちょこちょこ目を覚ました挙句、4時半頃には起き出して活動を開始した。
もう充分明るいが、早朝の空気は想像以上に冷たく、妻は持参したダウンジャケットを着込むほど。
昨日のうちにキャンプ場近くの洒落たパン屋さんで買っておいた朝食をパクつきながら、昇りつつある陽のぬくもりと澄んだ山の肌触りを楽しむ。

朝がやってきた昇る朝陽を望む外で喰うと美味い

敷地をパトロールしたり、"ヴェランダ"で寛いだりしてのんびりと午前を過ごし、正午前にチェックアウトしてからカフェレストランで昼食を摂る。
大山地鶏のクラムチャウダー&ガーリックトーストとプルドポークバーガー。
さすがに土曜昼、客がグンと増えてきた。

散歩を満喫大自然の気に包まれる昼飯

確かに5月としては異常な暑さだったが、それでも8月あたりの盛夏に比べるともちろん過ごしやすく、本当に抜群の陽気に恵まれた2日間、大山の裾野に広がる大自然に囲まれた空間で、頭と心と体を洗い直す、得難くも素晴らしい旅だった。

帰途は近隣のブルワリーで地酒を調達してから勝央SAでの小休止を挟み、16時前には西宮の自宅に着いた。

「楽しかったな~zzz」

旅とは関係ないが、この日の晩はご近所の友人宅で5家族が集まるホームパーティーがあり、プロ並みの数々の料理と共に町内の人たちと面白過ぎる会話を楽しんで、充実の週末を締め括るエピローグとなった。

友人宅で仕上げ? のパーティータプナードって何だ?豪勢なテーブル店か?! と思うほど美味かった牛肉の赤ワイン煮込み


♪ The Last Time - Boyz II Men